ただ歩いてゆく旅

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2017年 05月 01日

グランドキャニオンへ

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】 アメリカ ユタ州 エスカランテ
【旅の行程】アメリカ アリゾナ州 フラッグスタッフ→グランドキャニオン






ミッチに送ってもらって、グレイハウンドのバス停到着。これから28時間半のバス旅が始まる。
でもキューバの衝撃24時間ば体験があるから、それほど心配していない。
朝に用意したピーナッツバターサンドと、ミッチにもらった果物などなど、食料を持てるだけ持ってバスに乗り込んだ。

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バスはフリーウェイをひたすら走る。それにしてもアメリカは広いなぁ。走っても走っても続く何もない荒野。

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そこへ唐突に、ガソリンスタンドが現れる。こんな砂漠みたいな場所に、町があったりするから不思議だ。

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4〜5時間ごとにバスは停車。乗客はガソリンスタンドに併設されているサブウェイとか、コンビニ風の店で食事をしたり、トイレに行ったりする。
移動時に用意しておいた食料を食べるのは私達くらいだろうと思ったら、りんごとか食べてる人も結構いたな。
グレイハウンドバスは、車を持たない人や、貧困層の人が多く利用するから、バス停とかは危険と聞いていた。
乗ってみたら、分かりやす過ぎるくらいハッキリと、乗客層が違った。

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最初に私の隣に座っていた若い女の子は、バックパック1つの荷物。声をかけようかと思ったけど、ずっとうつむいたままで思い悩んでいる様子だったから、何も話せなかった。
休憩後に席が変わって、彼女の隣に黒人男性が座った。
相変わらず外ばかり見ている彼女。
私がうとうとしていたら、彼女が小さな声で話しているのが聞こえてきて少し驚いた。

男性が相槌を打っている。男性はとても落ち着いた声で、優しく優しく、ゆっくりと語った。
女の子もまた話し始めた。ずっとずっと話し続けて泣いてしまった。それでも話し続けて、男性はとても辛抱強く話しを聞いて、また語った。
彼の声は魔法みたいだ。聞くともなしに聞いていると、またうとうと、、、。
目覚めたとき、今度は楽しそうな女の子の笑い声が聞こえてきた。
グレイハウンドバスの素敵な声の男性。

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人生最高に長いバス体験も終わり、フラッグスタッフという町に到着。
ここを拠点にして、グランドキャニオンや他のナショナルパークへ行くのだ。

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町の様子が分からないから、宿はあらかじめネットで予約してあった。
アメリカの映画に出て来そうな、安いホステル。
でも、ここはあの有名なルート66号線沿いにある。

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あーこれこれ、この感じだ。

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早速ビジターセンターで、キャンプは出来るか、シャトルバスの時間は?グランドキャニオンでのトレッキング情報や気候を確認。今まではトモさん、ミッチが色々聞いてくれたりしたけど、これからはこの小学生以下レベルの英語で大事な情報を収集しないと。
事前に調べていた通り行ってみないとキャンプ出来るかは分からない。でも車だと予約なしではまず無理みたいだ。グランドキャニオンから渓谷の下へ降りてのキャンプはやっぱり無理かな?
せっかく行くなら、普通のキャンプじゃなく渓谷まで歩いて降りるバックカントリーのキャンプしたいなあ。

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ナショナルパークのチケット購入機。
ふみさんには分かるけど、私の英語レベルは、ここに書いてある基本的で簡単な言葉も分からない。これでよく人に話しかけるよなぁと、自分でも思う。英語はこの旅での課題の1つ。

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次は食事。バス移動では28時間ピーナッツバターサンドだったから、野菜が食べたい。
この町は安全でコンパクトだから、歩いて食材を買えるのがいいけど、往復40分はかかる。まだアメリカでの食材事情を把握していないから、火を使わずに食べれるのはサンドばかりになってしまうなあ。宿の無料コーヒーも忘れずに。

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次はコンロの燃料。今回の旅から私達の装備はかなり軽量化していて、コンロもその1つでアルコールストーブにした。
日本だとドラッグストアで簡単に手に入る。
この町でもドラッグストアを探して店の人に「アルコール、アルコール、いや酒じゃなくて、、、」と言ったけどなかなか伝わらない。傷に付けるアレアレと言って、やっと手に入れたのがこれ。この91%が後で大問題になる、、、。

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次はネットで調べもの。しかし宿のネットが繋がらなくて、仕方なくカフェに入った。後でまた書くけど、フラッグスタッフはとても感じのいい町で素敵なカフェもいっぱいある。でも物価の高いアメリカでカフェに入ると、コーヒー600円に税金、チップで、トータル1,700円くらいになってしまうのだ。あー痛い出費だなあ。

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と、言いながら、、、。
これからキャンプ生活でレトルト食品が続くからと言う理由で、外食!!
宿のメキシコ系の女性に、とにかく安いメキシコ料理の店を聞いて行ってみたら、ちゃんとしたレストランじゃないか!汗
2人だけでレストランは始めて。オーダーとか難しくて時間がかかったけど、ウェイターの女性に、私達の英語は全然ダメだと最初に伝えたら、すごく親切で安心。チップは15%が相場ときいていたから置いてきた。


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あ〜今でもお腹が空くと、この店のトルティージャが食べたくなる。メキシコ料理は野菜たっぷりですっかり気に入った。
さあ、腹ごしらえもしたしあとは、グランドキャニオンへ行くだけだ。
このコーンのトルティーヤチップスが、もうすっかり2人の中毒になってしまった。サルサソースも美味しかったなあ。

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予約したシャトルバスでグランドキャニオンに入り、先ずはナショナルパークの年間パスを購入。
グランドキャニオンと言っても広くて、キャンプ場だけでもRV専用や、トレイラー専用のキャンプ場などある。ロッヂやコテージ、ホテルも離れた場所にあるけど、いつも満室なんだそう。移動はグランドキャニオン内の無料シャトルバスを使う。


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キャンプ場サイトまで行くと、満員の看板が出てる!うっそーーーもう帰らないとダメなの?
話しだけでも聞いてみよう、ここはアメリカだ融通がきくはずだ。

聞くと車がないなら、他の人と共有のテントサイトはあるとのこと。
やったーー!第一関門突破。さあテント出すか!

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このテントも新登場だ。なんと重さ1Kg程度。まだ家の中でしか張ったことがない。
軽いのは良いけど、雨風には耐えられるのか?これから分かるでしょう。
広さは十分だし、組み立ても簡単だ。私達は念のためグランドシートの他に、タイベックスのシートも使っている。

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テント内のマットも変えた。今まではエアマットだったんだけど、疲れて歩いた後にエアマットの空気を入れるのはしんどかった。
この後、ブライスキャニオンで何度かマイナス6度〜8度を経験したけど、今までより温かいかも?
寒い時は裏にするんだったか、表だったかいまだ分からず。

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水の場所が、他のキャンパーに何度聞いても分からない。「ウォーター」の発音が悪いに違いないと何度も「ウォーター、ウォーター」言ったら、これが飲み水だった。出し方も教えてくれて、なんか今まで出会ったアメリカの人、凄く親切でちょっと意外。とか言ったらアレなんだけど。

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そしてやっと、食事だーー。
ミッチにもらった食材の豆缶が重宝してる。それとフラッグスタッフで買い込んだ食材。これで何日持つかなあ。

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お腹が満たされる豆缶だけど、重いから先に食べる。


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もちろんサンドイッチも。パンが美味しいからか、飽きない。

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それからバックカントリーの申し込みだ。多分ダメだろうけど、まずは聞いてみないと。

私達が歩きたいバックカントリーは、リムと呼ばれるテラスのような高い所から、1,200mの断崖を1日かけて降り、コロラド川の近くにあるブライトエンジェルと言うキャンプ場で一泊して戻って来るコース。
下のキャンプ場はテント数に限りがあるから、予約でいっぱいだと聞いていた。

申し込み場で聞くと、数組の空きがあって、明日の抽選で決まるから、明日の朝また来るようにとのこと。
翌朝ダメだろうけど、でもドキドキしながら行ってみた。
何と何と、十数人集まった中からの数組に選ばれた!!
抽選前のふみさん

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やったーー!!絶対無理だと思っていたのに。
その日は、レンジャーの人がお勧めのマイナーな、日帰りコースを歩いて足慣らし。
足慣らしどころか、ヘロヘロな私。

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ちょっと下っただけでも、この迫力!
ついに来たーーーグランドキャニオーーン!!
テレビや写真で見慣れた景色のはずなのに、自分の目で見ると、もう何も言えなくなる。
そして自分の足で、あの信じられないような地形を歩くと思うと、たまらなくなる。
歩いててよかった!

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by ayumiaruki | 2017-05-01 01:56 | 旅日記 | Comments(2)
Commented by tennen at 2017-05-01 18:32 x
おー オモロイ""ぞぉ。  楽しくなってきた!!

文章がうまくなったようなww

旦那さん・・ リスざるだみたぁぃな目だなぁ。

疲れてはるのかぁなぁ??

まぁー置いといて。

バスの住人の声・・・・ とても伝わった。

世界っていいねぇ。 意外と狭いねぇ、って思った。

Commented by ayumiaruki at 2017-05-02 00:44
tennen さん
グランドキャニオンは広いけど、世界は狭い。
アメリカの人ね、とっても親切で驚いてる。ナショナルパーク以外は歩くつもりがなかったけど、トレッキングルートならいつかゆっくり歩きたいなぁ。


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