ただ歩いてゆく旅

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2017年 04月 14日

さよならキューバ!(トリニダー)

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】アメリカ合衆国 アリゾナ州 フラッグスタッフ
【旅の行程】
Habana→Santiago de Cuba→Baracoa→
Santiago de Cuba→Ciego de Avila→
Moron→Cayo Coco→Cayo Guillermo(Playa pilar)→Moron→Caibarien →(11㎞)→Remedios →(15㎞)→Zulueta→(14㎞)→Placetas →(28㎞)→Foment →(18㎞)→Guinia de Miranda→(23km)→Condado→(20km)→Trinidad→(7km)→Playa La Boca



キューバ縦断トータル 136㎞(11日間)


名残惜しいフォメントを出発して、バスで昨日歩いたギニアデミランダまで行く。
まだ暗いバスはぎゅうぎゅうだ。突然おばちゃんに「あなた昨日も乗ってたでしょ〜」と凄く嬉しそうに言われて、ほらほら隣に座りなさいと、手招きされてイスに座らせてくれた。数学教師でDJ をしているサンダーが私達に興味深々、メール交換して、片言の英語で学校の子供達に会わせたいなあと言ってた。ちゃんと町に着いたか心配して、後でちゃんとメールもくれた。
ローカルのバスに乗ると、いつも誰か彼かとこんな風になるのが楽しみ。

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ギニアデミランダに着いた瞬間、またしても私のトイレコール!やばい何もない!小さな診療所を見つけてトイレを借りた。ホント毎日ドキドキだなぁ。
とても若い医師が、手術着を着たまま外で歯を磨いてた。
キューバは医療と教育費が無料だけど、医師と教師の給料は低く、特に医師はどんどん海外へ出てしまう。
一般市民の給料は、20cuc〜50cuc(2,200円〜5,500円)私達の泊まるカサは大体20cuc。
以前は外国人用高級ホテルのボーイが、小金持ちと言われていたけど、最近は外国人用のレストランのボーイ(給料じゃなくチップがいいから)が、小金持ちらしい。カサのオーナーも収入はいいが、条件の良い家を持っていることと、初期の改装、家具などの資金が必要だ。
軍の関係者は待遇が良いと聞いたけど、カストロの親戚は、そこら辺の普通の家に住んでいて、普通の人と何ら変わりない生活を送っているそうだ。

ちなみに、チェゲバラの家も、そのまま残っていて見学出来るけど、あまりにも簡素過ぎで、椅子と机、ペンとノートくらいしかないから、驚く人も多い。そういう人間性だからこそ今でも若者から支持されているんだろうか。

キューバでは不満も聞くけど、「平和だし、俺たちサルサを踊ればハッピーなのさ」と笑う人たちも多い。

シンプルな診療所

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今日はザックを背負って23㎞の山越え(ザック背負うの当たり前か)
歩く力が、かなり落ちているのを実感したこの縦断、早くトリニダードに着いて安心したい気持ちも出て来た。

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でも三年ぶりの旅とキューバには順応して来てる。
峠には何も無いだろうと、市場でトマト買って、塩も持って来た。無農薬の野菜は美味い。

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心配したけど、目的地コンダードという集落には何とか到着。今すぐにでも何か飲みたい座りたい!フミさんが、バス停の場所を聞いたおじいさんが酔っ払ってるのか、話が止まらない。しかもフミさん気に入られちゃって20分くらいつかまってる。
周りの人は、酔っ払いだから無視していいのよと、ずっと私達を気にしてくれてたけど、優しいフミさんはずっと話しを聞いてあげてた。
私?今日は無理!疲れすぎた。そっとバス停へ退散。

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いつものバス、グアグア。これがなければ縦断は無理だった。すっごく感謝してるけど、いつも無駄に動かないようにしてる。3回ジャンプしたら床抜けそう。

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コンダードから、バスでトリニダー到着。
後はここから、またコンダドーまで1日。さらにここから海まで1日だ。
キューバ出国と、私の生理の日も近づいてて、早くトリニダーに着きたかったから安心した〜。
バスが街のどこに着くのか全く分からなかったけど、maps.me というアプリが、ネットが繋がらなくても現在地を正確に表示してくれるから助かる。でも詳しく分かり過ぎて、この道を曲がったら一体どんな、、、という歩き旅の醍醐味は半減する。便利なものが手元にあったら、分かってても使ってしまう。
で、3軒目くらいでとりあえず今日のカサも決まった。明日は予約があって泊まれないけど、もうここにしよう。今日はもう街を歩き回る力がない。昼ご飯食べて、洗濯して昼寝。
これが至福のとき〜。

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トリニダーは観光地、カサはたくさんあるけど、満室のとこも多くて、ちょっと高い。トリニダーを拠点にまだ数日いることになるから、安くて居心地のいいカサを探さなければ。
正直もう一歩も歩きたくないんだけど、安い夕食と、明日から泊まるカサを探すため、結局夕方から街を歩き回った。
その甲斐あって私の希望、窓があって風通しの良いベランダがある、安いカサが4軒目くらいで決まった。奇跡だ!
明日来ますと約束して、夕食探し。

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残念ながら、高い観光客用の店しか見つけられなかった。味?っていうか、これメキシコ料理好きだけど、周りは観光客ばかりだし。やっぱりキューバに来たらキューバの人が食べてるものを、キューバの人に混ざって食べたいでしょ。
疲れてるし、2人ともテンション下がる。

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朝は、なかなか起きれなくて、すぐにチェックアウトの時間になった。体がだるい〜もう少しベットでゴロゴロしたいよ〜。
昨日見つけたカサは、表通りから外れた下町風の場所にある。荷物をまとめて移動だ、そしたらゴロゴロするぞ〜。
部屋はこの螺旋階段で二階に上がった奥の部屋。
こういう階段があるカサもよくあって、ずっと気になってた。嬉しいなぁ。

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この素晴らしいベランダは誰も使ってない。 いつも涼しくて、隣近所の声や、音楽が聞こえて来て自分もここで生活していると錯覚してしまう。すっかり気に入って、すぐに私達専用のカフェになった。
通りを眺めてると、子供達が車輪が付いただけの板に乗って大盛り上がり。

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裸足だし、結構なスピードだから怪我しそうだけど、身体能力がすこぶるいいからか、へっちゃらだ。

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カサを移動した翌日は、まだ私の体調が悪くて、先にゴール地点の海までの短い距離を歩いた。ゴールじゃないけど、先にゴールと言う中途半端な事になった。ふみさんには、いつも私に合わせてもらって悪いなあと思う。

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そして翌日は、最後に残ったトリニダーから、コンダードまでの距離を歩いた。
農作業を終えた人達に声を掛けられ私達と同じ道のりで、色々話しながらゆったり歩く。
突然、馬に乗ってみるか?と聞かれ、もちろん!

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畑の道を、馬に揺られて進む。クワを背負った人や、作物を担いだ人とふみさんがスペイン語で話しているのが聞こえる。
馬に、くらはない。藁を少し入れた布を被せてるだけだから、背中や横っ腹の筋肉の動きが、私の足に伝わって、ポッカポッカと揺られるのは楽しい。
おじさんが、もう降りたいか?と聞くから、「バモス!」行こう!と答えた。

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最後の工程を歩き終わって、大西洋からカリブ海までの136㎞という、短いキューバ縦断もゴール!はあ〜何はともあれ間に合ってよかった。さらに翌日も1日余裕がある。
カサに帰って、ふみ&あゆみカフェで、持ち帰りの弁当を食べた。
これ、すっごく見た目が悪いけど、鶏肉がプリンプリンで美味しい。見た目と味のギャップがありすぎ。
牛乳は、スキムミルクを溶かしたものなのかな。
キューバで乳牛を見たことがないし、日本のような牛乳を製造運搬する技術がないんじゃないかと思う。気温も高いから。

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ふみ&あゆみカフェの素晴らしいところは、砂糖なしのカフェが飲めるところ。
自慢する、これはキューバじゃあ、なかなか出来ないこと。
それが可能になったのは、このおじさんのおかげ。

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おじさんのカフェは、カサの隣にあって、砂糖なしのカフェは出来る?って聞いたら
1日1回私達の為にだけ、お願いした時間に、私達のマグカップにたっぷりのカフェを入れてくれるようになった。
もちろん少し色をつけたお値段で、お互いハッピーだ。

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トリニダードでも2日目からは、ローカルの安美味い店をいくつか見つけて、色々たべたなあ。
けれは食べてみたかったアイスクリーム。
屋台の冷凍庫からラップも何もなしで、ひょいと渡してくれる。
チョコアイス、濃厚でなめらか。屋台のおばちゃんの手作りなんだろうな。


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お馴染みの、ご飯と肉のセットも店じゃなくて屋台で食べれるところもあった。これも、最高に美味しい。


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けど観光客が見つけるのは至難の技。

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看板無いし、メニューにも無い。けどおばちゃんは親切で、安くて美味いんだなあ。


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キューバの観光名所に居ながら、ほとんど観光しない2人。バスの予約をする為に街の中心部を通ったぐらい。石畳みの綺麗な街並みで、ハバナみたいにガヤガヤしていない。
帰りのバスは、飛行機に乗り遅れない様、外国人用のバス、ビヤスールで帰るつもりだったけど、予約がいっぱいで取れなかった。でもバス代と同じ金額でタクシーの斡旋をしてたから、それを予約した。
ちゃんとカサまで迎えに来るか心配したけど、
カサから目的地まで連れて行ってくれて、バスと同じ値段だったから、トリニダーへ行く人にはお勧めだ。

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ハバナへ戻ってまたカサ探し。ハバナ在住のちあきさん家族の家で預かってもらっていた荷物を受け取り、スペイン語の学校へ通う為1ヶ月キューバに居る、都築さんと一緒に夕食をご馳走になった。
最初にちあきさんの家に来た時、キューバのことなーんにも知らなくてちあきさんご夫妻に、色々と聞いたけど、1ヶ月旅したらもっと聞きたいことが増えてしまった。
翌朝、空港へ向かう。キューバも最後だ。
息子を海外へ送り出す母親の姿を見てて、なんだか私までじ〜んとしてしまった。

さあ、次はアメリカだ。

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これからキューバ へ旅する人への情報、書きたいこと、写真もまだまだあるけど、ブログはアメリカへ進みます(かなり強引に)
アメリカでの生活は、想像していたのと全然違う。あまり大きな声じゃ言えないけど、凄く楽しい。スケールがデカイ!
ネットが繋がるはずの場所で、あまり繋がらなくて、ブログの更新がなかなか出来ないのが残念。






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by ayumiaruki | 2017-04-14 13:48 | 旅日記 | Comments(2)
Commented by sirouto at 2017-04-14 20:08 x
キューバ終了、ご苦労様。
どんなところ?と思っていたが、
普通に楽しい親切な町でしたね。
まあ旅人の人柄次第で良い人が寄って来るのでしょうが。
読んでいる分には、楽しくてちょっと面白くてそれぞれ個性のある良い人々が。 元気でね。 感謝。

Commented by ayumiaruki at 2017-04-16 11:48
siroutoさん
ハバナは都会だし、スリとかもあるみたいだけど、私達の行った田舎は安全でした。人柄は、なかなか写真と文章で思ったように表現出来なくてもどかしいです。


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