ただ歩いてゆく旅

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2017年 10月 24日

こんなはずじゃなかった1日


【カナダを歩いた距離】                  1608km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,608
【Total distance 】 6,258㎞


【We are going to 】
Calgary Alberta Canada


【We are now in】
Invermere BC.Canada again!!

(Day 149)

Cochran Mike's house →(49㎞)→Dalhousie



(Day 149)
お世話になったマイクの家を出発。リサは風邪は良くなったと言っているけど、見るからに辛そうだ。せっかくのサンクスギビングなのに悪いことしてしまった。
今日はキャンプして、2日かけてカルガリーへ行く予定だったけど、私の風邪がまだしつこく治りきっていないのと、生理の2日目とぶつかったのとで、カルガリーの安宿に泊まることにした。
距離は伸びるけど、大きな町の近くでキャンプは厳しいし、これ以上風邪をこじらせたくない。

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丁度ここだけ風が通らないから、ここでランチにしよう。
ランチはマイクが作ってくれたターキーサンド。

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甘酸っぱいラズベリーソースと、スパイスの効いたドレッシングがサンドに合っていて美味しい。マイクありがとう!

カナダではクリスマスにもこのソースを食べるそうだ。次にラズベリーソースを食べるのはいつかなぁ。

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線で描いたようなグレーの空は、チヌークと言ってロッキーから吹いてくる冷たい風の影響。午後になるといつも強い風が吹いていた。気圧の差も大きくて頭痛になることもあるそうだ。

ハイウェイを歩くのが早いけど、せっかくカートで歩けそうなトランスカナダのルートがあるからそっちを歩くことにした。
ところがアップダウンが多くて、曲がりくねった道は思うように進まない。未舗装の道もあってカートだと時間がかかり、随分遅れてしまった。
やっとハイウェイに出れるという所まで来て、自転車の人が「この先のトレイルは、牛を放牧してるから通行止めだよ」と教えてくれた。
まじか〜〜!!来た道戻るしかないか、はぁ〜。

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仕方なく別の道でハイウェイに出ることにした。
はぁ〜〜今度はかなりの坂道だ。
それでも歩くしかない。やっと坂道も終わる所まで来てパトロールの車が止まり、この先は私有地だからすぐに戻るよう言うではないか!
はぁぁ〜〜?そんなこと入り口に書いてました?
あ、そうですか書いてありましたか。
やっとこさ登って来た道を、すぐに下りるせつなさ、、、。
景色はいいんだけどね。

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やっとハイウェイに近い駐車場まで来た。この時点で3時、もう今日は終了していい時間なのに、残りの距離が26㎞もあることが判明。がくーーーー。
何でだ?もう23㎞歩いてるのに、、、、2度来た道を戻って、思っていた以上のロスをしたようだ。
これは非常にヤバイ。
私はもう、ただ歩いてるだけで、ほとんど使い物にならない人になってる。
そんな時、さっき通行止めを教えてくれた自転車の人が、声をかけてくれた。私も挨拶を返して通り過ぎようとしたとき、フミさんがすかさず「すみません!誰かカルガリーに行くなら彼女を乗せてくれませんか?」と声をかけてくれた。
おお〜〜!フミ〜〜やるじゃないか!
普段、自分からは人に道も聞かないフミさんが、積極的に声をかけてくれた。私の為に、、、うふ

ジェイムズさん「丁度カルガリーの家に帰るところだよ。で、君は歩きたいんだね?これからカルガリーまでハイウェイを歩くなら、絶対にこれが必要だ」と蛍光シャツまでくれた。

フミさんに「それじゃ後でね!」と言って、ご夫婦と一緒に車に乗る。何度もお礼を言うと、宿が家の近くだから問題ない、君は何も心配しなくていい、と言ってくれるジェイムズ夫妻。
もう4時近いのに、フミさんはこれからこの長い道のりを1人で歩くのかと思うとちょっと切ない。

宿と言ってもアパートで分かりづらいのに、車から降りて探してくれて、私がドアに入るまで見届けてくれた。
本当に優しいカナダの人。

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宿に着いて力が抜ける。でも今頃フミさんは歩いてると思うとなんだか落ち着かない。
きっと『フミ非常ボタン』が押されて、スーパースピードで、黙々と歩いてる事だろう。だからどんなに遅くなってもここに到着出来るのは分かってる。帰ったらすぐに食べれるように夕食を作っておこう。

✳︎『フミ非常ボタン』とは
普段この人大丈夫?ってくらい力の抜けた(良い意味で)フミさんは、非常事態が発生すると、この秘密のボタンが押され、普段出していない(良い意味!!)秘められた力をここで放出する。

夜の8時半過ぎに到着したフミさん。宿に着いて力が抜けたようだ。
夜遅くなったけどベッドで安心してゆっくり眠れた。






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世界最長の『トランスカナダトレイル』を基本に、夫婦でカナダを横断しています。


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by ayumiaruki | 2017-10-24 02:18 | 旅日記 | Comments(2)
Commented by sirouto at 2017-10-24 11:41 x
夜のハイウェイを一人で歩いていると、景色も見えず真っ暗で何の楽しみもないのでしょうが。 ただ歩くことが楽しいのか? ある種のトレーニングか? ジムで黙々とトレーニングをする人を思い出します。 ふみさんに何か楽しい事があるのですかと聞いてみたい気がしますが。
Commented by ayumiaruki at 2017-10-25 11:15
sirouto さん
あの状況から歩くのは、歩きだけを考えると、間違いなく楽しいことなんか1つもないです。それでもフミさんが自分で作った、ただ1つのルール。『歩いているルートが繋がっていること』をやり遂げた。ということかな。フミさんは、柔軟過ぎる(良い意味で)くらい柔軟だけど、そこは22年前から続けている旅の骨なのかな?と、私なりの解釈でした。


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