ただ歩いてゆく旅

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カテゴリ:旅日記( 102 )


2017年 10月 02日

自然からの警告(動画)


【カナダを歩いた距離】            1,482km
【これまで歩いた総距離数】    6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,482㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Calgary Alberta Canada

【We are now in】
Canmore BC.Canada





フミさんの動画第6弾が完成した。

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順番は前後してしまって旅の行程では2番目にあたるバンクーバーからホープまでの出来事。今回私はほとんどノータッチ。
完成したのを見ると、すでに懐かしくてこんな事あったなぁと忘れてることも多い。
バンクーバーからホープまで、知識不足もあって熊に関しては怖い思いをした。
改めて動画をみたら、あーーそうそう飲水が見つからなくて、喉カラカラだったんだよなぁとか、峠を越えて次の町まで6日間を予定していたから、緊張してたなぁとか、今なら6日は、「まあ、行けるか」と思える。峠の藪は視界が悪くて熊もこっちの存在に気づかない。一刻も早く抜け出したくて「ハロー!ベアー」を連呼しながら駆け下りた。
前は大変だったことしか記憶に残っていなかったんだけど、段々と楽しかったことだけ覚えているようになってきたな。


動画はこの下をクリックしてね。







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by ayumiaruki | 2017-10-02 06:12 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 09月 28日

インバーミアの人達のスーパーサポート (後半)


【カナダを歩いた距離】                  1,482km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,482㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Calgary Alberta Canada

【We are now in】
Canmore BC.Canada


(Day 126〜129 )

ロッキー越え②キャンプ場近く34㎞)ロッキー越え③ゲリラキャンプ38㎞)ロッキー越え④Johnston キャンプ場30㎞)→Banff





Day 126
お世話になった、みちよさん家族にロッキーの入口で降ろしてもらいお別れ。そこで待ってくれていたハルさん夫妻の車に乗り換えて昨日歩いた場所で降ろしてもらった。
そんな段取りを皆んなが色々考えてくれて、私達はその流れに乗って、ここ数日随分距離を伸ばすことが出来た。

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トライアスロンをしているハルさんが(先週のレース快進撃は新聞にも載った)私達の歩き終わる時間に合わせてキャンプ場から1時間ほどのランニング。

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また車に乗せてもらい、ハルさん達が前日からキャンプしている場所で、私達もキャンプ。
本当なら私達は今日、ここまでしか歩けないはずなのに、ハルさん、みちよさん夫妻のアイディアと配慮で、ぐんぐんと距離を伸ばし荷物も無しで歩くことができた。
皆んなが、無事にロッキーを越えられるようにと考えてくれている気持ちが伝わるなぁ。

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到着後すぐに、2人が用意してくれていたビールとコーラが!歩き終わってすぐに炭酸飲料が飲めるなんて幸せ〜。
テントを張ってると、なんだか香ばしい香りがが漂ってきた、、、あ〜日本を思い出すこの懐かしい香りはなんだ??

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ハルさんがたこ焼きーーー!!前日までカナダに来ていたハルカさんのご両親が、はるばる日本から持って来てくれた、たこ焼き鉄板の初登場だ。
ご両親がはるばる日本から、こんなに重い鉄板を持って来てくれて、私達が食べて良いのでしょうか?

(注意)ここは、お祭り会場ではありません。
カナディアンロッキーです。

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さらにバーベキューグリルでは、こんがり焼けたソーセージ、鉄鍋の中ではほっこり焼けたイモ。
このソーセージは、バンクーバーで賞を取ったお店のもの、ハルさんのイチオシだ。

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それだけではない、奥さんのハルカさんが家で作って持って来てくれた煮物や煮浸しまで。

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たこ焼きは、紅しょうが、青のり、キューピーマヨネーズ(カナダでは高いけど、日本人家族の家では、やっぱりこれなのよ〜と、冷蔵庫で待機している貴重なマヨネーズ)クオリティーが高すぎる。

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さらに、イチオシの店で買った『ソーセージの燻製』を差入れしてくれた。これは珍しい一品。左はピリ辛、真ん中がドイツ伝統の形、そして気になる右、これは道端で見たことがあるぞ。色といい、形といい、乾燥具合といい、これはまるで熊の〇〇ではないか!

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「ふみさ〜ん、ハルさんがさっき道端で熊の〇〇見つけたよ〜〜」
ご覧の通り本物にかなり近いこのソーセージ、3種類どれも軽くて食べ易く噛めば噛むほどに味がしみ出て美味いし満足感がある。しかし甘いソースにつけてから燻製にした、まるで熊の○○な一品は、なかでも一番美味しかったのだ。
スーパーでは見たことがないけど、カナダに来た人、見つけたらオススメです。

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Day 127
翌朝はマイナス5度くらいだっただろうか、久々の寒さだったけど、私達のパッキングが終わったタイミングでさりげなく温かいコーヒーを差し出してくれたハルカさん。これは沁みた〜〜。
キャンプをしていると、寒い朝は特にコーヒーが飲みたくなる。でも湯を沸かしてる間、さらに体が冷えるからガマンしている。ハルカさん夫婦は普段コーヒーを飲まないから、私達の為にだけ持って来てくれたのかな?
キャンピングカーの中でギリギリまで暖まってから、また車で送ってもらい出発!
今日からはジェイムズが用意してくれたカートと一緒だ。
最後まで学校祭?みたいで楽しかったのに、また2人の旅に戻るなあ。

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アキさんがキャンプ場に迎えに来てくれてから、刺激的な出会いがあって、毎晩宴会で、笑って、歩いてあっという間の数日間だった。

お昼ご飯は、ハルさんが朝早くから起きて作ってくれたイチオシの店のハムサンドに、ヌテラとスライスリンゴのおやつサンドまで用意してくれていた。さらに、みちよさんからの差入れ、羊羹、鹿肉の燻製などなど。だから昼ごはんまで、がんばって歩こうと、食べ物で元気度が違うのだ。
本当にありがとうね!

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今日はロッキー越えの半分以上は歩いておきたい。ここは国立公園だからキャンプ場以外ではキャンプ出来ないのに、昨日の場所以外全てクローズになっている。と言うことはゲリラキャンプだな。
それにしてもカートがあると進めるなぁ、アップダウンもあるのに、もう30㎞以上は歩いてる。背負ってたら絶対無理だった。ジェイムズーありがとねーー。

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地図で見当をつけていたテント場所がいい感じだ。
途中で夕食を済ませてから、テント場を探してまた歩く。グリズリーのことを考えたら面倒でもテント場から離れた場所で食べておく方がいい。皆さんから頂いた食料は、火を通さずに食べれるから、とても助かった。
『熊が出る』という看板はあったものの(この辺りはどこも出るでしょ)開けていて、ハイウェイからも見えないし、動物の気配が分かりやすくていい場所だ。
寒いけど、今晩はまだいけるかな?今日は34㎞歩いた割には疲労感がない。多分緊張しているからだと思う。

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Day 128
翌朝、今日はロッキー越えで一番高いところ(1,650m)を超えて、麓の町からさらに歩き、キャンプ場までの行程38㎞だ。後半の38㎞はキツイなあ。
標高だけならもっと高いトレイルも歩いて来たけど、寒さと、どこでもテントを張れないのと、グリズリーのことを考えると早くロッキーを抜けておきたい。
私達の計画では、真夏の一番暑い季節にロッキーを越えているはずで、きっとキャンプ場は混んでるなぁと心配してたのに、混んでるどころかクローズしてるとは。

だんだんと岩で険しい山に変わって来た。
ハイウェイ沿いに流れていた川は、透き通るように透明で綺麗だ。

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やっと麓まで下ったーーでも、ここからキャンプ場まで8㎞ある。ここからが長い。

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麓の町のガソリンスタンドで休憩していたら突然激しい雨!マジかーーー。でも歩いてるときじゃなくて良かった。この寒さで濡れてしまったらアウトだ。まだ日暮れまで少し時間はある。止むかも知れないから待ってみよう。
念のため、ガソリンスタンドのお姉さんに近くのロッジのことを聞いたら、絶対に無理な金額だった。
お腹も空いてきて寒い。コーヒー、バナナ、サンドイッチを買ってから、お姉さんに、あのぉお店の端っこで持参の食料も食べて良いかな?と聞いたら「もちろん雨宿りして」と。
店の中で1時間以上雨宿りしつつ、持参のトレイルミックスや、羊羹を食べれて温まれたのは凄く助かった。

雨も止んで、ここからキャンプ場までラストスパート7㎞!

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夕方6時半、日暮れも急激に早くなって寒くなってきた。

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7時、やっとキャンプ場に着いた〜。
キャンピングカーの後ろに並ぶベビーカー。
着いたらすぐに暗くなり始めて、冷え込んだけど、やっぱりキャンプ場は安心だ(お姉さんのおかげで夕食も済ませられたのもよかった)
まだ山ばかりの場所で、近くに買い物出来る店もないし寒過ぎてゆっくりは出来なさそうだから、明日、もう一踏ん張りしてバンフまで行くことにした。バンフなら一通り何でもある。

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Day 129
景色は綺麗だけど寒い!バンフまであと30㎞だ。そんなに歩けるのか?!

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現在9時。キャンプ場で凍ってた、ふみさんのパンツとタオル。ザックに入れて2時間もたったのに凍ったままだ。

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現在11時。バンフまであと数キロの場所でタイヤが破裂。よく見たら、左のタイヤだけ擦り減っている。ずっと左車線側を歩いていたから、傾いたままで負荷がかかったようだ。荷物もかなり重量オーバーしてるし、よく頑張ってくれたカート。
これがなかったら、こんなに歩けてない。

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バンクセットは待ってるけど、タイヤがこれだとまたすぐにダメになるし、時間がもったいない。バンフまでカートを押しながらザックを背負うことにした。

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11時半。バンフまであと少し!景色がガラリと変わった。やる気出たーー行くしかない!!

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1時半、ついにバンフの町に到着、少し気が抜ける、、、。
スーパーを探して食料の買出しと、昼食で体が暖まり、はぁ〜完全に気が抜けた、、、。
しまった!ここからキャンプ場まで、まだ3㎞あるんだった。でも体は完全に『もう到着しましたよ』の状態になっていて力が入らない。
こうなってからのたった3㎞が長いのなんの、寒いし、緊張が解けて、ここ数日の疲れがどっと出たところに、上り坂じゃないか〜誰だワインボトル買ったのは!重いぞー。
そういう私が買った6個パックのマフィンもかさばり重い。
ブーブー言いながらも、やっとキャンプ場到着。
やっと着いたと思いきや、テント泊のキャンプ場はさらに2㎞先という案内が!ダメだ、もう力残ってましぇ〜〜ん。

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今回、気持ちの持ちようがいかに大切かを思い知った。緊張してたロッキー越えより、バンフキャンプ場までの2㎞が辛かった。

それと、ロッキー越えのことは、カナダを歩き始めてから色々なシチュエーションを想像したけど、こういうロッキー越えは考えてもみなかった。
旅の何が面白いか説明するのは難しいけど、たとえば今回みたいな出来事は忘れるハズがない。

私達の徒歩旅はゆるゆるで、冒険とは言えないけど、素敵な人達との出会いに関しては、いつも恵まれている。






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by ayumiaruki | 2017-09-28 23:53 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 09月 23日

インバーミアの人達のスーパーサポート 前半


【カナダを歩いた距離】                  1,354km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,354㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Calgary Alberta Canada

【We are now in】
Canmore Alberta Canada

(Day 123〜126)
Invermere →(29㎞)→ロッキー越え①ゲート近く→(29㎞)

Day123
ロッキーを越える前の出来事、、、。
アキさん、ジェームズの家で過ごさせてもらいつつ、しっかり歩いた数日間。
それだけでもとてもありがたい事なのに、なんと次はインバーミアのみちよさんと、オーストリア生まれのご主人、ハンスさん家族の家に泊めてもらうことになっていた。

アキさんが車で送ってくれ、家に到着したらみちよさんは仕事から帰って料理の仕込み、ハンスさんはすでに大きなパンとベリーパイを焼き終わっている。
登山ガイドのハンスさんはもとシェフで、パンはカナダに来てから納得が出来るものが焼けるまで、酵母や水を変えて試行錯誤が続いたそうだ。パイは熊の油を使ったベアベリーパイ。
楽しみだ〜。

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穏やかで自然体のハンスさんは趣味も多くて、一度何かにハマると徹底してやり遂げる。
ハンティングもその1つで、一年前からは弓の練習も始めた。ジェームズが使っていたボウガンは、矢を使った銃のようなもので、ハンスさんが使っているのはロビンフッドのように弓を引かなければならない。見た目は似ているけど違う。

ベランダで弓の練習を見せてくれたハンスさん。

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山火事の季節は、普通の銃だと火花が散って火事になることを心配してボウガンや弓を使うハンターも多いそうだ。
私はカナダに来てからハンティングについて、勝手にマッチョなイメージを作り上げていたことを反省している。
ジェイムズやハンスと話していたら、彼らがどれだけカナダの自然や動物を愛して尊重しているかが伝わってくる。

弓と練習用の矢、10mくらい離れた場所にまともある。日本のベランダじゃあムリだなぁ。

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これもハンスさんの手作り。

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みちよさんは、アキさんや、明日夕食をご馳走になるハルカさんに献立を聞いて、せっかくなら私達の食べ物が重ならないようにと、そんなところまで考えてくれていた。
日本にいるときから本格的に山をやっていて、カナダでは山ガイドの仕事をしていたみちよさん。
今は育ち盛りの2人のお子さんを育てながら、新しい仕事も始めたばかり、子供たちの送り迎えで忙しい中、当日はゆっくり料理が出来るようにと前日に手作り餃子を仕込んで冷凍してくれていた。
皆さん忙しい中、こうして準備をしてくれているんだなぁ、そんな心づかいにじ〜んとくる。

棒々鶏と餃子がおいしいっ〜!!子供達もみちよさんの餃子が大好きで餃子争奪戦?!あっ出来上がりの写真撮り忘れた!

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ハンスさんが子供たちを寝かせてるとき、お隣のハルカさん、ご主人のハルさんも招いて一緒にデザート。
ハンスさんのベアベリーパイ、これまた今まで食べたパイの中で間違いなく一番!!サクサクの食感はハンスさんの仕留めた熊の油がみそなのか、何かが一味違う、甘さ加減といい美味しすぎて翌日お代わりのお願いをしたくらい。

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Day 124
そんな翌日の午後は、カフェで過ごした。
コーヒー好きの私達の為、アキさんが昔働いていたカフェのオーナーに私達のことを話してくれて、オーナーがコーヒーをご馳走してくれることになったのだ。
マクドとティムホートンしか行けない私達にとって、カフェでの時間は至福のとき。ネット作業に勤しむ。

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夜はみちよさんのお隣、ハルカさん、ご主人のハルさん夫婦の家に招待してもらい夕食をご馳走になった。
何を隠そうこの出会いは、ハルカさんがアキさんに「カナダを歩いてる日本人が来るよ知ってる?」と伝えたことから始まった。ふみさんのブログを見たアキさんは、すぐにコメントしてくれて、アキさんのフェイスブックを見たみちよさんへと繋がったのだ。

ハルさんは、昔カナダの寿司屋で働いていて寿司を握ってくれたのだ。カナダで初めての寿司〜〜〜!!しかも、こんなに本格的な握りたての寿司を食べれるなんてウソみたいだ。
あ〜寿司なんて何ヶ月ぶりだろう??

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サーモンの寿司と、マグロのネギトロ。

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バーベキューグリルで焼いた本格的なマグロのタタキ。

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納豆や、アボカドの巻物。

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さらに!!サーモンの刺身、ハルカさんが作ってくれていた、竹の子、やかぼちゃ、がんもどきの煮物、きんぴらごぼうなどなど。
そして日本酒ときたら、まるで日本の居酒屋ではないですか!
ハルさんは仕事が終わってから、ハルカさんは本当は料理が苦手なのにクックパッドで調べながら、プディングのデザートまで作ってくれていた。
煮物とか、きんぴらごぼうとか、美味しかったし、キャンプ場でもなかなか作れないし、刺身もカナダに来てから初めてだし、炊きたてご飯も用意してくれてて、それを一緒に食べれるなんて!

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さらに「もし邪魔にならないようなら」と、こんなにたくさんの日本の行動食まで!トライアスロンをしている夫ハルさんの為に、ハルカさんがネットで注文したり、日本の家族が送ってくれたりした貴重な食べ物だ。
本当にありがたいことだ。

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そしてハルカさんのデザートを食べているとき、ジェームズとアキさんも来てくれた。(ハルさん夫妻は、2人のお寿司も用意していた)
実は、荷物が無いとグングン歩けると話していたのを聞いたジェームズがネットで無料のベビーカーを見つけて「どうだい?必要なら受け取って来るよ」と仕事帰りに引取りに行ってくれて、私達のロッキー越えの前にと、届けてくれたのだ。
そして、ハルさん夫妻が明日から私達と同じくロッキーの方へキャンプに行くからと、先行してこのベビーカーと私達の荷物を運んでくれる事になった。
私達は荷物無しで歩き、歩いた場所までは、みちよさん家族が送ってくれて、そこからハルさん夫妻が引き継ぎ、、、、。
私達がのほほんとしている間に、みんな無事にロッキーを越えられるよう密かに?打合せをして、完璧な連携でサポートしてくれた。

きっとこのブログを見ている人のなかには、好き勝手な旅してるだけなのに人に迷惑かけて許せんっ!と思う人もいるかも知れない。
私も日本の旅を始めた頃、いつも申し訳ない気持ちが先になって迷うこともあった。
今は、ありがたいという気持ちがまず一番、そして一緒に楽しんでくれたらいいな、その為には?ということを考える。まだ答えはないけど。

夕食後は、歩いて1分のみちよさんの家に戻り、シャワーを浴びて睡眠。屋根の下で寝れるのはなんと幸せなことか。

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Day 125
翌朝はロッキーに向かって歩いた。本来ならロッキーの入り口にあるキャンプ場で泊まらなければならなかったのが、みちよさん家族、ハルさん夫妻のおかげで荷物無しで予定よりずっと距離を伸ばせた。

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途中、私達が歩いて来るのを待っていた地元の新聞記者さんからインタビューを受ける。
これはハルさんがメールしてくれていたから。

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ロッキーには、今まで会わなかったような野生動物もいる。
左から、真っ白なマウンテンゴート、一度見てみたいビッグホーンシープ、一度も見なくていいグリズリー。

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見てみたかった、ビッグホーンシープのメスと子供の群れに遭遇。やったー

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充分歩いて今日は終了。ロッキーのキャンプ場から私達を送る為戻ってくれたハルさん夫妻がピックアップ。そこから麓で待ってくれていた、みちよさんの車に乗り換えてみちよさんの家へ。
『24時間テレビのマラソン』のようなサポートと連携プレーと書いたのは、全然大げさじゃない!

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家ではハンスさんが、以前仕留めた鹿肉を料理してくれていた。

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オーストリア料理うまーい!手作りパスタと手作りソースが合う。鹿肉の焼き加減が絶妙だ。毎日毎日、こんなに美味しい料理を食べてて良いのだろうか???

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Day 126
翌朝は、みちよさん家族も別のキャンプ場に向かうので、私達を乗せて昨日ピックアップしてくれた場所へ送ってくれた。
キャンプの準備で大変なのに、ここまでしてもらっていいのか。楽しんでもらうと書いた私だけど、今回の皆さんの心づかいには毎日胸が一杯になった。

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今度は、昨日ピックアップしてくれたハルさん夫妻が、朝早くから車で迎えに来て待ってくれている。
皆さんの心づかいは、アキさんジェームズから、みちよさん夫妻、そして最後にハルさん夫妻へとバトンタッチして、、、、次回へ続く。

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by ayumiaruki | 2017-09-23 05:18 | 旅日記 | Comments(4)
2017年 09月 21日

ひとまず速報、バンフに着いた!


【カナダを歩いた距離】                 1,456km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,456㎞
【Total distance 】 6,258㎞


【We are going to 】
Canmore Alberta Canada

【We are now in】
Banff Alberta Canada





歩いた、歩いた、歩いた。
この一週間でこんなに歩いたのは初めてだ。とにかくロッキーを越えてバンフに着いて一安心。
前回のブログで書いたけど、アキさんとジェイムズの家までカナダ初の44㎞歩いたあとは、インバーミアまで33㎞。
それからは、29.29.34.38.30㎞とほとんど一気に160km歩いた。
これは日本の歩きも含めて人生初。まさかそれをロッキー越えで出来るとは!

大したことない距離かも知れないけど、これだけ毎日歩いていたら、やっぱり自分のレコードを突破した時にはちょっと違う感覚が味わえる。
満足感?達成感?まだまだいけるぞ感?よく分からないけど、もっと歩きたくなるこの感覚は中毒症状みたいなものなのか。
明日歩きたい?と聞かれたらもちろんノーサンキュー休みますと答えるけど、なんかカナダもっと歩きたいとますます思うようになった。

今回こんなに歩けたのには訳がある。インバーミアで出会った方々のスーパーサポート体制があったからだ。
それは、それは24時間テレビのマラソンサポートチームのように、そんなところまで?いいんですか?と、毎日感謝しつつ、イベントのようななんだかワクワクする日々だった。
いつも思うけど、旅で1番印象に残っているのは人との出会いだ。
で、それは次回書きます!(前回も書いたけど)






ロッキーを越えた所で雪まじりの雨。景色もガラッと変わった。


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ロッキーはキャンプ場がほとんど閉まっていて、ゲリラキャンプになった。

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持っている服を全部着込んで歩いた。

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by ayumiaruki | 2017-09-21 07:50 | 旅日記 | Comments(4)
2017年 09月 16日

ハイウェイにして良かったと思うなんて!


【カナダを歩いた距離】                  1,296km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km


On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,296㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Banff Alberta Canada

【We are now in】
Invermere BC.Canada


Day 117122

Cranbrook→Bus→Marysville→18㎞)→Highway 95A Rest area→28㎞)→Skookumchuck →44㎞)→Aki&James's House→33㎞)→Invermere 



Day 117
まったりと起きてキャンプ場を出発。バス停で待つこと30分、、、1時間、、、バス来ない!
時間が変わったそうで、1時間半待って次のバスに乗る。数日前に歩いた町まで戻って、やはりまっまりとハイウェイを歩き出した。
空は煙っていてずーっと同じ景色。あ〜あ、テンション上がらないなぁ、、、。
10月からスノータイヤがいるって?もうすぐじゃん!

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テントを張る場所がなさそうだったけど、以前に私達が歩いているのを見かけたと言うおじさんが、良い場所を教えてくれた。
もう少し暖かかったら泳ぐのになぁ〜。

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Day 118
翌日も同じような景色で写真は一枚も撮らなかった。
何だか疲れてしまい、二人とも休憩中にマットの上で眠りこけてしまう。
寝ぼけて歩いていたら、一台の車が停まった。手を振りながら走り寄って来てくれたのは、カナダ在住日本人のハルカさんと、たまたまカナダに旅行に来ていたご両親。
私達がトレイルを諦め、ハイウェイルートに変えた事を知って、フミさんのブログにコメントをくれていたのだけど、この日は偶然の出会いだった。
ちょうど私達の話をしていたそうで、偉く感動してくれて、私達もちょっとテンション上がってきた。
でも寝ぼけてて、写真撮り忘れた、、、。




Day 119
キャンプ場で目覚める。
ハルカさんから『カナダ横断中の日本人が近くを歩いているらしい』と、ハルカさんから聞いて連絡をくれたアキさんが、今日の夜は雨だからと気を遣ってくれて、わさわざキャンプ場に迎えに来てくれた。急いでテント撤収!!

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アキさんと、パートナーのジェイムズは「日本人が近くを歩いているのに無視はできないでしょう、丁度友達が泊まりに来ているし一緒にどうですか?」と私達を家に招待してくれたのだ。何だか楽しくなって来そうな予感〜〜。

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車で30分ほどの場所にあるお二人の家は、広〜〜い敷地の奥にあった。
えーーっ!あれ?あれなの!!広すぎてよく見えません。

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ここよりさらに広いリビングが隣にある。広いし、木のぬくもりが心地いいから、とっても落ち着く。

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ベランダからは、何と何と!!ロッキーがどっかーーーんとダイナミックに見えるではありませんか!
うぉ〜〜テンション一気に上がったーーーー!!昨日までのまったりはすっかり吹っ飛んだーー!煙もなんだか飛んでったーー!
そして驚くのはこれから、ロッキーの前に流れるコロンビアリバーまでが家の敷地。

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さあ!行きましょう。
家の周りの敷地内をぐるっと歩いて川へ向かうと、日本では考えられないようなプライベートエリアが、、、、。

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川辺には貨車が走っていた。あ〜なんと素晴らしい。
前に住んでいた人が、山火事で燃えてしまった家を改装中に手放すことになり、その改装や敷地内にある大量の廃棄物整理をすること前提で借りているそうだ。
いやぁ〜この大自然の中で、調和しながら暮らす生活は本当に羨ましい限りだ。

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アキさんの友達ナミコさんは、私達がロッキーを越えて向かうバンフ在住。バンフの情報を色々教えてくれた。月曜日までアキさん宅に居るので、今日は私達を含めた5人でバーベキュー。ジェイムズは何と何と、今日の為に新しいバーベキューグリルを買いに行ってくれて。

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何と何と!!!神戸牛を買って来てくれたーーーー!!
うわーうぉーカナダで神戸牛!日本でも食べたこと無い!
有馬温泉で働いてたけど、食べたこと無い!神戸出身のアキさんも滅多に食べれなかった神戸牛。

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「手伝うよジェイムズ」「いや君達は疲れているから今日は寝ていた方が良い」と言うお言葉に甘えて昼寝させてもらっている間に、着々と準備していたジェイムズとナミコさん。ありがとう。
トウキビはダイナミックに皮ごと焼くと美味しい。

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夜まで仕事のアキさんが帰って来てから、それぞれの好みの焼き具合で神戸牛を焼いてくれたジェイムズ。これまた皆んなの焼き加減好みが見事に別々なのに、さすがだなぁ。私は血の滴るようなレア!
ツナに、オーガニックのコーン、エビ、ポテト、黄色い豆、ワインもオーガニックで、特別なチーズまで開けてくれたジェイムズ。

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Day 120
さらに翌日は、アキさんが仕事を抜けて私達を温泉に連れて行ってくれ、バンフでの温泉チケットまで頂いてしまった。
この辺りは温泉の出る地域だけど、歩きだったら遠回りになるから入れなかったかもしれない温泉。日本のとは違ってプールのようになっていて、これまた贅沢なことに、ロッキーを眺めながらなのだ。

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今日は鹿肉とパスタとサラダ。毎日ご馳走だ〜。
何だか何もしていないなぁ、私達。

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Day 121
翌朝は早いのにジェイムズがキャンプ場まで車で送ってくれ、私達は荷物無しで2人の家まで歩くことが出来た。

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ハイウェイ沿いは、1ヶ月ほど前に燃えた跡がはっきりと残っている。

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電信柱は燃えてしまったままだ。こうして間近で見ると油断出来ないと改めて思う。

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炭酸水を差し入れしてくれたのは、山火事パトロールの人。「雨が降ったけど山火事はどうなったの?」『まだまだ燃えてるよ、昨日ロッキーを越えようとした男がいて、俺は引き止めたんだよ」と、かなり気になる発言。う〜んハイウェイでも微妙なのかなぁ。

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『ファイヤーキャンプ』は山火事の消防士が待機している場所。ヘリは出動中で無かったけど、広い敷地に機材などがあった。

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順調に進んでる。荷物が無いとこんなに楽なのか。

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溜まっていた疲れもとれて、歩くのが楽しい。

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今日の歩きは、他にも楽しみがあった。
昨日の夜に、残った神戸牛でサンドイッチを作らせてもらったのだ。

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神戸牛に粒マスタード、バター、マヨネーズも普段持っていない調味料だからランチが楽しみだったんだ〜。

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ベッドで寝るのも1ヶ月ぶり、美味しいご飯に、温泉まで入って、ランチは神戸牛サンド、車で送ってもらって荷物は水だけ。
これだけ揃って歩かない訳にはいかない。
快調、快調、カナダ最長の44km歩きで家に到着。

家の近くまで自転車で迎えに来てくれたアキさん。ジェイムズは冷たいビールを差し出してくれ今度はなんとサーモン!!
ジェイムズがバーベキューグリルで焼いたサーモンは、ハーブとレモンの風味がたまらない。
アキさんとジェイムズは、ナミコさんをバンフまで車で送って来てから、こんなご馳走を用意してくれていたのだ。
アキさんはお料理上手で、野菜たっぷりヘルシーなのにシソ味噌の味付けとか日本人の急所を心得ているんだなぁ〜。ビートは今度私も使いたい食材、すっかり気に入ってしまった。
コーンのパンはジェイムズ作。

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そうアキさんのパートナー、ジェイムズは美味しい肉やサーモンを焼くだけにはとどまらず、パンも焼くし、縫い物もするし、ゴルフもスキーもする。以前はアイアンマンと言って、ビンディングの鉄鋼の組み立てもしていた。今は橋を作る特殊な仕事をしているタフガイだ。でも1番の趣味はハンティング。

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銃だけじゃ無くボーガンもこなす。テントは持たずにハンモックで山に3日、4日過ごす事もあるし、獲物を仕留めたら数時間かけて解体し、持ち帰る。エルクなら後ろ足だけで50キロ以上。
こう書くと日本ではきっと怖い人だと思われるだろうけど、彼ほど心優しい人はいない。
彼のハンティングは食べる為の肉だけ。自然を愛し、その自然の中の生き物を尊重している。
彼のハンティングや、アラスカ近くで暮らした話は本当に興味深かった。
彼の事は、またいつかじっくり書きたい。

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2人には5日間、車で送り迎えしてもらい、食事もご馳走になってすっかりお世話になった私達なのに、ロッキーを超えるには良い食料が必要だろうと、こんな素晴らしい行動食までプレゼントしてくれた。
ちゃんとジップロックで2つに分けたトレイルミックス、チーズ、ドライフルーツ、私達が好きなコーヒー味のチョコボールに、エナジー食、トレイルバー、豆、味噌汁。これだけでも凄いのに、ジェイムズは翌日ビーフとターキーのジャーキーまで買って来てくれた。

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見るからに美味しそうなジャーキーだ。どれも品質の良い食材を使った高価なものながすぐ分かる。
心づかいが嬉しくて胸いっぱいで、言葉が出てこなかった。

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翌日も荷物を置かせてもらったまま、2人の家から次の町まで歩いた。ランチはサーモンサンド!!次の町ではまた別の連絡をくれていた日本人の方に送ってもらった。こんな待遇を受けてしまっていいのだろうか。

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早朝はもう寒い。

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大和なでしこなのに、気さくで心の広いアキさんと、タフガイだけど実はシャイなところもあって、小手先じゃ無い本物の優しさを持っているジェイムズはピッタリなカップル。2人のバランスが凄く良いのかな?
トレイルを歩けなくなって、あんなにがっかりしていた私達だったけど、ハイウェイルートにしてこんな出会いがあるなんて、分からないものだ。
私達が行こうとしていたトレイルの町のうち2つは、近くの火事が大きくなり避難勧告が出て、町の人はどんどん避難しているそうだ。トレイルにしていたら私達も慌てて逆戻り、避難する車は荷物で一杯だから乗せてもらえたかどうか。
だから安全面でも本当にハイウェイにして良かったのだ。

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そして出会いと驚きは、まだまだ続いていた。
それは次回!
アキさん、ジェイムズ本当にありがとう。



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by ayumiaruki | 2017-09-16 12:37 | 旅日記 | Comments(4)
2017年 09月 10日

どうしてもトレイルを歩きたかった


【カナダを歩いた距離】             1,173km
【これまで歩いた総距離数】     6,258km


On the Trek across Canada on foot Stage3

  Nelson 👣→👣 Cargary

【Distance in Canada】 1,173㎞
【Total distance 】 6,258㎞


【We are going to 】
Radium Hot Springs BC.Canada


【We are now in】

Skookumchuck BC.Canada




前回のブログに書いたとおり、トランスカナダのトレイルでロッキーを越えるルートを諦め、バスで通って来た町を26㎞戻り、ハイウェイで越える事にした。
食料も出発準備も全て整った前日の夜になって、フミさんがやっぱりトレイルを歩きたいと言う。

フミさんも私と同じく、トレイルを諦めたと言うブログを書いていた。そう書きながらも、やはりここまできたらトレイルを歩きたいという気持ちがむくむくと強くなってきたそうだ。


私も納得出来ないものがあった。
インフォメーションセンターの人は、トレイルの状況は分からないと話していたし、なによりロッキー越えはカナダのハイライトであり、1番困難な部分になるはずだった。だからこそトランスカナダのルートを歩きたかったのに、曖昧な情報で諦めていいのか。

旅の始めから、いつもロッキー越えが話題になっていた。地図でこの辺りの町や地形図は何度となく確認した。高低差も距離も間違いなく今までで一番キツそうだ。
いつもなら少しでも楽で、近い道を通りたいわたしが、それでも通りたい遠回りのトレイルだった。



右側薄紫がトレイルルート、クランブラックから1日歩いて南に向かってから、北へ。


左側黄緑がハイウェイルート、距離も短く最後の山越えもハイウェイのままだ。

どちらでも、最終的にはバンフへ行く。


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だからフミさんの提案は直ぐに納得、もう一泊してしっかりリサーチしよう。
おっと、ここで忘れちゃいけない、忘れて来たバッテリーチャージャーも取りに行かないとね!
フミさんは朝一のバスでキャンプ場に行くはずが、バス停が見つからなくて帰ってきた。急遽ヒッチハイクする事になって、ボードを書いてからまた出発。

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2組の車が直ぐに乗せてくれて、2代目の車は一度家まで戻って、夫婦交代でキャンプ場まで送ってくれた。なんと親切なカナダの人。

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午後から向かったのは、アウトドアショップ。
カナダでは、小さな町でもアウトドアショップを見かける。オシャレなのじゃなく実用的なタイプのだ。
登山、トレッキング、カヌー、自転車、釣りの他に、田舎は特に本格なハンターも多い。
そんな玄人ハンターが集まる店の人なら、詳しくない訳がないという狙い。どんぴしゃり!

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店の人も玄人中の玄人、私達の意図を直ぐに理解してくれ話が早かった。
BC州(ブリティッシュコロンビア州)は、この観測史上最悪の山火事をなんとかする為、10月10日までBC州内のロッキーマウンテンエリアのトレイル、未舗装路と、未舗装路道路沿いのキャンプ場も通行止にした。これは異例の事態なんだそう。
「今年は天気がクレイジーだよ、運が悪かったなぁ」と本当に済まなそうに話してくれた。

私達が丁度この町に着いた前日に通行止めになったようで、タイミングが良いのか悪いのか。
でも、これでモヤモヤしたものは無くなった。珍しく諦めは付いてないけどね。



BC州の山火事が始まったのは私達がプリンストンに着いた7月頃。もう2カ月続いてまだ、他の地域で発生し続けていると言うことだ。
雨もタイニーハウスのあった、チリワックから殆ど降っていない。
いったいどれだけ山が燃えてしまったんだろう。
そして何世帯が家を失ったんだろう。
雷もあるけど、その殆どが何人かのタバコや、焚火の消し忘れで起き続けているなんて残念だ。

プリンストンの山火事は、さすがにおさまったようで良かった。



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これからは、全く別のハイウェイルートを歩くから、また店やキャンプ場、飲水のリサーチだ。

ハイウェイに変わっても、ロッキーを越えることには違いない。気を抜かずに歩こう。






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by ayumiaruki | 2017-09-10 23:51 | 旅日記 | Comments(6)
2017年 09月 06日

色々あっても、進むみたいだ


【カナダを歩いた距離】            1,173km
【これまで歩いた総距離数】    6,258km


On the Trek across Canada on foot Stage3

Nelson 👣→👣 Cargary

【Distance in Canada】 1,173㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Radium Hot Springs BC.Canada


【We are now in】

Cranbrook BC.Canada



(Day 109〜113)120㎞

Crawford bay Camping Ground →18㎞)→Grey Creek Forest Road →24㎞)29㎞)19㎞)→Kimberley Riverside Camping→30㎞)→Cranbrook 






今日からまた5日間の山越え、しかも初日から2,080mの山を登らなきゃならないのに寝不足だ。
キャンプ場は私達に必要なネット、電源、歩いて2分の場所に食料品店があって快適。3日も居たのに最終日の夕方からブログを書き始めて、気付けば夜中になっていた。あ〜あ、またやっちまった。



キャンプ場の夫婦に見送ってもらい出発。お母さんはまだネグリジェ姿だったけど、私達の写真を撮りたいからと出てきてくれた。
ちょっとぶっきらぼうな感じなんだけど、何かと気遣ってくれた親切なキャンプ場管理のご夫婦だった。
何も言わずに、水道の蛇口にアダプターを付けて使いやすいようにしてくれたり、なんとなく日本の田舎で出会った人たちの優しい心遣いを思い出す。

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キャンプ場から湖沿いを歩いて1時間半、ここから登り始める。
また山火事の煙が濃くなってきたようだ。

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カリブーの生息地?へぇ〜ビッグホーンシープ、エルクのサインは見たけど、これは始めて。

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地味に2,080mは、カナダに来てから1番高い山越えだ。標高差1,500m、次の町までの距離120㎞を5日間で歩く予定。
普段だらだらと進む私達にしては、ちょっと気の引き締まる工程。
今考えると、日本徒歩横断はなんと緩かったことか、1日おきに温泉入って、1時間歩いたら15分休み、4日歩いたら1日休む。
荷物はカートに満載。基本調味料の他に味噌、黒酢、梅酢、ワサビ、蜂蜜、カレーパウダー、ガラムマサラなどなど。
衣服もシルクの寝袋シーツや(寝袋を汚したくないから必ず使っていた)、エア枕、洗濯桶、ハンガー、、、。
もちろんパソコン、本、日記帳、スライドショーに使う大きな地図などなど。
それはそれで楽しかった。最初から今のような工程だったら、多分私は途中でダウンしてただろうな。
でも今、最小限のモノで次の町まで何としても歩かざる追えないような環境になって、シンプルに歩いてるこの感覚と、少しの緊張感を楽しめるようになってきた。
カナダの豊かな自然があってこそ出来ることで、熊やトレイルの状況などなど、油断出来ない部分もたくさんあるけど、ひたすら歩くことが楽しい。前にも書いたけど、カナダを歩くのが更にジワジワと楽しくなってきた。

話しは戻り、、、。
頂上まで行くと飲水の確保が出来るか分からないし寒いから、登りきらず翌日頂上目指し、下ることにした。
ダート道のトランスカナダのルートで、たまに車も通るけど、人の気配は全くない場所。
まだ暗い時間に起きて、早朝から歩くようにした。

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だんだんと高くなってきた。景色はなんてことないダートの山道だ。私の寝不足(不機嫌モード)が良くなかったのか、フミさんと喧嘩になり、2人ともずっと喋らず、益々つまらなく長い長い歩きになった。
喧嘩の原因???覚えてない、、、、。
とにかく長く、長く、埃っぽい道を歩いたことは覚えてる。
ルートの景色も大事だけど、その時の気分や体調で楽しさが随分変わる。
村上春樹さんが何かに書いていたっけ、『女性は怒るべきことがあるから怒るのではなく、怒りたいから怒る』みたいな事。『そんな時は、水兵のように襟を立てて首を引っ込め、嵐が過ぎ去った頃に、またそろそろと首を伸ばし何事も無かったように口笛でも吹けば、、、、』
ああーーー話しが脱線し過ぎ!!まあ、そんな感じのこと書いてたような。

と言う訳で、遠くからのフミさん写真か(遠過ぎて見えない)なんてことない景色の写真ばかり撮っている訳だ。

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頂上だ!!少しテンション上がる。

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写真の距離も近くなる。

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補強工事をしている箇所があって、トラックの運転手さんが何度か止まって声をかけてくれた。
「孫に見せたいから写真撮っても良いかい?」「もちろん!」
こんなときでも、誰かに声をかけられると、むっつりしてる訳にもいかず笑顔で話すのは得意な2人。それがきっかけになって、自然と仲直りのパターンも良くある。
今回もそうなりかけたけど、この後フミさんがサンダルを落として紛失。「またかい!」と心の声が叫び、いやいやせっかくムードも良くなったんだし、、、と葛藤。
そこへ、トラックのおじさんがまた現れて、あんな大きなトラックを止め、サンダルをわざわざ拾ってくれたことに心がほぐれる。おじさんは「これは間違いなく君のだろう!」と笑顔で渡してくれた。
良い顔した素敵な人だった。おじさんじゃないね。

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飲水(支流から流れている、浄水しなくてもそのまま飲めそうな水)も確保出来て、川の近くにテント場も見つけた。
あまり川に近づくと、川の流れる音で動物の気配が分からないから少し離れた場所にテントを張る。あと水の冷気で川の近くは温度も全然違う。
川で水浴びも出来て疲れが取れた。

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毎日深い眠りに付くのは良いのだけど、寝袋に入ってから仰向けで手を伸ばし、スマホの地図をチェックしていたら眠ってしまい、スマホが唇に落下。唇腫れてるんだけど、、、私の上唇薄いからこれで普通だった。残念

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3日目。
フライフィッシングをしている人たち。ああ町が近づいて来たんだなと、思う瞬間。

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4日目。
キンバリーのキャンプ場に到着。19㎞しか歩いてないのにどっと疲れた。
キャンプ場は一安心だけど、町から遠く離れた山にあるキャンプ場で買い物は出来ず。しかもやたら高くて、テントサイトまで遠いのなんの。サイトには電源も水もなくて、近くのトイレは、、、、あ〜思い出すと愚痴が止まらない。
でも、ミニゴルフ場と、プールがあったから水着デビューだと張り切って、面倒くさがるフミさんと無理矢理プール。寒過ぎ、子供多過ぎで直ぐに退散!!
なおさら疲れてしまった。

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5日目
朝日が綺麗だけど、これは山火事で煙っているから。少しづつきな臭さが強くなって来た、う〜〜ん大丈夫かな?

大丈夫じゃなかった。2時間ほど歩いた場所でトレイルに入る予定が、昨日また新たな山火事が近くで発生したようで、進入禁止になっている。
さーらーにーーー!!
フミさんがキャンプ場にスマホのバッテリーチャージャーとコードを忘れた事が発覚。
、、、、。

コメントは控えさせて頂きます。

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で、最終日に30㎞歩いて目的地クランブルックの町に到着!疲れたー。

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町のキャンプ場でする事たくさん。
①ハイライトとも言えるカナディアンロッキーを通るルートをどうするか。

この町に来たのは、アクセスしやすいハイウェイではなく、あえて困難なトランスカナダのルートを歩くため。何度も話し合って2人ともかなり納得していた。
けれどインフォメーションセンターで確認したところ、昨日の山火事でこの辺りのトレイルやキャンプ場などかなりの範囲が閉鎖されてしまったようだ。
何日も山を歩いて、いきなり通行止めになってはどうしようもない。
山火事に巻き込まれるリスクがあるルートを選ぶのは責任がなさ過ぎるし、私達は山火事について何も知らない。
随分考えて、来た道をまたバスで戻るというハイウェイルートに変更。あ〜悲しい。

それに合わせて新たなルートのキャンプ場や、食品店もネットでリサーチし直し。
5日分の食料を購入。

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調理用の燃料、アルコールも購入。

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私達の燃料も購入。
もうね、この季節カナダでトウキビ食べないで何食べるの?ってくらいトウキビに夢中、あとヌテラも。はい、はい、人に影響され易いですよ。

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しっかり食べて、また少しロッキーに近づいて行く。
しかし、テントから見上げるとイチョウの木が黄色くなり始めているではないか!!
来たーー秋だーーーついに秋の気配がやって来てしまったー。
ロッキーさんは、私達が来るのを待ってはくれなかったのか?
おーーい!ロッキーさーん、もう少し待っててくれよ〜〜
これから行くぞ〜〜〜。

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PS.
来た道を戻るから、フミさんはヒッチハイクでバッテリーチャージャーを取りに行かなくて済んだ。
う〜〜んこれで良いのか?





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by ayumiaruki | 2017-09-06 08:41 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 08月 30日

カナダの熟年パワー


【カナダを歩いた距離】            1,053km
【これまで歩いた総距離数】    6,258km


On the Trek across Canada on foot Stage3

Nelson 👣👣 Cargary

【Distance in Canada】 1,053 ㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
 Cranbrook BC.Canada



【we are now in】
  Crawford bay BC.Canada 

(Day 106〜108)
Nelson City Campground →(21㎞)→Kokanee Creek Camping Ground →(19㎞)→Crawford bay Camping Ground 




カナダに来てから、こういうのって良いなぁ〜と思うことがたくさんある。
その1つが熟年層が凄く生き生きしていて魅力的なこと。社会に必要とされているからかな?
70年代の白髪の男性は、すれ違いざまにドアを開けてくれてニッコリ「素敵な帽子だね」と、ウィンクも忘れない。見ず知らずの人に褒められ馴れていない私は、いまだに思いっきりテレ笑い。肩をすくめて「サンキュー」と言うのが精一杯。子供か!!
でも、スーパーにイモを買いに行っただけなのに、すっかりご機嫌だ。
年代に関わらず、すれ違いざまに目が合ったら、ニッコリするのはアメリカもだった。笑顔に馴れてるんだな。
特に50〜70代の男性が紳士的で自然な笑顔なのは羨ましい。都会のバンクーバーを離れて最近は少しワイルド系になったかな?
女性はさらにカッコいい。60〜70代くらいの女性がオシャレなショップや、マクドナルドでジョークを飛ばしながら若い人と働いていたり、図書館の70代後半の女性は、知的でキリッとした面持ちで、タイトなスカートに大きなピアスと口紅の色がとてと似合っていた。
よっぽど、とても似合って素敵だと伝えようかと思ったけど、ヒネリの効いた一言が返ってきても返せないと思い辞めた。
素敵な人は、相手を気持ちよくさせる気の利いた一言をとっさに言うのだ。
あ〜英語がなあ、、、。


早朝のトレイル。

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トレイルを歩いて2日目、普段はこの辺りのトレイル整備をしている2人が、ちょっと寄って休んでいきなと誘ってくれた。
大きなトラックに馬を乗せて来ていて、中も案内してくれた。

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2人はハンティングで何日も山奥に入る。近くまで馬で行き、仕留めた肉を馬に乗せてベースまで戻るそうだ。「エルクの肉は食べたことあるかい?仕留めたら直ぐに4当分するんだよ。馬2頭で運ぶのさ、コツは左右同じ重さにすることだ。馬が大変だからな、エルクの肉は上手いぞ」

その時のビデオも見せてくれた。パイプタバコが似合っていたな。革のカバンは50年前から使っているもの、本物のカウボーイだ。

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キャッスルガーのキャンプ場で出会った、ダルシーと、ドロシー夫妻。キャンプ場では大きなRVに、さらに車を引っ張っているのを良く見かける。
退職後、家や家財を売ってRV車でカナダやアメリカを旅行しながら生活している人が多い。夫妻もそう、どんな生活なのか興味津々。ドロシーは歩いて旅をしている私達に興味津々。
車で町までの買い出しに連れて行ってくれたドロシーが、カジノや町のビーチも案内してくれた。
カナダでは海だけじゃなく川でも湖でも、岸辺があったらビーチと呼ぶ。
ドロシーはRVで生活していると、自然と2人で外にいる時間が長くなって、歩いたりサイクリングもするようになったそうだ。今の生活を凄く気に入っている。歩きながら歌ったり、踊ったりとにかく明るく楽しい。
そして夫婦の仲がすっ〜〜ごく良い。私達もかなわないくらいかも?

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ネルソンのキャンプ場では総勢12名のアメリカ人サイクリストグループと仲良くなった。アメリカから自転車でカナダまで来ていて、グループの1人の奥さんがトラック(奥の黄色いの)をレンタルして同行。メンバーの食事を作っている。調理器具にはオーブンまであって私達もキャンプ場での朝食にお呼ばれした。グループのリーダー、ジーノさんが日系3世で日本を自転車で走った事もあって、容姿は日本人だけど、日本語を話せない彼が見た日本の話が興味深かった。日本は美しいと何度も語っていたな。
仕事は建築家やアーティストなどなど。

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ここのキャンプ場にはキッチンがあって、スーパーも近いから、初めてタコスに挑戦してみた。

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これが最高の出来で、調子に乗って翌日もまたタコス。キャンプ場タコス最高!決めては、パクチー、玉ねぎ。
日本を出発して半年以上経ったけど、まだ現地の食べ物に満足してる。

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半年経つと、靴もボロボロ。

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ネルソンを出発して、コカニークリークのキャンプ場。レンジャーが「徒歩かい?無料のキャンプ場があるよ」と案内してくれた。
今日はここで『レッドフィッシュ』のイベントがあると聞いていたから、その為かと思っていた。

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後から来た、アメリカのサイクリストと、若いドイツのサイクリストカップルと一緒のテーブルを囲む流れになった。
無料なのは、昔ここで働いていたレンジャーが、毎日自転車で通っていて、貯めたお金をここを利用する自転車、徒歩者のためのシェルターを作るために寄付したから。
彼はもう、亡くなってしまったけど、素晴らしいシェルターとテーブル、ストーブを囲んで、違う国の人達が語り合っているのを喜んでいるだろうな。

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ドイツチームは荷物満載。朝からヌテラ(チョコクレーム)、ピーナッツバター、はちみつ、オートミールにコーヒー、フルーツと食欲旺盛で、プラスチックトレーとタッパまで持参していた。
アメリカ男性はトウキビ(とうもろこし)を茹でて、ツナ、オートミールにバナナ。夕食には専用ビアグラスで美味しそうにビールを飲んでいる。

何が軽量化だっ!何がウルトラライトだーーー!と叫びたくなるくらい美味しそうだった。
あー私達も日本では、ミリンとか豆板醤まで持っていたなぁ。

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レッドフィッシュは、サーモンのことだった。居るわ居るわ。

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そしてこの透明度。

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サーモンが居るということは、熊もいるということ。川とテントサイトは歩いて5分の距離だから、この日は仲間がいて良かった。

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翌日はフェリーで川を渡って、クロフォードベイという町に向かった。
山火事でまだ空は煙ったままだ。

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蚊は少なくなったけど、最近この小虫にイライラしている。

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コヤツはしつこく離れなくて、小さいくせに潰れると汚い液体がこびりつく。食べ物にも、服にも、鼻の中にも入り込んで、ほんとイライラするわー。
特に黄色い色が好きみたいだ。でもバナナにはつかない、なんでやねん!

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クロフォードベイのキャンプ場では、早速トウキビと、ヌテラを買った単純な私。
1%の牛乳はスーパーで無料だった。なんで無料か??賞味期限が3日過ぎて、パックがパンパンになってるから。

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え?オートミールにはバナナでしょ。
サワークリームも初挑戦。キャンプ場で出会った日本人の男性から調理法を聞いた。

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翌日はこのパンが無料。やっぱり賞味期限は2日過ぎてるけど、全く問題なし!

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管理人のご夫婦が親切で、燃料のアルコールを分けてくれ。お父さんの代からハンティングが趣味で、立派なエルクの角はお父さんが仕留めたもの。
エルクの肉はまだ食べたことが無いけど、今度挑戦してみるね、と話したら。

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お母さんが「保存してあったのよ」と持って来てくれた。ありがとう!
明日からまた一週間くらいトレイルだ!明日は山越えなのにもう夜中、 ヤバし!
そしてこの町から時差があって、1時間損した気分、、、。
ネット環境が整うまで動画はアップ出来なさそう。なみた


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by ayumiaruki | 2017-08-30 15:19 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 08月 24日

祝 カナダ1,000㎞ Day 101


【カナダを歩いた距離】            1,013km
【これまで歩いた総距離数】    6,258km


On the Trek across Canada on foot Stage3

Nelson 👣👣Calgary

【Distance in Canada】 1,013㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Calgary BC.Canada

【We are now in】
Nelson BC.Canada


Grand Forks →(3㎞)→Nursery Trestle→(19㎞)→Christina Lake →(24㎞)→Coryell→(26㎞)→Bulldog Tunnel入口→(26㎞)→Columbia river川岸→(21㎞)→Castlegar Campground →(25㎞)→Brewett Road脇→(17㎞)→Nelson City Campground





Day 89〜101
今日、第2ステージ(バンクーバー → ネルソン)を歩き終えた。
距離は今日で、1,000㎞を超えてカナダを歩いた
日数も101日と素晴らしくキリがいい。
何かと理由をつけてはお祝いする自分に甘い私達は、1,000㎞超えたらお祝いに食べようと決めていたモノがあった。
ちょっと大きめのスーパーでよく売っている丸ごとチキン。
しかも、チキン10ドル(860円)、ケーキ4ドル(350円)と驚きの安さ。値札にもアンビリーバブルプライス!と書いてあった。
ヘザーの焼いたチキンを食べてから、これ大好きになった。

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ネルソンはこの辺りでは、ちょっと大きめの町で私達の行程だと神父さんに会ったオソヨース以来の大きな町。キャンプ場も町から近くて、歩いて5分の場所にウォルマート、その前には湖があるという最高の場所。

この後は10日間くらいキツい工程になるから、数日ここで休んで、少し装備(水着?!)も整えて次に挑む予定。

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荷物が増えるからずっと買うのを迷ってた水着だけど、フミさんが私がすっぽんぽんで川に入る度に落ち着かなくて、買って欲しいそうだ。
小さな町でも屋外プールや川とプールの間?みたいな場所もたくさんあって水着があればなぁという場面もよくあったし。

1,000㎞で祝ってるけど、トランスカナダトレイルのルートでケベックまで行くと、10,000㎞くらいある。なのにまだカナディアンロッキーも超えてなくて祝ってる場合じゃないという話しもあったりなかったり、、、、。
まあ、今までは足慣らし。ここからそろそろ本気モードでガンガン進むぞーーという期待も込めて祝いましょう。

とりあえず、ここまで大きな怪我や病気もなく(歯が外れたのは怪我には含まれない)忘れ物や、知識と準備不足もあったけれど、2人とも元気なので良しとしよう。
札幌では、あんなにしょっちゅう風邪をひいていたのに、この激暑と激寒環境のテント生活で一度もひいていないのは、歩いてるからか?


山に緑が増えて、景色がまた変わってきた。

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今までに2度だけ見た。赤いアスパラと勝手に名付けた謎の植物。

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これはよく見る。その名も『エビフライ』と勝手に名付けたリスの食べ跡。
松ぼっくりの実の根元だけ食べて左の皮と、右のエビフライが残る。私の目には、もうエビフライにしか見えない。
エビフライ食べたい、、、、。

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ネルソンのキャンプ場に、会いにきてくれた夫婦。

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覚えていた人は、このブログのマニア!3ヶ月前、私達が歩き始めて間もない頃、キャンプ場で仲良くなった、ジョンとスー夫妻だ。写真はその時のもので、カナダで始めてのキャンプ場だった。

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バターをくれたり、最後に大きな缶切りをくれたご夫婦(笑)
2人の住まいはエドモントンの近くだけど、よく大きなRVでカナダのあちこちを旅行している。こんあれからも連絡を取り合っていて、今回は近くまで来ていたからと、わざわざ会いに来てくれたのだ。嬉しいね。
あれ以来、私達が訪ねるのを首を長くして待ってくれているけど、一向に近くならない。

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グランドフォークスからネルソンまでは、次回動画でアップ出来たらいいな。





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by ayumiaruki | 2017-08-24 06:46 | 旅日記 | Comments(8)
2017年 08月 21日

カナダを歩いて3ヶ月


【カナダを歩いた距離】               852km
【これまで歩いた総距離数】    6,258km


On the Trek across Canada on foot Stage2

Vancouver 👣👣Nelson

【Distance in Canada】 852㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Nelson BC.Canada

【We are now in】

Castlegar





長かったような、早いような。日本を出発して半年、カナダを歩き始めてからもう3ヶ月たった。
次の更新は動画の予定だったけど、まだ時間がかかりそう。3ヶ月の区切りに旅を振り返ってみよう。

まずキューバは事前の情報が少ないだけに、どんな国なのか想像が膨らんで、期待と緊張感が入り混じったまま旅をしていた。グランドキャニオン、アリゾナはずっと憧れていたところ。あの乾いた大地を歩いてる自分を想像しただけででもワクワクしてた。
でカナダ??正直言うと、そんなに期待していなかった。カナダは予定していたヨーロッパの国々が不安定になったからという消去方で決まったし、そこにたまたま世界最長のトレイルがあったから、じゃあそれもちょっと歩くか、くらいの気持ち。


想像していたカナダ

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荷物を担いでトレイルを歩くことにはドキドキだったけど、人との出会いはないだろうな。気候や自然は北海道みたいなもんだろうし、文化もインドやキューバみたいに、うっそーー!と驚くようなこともないでしょうと。


北海道を思い出す風景も確かに多い。

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カナダの皆さんに、この場で深くお詫びします。
そんな考えは、浅はかでしたーー!!まったく知らないと言うのは怖いもんだ。




牧草地をイメージしていたけど、カナダのトレイルはシダや苔の深い緑から始まった。

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ジメジメした場所が苦手、、、。

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そうかと思ったら、同じ州でもこんなに乾燥した地域もある。
そんなことも、山火事のことも全然知らなかった。
この辺りは昼間40度近くになって、朝晩は12度とか。砂漠みたいな気候だ。

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フミさんは四国出身なのに、お遍路は一度も歩いてない。決められたルートを歩くのは自由気ままな旅のロマンを感じないようで、トランスカナダもルートの参考にして歩くかなぁぐらいに考えていた。振り返れば3ヶ月ほぼトランスカナダのルートを歩いてる。これは想定外。

何度目にしたことか、トランスカナダのマーク。

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ハイウェイ沿いに歩けば1日の距離でも、あえて3日かけてトレイルを歩くのには、それだけの理由がある。
水や、ときに果物が手に入るとか、車に気をつけなくていいとかもあるけど。

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カナダのトレイルは整備され過ぎず、気候、植生、景色がどんどん変わって面白いし、そんな自然の中を歩くのは本当に気持ち良い。単純だけどなにせ私達は一日中歩いてるんだから、毎日気持ちよく歩くことが、早く進む事より優先された。食料を運ぶ問題との兼ね合いもあるけどね。

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今のところ、水は2人で最大この量を持っている。
2ℓ×2、3ℓ×1、650ml×1
これで2日間、水の補給なしで1日26㎞くらい歩いた。
使いすぎ?

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乾燥していた一部の地域以外では、わりと水も補給出来た。

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熊の心配は、今まで遭遇した7頭のうち、6頭は民家近く。立て続けに熊に会って山に入るのにすっかり怖気付いていた時、カナダの人が教えてくれた。熊は食べ物の匂いのする民家近くの方が遭遇しやすい、山の中の方が熊も音や気配で人を警戒しているから心配要らないと。
実は3日前にも熊に遭遇した。トレイルからやっと民家に出て、うるさいだろうと熊鈴もしまったところだった。太った犬だなぁ、、、熊だわ。もうそんな感じ。1分後には同じ場所をベビーカーを押したお母さんが、小さな子供を連れて歩いてて、さすがにお母さんには伝え、安全な場所までなんとなく一緒に移動した。


熊スプレーはフミさんの左腰に。テントでは枕元に常備。
自転車やバギーの人も結構持ってる。

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カナダの人や、友人から教えてもらうまで野生動物の対策も無知だった。今思い出したら、テントの中で夜中にオヤツとか信じられん!!アホちゃうかっ!!と関西弁になるくらい基本中の基本。今は山だったら食事して移動してからテントを張ってる。面倒だけどやれる事はやらないと。
熊に関しては「うちのおばあちゃんは、ベリー摘みに行って熊が来たら手をパンッパンッと叩くのよ、それで終わり」とか、ホープのキャンプ場では「さっき、この川を子熊が流されて、母熊も追いかけて川に入ったけど、子熊は力尽きて死んじゃったよ」とかそんな会話が良く出る。距離が近い。公園や住宅地でも『熊が居るエリアです』という看板を良く目にするけど、脅しじゃなく本当にいる場所だ。そんな場所は、熊が居ること前提で行動しているようだ。そこは警戒はしていてもそんなに恐れてはいない。
でもグリズリーは別、グリズリーは恐れてる。「会ってしまったら、どうしたら良い?」「もう祈るしかないね」それが答え。よくトレッキングする人でも、グリズリーは滅多に見たことがないというから、会わないことを祈ろう。


熊対策でいつもしていた焚き火。今は山火事でトレイルはもちろん、キャンプ場でも焚き火が出来ない。

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注意しなさいと言われるのはクーガー。最初はクーガーが何かも分からず、会った人に聞くとネコ科の動物というから、西表山猫をイメージしてた。写真を見てビビる。
確かにネコ科だけど、ほとんどチーターでしょ。
クーガーはその姿を見せずにひっそりと、時には何日間も人の後をついて来るそうだ。まるでストーカーのように。そして木の上から音も立てず飛び降り、いきなり首に噛み付く。食べるためじゃなく、猫がネズミをいたぶるようにハンティングが彼らの遊びなのだ。
「キャンプ場で誰かの飼い犬が、クーガーに襲われる音を聞いたけど、そりゃあおぞましい音だった」とか、子供が襲われた話は何度か聞いた。
「大人は彼らより大きいから、滅多に狙われない大丈夫だ」と言うけど、私はカナダの子供より小さいぞ!
とにかく、カナダの大自然を甘く見てた。大自然って言ってもまだBC(ブリティッシュコロンビア)さえ出てないし、カナディアンロッキーの麓さえたどり着いてないけどね。
日本でいったら、外国人が四国をちょっと歩いて日本はねーと語ってるようなもんかな?

これからが本番なのに、底の溝がもうない靴。日本の時とは減り方が全く違う。

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人との出会いが多かったのも想定外。その出会いでカナダの人のライフスタイルを少し垣間見れたのも貴重な経験だ。ブログでは日々の出来事を書くのに一杯でなかなか書けないけど、そういうところが見れてから、じわじわとカナダが面白くなってきた。

川辺でキャンプしてるとき、大きな犬を散歩してる女性がやって来た。犬は当然川にダイビング、女性もハローと挨拶して、赤ちゃんを背負ったままサンダルで川にジャブジャブ。
微笑ましい光景を眺めていたら、川遊びに満足した犬がベショベショのまま私の方へやって来た。嫌な予感、、、、来るなよ、、、来るなよ、、、ぶるんっぶるんっするなよ、、、、。
来たーーうわーーーーここでぶるんっするなーー!!
食器も私もザックも、ベショベショだ。
女性は大丈夫?と笑顔で聞いて「きっと彼(犬)、あなたがクールダウンしたいと思ったのねー」と笑って、私も笑顔。

話の要点?なにが言いたいか?
男性はもちろんカナダは女性も逞しいし、それがまたかっこいい。良い意味で大雑把、食事のマナーなんかでも神経質じゃないし、子供がとても子供らしく伸び伸びしてるように見える。アウトドアというか、自然の中で過ごす事が上手。こんなに沢山あるのに週末のキャンプ場はどこも一杯だったり、子供の頃からマウンテンバイクや川で泳いだり、街だって週末の公園は、ビールやワインだけ持って来て楽しそうに過ごしているカップルや老夫婦を見ていると良いなあと思う。



私達のカナダスタイルも随分と定着してきた。トレイル中はオートミールとドライフード、町のキャンプ場に着いたらたっぷりの野菜とステーキ&フミさんはビール、私はスイーツ。
歩いてて、足りなかった栄養を補給しつつ体も休める。

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キャンプ場では他にもフミさんは動画、私はブログの更新。
その他ルートの下調べ、食料や日用品の補給、装備を洗ったり、縫ったり。写真や動画データのアップロードなどなど。
他の人がのんびり過ごす中、私達はずっとスマホとにらめっこ。

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トレイルでは、8日間店も家もないこともあったけど。人に気を使わず、好きな場所にテントを張れるのは良い。
日本では民家の近くにテントを張るとか、公園とか、こそこそとひもじい思いをする事も多かった。でも日本の公園の素晴らしいトイレ、あれは世界中でも珍しいんじゃないだろうか。
道の駅も便利だったし、どっちもそれぞれ良さがある。

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日本で揃えた装備もハズレはなかったな。
炊事道具一式。今はコンロを1つにしてナイフを買った。

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カナダのアウトドアショップで買った缶切り。

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べーすけ君お勧めのヘッドライトも小さいけど大満足。これより小さいのは見たことない。

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日本のホームセンターで買った『タイベックス』のシート。
これを開発した人にはノーベル賞をあげて!どんなに素晴らしいかは是非使ってみて実感して欲しい。軽いし安いし丈夫。

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カナダの自然はワイルドだと、何度もブログで書いていたけど、ルート的にはこれから本当のワイルドが始まるようだ。
じわじわと楽しくなってきたカナダ、未だに整理整頓と清潔好きの私が、いったいどこまで楽しめるのか。
体は着実に丈夫になってきてるんだけどなあ。

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by ayumiaruki | 2017-08-21 09:56 | 旅日記 | Comments(2)