ただ歩いてゆく旅

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2017年 07月 28日

オソヨーズの神父さん


【カナダを歩いた距離】            812km
【これまで歩いた総距離数】 6,258km


On the Trek across Canada on foot Stage2

Vancouver 👣👣Nelson

【Distance in Canada】 812㎞
【Total distance 】 6,258㎞


【We are in 】
 Greenwood BC.Canada 

【We are going to 】
Grand Forks BC.Canada


【Day 65〜76】
Osoyoos→(26㎞)→Arisa Ranch RV→(21㎞)→Johnston Creek Provincial Park Campground →(28㎞)→Midway Campground →(14㎞)→Greenwood 





Day 65〜69
牧場にテントを張らせてもらった翌日は朝から峠越え。今日の目的地オソヨーズでは、ネット関係でしたい事が色々あるんだけど、どんな町かなあ?私達の必要なもの、食品、洗濯、シャワー、Wi-Fiはあるだろうか、町の雰囲気はどんなだろう。
峠を下る途中で見えてきた町は、まだ山火事の煙で曇っていた。

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町に到着。純くん達がピッキングの仕事をしていたときにテントを張らせてもらっていた教会の庭で、私達もテントを張らせてもらうことにした。

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他にも何人かは居るんだろうと思っていたけど、こんなに居るとは思わなかった。ピッキングをしている人がたくさんテントを張っていて、すでに数日居る人もちらほら。アメリカ系、南米系、フランス系なんとなくグループに分かれているようだ。そこにひょっこりやってきた私達は、ちょっと怖気付く。芝生の裏にもテントがたくさんある。

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これだけの人が使っているのに、敷地内やトイレはとてもキレイだ。管理している人は大変だろうな。テントを張らせてもらったお礼の気持ちに、せめてもと、早朝敷地内のゴミ拾いをしていたら、たまたま見ていた神父さんがとても感動してくれた。それから出発までは、早朝のゴミ拾いが日課になった。

息子さんのお嫁さんは日本人で、披露宴のときには日本にも行った神父さん。日本人の家族とはテキストでお互いに近況報告しているそうだ。

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初日こそ怖気付いていたけど、他の人もとても気さくで明るくて社交的。目が合えば必ず一言なにかかにか会話する。
日本では好きなこと最優先で人生を楽しんでいる部類の私達も、ここでは早寝早起き、きちんと料理して、挨拶して、他の人が汚した場所も黙って片付けて掃除する超マジメ人間。
南米の人は散らかしっぱなしだけど、いつも陽気で、階段だろうが、トイレ前だろうが、3人以上集まればすぐにパーティーが始まる。やるべき事より楽しむことが最優先。音楽と会話を心底楽しんで、腹の底から笑っている様子は、見ていて羨ましい。なんだか自分達が、規則やルール好きの、ものすごく面白みの無い人に思えてくるな。

そんな行動を見ていたからか、神父さんは特別に洗濯機や、時間外のシャワーや、私達が始めたYouTube 動画の為に室内の机を使わせてくれたりとても親身になってくれた。
前回アップした動画はここで数日間過ごせたからこそ出来たものだ。
だから最初に神父さんにも見てもらったら、とても喜んでくれた。

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トイレと水が使えて、午後の2時間は教会のシャワーも使わせてもらっているようだ。 
普段は大道芸人をしている人たち。出身はメキシコ、ドイツ、アメリカと、テントの人は出身国も様々。

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とってもキュートなメキシコの女の子、ピッキングしたチェリーでお酒を作っている。

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町のビジターセンターでも、こんな風にテントを受け入れているのはここだけだと言っていた。
神父さんは、朝8時に教会に来てから、お葬式に行ったり、事務仕事、街でお話しをしたり、地元の人と話し合ったり忙しそだ。
でも毎晩、各テントを回ってひとりひとり丁寧に話を聞いたり、様子を見たりしている。
ある晩は、警察の車や近所の人が来て深刻な様子だった、どうやら他の場所で騒ぎがあったのが、ここの人が関係していると誤解があったようだ。
対応していた神父さんに、どうして、わざわざこんな大変なことを?と聞いたら「それは神の思し召しだからですよ」と。今まで「神の思し召し」という言葉には正直まったくピンとこなかった。当たり前で失礼かも知れないけど、この神父さんの口からこの言葉が出たとき、それはすんなりと納得できるものがあった。私が初めて親しくなった神父さんは、落ち着いた物腰と包み込むような優しい笑顔の、まさに神父さんそのもののイメージで、なのにボロボロな神父さんの車を見たら、ズキンと来るものがある。いやぁこの人は本物だと思ったりした。(さらに失礼だったらゴメンなさい)ちなみに私の家のお坊さんの車は外車です。なんの宗教かは関係ない、人だよなぁ人。






他の町でピッキングしていた純くん達が一日だけ、オソヨーズに戻って来てくれた。順くんはピッキングと、長い長いドライブの後なのに、またしても料理を作ってくれた。しかも、かき揚げ丼!!揚げ物が食べれるなんて〜〜。
こう見えて(またしても失礼な!)とってもマメで、美味しい料理を作ってくれる順くんは、ちょっと分かりづらいかも知れないけど(だから失礼だって)ものすごく優しくて、ホントに良い人だった。

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Day 70
早朝オソヨーズを出発、最後に神父さんに挨拶出来なかったのか心残りだったけど、どうしても暑くなる前に歩きたかった。
そうしたら、神父さん自らわざわざ車で会いに来てくれた。
1度目は冷たい水を持って来て、2度目は何か困った事があったらと神父さんの他に、日本語の話せる息子さんのお嫁さんの連絡先まで。
神父さんのハグは、包み込むような安心出来るハグだった。

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随分長いこと滞在したオソヨーズも最後。神父さんには本当にお世話になったなぁ。そしてじくんの料理でも、すごく元気になった。
この町に着いた時は煙で見えなかったけど、湖と果物の町オソヨーズはとっても絵になる。

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あまりにも景色が良いから、ここで昼食。
気持ち良いねぇ〜と、写真や動画を撮ったりしてたらマグカップをここに忘れて出発。車の人がわざわざ届けに来てくれた。あぁ、こんなこと前にもあったなぁ、、、カナダの人が親切で良かった。

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なかなかテント場が見つからず、歩いていたら地図にも載っていない、牧場のキャンプ場があった。

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道路沿いだと、公共のキャンプ場以外にも、こういう牧場や、広い芝生の敷地をキャンプ場にしている所が結構ある。牧場は信じられない広さだから、歩きだとキャンプ場にたどり着くまでが長い。
ここも、遠かったけど値段もお手ごろ、まさか今日シャワーが浴びれるなんて思ってもいなかったから嬉しかった。

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Day 71
それにしても暑い暑い〜暑い〜〜!!カナダがこんなに暑いなんて知らなかったよ〜〜。

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歩くのは中止!あまりの暑さに、木陰のベンチで昼寝する事にした。起きてもまだ暑いから、涼しくなるまで先にここで夕食を食べてしまおう。
そして体育座りで夕食準備をしていたら、ふらぁ〜〜とバランスを崩してそのまま後ろに倒れた。
正面で見ていたフミさんは、私がまるでスローモーションのように、後ろへ倒れて消えてしまったからビックリしたみたい。
砂の上に倒れて良かったけど、洗ったばかりのシャツが砂まみれで不機嫌。

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1時間歩くと、豆に水が溜まる。荷物を背負ってない時は豆なんてほとんど出来なかったのになあ。

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昼ごはんだけの予定だったキャンプ場で、2人とも睡魔に勝てず、そのままキャンプする事にした。
この眠気は何なんだ!!数秒で、ものすごく深い眠りに落ち、1時間以上爆睡。

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お向かいの女性が、朝積んだばかりの新鮮なベリーをくれた。果物嬉しい!

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Day 72
昨日は距離を稼げなかったから、その分歩かないと。

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久々のトレイルはやっぱり良いなあ。

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影もあるからずっと歩きやすいし。

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ミッドウェイの町のキャンプ場では、「キャンピングカーは20$、自転車は10$、だったら歩きはタダだ」と言ってキャンプ代をサービスしてくれた管理人さん。

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Day 73
小さな町だけど、静かで綺麗で、テント前はこの景色。すぐ近くにスーパー、図書館もあって右手に見えるのはカーリング場。

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雰囲気満点のスーパー。

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こんな場所だと料理も楽しい。

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テントの裏はこんな川。夜は鹿がバシャバシャと音を立てて、テントのすぐ脇を通って行く。

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Day 74〜77
今はミッドウェイから一日歩いたグリーンウッドの町の図書館にいる。こうやって書くと色々な人にお世話になってるなあと改めて思う。

そして暑い、暑い、、、朝は16度でダウンを着て、夕方は36度。
なんだか頭がぼんやりだ。

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世界最長の『トランスカナダトレイル』を基本に、夫婦でカナダを横断しています。


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by ayumiaruki | 2017-07-28 13:51 | 旅日記 | Comments(2)
Commented by まる at 2017-08-01 23:02 x
「腹の底から笑っている様子は、見ていて羨ましい。」そのとーり。無理は禁物。是非腹の底から笑っている姿を見せて下さい。
Commented by ayumiaruki at 2017-08-02 10:46
まるさん
いやぁ、南米の人達ってホント陽気で人懐っこい感じが良い。無理しないで頑張ります!


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