ただ歩いてゆく旅

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2017年 06月 27日

ホープへ、3つの選択肢


【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【カナダを歩いた距離】            388km


【We are in 】
  Hope BC Canada 

【Day 36〜37】
  グレンのタイニーハウス→(21㎞)→フォーリーキャンプ場→(14㎞)→チリワック湖キャンプ場



チリワックからホープの町への峠越えは約一週間を予定していた。アウトドア好きなタイニーハウスのグレンも、まだこのルートを通ったことがなく、通った人も聞いた事がないという。
この期間は店や民家がなく、携帯の電波も届かない山の中。一番心配しているのは熊。カナダ旅での初試練だ。
持って行く食料調整も大事。私の調子が悪くなって町を出るのを1日の伸ばし、タイニーハウスでは2泊もさせてもらって、楽しかったが食料は足りる?天気は?

いつもの調子で書くと長くなる事間違いなしなので、写真とコメントで、2〜3回に分けてまとめたい。
さて出来るのか?




Day 36

グレンのタイニーハウスを出発。このあたりは木の橋が多い。

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なんて事ない道でも、木の背丈がはるかに高いのにはいつも圧倒される。

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づっと雨続きだった。今日も雨の予報だけど、ひょっとして降らないんじゃない?なおさら緑が鮮やかだし雨もいいね。

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あぁ、やっぱりトレイルはいいなぁ。

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こんなの舗装路じゃ見れないし、やっぱりトレイルのもんだ。

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大丈夫、端を歩けばいい。だってトレイルだもん。

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あの浮いてる木にそっと足を乗せて、それから端へジャンプして、最後に泥の上に着地、出来るかーーー!初日から靴が泥だらけだーーー!

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またいだり、くぐったり、前に進まないぞーーー!

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それからトレイルは荒れてきて、大嫌いな藪漕ぎになった。さらに雨降ってきたーー!
まだしばらくトレイルは続くから、もうここで昼ご飯。熊の事を考えると本当はもっと見通しのいい場所で食べるべきなんだけど、ここがやっと確保した場所だ。私がリンゴとパンにかぶりついている間、フミさんはマグカップを叩いて音を出しながら叫ぶ。
リンゴは熊の好物だ、速攻食べて移動するべし。

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この調子じゃ進まない。仕方なく舗装路に出た。
雨も本降りになって来た。テント張る時までにやんでくれたらいいなあ。

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雨つづきだったから、絶対トレイルはグチャグチャだと思ったのだよなぁ、とあとで思い返してもしょうがない。

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夕方やっとキャンプ場に着いた。無料で簡易トイレだけある場所だから期待はしていなかったけど、暗くてジメジメしたところでいかにも熊が出そう。人が誰もいないのが心細い。寝る場所で食べると熊が匂いに寄ってくるから、本当はここに着く前に夕食を済ませておきたかったけど時間的に無理だった。
仕方なく離れたテーブルを使って夕食。
近くに小川があって水の確保がしやすいのが助かる。飲み水だけ浄水して作り料理用は沸騰させるからそのまま使う。
食事中も、作っている時も、トイレの時も、寝る直前まで、つねに1人が食器を叩いたり、大声を出す。落ち着かないけど仕方ない。
昨夜は最後だからと遅くまでタイニーハウスでネットをしていて2人とも寝不足なのと、今日のトレイルで疲れた。
これで夜の8時頃。

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食後は、食料や洗面道具、正露丸など匂いのするものすべて木に吊るす。
チリワックのアウトドアショップでプレゼントしてくれたバッグがサイズも使い勝手も良くていい。
かなりテントから離れた場所には吊るしたけど、地上から4m上に吊るすのは無理だった。
2人とも早く寝ることだけを考えて行動したけど、なかなかうまくいかない。

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Day37

翌朝、2日目にして疲れてる2人。フミさん目が腫れてる。虫に刺されたのかな?フミさんはカナダに来てから花粉症のような症状がひどい。目が真っ赤で鼻水とクシャミが止まらないから可哀想になる。

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この日は、2人とも即舗装路に決めた。この区間のトレイルは舗装路とだいたい平行して走ってるから、またトレイルを歩きたくなったら戻れる。ひたすら真っ直ぐで面白みはないけど進む時間が計算出来るし、今日はとにかく早くキャンプ場に着いてゆっくりしたい。
晴れ間に白い山も見えて来た。天気良くなると良いなあ。

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フォーリーキャンプ場に到着。22ドル。水道があるのと人が沢山いて安心だ。
飲み水作らないって楽だ、音を鳴らし続けないって楽だ、身の危険を感じないでいれるってこんなにも違うのか。
でも他の心配、食料があとこれだけ。

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でも明日は一番キツイ峠越えだから、今日は多めにしよう。
オートミール、キヌア、マッシュポテト、サラミ。
この工程ではかなり豪華な夕食。

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食後にコーヒーと、トレイルミックス。
このトレイルミックスがなんともうまい。ついつい食べてしまうから、お互い別の袋に入れて大事にしてる。私はあとこれだけだ。

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テントの前で、同じもの食べてるリスを見てると複雑な心境になる。

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おっ!フミさんはチョコ3粒だけと決めたようだ。
あ〜食べたばっかりなのにお腹が空いてる。こんなんで明日峠越え出来るの?

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夜は安心だと思っていたら、何かが倒れる物音でビクッと起きた。テーブルに置いておいたプラティパスが倒れて辺りは水浸し。よく見るとかじった跡がある。何だろうと話していたらその正体がまた直ぐにテーブルに現れた。アライグマだ。
これで水パック2つだけか、足りるかな?

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問題は他にも出て来た。
キャンプ場管理人に車は?と聞かれて歩いてホープへ行くというと「ホーリーシット!!」彼の話では一週間前にも峠を越えてここへ来た人がいて、峠はまだ雪があったらしい。雪の装備あるのか?町へ戻った方が良いんじゃないか?とのアドバイスだった。
雪の装備どころかフミさんの靴はメッシュだ。

⒈このままヒッチハイクでチリワックまで引き返し、またここからスタート。(テンション激落ち)

⒉峠まで登ってコンディション確認。無理なら出来るだけ低い場所まで引き返しテント泊して、翌朝道路へ出てからヒッチハイクでチリワックへ。(体力と食料消耗)

⒊行けそうなら何とか峠を越えて、低い場所まで行ってテント泊。翌朝なんとか下って道路へ出てから、ヒッチハイクでホープの町へ。(峠を越えてしまったら、もうここへは引き返せない)


この3つで意見は一致。情報は一週間前のものだ。さてどれにするべきか。

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by ayumiaruki | 2017-06-27 02:10 | 旅日記 | Comments(0)


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