ただ歩いてゆく旅

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2010年 01月 18日

感謝の気持ち

【これまで歩いた総距離数】1,132km

【現在到達地】  三重県 津市
【現在地】     兵庫県 有馬温泉







入院が決まって病院のパソコンからフミさんにメールした。
入院することになったけど、こっちの方が安心だし元気だからと書いた
病院名を書くとお見舞いに来ると言いかねないからね
しかし翌朝メールを見たら朝一番のバスでもうこっちに向かってるというではないか!

フミさんはザックいっぱいに「みかん」と「りんご」をしょって徳島から飛んできて
病院では買い物や洗濯をしてくれた。
顔を見てあんなことがあった、こんなことしたと話してるだけで何だかこう
体の力が抜けてくるような安心感があった。
パートナーの存在というのは大きいものなんだなあ。

と、こんな時だけ感謝する。
いやいやいつも感謝してるんだけど、こうやって少し距離を置いて改めて
考えると、大事な存在なんだなあと思ったりするわけですわ。

そして同じく徳島の BAR TAKE IT EASYI  のマスター豆さんが
ご夫婦で有馬温泉へ来られて、残念ながら丁度入院した日で会えなかったのだけど
私の働いている旅館にたくさんの食料を差し入れしてくれた
まだ一度もお会いしたことがないけど豆さんご夫妻ありがとう。
今日晴れて退院、相変わらず何もない寮で早速頂いた

ブログやメールでもまだ会った事のない人、沢山の人に
頑張れーと励ましてもらって一人寮でウルウルしてしまったりもしたなあ。

母親と電話でこの事を話して世の中には本当に親切な人がいるんだねと
ありがたいねと二人で話した。

感謝です。








目がうつろ~
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この緑のちゃんちゃんこは、おばあちゃんが兄の大学受験の時に古い着物を使って
作ってくれたもの。天国のおばあちゃんもまさかこんなところで私が着ることになるとは
思わなかっただろうな
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入院してまず点滴、中身はブドウ糖とマグネシウムそれだけ
砂糖と塩?って一瞬考えた単純な私
たったこれだけの点滴で随分楽になったなあ血液中の水分も不足していたそうだ。
そしてこの点滴の針は柔らかい素材で出来ていて、5日間は刺さったこの状態のまま
お風呂に入る時はこの部分にサランラップを巻く
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洗濯物をたたんでくれてるフミさん
食べたいものはない?って何度も聞いてくれたけど、この時私が一番食べたかったのは
「おかゆ」と「みかん」「ヨーグルト」体はその時必要なものを欲しがる
今だったらお寿司なんだけど
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9日間入院して結局ウィルスのタイプは不明のまま
今でも咳き込むけど、ダルさが日に日になくなって凄く嬉しい
これから旅館に挨拶に行ってくる
ああクビになってないといいなあ。








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by ayumiaruki | 2010-01-18 18:42


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