ただ歩いてゆく旅

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2013年 10月 20日

ついに波照間島へ

【これまで歩いた総距離数】 4696㎞

【現在地】 沖縄県 名護市 木村家

【旅の行程】
沖縄県 波照間島←船←石垣島←船←与那国島 











楽しい与那国島だけど、出発する日がやってきた。
いつものようなテント生活だったら、まだまだ島に居るんだろうけど、ゲストハウスだとそうはいかない。
でも、島がキャンプ禁止になったのには、そうせざるおえない理由があったからなので
そこは私達もちゃんと守りたい。

それと与那国島、波照間島間の船は、欠航することが多いようで、この船を逃すと
次はいつ石垣島に帰れるか分からないというのもある。

そして次の島は、人が住んでいる島としては、日本最南端の波照間島だ。












与那国島を出発するフェリーの前で記念撮影。(ちょっと暗くなってしまって失敗)
右から2番目のファンキーな人が、送迎してくれた宿のおじぃ。函館出身の人だ。
来たときにも一緒の船だったメンバーで帰る。
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乗ったら、食べる。しっかり食べる。
他の人は来るときのトラウマで、お腹には何も入れない作戦で乗船したようだ。
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この日は波の高さ3m。あと1mで欠航だったから来るときよりもさらに激しく揺れた。
仰向けに寝ていても、ゴロンと横向きになってしまうくらいの揺れ。
噂どおりの「ゲロ船」。
私は寝台でほとんど寝ていたけど、激しく揺れる船に乗って、小さな島に辿り着き
やっと着いたと思ったら、島も揺れているという夢でうなされた。

この写真は、フミさんが撮影したもの。
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石垣の港に到着したら、フミさんの友達と、そのお友達が迎えに来てくれていた。
北海道出身、沖縄の離島バイトに来ていて今日はお休みというケイコさんと
石垣島に住みながら、船で離島へ通って、学校の先生をしているお友達だ。
サプライズのお迎えは嬉しいものだ。いつかまたゆっくりお話出来るといいな。
ゲストハウスまで送ってくれた。
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石垣島のゲスハウスに一泊して、次の島へ渡る為店へ買い出し、いつものようにおにぎりや、茹で卵
コーヒーを淹れて凍らせ、お昼のお弁当を準備していた。
それを見ていたゲストハウスの長期宿泊者がポツリと言った。

「明日は、朝の一便は様子見の為に出るかも知れないけど、その後は欠航だな」

まさか、こんな天気なのに出ないはずはない。
翌朝は晴天、予定通り昼前の2便に乗るつもりで一応船会社に電話した。

「朝の一便は出たけど、その後は全部欠航だよ」

ガーーーーン。郷に入れば郷に従え。長期宿泊者のいう事は聞くもんだ。
離島めぐりの最後の最後で分かったんだけど、台風はもちろん、天気が良くても波が高ければ欠航
風が強くても欠航。
離島の生活というのは大変だなあと改めて感じた。

そうなると、石垣でもう一泊しなければならない。
今泊まっているゲストハウス、コネクトさんは大人気で満室。
急遽、別のゲストハウスを探し、大荷物で歩いて移動。
買い出し、お弁当、また最初からいつもの準備をして、翌日は、朝一番の便に乗った。

その日も次の便からは欠航で、翌日からは数日間、全て欠航だったから、あの朝の便に乗れて良かった。

高速船で70分、やっと波照間島へ。
高速船でも寝る。
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到着してまずは、近くを散策。
幻の泡盛といわれる「泡波」の酒造所があった。
出荷数があまりにも少ないから、地元波照間島の人も一升瓶は見たことがないらしい。
売店やお土産屋さんで小さい小ビンはよくある。
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そして売店もチェック。一番近い売店はこの共同販売所。
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営業していないようだ。なになに運動会に行っている?
それは私達も行かないと。

それと、この張り紙にもあるように離島の集落には「水着で歩かないで」という注意書きを
よく目にする。
これだけ書くのだから、きっと水着で歩いたり、そのままお店に入る人が居るんだろうな。
気をつけたいものだ。
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おっ!やってるやってる。
島の運動会は、家族はもちろん、島の人みんなが応援に来ている。
だから、どの家も留守で、お店も、工務店もお休みのようだ。
競技にはお父さん、お母さんも当然参加。
参加者は出身地区とフルネームを発表される、ほのぼのムード?
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ほのぼのなんかじゃありません、全力投球で参加の真剣勝負ムード。
リレーは、お約束で、みごとな足もつれ転びも。
アナウンスをしている女性がとても上手。親近感がありながらも、状況に合わせ
機転を効かせたコメントで会場をわかせていた。
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運動会の帰りは、ちょっと遠回りしてみる。
空が少し秋の気配。
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次は波照間に来たら絶対に外せない場所「ニシ浜」へ。
多くの旅人や、離島めぐりをする人が、ダントツ、格別に美しいという浜。
この日はニシハマブルーと言われる「ニシ浜」の色は見れなかった。
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今日は風が強く水が濁っていたし、波が高くてリーフ外へは泳いて行けなかった。
残念!でもまだ4日あるさ。
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散歩しながらゲストハウスへ向かう。
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ゲストハウスというか、西浜荘という民宿になるのかな?
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一人、一泊2,000円でシャワーは広くて、トイレもたくさんある。
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こういう通路を隔てて、建物がそれぞれ個別で外にある。
静かで、開放感があるから、離島っぽくてなかなか良かった。
(この写真じゃそうは見えないかも知れないけど)
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シャワーを浴びたら、共同スペースで夕食。
今回も、野菜、乾物、缶詰、卵、レトルトカレー、などなど大量に持ってきた。
今夜は、スパニッシュオムレツ、ひじきと切干大根の煮物、ひじきとツナのサラダ。
泡盛にシークワーサーをひと絞りも忘れずに。
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自炊は私達だけで、広々しすぎて寂しいくらい。ちなみにここも、白米食べ放題。
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夜はキュンキュンと、鳴き声が聞こえる。
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声の主はヤモリ。明るい場所に寄ってきた虫を狙っているようだ。
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手といい、歩き方といい、なかなか愛嬌がある。
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お腹もいっぱい部屋で一息ついてると、カーテンにもヤモリかな?
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いや、サソリでした。
奄美大島でハブ捕獲に連れて行ってもらったときに、「サソリモドキ」を見せてもらって
日本にも居るんだ!と驚いたけど、西表島やここにもいるんだな。
フミさんに外へ逃がしてもらって、その後は静かな個室でぐっすり寝た。
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翌朝、さあ今日は一周するか。
という訳で、次回は波照間島一周。
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by ayumiaruki | 2013-10-20 18:50


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