ただ歩いてゆく旅

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2017年 05月 04日

グランドキャニオン谷底へのトレッキング

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】 アメリカ ユタ州 ソルトレイクシティ
【旅の行程】アメリカ アリゾナ州 グランドキャニオン内のトレイル50.3km







無理かと思ったグランドキャニオンでのキャンプも出来て、ブライトエンジェルトレッキングの抽選にも当たった。一泊の予定だったけどインディアンガーデンと言う場所でもキャンプ出来ると聞いて、ぐるっと回って帰るコースで申し込んだ。
気持ちはノリノリだけど、足慣らしの日帰りコースでバテ気味の私。
日帰りコース、ドリッピングスプリングスで昼食。

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翌朝7時過ぎ、シャトルバスで出発地点まで移動。これがまた寒くて寒くて、着れる服は全部着込んだ。夏でも朝晩は冷え込むらしいけど、この季節のキャンプ地は寒かったなぁ。でもこの後のブライスキャニオンは更に寒かったんだけどね。
スタート地点の標高は2,195m。北海道の旭岳が2,291mだから結構な高さだ。
そこから1日かけて標高760mのグランドキャニオンの谷底まで下る。距離は11.3km。
私はちゃんとキャンプサイトまで行けるのか、結構不安。降りれたとしてまた登って来れるんだろうか。
毎年レンジャーに救出されるトレッカーが居るけど、その1人にはなりたくない。

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リムから見ていたら、一体どうやってこの断崖を下るのかと不思議だった。
歩き始めから急だけど、道の幅は広い。

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キャンプ場まで行けないから仕方なく日帰りするトレッカーや、少しだけ歩いてみる観光客などさまざま。
景色もどんどん変わるし、土の色や質感も変わるから歩いていて飽きない。
奥に人が居るのが見えるかな?私達は右手に見える道を下って山の溝の様な所へ降りて行く。

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まるで西部劇のワンシーンみたい。ラバに乗って同じコースを行くツアーもある。馬とロバを掛け合わせた、ラバが通るときは人が避けるのがルール。このグループには子供もいて、ちゃんとラバを乗りこなしていた。

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中間地点で休憩。ここで食べた行動食は気持ち良かったなぁ。後ろにリムが見えて回りはぐるっとこの景色。リムから見るだけだったらこんな場所があるなんて思えない。

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食べたのはプロテインバーとリンゴ。
数種類持って行ったプロテインバーはどれも美味しかったけど 『cliff bar 』はやっぱり一番美味しかった。

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さらに下って、やっとコロラド川が見えてきた。
コロラドはスペイン語で「色のついた」と言う意味。緑がかった色をしている。ザックを背負うのに慣れてないし、ひたすら下りで腿がプルプルし始めて、ここからが長かったなあ。

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ついに目の前に現れたコロラド川!ここまで来たらあと少し。川沿いに歩いて、支流に向かうとキャンプサイトがあるはず。

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あったー念願のブライトエンジェルキャンプサイト!谷の合間にコロラド川の支流があって、その脇に1つ1つスペースを空けたキャンプサイトがある。ここにテントを、張れるなんて信じられない。1時半到着で予定よりずっと早い時間に着いた。
事前にレンジャーの人からキャンプの注意点を説明されるんだけど、食料、石鹸、日焼け止めなど匂いのするものは全て、ベア缶と言う容器に入れて、決してテントの中には入れない。これは、リムのキャンプも同じ。
ザックも外の各テントサイトにある専用の支柱にぶら下げる。
ナショナルパーク内の木を使って、焚き火はしない、キャンプサイト以外でのトイレは、キャットホールと言うらしいんだけど、キャンプ地から離れた場所に10cm以上の深さの穴を掘るなどなど、日本とはまた違ったルールがある。

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ずっと大きな木はなかったのに、ここだけ気候が違うみたいだ。
どこに張るか散々迷って、ようやくテント設営終了。コーヒーを飲んで至福のひととき。


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しかーし、そのひとときを台無しにする問題が1つ。フラッグスタッフで買った調理ストーブ用のアルコール燃料の成分が100%じゃないのがダメなのか、料理をしてると目が痛くて仕方ない。鍋も一度お湯を沸かしただけで煤で真っ黒。
キャンプをしたことのある人なら分かると思うけど、煤は何にでもついて、取れにくくて本当に厄介だつた。
写真だと分かりづらいけど、目が真っ赤。

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左奥にザックを吊るしてあるのが見える。
プラティパスは3種類くらい買い足した。
風防は出発ギリギリに母に作ってもらった。これがないとキャンプは無理なくらい必需品。
兄のお勧めのプライヤーも必需品、ナイフは普段はべーすけ君にもらったミニのを使ってる(右手の銀色)こんなに小さいの使ってたの?とか言ったけど、シンプルだから使いやすくていい。アメリカは缶切が必要なことが多くて、缶切があればな、とも思うけど、カナダはどうなんだろう。

火はファイヤースティックを使うようにしてるけど、アルコールは寒いと火が付きにくい。アメリカで買ったbicのライターが使いやすくて丈夫だ。

鍋のセットは今までと同じもの。エバニューのチタン製、サイズと軽さが良い。
アルコールストーブは毎日使って、使ってして最近やっとコツが分かってきた。温度と空気の量だ。コツをつかめないと燃料はどんどん減る一方。この気難しいけど、軽くてシンプルなヤツとは長い付き合いになりそうだ。
まだまだ軽量化の必要がありそうだ。

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下に降りて暖かいのも助かった。リムでは寒くて、こんな手とか出して余裕ではいられない。標高差がこれだけあると暖かさが全然違う。

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翌日は谷底から出て、次のキャンプサイトまで歩く。標高が少し上がるけど距離はそれほどでもないから気持ちにも余裕がある。
父親がアウトドアのノウハウを教えながら歩いてた。小さいけどしっかりした足取りだった女の子。年配の女性とかも楽しそうに歩いてた。

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2日目のキャンプサイト、インディアンガーデンに到着。ここはグランドキャニオンに現れた、小さなオアシスみたいで、さらに良かった。

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食事はオートミールにシャケのふりかけ、豆缶。
オートミールはそのまま食べるのが一番みたい。
他のハイカーも良く食べてる。お湯を入れて1分待つだけ、ジップロックに入れたらかさばらないしメインの食料になりそうだ。

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翌朝、インディアンガーデンを出てすぐの道。今日1日登り続けるのだ。

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後半はバテたなあ。リムまでもう少しの所でハアハア言ってたら、降りて来た女性に「you made it. almost there」「あなたなら出来るわ、もう少しよ」「うん、がんばる」「上まで登ったら、温かいシャワーと、温かい食事が待ってるのよ!ほら、もう見えるじゃない!がんばって登り続けるのよ!!」と声援が飛んで来たり、気軽にキャンプしたのねとか、声をかけられる。

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やっと、今までいたリムのキャンプサイトに到着。野菜が食べたい!ふみさんはビールが飲みたい!ナショナルパーク内にあるスーパーは高くて何も買えないと思っていたら、それほどでもない。野菜も果物も何でもあった。

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少し買い物したら食事が華やかになって嬉しい。
今日は、お祝いだ。

奥のハイカーは、アーチーズからずっと歩いてきたと言う只者ではない女性。閉鎖しているノースグラウンドのキャンプ場からもずっと歩いて来たのだ、一体どうやって??
お互いに買った野菜を交換。

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自炊になってからも、毎日美味しいものを食べてる。特にパンは種類が豊富でおいしい。あとサルサソースとゴーダチーズの組み合わせも最高。

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翌日は、軽くリム沿いをハイクしようということになった。舗装されてる箇所もあるし、3時間くらいのつもりが、これもまた楽しくて1日歩いた。

本当に崖っぷちを歩くんだな。安全そうな場所にはテーブルもあって家族づれがランチしてたりするけど、一歩間違えたら奈落の底。
でもフェンスとかはない。そういう所はいいよな。

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私達もリムでランチ。コーンのトルティーヤがこの乾いた空気にぴったり。

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グラウンドキャニオン大満足!

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by ayumiaruki | 2017-05-04 04:10 | 旅日記 | Comments(4)
Commented by sirouto at 2017-05-04 10:44 x
グランドキャニオン・・こんな楽しみ方もあるのですね。
普通は見るだけ、たまに空から見る。
もろに 歩いて 楽しむのですね。
Commented by ayumiaruki at 2017-05-04 22:08
Siroutoさん
ほとんどの人が、上から眺めて終わってしまう。もったいないけど、ロッジは高いし、キャンプサイトも混んでるから仕方ないのかな。
Commented by tennen at 2017-05-05 10:11 x
オオーーー""!!! 涙がなぜだか(T_T)

なんかぁ わからん。 感動した!!

やっぱー日本が一番なんて・・ 

思ってた自分Σ(・□・;)

茶色は 弁当で言えば偏った・・・

いやいやぁ。  こんなに茶色の景色が素敵に思えたことは

はじめてだぁ!!

今回の二人の旅のブログは正直 あまり期待???

   なかった僕・・・、   ゴメンナサイ。

世界はすごいヤァ"" あゆみさんもみんなも スゴイャァ!!

って意味不明に 感動したヨ。。。

PS. アルコールの件、、 もっと期待してたのにぃww

どかぁーーーーーーーーーーーーーンンンンんんとかぁw

Commented by ayumiaruki at 2017-05-05 12:23
tennenさん
期待してなかったーー?!ぬあーんと!私もアメリカでこんなに楽しめるなんて期待してなかった(笑)アルコールの大変さが伝わってない!!爆発のほうがずっと良かったぐらい。


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