ただ歩いてゆく旅

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2017年 04月 29日

ヒューストンでセレブ体験

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】 アメリカ ユタ州 エスカランテ
【旅の行程】アメリカ テキサス州 






グレイハウンドバスで4時間少々。
同じテキサス州のヒューストンに着いた。
バスステーションに迎えに来てくれたのは、ハバナの熱い夜で、一緒に踊ったミッチ。
ミッチは私が小学校のころ、同じ長屋で育った兄の幼馴染。テキパキしてて、頭が良くて男勝りな姉御肌というイメージは、30年ぶりにハバナで再開しても変わっていなかった。
ミッチのご主人は日本人だけど、アメリカで独立しオイル関係の会社を設立したので、ミッチも移住する事になった。英語は全く話せなかったけど、アメリカで子供を産み、育てている。
アメリカの生活って、実際どんなだろう?

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まずは、お買い物。
あらゆるモノの量も多いけど、種類も多いアメリカのスーパー。
ここのスーパーにあるものは、オーガニック食品が中心で、体に悪いものを使った食品は置いていない。牛乳だったら、牛が食べたのは物牧草のみだとか、スナックがあったとしても、オーガニックの野菜をオイルを使わずに焼いた野菜チップスだったりする。値段は高めだけど安心だ。
カットしたフルーツだけでこの種類。レイアウトが凝っているから見ているだけで楽しい。

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お昼ご飯は、テイクアウトのタコスにすることに。この人、巻き方がぎこちないと思ったら最近来たばかりだそうで、前は日本の稚内で働いていたんだって、北海道でしょ〜って話が盛り上がる。次に待ってる人がいても、気にせずお客さんと世間話をしながら楽しく仕事。レジでもそうだけど、アメリカの人、結構気が長い?それとも日本人がせっかちなのかな?

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ミッチの買い物を見ながら、野菜の買い方(量り売りが多い)、レジの仕方、クレジットカードの使い方などなど教えてもらう。
私達はまた新しい国に来て、幼稚園レベルから生活に必要な事を、1つ1つ覚えていかないと。
これが楽しくもあるんだけどね。

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「今は小さい家に引っ越したけど、ゲストルームもあるから是非寄って行って」と聞いていたんだけど、でっかーーい、ゴージャス、これぞアメリカン⁉︎
これはほんの一部で、左手にダイニング、その左手にグランドピアノの部屋などなど、、、。
トイレは5つ、バスルームだけで4つある。

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もちろん暖炉もある、テキサスの冬はそんなに寒くないみたいだけど(ミッチの家はずっと冷房が入っていた)トモさんの家にもあったし、アメリカの家にはあるものなんだろうか?

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私達用のゲストルームには、ガラス張りのバス、トイレもあって、あまりのゴージャスさにしばらく大興奮!
ここまでじゃないにしても、一軒家なら普通ゲストルームはあるそうだ。
夫婦でも、それぞれのバスルームがあるし、中学生になる息子さんの部屋にも専用のバス、トイレ、洗面台、クローゼットがある。
子供のころからプライバシーというものが、しっかり確率されている。
その代わり自分の管理は自分でする。
朝起こしたり、ミッチが彼の部屋に様子を見に行ったり、勝手に入ることはない。
彼は自分で起きて自分の身支度を全て整えてから、朝食を食べるときに降りてくる。

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クラブでレスリングをしている育ち盛りの息子さんの健康も考えてメニューを考える。彼はクラブの他にボランティア活動、ボウイスカウトなどなど分刻みのスケジュールだ。
今通っている私立の学校は、かなり教育レベルが高く入るのも難しい。98%の人種がホワイト。2%の枠を他の人種が競い合って入る。
大学も同じようにホワイト以外の人種が少ない枠を競わなければならない事を本人がよく知っている。特にアジアは教育レベルが高いから倍率も高くなるそうだ。
学業だけでなく、マナーでも、スポーツでも、よりいっそう努力しなければいけない「マム、だって僕アジアンだよ」彼はよくそう言う。
人種の問題どうこうより、それが中学生でも知っている現実だ。
彼、優秀なんだけどとても素直な良い子で、プレッシャーに押しつぶされないんだろうか、と心配になるくらい勉強していた。あんなに努力することを身につけているんだから、これからの将来が楽しみだ。
でも勉強だけじゃなく、ボウイスカウトで10日間ブッシュキャンプをしたり(大人でもかなりハード)スーツで女の子をエスコートしてダンスをしたり、することがなんでも本格的だ。
母親はもちろん、父親も子供の試合の日は必ず仕事を休むし、送り迎えの為に早引きしたりする。そういう社会環境はうらやましい。

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ミッチの家庭料理は和食中心。テイクアウトも日本のような引け目?がなく、どこの家庭も積極的によく利用するから、バリエーションが多い。

金曜の夜はテイクアウト、土曜は朝昼兼用のブランチを食べに行くか、土曜の夜に子供を預けて夫婦で食事に行くかして、母親業休みの時間を作る。
家族の時間、夫婦の時間を作れない夫は、即、即
、容赦なく離婚なんだそう。キビシー。

こちらは、土鍋で炊いたご飯と、シャケの照り焼き、ミッチのスペシャルレシピマッシュポテトは絶品だったなあ。

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二段のオーブンとか映画でしか見たことない。

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さりげなくナッツの入ったサラダに、アボガドのトーストとか。こんなセレブな生活を私達がしてて良いんでしょうか。

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ダメでした。ふみさん、素敵な家ですっかりリラックスして、今までの疲れがどっと出たのか、夜中に激しい腹痛に襲われ、一晩のたうち回っていた。
ふみさんがこんな風になるのは初めてだ。数日前の飲み過ぎも追い打ちをかけたに違いない、こんなに体に良くて美味しい食事なのに翌日も何も食べれず、夕方やっとお粥ご飯少々口にするくらい。
ふみさんは、キューバの顔が疲れてるという指摘もあったけど、結構無理してたのかな?

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私は夜に新鮮な空気を入れようと窓を開けたら家の警報機が鳴り響き、アメリカの家で夜に窓なんか開けちゃいけないことを学んだ。
この家の周り近所は、共通のセキュリティー会社と契約して、定期的に見回りなどしているが、昼でも窓を開けたら必ず、すぐに締めていた。
安全な地区でも、車を離れる時、キャシングする時などなど気をつけないと。

ふみさんの体調が治ってから、せっかくヒューストンだしNASA の入口だけの観光をして、アウトドアショップの『REI 』に行って来た。映画『私を変えた5,000キロ』を見た人なら、あ〜あの親切な店と、分かるかな?

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美味しいものが大好きなミッチが、テキサスに来たら、これは食べないと、というお店に色々連れて行ってくれた。キューバの素朴な味とは打って変わってジューシーで、濃厚なハンバーガー。

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そして夕食は家でステーキ。買って来てくれた肉はこの厚み!

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やっぱり庭で、専用のオーブンで焼くんだなあ。
本格的、当然だけど、いやぁうまかった!参った!ふみさんも回復して良かった〜。

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こんなに素敵な食生活とは知らず、何が食べたい?と聞かれて私のリクエストはピーナッツバターと、ジャムのパン。
これならどこの家にもあるかなと思ってリクエストしたら、そんなジャンキーなものは家になくて、わざわざ買ってくれちゃった。ちなみに白いパンも普段家にはない。
嘘でしょってくらい、タップリ塗るのがアメリカンスタイル。

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家の周りを散歩、緑が多くて家も美しいから歩くだけで気持ちいい。
そう言えば、洗濯物を見かけない。
この辺りは景観にも厳しく、洗濯物なんか干したら、ひんしゅくなんだそう。
その代わりコインランドリーより大きな洗濯機と乾燥機を完備している。

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ウォーキングコースもすぐ近くにある。

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ミッチには滞在中、食事だけでなくレンタカーの手配の仕方、電話会社での交渉、グランドキャニオンの情報収集などなど、本当にお世話になった。ミッチはこんなセレブな生活をしているけど、この生活に固執しているわけじゃなく、子供が独立したらすぐにでも自由に興味のある国へ行きたい気持ちでいっぱい。キューバもその国の1つだった。
私達はキューバで同じ宿を取って、数日一緒に行動するくらいしか出来なかったけど、また私達がどこかの国に行った時に、追いかけてお世話になるから、今回は遠慮なくゆっくりして行ってと言ってくれ、本当にゆっくりさせてもらって、ミッチのおかげで準備も進んだ。
さらにトレッキングに向けて、使っていないからと食料まで頂いてしまった。

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私達が買い足したのは、マカロニチーズ。
リーズナブルでキャンプに重宝してる。

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それとプロテインバーくらい。種類が豊富だけど高いから、最近は普通のシリアルバーでお腹を膨らましてる。

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息子さんにも、カナダトレッキングの英文計画書を直してもらったりして、1週間もお世話になった。みっちのサバサバとして、ハッキリとした所が、察しの悪い私達には心地よく、こんなに生活環境が違うにも関わらず、トレッキングや旅の話で盛り上がり毎日楽しく過ごした。
ご主人はたまたま出張中でお会いすることがなかったのが残念。

さあ次はグランドキャニオンでトレッキングだぞ〜。

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by ayumiaruki | 2017-04-29 01:28 | 旅日記 | Comments(1)
Commented by 細かいことですが・・・ at 2017-05-31 16:29 x
はじめまして。
映画の題名は「わたしに会うまでの1600キロ」ではないでしょうか?


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