ただ歩いてゆく旅

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カテゴリ:旅日記( 98 )


2017年 05月 25日

良い匂いは要注意!


【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【カナダを歩いた距離】               78km

【現在地】 カナダ ブリティッシュコロンビア州 バンクーバー島  クラプトンのキャンプ場

【旅の行程】ゴールドストリームキャンプ場近くの線路→(20㎞)→ショウニガン湖近くトレイル横→(20㎞)→インディアンロードの近く






残念ながら予約で一杯だったキャンプ場は早々に退散。
はぁ〜足取りが重い。もう絶対歩けないとか言ったけど、またスイッチを入れて歩く(しかない)
やっぱり線路かぁ、、、としょげてたけど、テン場におあつらえ向きの場所を見つけて、ちょっと元気が出る。

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フミさんが苦手な料理を頑張ってくれてる。それは先に茹でた方が、とか色々と口出ししたくなるけど、ガマンガマン。任せよう、そしてどんな料理が出て来ても美味しいと、ありがとうを忘れないように。
キャンプ場まで近くはないけど、水を汲めたのは助かった。それと、ずっと持っていた豆の缶詰も、キャンプしている家族に缶切りを借りれたから、これで荷物が軽くなる。缶切りは必要かなぁ。
料理は本当に美味しかった。

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翌日は1日線路歩きだ。フミさんが『スタンドバイミー』をご機嫌に歌ってる。

なんじゃあれーー!!そうだ線路といえば鉄橋だよなぁ。『スタンドバイミー』でもあったっけ、歌ってる場合じゃなかった。

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人が落ちるような幅じゃないから、コツをつかめば大丈夫。コツは下を見ないこと。

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ほとんど1日線路を歩いて、やっと普通のトレイルにもどったら今度は『クーガーに注意』の案内が目に付くようになった。ジョイもクーガーのこと言っていたけど、どれくらい危険なのか、正直どんな動物なのかも分かってない。今度調べないと。『クマに注意』1度も見てないけど、クマより危険なのか?

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枕木が歩きづらかったのと、昨日の疲れがたまってるのか今日は荷物がやたら重く感じる。
グランドキャニオンや、ブライスキャニオンではほとんどフリーズドライの食料を持っていたからあまり重いと感じなかったけど、食材はまだまだ考えないと。フリーズドライばかりじゃ、2年間の旅資金が底をつく。

トレイルは民家の裏手に続いていて、家が近すぎるから、なかなかテントを張る場所がない。
この右手は間隔を空けて家が建っている。でも諦めずに歩いたらいい場所があった。
時間はもう6時過ぎだけど、日没が8時くらいなのが助かる。

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今日もフミさん頑張る。マッシュポテトだな。

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翌日は田舎道。なんか旅してる気分になるなぁ。

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無人販売だ!日本の旅を思い出す。
この店の手前に『Free Range Chicken Ahead 』という看板があったのを見て、私は『無料のレンジで温めるチキンが有りますよ』だと思った。

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販売品は隣の冷蔵庫に入ってた。ゲータレードはアメリカでも必ず店にある飲み物で人気だった。卵6個なら買ったんだけど。今回は見送り。

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この先はしばらく民家が無いから、今のうちに水をもらおうかとも思ったけど、入口の門から家までが遠すぎて躊躇する。この先は川があるみたいだから今日は浄水して水を確保しよう。

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ここは上流に家があるから、飲み水には適さない洗顔だけして済ます。

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まだカナダの土地勘というか、その辺が掴めてないから、テン場の有りそうな気配が分からない。でも今日は地図で読んでいたもくろみ通り、キレイな水と丁度よく奥まった場所を見つけられた。

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トレイルの左手奥に、大木、その裏にテント。

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テントの中で荷物を広げていたら、肉の良〜〜い匂いが漂ってきた。今回初めて買ったブイヨンの匂いだ!!この匂いはたまらんな〜あ〜お腹すいたと、思ったときに「ご飯できたよ〜〜」のお声がかかる。料理作ってもらうのっていいなぁ。

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マッシュポテトと、パスタだ。フミさんも納得の顔。「うまーーい、うまーーい」rと言いながら食べてたら、食事風景の写真を撮ってたフミさんが「あれ?人かな?」と、私は食べ始めたら止まらない。「あれ、あれ」と言ってるフミさんのところへ行って一言「あれ、クマだね」

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嘘でしょーーー。
距離はあるけど、明らかにこっちへ向かってる。写真を撮りながら「ホーーーーイ!!」「クマーーー」と叫び、フミさんがマグカップを持ってきてガンガン鳴らした。
こっちには向かっていないけど、退散しないクマ。ゆっくりした動きで迷ってる見たい。
「ホーーーーイ!クマーーー!!」
やっと熊は森の中へ。
はぁーどうしよう、まずいい匂いのご飯は食べてしまおう。1人が音、1人が食べる。

それから、移動するかどうか2人で話し合って、移動することにした。
こんなんじゃ、ゆっくりも寝れないし。

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あとは寝るだけに、整えたばかりのテント撤収!!

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1日歩いて、食事までした後の、テント撤収移動は初めてだ。これをやった人なら分かると思うけど、ものすごーーーく、やりたくない。
でも、何かあってからじゃ遅い。
パッキング完了!

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テント撤収して、また歩いた。
8時過ぎてたけど、暗くなるギリギリに民家の近くにいい場所もあって、またテント張った。
夜に犬の吠える声が心強く感じた。

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反省点

❶歩いている時は、マグカップが耳障りな音を出すように工夫していたのに、料理中は何もしてなかった。

❷ブライスキャニオンで、ベア缶、食糧を吊るす、生ゴミの処理などなど、あんなに匂いが出ないよう注意していたのに、思いっきりいい匂いを漂わせてしまった。

❸『ウルトラライト』の本にあったように、ステルスで、テントは張らずに料理を素早く作って食べたら、移動してテントを張ることも考える。

❹バンクーバー島でこんなだったら、カナディアンロッキーどうなるんだーーー!

以上反省点でした。





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by ayumiaruki | 2017-05-25 14:29 | 旅日記 | Comments(4)
2017年 05月 24日

カナダ横断4日目にして遭遇


【歩いた距離数(キューバまで)】 6,258km
【カナダを歩いた距離】                   38km

【現在地】 カナダ ブリティッシュコロンビア州 バンクーバー島  ダンカンのキャンプ場

【旅の行程】コルドバベイ→(18㎞)→アップタウン経由ラングフォード→(13㎞)→ゴールドストリームキャンプ場近くの線路





マイケル、ジョイ夫妻の家を出発して歩き始めたのはもう昼間。この辺りは、家の敷地内も綺麗だから見ていて飽きない。
家は豪華だけど、やり過ぎないというか庭や花々の手入れによりいっそう力を入れているように見える。

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まだダウタウンから近いから、サイクリングも多い。驚いたのは、その70%は高齢者ですっごく元気なこと。
女性は笑いながらゆっくり運転。男性は仲間同士でも、バトルしながらのサイクリングが多い?

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歩きやすいトレイルを進む。

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目的地はラングフォード。しばらくは、国道一号線沿いのトレイルが続く。まだまだ町に近い雰囲気だ。

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今日も『air bnb 』を利用して民泊。まだ住宅地で野宿出来なさそうな環境なのと、カナダの野宿がどれくらい、いけそうなのか、つかめていないから。
この微妙な判断が野宿旅には大事。
ここはドアが無くて、カーテンで仕切られた部屋だったけど、2,500円で洗濯機も使えてリーズナブル。

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トレイルに入る前に『リアルカナダスーパーストア』で買い出し。アメリカのモールやスーパーは、どこもピッカピカでオシャレなんだけど、カナダはたまにダサめ、いや飾らない店がある。でも商品は安いから凄く助かる。ここの、ノーネームというオリジナル商品は、さらに安い。

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ここで初めて『トランスカナダ』の案内発見。
出発地点からトレイル無いし、ちょっと心配だったけど、ちゃんとトランスカナダはあった!

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住宅地の裏がトレイルになっている。

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家の裏窓下はもう本物の森だったり、池だつたり、あえてワイルドな場所に建てるんだろうか。ほとんどの家に広いバルコニーがあって、よくくつろいでいる姿を見かける。

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フミさんと料理のことで喧嘩して、今日から数日間、役割を交代して私が道案内、フミさんが料理をすることになった。
順調に進んでいたのに、ここで『トレイルは通れない』という案内板が!確かに『トランスカナダ』のアプリでも未完成にはなっているけど、他の地図(マップスミー)ではトレイル自体はあるから、通るつもりだった。
仕方ない、湖の周りをぐるっと回るトレイルが左右に分かれて通っているから、遠回りだけど湖の反対側のトレイルを進もう。

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その反対側のトレイルが、もう、もう、もう2度と何があっても通りたくない道なき道だった。
最初は、あまり使われてないのかなぁくらいに思っていたら、なんか傾斜が急になってきた。

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マジで道ないしーーーー!!早く抜け出したい心理で折れた枝やら、腐った木が重なり合った場所に足場を探しながら進んだ。ジメジメした場所に入り込んだら一歩踏み込んだ途端に蚊、コバエ、ブヨがブンブン飛び回る。耳の中に入り込むコバエがうっとうしい。
買い出ししたばかりだから、フミさんのザックは重いはず(だけど喧嘩中なのでなにも言えない)
さあどうしよう、、、こんな時に通りやすいからと適当に谷を下って行き止まり、しまった戻ろうと振り返ると、もう登れないというパターンが一番怖い。
立ち止まって、地形を確認しながら1時間ほど、道なき道を進んだ。
いやあ〜長かったし、余計な体力を使ってしまった、、、。

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はぁ〜疲れた。
道なき道を抜けたら、今度はやたらと小綺麗なトレイルが始まった。作りたてホヤホヤ感がたっぷり。「やっぱり道は、こうでなくっちゃ。この道、私達が歩くの初めてだったりして」とか言いながら、のんきに歩いてた。
次は林道のはずだ。

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トレイルを抜けたら、ゲゲーー!林道は両サイドとも完全にゲートで締め切られてる。なんで?どうして?どうなってんの?
選択肢は戻るか(2度と通りたくないトレイル含む)線路の道を進むしかない。
どうする〜〜???うーむ線路は200m進んだら林道に入れる道があるから、線路か?

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「よしそれじゃ行く、、、か?なんか、黒いの見える。あれ太った犬?」
「あれ、、、、熊、、じゃない??」

ゲゲーーーー!!マジかーーー!!

北海道生まれの北海道育ちだけど、初めて遭遇した!写真だ!動画だ!!
ゲートがあるから、ドキドキしながらもシッカリ撮った2人。
熊は方向を変えて、ゆっくり退散。
「いやぁゲートあって助かったねぇ〜」
(喧嘩の事はすっかり忘れてる」

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さあ、改めて線路の道へ行く、、、、?!いや、待て待て、こっちはまさに、さっき熊が入って行った森の方向でしょうがーーー?!もうゲートないしっ!
「くまーーーーほーーい!!」
とにかく声を張り上げろ!急ぎ足で進むんだ!!
「くまーーーー!!ここ歩くぞーーー!!」
林道に出ても、車は全く通らず、ドキドキしっぱなし。
やっと車の音が聞こえてホッとする。

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「ハーイ!君たち何処からこの道来たの?」
彼らはパークレンジャーで、見回りをしている途中だった。
「ハーイ!いやさっき熊がいて、、、」
「そっか、いやね、この道はまだ整備中だから通行禁止なんだよ、残念だけど君たちはもう、この先を通ることは出来ないんだ」
ええーー?!結局戻るの??マジかーーーやっとここまで来たのに、、、。
レンジャーの人とトランスカナダ横断をしていることや、これからのルートもろもろ相談。
「よし、それじゃあ良かったら君たちを車に乗せるから、もう一度ゲートまで戻って、ゲートを開けよう。それから線路のトレイルを進むのはどうかな?その先のルートも教えるよ」
お願いしますっ!

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レンジャーさんも、私達が一体どこを通って来たのか不思議がっていた。通って来た道のりを説明すると。
「そうだったのか、ハッハッハー」
「で、やっと道無きトレイルを抜けたら、今度は熊がいて」
「会ったの初めてかい?ハッハッハー」と軽い。
「仕事中に良く見るの?」
「うんそうだね、でも僕の家は街にあるから、大丈夫さハッハッハー」やっぱり軽い、、、。

でも、とても親切な2人だった。
「君達のしてること、本当に羨ましいよ」何度もそう言ってくれてたな。

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さあ〜歩くぞーーー。
「くまーーーー!!」叫びながら、レンジャーが教えてくれた線路を歩く。本当はダメだけどテントも張れるよって言ってたな。でもスペースがないなぁ、水もあまりないし、う〜〜ん。
しばらく歩いていたら、森の中から子供の声が聞こえて来た。
何とキャンプ場じゃないの!あっ!そう言えばレンジャーさんもキャンプ場のこと言っていた気がする。英語だと、最低限の情報しか頭に残らない。

やったーーー助かった!まず残しておいた水を思い切り飲む。
広いキャンプ場で、歩いても歩いても受付が見あたらない。私はもう一歩も歩けない、無理。
フミさんがザックを下ろしてチェックインしに行ってくれた。
もう6時だし、よっぽど空いてるスペースにテントを張ろうかとも思ったけど、待つ。

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フミさん戻って来た!
「キャンプ場は予約で一杯だった」なんとーーー!こんなに広いのに?もう6時なのに?
ガーーーンガーーーーン!ここに来て、今日一番のガーンだった。
しばし呆然とするが、もうすぐ7時だ。時間もない。
また線路に戻った2人だった。





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by ayumiaruki | 2017-05-24 05:56 | 旅日記 | Comments(6)
2017年 05月 19日

カナダ出発!

【これまで歩いた総距離数】 6,265km
【カナダを歩いた距離】                 7km

【現在地】 カナダ ブリティッシュコロンビア州 バンクーバー島  ラングフォード

【旅の行程】カナダ ブリティッシュコロンビア州 バンクーバー → カナダ出発地点(3㎞)→ビクトリアウエスト(4㎞)→サーニッチアップタウン





シアトルから、グレイハウンドバスでカナダに入国。入国審査では、カナダ横断の計画書、海外保険、出国チケットを準備していたからか、すんなり入れた。

私達の計画とは『トランスカナダトレイル』をベースにカナダを横断するという、だいそれたもの。
地図は、茶色がまだ出来上がっていないルート。水色がカヤックなどを使う水上ルート。
全部が繋がれば、24,000㎞!!世界最長のトレイルになる。
と言ってもピンとこない。北海道から九州までが3,000㎞と言ったら分かりやすいかも。つまりアホみたいな距離なのだ。

ルートの通りだと、アラスカ近くまで行く事になるからそこは歩かない、にしてもビクトリアからケベックまで、10,800㎞を360日で歩くことになる。
ちなみに私の日本の旅は、5,000㎞で4年かかっている。
う〜〜ん、だいそれている。

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カナダ初日は、雨降る夜にバンクーバー市内に到着。予約しておいたホテルに泊まった。
翌日、街を歩く。

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向ったのは、ケンドリックという人の家。今回初めてアメリカで出会った人達に勧められていた、『カウチサーフィン』を試してみることにした。

カウチサーフィンとは、あらかじめ登録している人の家に無料で泊めてもらうシステム。
今までも知ってはいたけど、日本の旅では私達の選択肢にはなかった。

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彼は家でコンピューターの仕事をしていて、とても忙しそうなのに、仕事に集中しているときと、私達と接するときの自然な笑顔やフレンドリーだけど紳士的な対応が印象的だ。
「先週パーティしたんだけど、忙しくてキッチンそのままなんだ、汚くてゴメン」と言っていた。確かに洗いものが山積みだ。「良かったら洗い物するし、夕食作るけど一緒にどお?」と提案をしたら「うん、それは嬉しいな」という返事。YESかNOか、この辺のやり取りがとても楽で良い。
こんな素敵なベッドで泊めてもらうことになった。

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気を使うとかいうんじゃなく、お互いの時間を楽しむ感じというのかな。でも何かしたい気持ちになってしまい、ついつい掃除機とか、かけてしまう。初めての家がケンドリックで良かった。

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そして翌日もカウチサーフィンで、別の街に住むケンジの家に行くことに。
ダウンタウンで待ち合わせをして、彼の家まで一緒に歩いた。

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ケンジは、お母さんが日本人だけど、日本語は片言で今は勉強中。この日は夕方から夜の11まで日本食レストランで仕事。
そんな若い彼にアイスクリームをご馳走してもらった私達。

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良いのかぁーー?ここは250種類のフレーバーがあるアイスクリーム屋さん。海苔味、ワサビチーズ味、キムチいちごとか、何でもありで、試食出来るのが楽しい。

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彼はデザイン画のアーティストでもあって、部屋もセンスが良い。

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このポスターは、日本に行った時に買ったそうだ。家を出るときも一緒に来てくれて、まだまだ分からないカナダの事を色々教えてもらった。まだ若いのに、とても大人で落ち着いている。バンクーバーに戻ったらまた会う約束をしてお別れ。

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そして私達旅の出発地点はバンクーバーではなく、バンクーバー島のビクトリア。
フェリーで1時間半、海を渡ってビクトリアへ。

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フェリーの中でも自前サンドイッチ。

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バンクーバー島に着いたらバスで50分、ビクトリアへ向かう。
街は結構大きい、観光地だったんだ。

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バンクーバー島の地図。
ややこしいけど、アメリカのシアトル、バンクーバー、そしてバンクーバー島のビクトリアの位置関係はこんな風。

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ビクトリア市街から『トランスカナダトレイル』の出発地点へ向かう。
ルートマップでは繋がっているはずなのに、初っ端から行き止まりで海だった!

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出発地点にたどり着いたら、橋がまだ工事中!!大丈夫か?!トランスカナダ。
隣の橋で出発記念写真という、最初からグダグダな私達らしい出発になった。

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でもルート付近は穴場の景色。

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初日は3㎞だけ歩いて、民泊のアパートへ向かう。

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今回は『カウチサーフィン』以外に、ネットの民泊システム『Air bnb 』も利用してみた。野宿出来ないような町や住宅地は便利かも。

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値段は、場所や部屋によって違う。私達もまだ利用し始めたばかりだけど、2,000円〜3,500円代で探している。
ここは窓からの景色が最高だった。

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翌日は友人に紹介してもらった、ご両親の家に行くことになった。ルートから少し離れるけど、せっかくなので寄らせてもらう。
トレイルは、市街地でも景色の良い歩きやすい場所になっている。

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天気はずっと雨か、どんよりしているかで、まだ肌寒い。

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カヤックや、キャンプのベテラン、マイケルと数年前に大学で資格を取り、今は働くのが楽しいというジョイ。
夫妻の家では、過去に日本からのホームステイもたくさん受け入れていて、ざっくばらんな感じがとても楽しかった。

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お二人は、ビクトリアの自然をとても楽しんでいて、この日は一緒にジョイが日課にしている散歩へ行った。家のすぐ前から山の公園が続いていて、どんどん登るジョイに、ついて行くのがやっと。
好奇心旺盛でいつも笑顔のジョイ。

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フミさんのブログを見て、折り紙を教えて欲しいというリクエストがあり、昼に見本をつくるフミさん。

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仕事から帰った娘さんと一緒に、折り紙教室をしたり(私は折り紙恐怖症なので欠席)マイケルの料理をご馳走になったり、私達もキッチンであれこれ作ってあっという間の3日間だった。
マイケル夫妻とは、またコンタクトを取り合う約束をして、仕事に出かける家族を私達が見送り、家の鍵を掛けて出発。
なんだか家族のように、すっかりリラックスさせてもらった。
カナダはまだほとんど歩いてないから、始まった感じがしないなぁ。

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by ayumiaruki | 2017-05-19 14:20 | 旅日記 | Comments(4)
2017年 05月 18日

アメリカ最後はシアトル

【これまで歩いた総距離数】 6,258km

【現在地】 カナダ ブリティッシュコロンビア州 ビクトリア

【旅の行程】アメリカ ユタ州 エスカランテ→セントジョージ→ソルトレイクシティ→ワシントン州 バンクーバー→シアトル





成り行きで来たエスカランテ、とても良かったんだけど、私達の行きたいソルトレイクシティからはさらに離れてしまった。

ここからは、一旦ブライスキャニオンに戻って、さらに野宿したシェダーシティに戻って、そこからセントジョージと長い旅になるのだけど、私達の後に同じトレイルを歩いていた、兄弟がロサンゼルスまで帰る途中だからと、車に乗せてくれることになった。
なんと、なんと私達は、本当にラッキーだ。
キースと、レイターはお母さんが京都出身、ご両親は離婚してしまったそうだが、弟のレイターだけ「ワタシのオカサン、ニホンジンデス」くらいの日本語を話せる。2人とも見た感じはハーフに全く見えないし、話していてもアメリカ人だ。

彼らはトレイルを歩く前に、私達の書いた『Japan 』の文字を見て『へぇ日本人が歩いてる』と名前を覚えていてくれたようだ。
私の甥っ子、姪っ子も母親がオーストラリア人で日本語が話せない。でも日本人に会ったとき、やっぱり『へぇ』くらいは思ってくれてるのかな。

車は130キロのスピードで5時間くらい、ほとんどノンストップで走り続けた。
わざわざバスターミナルを探して降ろしてくれて、信じられないことに、その日の夜行バスに乗ることが出来た。
キース、レイター、ありがとう。
彼らはさらに走り続けてロサンゼルスまで長いドライブだ。

セントジョージでは、慌ててバスのチケットを取ったわ良いかが、チケットをプリントアウトする時間がなくてシャトルバスの受付女性に相談。全くもってお客でもなく、別のバス会社を利用する私達に事務所のプリンターを貸してくれて、あたふたしていたら、プリントまでしてくれた。

バスを待つ間、マクドナルドにいたら、白人男性が数人深妙な顔つきで話し込んでいた。2人はトランプの帽子を被っていて、マジかっ!!いや、ここはアメリカのユタ州だったと改めて思う。
私達が出会った人は、トランプの話になると本当に恥ずかしいことだとよく話していたっけ。





ユタ州のソルトレイクシティは、モルモン教の発祥地にして聖地。
冬季オリンピックもあっただけあって、街は整然としている印象。どのか札幌に似た雰囲気がある。

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散歩をしていて、たまたま見つけた図書館が素晴らしくて、その屋上からの景色。遠くに見える雪山が綺麗だ。

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街を歩いていて、気になる文字が何度か目に入る『タコチューズデー』今日は火曜日でタコスが1個2ドルのようだ。
カナダに行ったら、大好きなタコスが食べられなくなるかも?今日は奮発して外食だーーー!
外食のタコスって、結構シンプルなんだなぁ、、、でも美味しい。

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と、食べていたら私達のすぐ後ろで、同じタコスに山盛りトッピングしてるじゃないか!
なーーーんと、これはベースであとは好きに野菜を入れるのか!
バージョンアップどころか、全く別のタコスに生まれ変わった。

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美味しいーーー!思えばアメリカで、2人での外食は空港の『ハンバーガー』と、フラッグスタッフの『カチーナ』くらい。あとマクドナルド。
宿でも、スケボー持った若い担当者が、早朝着いた私達の為にチェックイン時間前に部屋に入れてくれて、今なら朝食サービスまだ間に合うよと、急いで案内してくれた。日本じゃありえない。

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ソルトレイクシティからは、またグレイハウンドのバスで、ワシントン州のバンクーバーという街へ。初めてアメリカへ来た日にダラスで泊めてもらったトモさんが、仕事でバンクーバーに居て、また数日泊めてもらうことになったのだ。

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トモさんは、この町に引っ越したばかりで、まだ家具も何もないのに私達の為にブランケットや、食器を用意してくれて居てありがたかった。
トモさんと買い出しに行って、トモさんリクエストの和食を作ったり、ビールをご馳走になったり、ツマミを作ったり、共同生活みたいで楽しかった。

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この間まで乾燥しきっていたのが嘘みたいな苔の中のトレイルを一緒に歩いたり。

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カナダの前にオシャレな街にも行くから、そろそろ散髪もしなくては。

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トモさんに連れて行ってもらった、アジア系の女性の店。トモさんも丁度切る頃だからと3人で出掛けた。
海外で髪を切るのはドキドキだ。あら?ふみさんヤバくない?

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結果、まあ短くなったから良しとしよう。

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そして、しなくてはならない事も色々。写真データの整理、破れたり壊れたものの修復、靴や防水袋の洗濯などなど、させてもらってとても助かった。トモさんはカリフォルニアに新しい仕事が見つかって、すぐにでも行きたいところなのに、私達が来るのを待っていてくれたのだ。

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それからカナダには直接行かず、シアトルに寄ることにした。ふみさんが行きたいと、強く主張したシアトル。都会に寄って行きたいなんて珍しい。

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街をブラブラするだけでも楽しい。カフェが目的で来たのに、自前のインスタントコーヒーミルクとサンドイッチを食べる2人。

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夜行バス明けだけど街を歩いてみよう。近代的な図書館。

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中も気持ちがいい。

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それ程危険な雰囲気はないけど、ホームレスの多い地区もある。

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夜行バスとその翌日の二日間は、自前のサンドイッチで持ちこたえたから、贅沢にカフェ巡りだ。

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犬も歩けばカフェにぶつかるシアトル。あり過ぎて選べないから、事前にネットで調べた。『Espresso Vivace』気取らない雰囲気でさりげなく使い込まれたインテリアが素敵。私の一押し。ここで本物エスプレッソを飲んでみた。淹れたてをその場ですぐにクイッと飲むそうだ。でもカプチーノが美味しかった。


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シアトルの人はとっても洗練された雰囲気の人が多かった。

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『Cafe vita』若い人向けな感じ。ラテを飲んでみた。さっきの店もだけど濃厚で美味しい。


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マーケットにも行ってみた。観光地だけどここはおすすめ。


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かなり賑わってるし、リーズナブルなレストランも多いみたい。

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シアトルにスターバックスの一号店があるのは知っていたけど、偶然現れて意表を突かれた。こんな小さななんてことない店が、今や世界中にあるんだから凄いよなあ。
店内混み混みですぐに退散。

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街中歩いたし、夜はアメリカらしくピザ!ここも行く前にネットで検索。アメリカの都会は物価が高いから怖くて入れない。ピザ、サラダそれぞれ8ドルをシェアして充分お腹いっぱい。


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シアトル最後の夜に、トモさんから連絡が来た。「明日シアトルに行きます」ええ?!どう言うことだ?
トモさんはシアトルのレストランからも仕事のオファーがあって、オーナーに会いに来ることになったんだそう。カルフォルニアも決まってるけど、条件次第ではシアトルに住んでもいいかなと。奥さんのジーナさんもこっちの方が良いだろうし。
このフットワークの軽さ、こだわらなさ、トモさんと数日一緒に過ごして自分に無いもの、学びたいことを色々と感じた。
私達の宿に会いに来てくれて、アメリカらしいランチをご馳走してくれた。
パンケーキ、ソーセージ、ハッシュドポテト、卵はサニーサイドアップ、そしてコーヒー。
パンケーキ美味しい!!

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最初は、レンタカーを借りてアメリカを周るつもりだったけど、トレッキングにして大正解だった。(お兄ちゃんあどありがとう!」結局全部陸路でアメリカを斜めに横断したかたちになった。
とてつもなく広いアメリカ。合理的で、フレンドリーで、柔軟な対応。何でも大量にあって、何でも選べる。
店でクシャミをしたら、どこからか「ブレスユー」(お大事に)と声がかかる。実に楽しかった!

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by ayumiaruki | 2017-05-18 09:35 | 旅日記 | Comments(4)
2017年 05月 17日

Escalate エスカランテ

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】カナダ バンクーバー島 ビクトリア
【旅の行程】アメリカ ユタ州 ブライスキャニオン→エスカランテ





ブライスキャニオン最後の朝は雨。しばらく止むのを待ってみたけど、諦めてテント撤収。もうこれでカナダに向けての寒さ特訓は充分過ぎるくらい経験した。
シャトルバスに乗ってナショナルパークから出る。雨から雪に変わったけど私は、満足だーーーー!と叫びたい気分。
ジェネラルストアに寄ったら、もう昼食の時間だ。
トイレ隣のベンチで、マネージャーらしき人の視線を意識しながらささっと昼食。
この感じは日本の旅と変わらない。

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やっぱりパン食。この薄っぺらいパンは、長持ちしそうで買ってみたけど、味はいまいち、硬くて酸っぱい。店には時々、ケチャップの他にサルサ、タコスソース、オニオンソース、ハチミツまで置いてあって、レジでもらって良い?と聞くと、もちろんよと笑顔。
このちょっとのソースがこんな時や、サンドイッチで役立つ。
キャンプ中にコーヒーを作ってミルクのボトルに入れておいたり、ゆで卵を作っておくのも大事。
こういうどうでもいいことばかり書いてるから、後半、本当に書きたい事を書く時間が無くなるんだな。反省

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これから向かうのは、ソルトレイクシティ。しかーし、仲良くなったウィルが、エスカランテという町にクライミングしに行くと言う。
エスカランテ、エスカランテ、、、、なんと素敵な響きだろう。乾いた空気に長閑かな街並み、きっと大きな岩山に真っ赤な太陽が沈んで、、、。

私達もエスカランテに行く!!
早速ウィルの車に乗って一緒に向かう。彼はブライスキャニオンの受付をしていて、以前はヨセミテ国立公園でも働いていた。自然をこよなく愛する彼は車もゆっくり、日本人以上に気遣いしてくれる優しい人だ。
私のアメリカ人のイメージは、人から聞いた話しや、映画やニュースだけのもので、実際偏見だらけだったのかも。

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エスカランテまで89㎞、約4時間の道のりで信号機は一つも無く、果てしない荒野と岩山が続く。
岩山は定規で引いたような線が横に走っていたり、何かの模様を付けたようにも見える。色は赤や白、黄色だったり、灰色だったり微妙な色合いの変化が見ていて飽きない。まるでどこかの惑星にでも来たようだ。
エスカランテの町に近づいて初めて牧草の中にポツリと家が現れる。
私は車の窓に顔を貼り付けて「huge...huge...」(広い、、、広い、、、)とつぶやくばかりだ。

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わざわざエスカランテのビジターセンターで「何か僕が出来ることがあるはずだ」と一緒に降りて分かりやすい地図を探したり、キャンプ場を聞いてくれたり。最後にグロッサリーショップを探して降ろしてくれたウィル。心遣いがとても伝わってくる。私達はここアメリカで、本当に良い人達に巡り会えてる。アメリカの印象がとても良いのは出会った人達の影響が大きい。

温かみのあるビジターセンターの建物。

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ビジターセンターから歩いて直ぐの場所に町がある。町といってもブライスキャニオンから続いている道がメインストリートの、想像以上に小さく素朴な町だ。
遠くに雪化粧した山々が見える。

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まさしくイメージしていた『エスカランテ』だ!

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ビジターセンターの話しでは、この通り沿いに2つのキャンプ場があるらしい。どっちにするか考えるまでもなく、一目見て決定したキャンプ場兼、ロッジ兼、カフェバー兼、アウトドアショップの『アウトフィッターズ』

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キャンプ場の雰囲気で滞在中の居心地が大きく変わる。ここは必要なものだけが揃えてある、なかなかニクいキャンプ場だ。
Wi-Fi、温かいシャワー、テントからの景色と、ワイン!!ワインは今までなかなか手に入らなかったから、2人ともすっかりご機嫌だ。
テン場が気にいると、すぐに昼寝するふみさん。という事は2泊はするな。

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グロッサリーの店も、燃料のヒートを買うガソリンスタンドも歩いてすぐ、しかも安い!素晴らしいエスカランテ。
こんな場所で食べると、何を食べても美味しいけど、今日はサンドイッチにターキーのハムが入ってるし、テーブルには赤ワインまで!
私はちょっとしか飲めないけど。

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何が嬉しいって、時間を気にしないでシャワーを浴びれるのが嬉しい。一度スタートしたら8分止まらないシャワーともお別れだ。寒かったし思わず「はぁ〜〜〜あ」と声を出したら、隣のシャワーから「ナイスシャワーよね?」と声をかけられ、「year it's warm」(ウン、アッタカイ)と、アホみたいな返事でも、大きな声でハッキリと言う度胸というか、開き直り?ができた。
左側がシャワーけんトイレ。

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シャワー後のオレンジジュースが死ぬほど美味しかったなぁ。身体がビタミンを求めていたのかも。旅をしてると時々、何かに体が反応して尋常じゃない美味しさを感じる事があるからびっくりする。
今までキャンプで、クリームなんかぬったことがないのに、ミッチのアドバイスもあって2人ともせっせと塗っていたのに手はすぐにひび割れるし、体から粉が出てきて、スパッツは粉まみれ。
最初は洗濯機の脱水が足りなくて洗剤が残っているとばかり思っていた。
さすがに粉の写真は出せないなあ。

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テントの撤収をしてくれる、ふみさんの指先は朝晩まめにクリームを塗り込んでも割れてしまった。こんなちょっとの傷でも、冷たい水や外の作業が多いキャンプ生活では、かなり不便になる。踵ももうすぐ割れそうだ。

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ビジターセンターでもらった地図では、この町の付近にも無数のトレイルコースがって、町から歩いて行けるコースもある。何せあのブライスキャニオンの後だから盛り上がらないかも知れないけど、ちょっと行ってみよう。
先ずはブライスキャニオンの方向へ。どうってことない景色だけど、私にとってはパーフェクト。ウィルに会っていなかったら、絶対に来ることはなかった町だ。
この先には人工湖があって、この辺りの町や牧草の水を確保しているようだ。こまめに水をまかないと、牧草は直ぐに枯れるのか、大きな水撒きの機械をよく見かける

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今度は町の反対側へ向かう。町の人も親切でやっぱりフレンドリー、男性はカウボーイ風に私には見えるけど、アメリカでは普通なのかな?ここは町中心部あたり。

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お墓もそうだし、この隣にある高校のグラウンドもこんな風景だ。

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今まで町のメインストリートしか歩いてないし、方角も右か左のみ。ここで初めて違う方角へ進む。トレイルはあの山の向こうへ続いている。
朝は天気が良かったのに風が強くなってきた。

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真っ直ぐな道なのに迷ってしまって、やっとトレイルヘッドに到着、名前や住所を記入する。注意書には、アブ、サソリ、蛇、ガラガラ蛇、毒草に注意!川の淵に入ると、そこは時々監獄のプールになっていて2度と出られない。飛び越えたり、ジャンプしたりしないようにという注意書があった。
熊はいないみたい。
ブライスキャニオンではトレッキング前にレンジャーの人から、熊に会わないように音を立てること、会ってしまったら体を大きく見せること、ここの熊はそんなに悪くないけどもし、襲ってきたら諦めずに、ストックや、木の枝、石、水ボトル何でも使って戦え!と教えられたっけ。実際それで命拾いしている人がたくさんいるそうだ。

それにしても、この感じ想像していたエスカランテそのままだ。

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トレイルは山だけじゃなく、私有地を通ることもある。ここの入口も大きな農場の一角のようだ。
雲行きが急に怪しくなり始めた。

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気温も急激に下がる。と思ったらいきなりの吹雪!嘘でしょ?!これが日本では経験したことの無い怖さ。
岩影で昼ご飯を食べつつ、吹雪の様子をみる。体が完全に冷え切った、もう帰るか、、、。

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ほとんど帰る気だったけど、少しだけ晴れ間が見えた。せっかくだしもう少しだけ歩こう。

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あれれ、何だかんだ面白くなってきた。

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それからはもう、止まらない。
何度も川を渡って、岩と岩の間を進んで行くと、岩幅が見る見る狭くなって、垂直の壁のように高くなってゆく。こんな地形で一番怖いのは鉄砲水だ。でも無性に進みたくてたまらなくなるトレイルだ。こんな無名のトレイルがこんなに面白いなんて。

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壁のようにそそり立つ岩。


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さらに、もうこれ以上はないくらい最高のテント場まであった。写真じゃなかなか伝わらないけど、それぞれが独立した、垂直の岩壁に囲まれて、直ぐ横に川があって、ちょうど落ち着く広さの平らな場所。
誰かがキャンプした後があって、それを見ているだけでも浮き浮きしてくる。
ここはナショナルパークではないから焚き火が出来る。

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日本でもよく焚き火はしたけど、火の付きが良すぎて怖いくらいだ。ここはそれほど山火事の心配が無さそうだからいいけど、ナショナルパーク内が焚き火禁止なのも理解出来る。
やっぱり焚き火なんだよなあ。

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これくらいの火でちょうど良い。

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全く期待していなかったのに、大大満足で帰って来た。きっとアメリカ、いや世界中にこういう無名だけど素晴らしいトレイルが無数にあるんだろうなぁ。
帰りに、アメリカに来てからずっと気になっていた、いわゆるアイスクリーム屋さんで、ピーナッツバターチョコレートアイスを買ってみた。
うま〜い!何だ、甘すぎかと思ったら全然だ。

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キャンプ場に帰ったら、買い物してすぐに夕食の準備。日が暮れるのは7時半だけど、とにかく風が強くて寒い。
火を使う料理は諦めて、またサンド。
でも、他のキャンパーが大きなガスコンロを貸してくれたりして、すごく助かった。
野菜は洗ってカットしたものが安いから助かる。

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何だかんだで、4泊したエスカランテのキャンプ場。長く居ると仲良くなる人も増えて情報交換出来るのも嬉しい。
ドイツ人のステファンは、自転車でフロリダからカリフォルニアへ向かう途中だ。その後メキシコから南米へ向かう。
彼もほとんど野宿でアメリカを旅している。野宿場所はシェリフに聞いたり、消防署に泊めてもらったり、公園はやっぱり地元の人にあらかじめ了解をもらってからだそう。
アジアやオーストラリアも自転車で旅しているステファンだけど荷物の重さと、時間には、そんなにシリアスじゃないみたい。私達派?ネットが繋がるからドイツのお母さんによく連絡していた。
ふみさんの旅に、とても興味を持っていたな。

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居心地の良かった『アウトフィッターズ』も最後。朝は寒いし、せっかくだからコーヒーくらい飲んでから出発するか。
テントを撤収してから、カフェに行ってみた。
暖かくて居心地良いなあ。

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朝食の慌ただしさが終わったときのようで、店の人がこそっと、クッキーをサービスしてくれた。
コーヒーとクッキー最高の朝だ!!
写真を撮ったりしてたら、これも最後の一切れだからとブラウニーまでくれた。
ウィルに会ってなかったら、来ることのなかったエスカランテ最高だ、ありがとうウィル!

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by ayumiaruki | 2017-05-17 07:25 | 旅日記 | Comments(4)
2017年 05月 12日

気に入った!ブライスキャニオン

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】 アメリカ ワシントン州 シアトル
【旅の行程】アメリカ アリゾナ州 ブライスキャニオン






ついに来れたブライスキャニオンさぶーーーーい!
ラーメンくらいじゃとても温まらない。

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朝起きたらテントの外に置いてあった水が凍ってた。こんなことは日本の旅じゃ一度もなかった。
アメリカの気温は華氏だからまだ分かりづらいんだけど、マイナス7度くらいだったみたい。そりゃあ凍るわ。
日本の旅はインナーシュラフと、さらにシュラフカバーも使っていたけど、冬の四国はもっと寒く感じた。

このテントは軽さ重視で、テントの生地はペラペラだし、上部はメッシュになっているけど、前のテントと比べて寒いとは感じない。

マットをエアマットから銀マットに変えたのが良かったのか。
軽量化の為に買った今回の装備、この寒さで耐えれたなら、カナダも大丈夫なんじゃないかな。

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寒い時は歩くに限る。まずは足慣らし、日帰りトレッキングの『Fairyland trail』から歩いてみた。
名前の通り、おとぎの国を歩いている気分になる。ほとんど期待してないコースだっただけに、なおさら大満足で帰って来た。距離12.9km

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砂漠と塔が入り混じったような不思議な地形。次々と変化する地形にみとれていると、時間の経過も分からなくなって、本当におとぎの国にいる気持ちになった。
歩いて、このトレイルが終わるのがもったいなくて、ゆっくり進んだくらい。

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ナショナルパークに来てから、絶景昼食続きだけど、ここでの昼食も気分良かったなぁ。

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ブライスキャニオン良いのかも?ナショナルパークでも、世界遺産でも、絶景でも、気に入るかどうかはその人との相性次第、ここは私も気に入ったけど、特にふみさんがハマった。
何せファンタジーと、ムーミンのニョロニョロと、変わった地形や岩や石に並々ならぬ興味を持って入るふみさんだから、どんぴしゃりなんだな。

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セダーシティーからブライスキャニオンまで、瞬く間に過ぎていって、シャワーを浴びてないとこに気づく。元潔癖症の私とした事が!
セダーシティーで野宿3日だから、、、6日?!
シャワーは8分で3ドル(350円)1度スタートしたら8分出っ放しのシャワー。
慌ただしいけど、ずっと寒かったから熱いシャワーで生き返った。
あまり気にしていなかったけど、グランドキャニオンより高度が高い。気圧の変化か、ずっと顔がむくんで体調は今ひとつだった。

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明日はメジャールートのクイーンズガーデン、ピーカブーループトレイルだ。
ブライスキャニオンには、サンライズと、サンセットポイントがある。それを見ないとここに来た意味がないとまで、言い切っているブログもある。明日は日の出前に起きて、朝日を浴びてから出発だー!
けどね〜朝晩は半端ない寒さなんだなぁ。
ぐーたらの私達がそんなの頑張って行くはずがナーイ!
2人ともほぼ諦めていたのに、偶然にもふみさんが朝の5時に、トイレに起きてしまった。
人からは若い若いと言われるふみさんも、最近はトイレが近くて困っている。

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とにかく見れた!予想通り人が大勢居て、あいにくの曇り空。綺麗ではあるけど、サンライズは私にとって期待したほどではなかった。

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でも、ほとんどの人が朝日を見て帰るから、メジャールートのピーカブーは、朝の静かな時間に歩いて神秘的な世界を体験出来た。
多分これが、大勢の観光客と一緒だったら、全く別の印象だったと思う。


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最後にナバホトレイルそして、サンセットポイントまで歩いた。距離は13.8km

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後半は、大勢の観光客に混ざってしまったけど、充分楽しんだ。


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帰りに、ジェネラルストアに寄って、イモ、玉ねぎ、そして大事なインスタントコーヒーと、クッキーの買出し。2人ともコーヒーと甘いオヤツが欠かせない。

ビジターセンターでバックカントリーでのキャンプについて聞いてみた。1週間くらいキャンプしながら歩きたかったけど、北の方はまだ雪があって不可能。Yellow Creekのキャンプサイトは熊がいるから閉鎖中。歩けそうなルートと、水の流れている川の場所を聞いて許可証を受け取る。(水は川の水を飲むから)事故があった時の連絡先を記入したり、熊に出くわした時の対処法を聞いていたら、身が引き締まる。
キャンプサイトには何もないし、他に人も居ないようだ。グランドキャニオンよりワイルドなキャンプになりそうで、カナダの練習に丁度いい。
代金を払って、ベア缶を受け取り明日のシャトルの時間を確認。英語で大事な説明を聞くときは慌てないこと!まだ緊張する。








翌朝テントを撤収して、水は7ℓ準備した。ビジターセンターで充電などする。今夜からさらに冷え込む。今日はにわか雨、明日は雪だ!
カナダの練習だから、良しとしよう。山火事の跡が目立つけど自然のまま。あえて火事にしている部分もある。

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Right Fork Swamp Canyonのキャンプサイト到着。やっぱり誰も居ない。いいなぁ
軽く食べてからテントを張って、空荷でシープクリークをトレッキングしてみた。
手前の丸いプラスチックがベア缶。食べ物の他に石鹸など匂いのするものは全てここに入れて、決してテントには入れない。

焚き火禁止だけど、明らかに焚き火した跡がある。

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誰にも会わない、、、いい感じだ。
帰りに川で水を汲む。

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今回は飲み水も浄水して作る。浄水はキューバでかなり慣れたから大丈夫なはず。

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私も水のある場所で洗顔しておく。

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夜の冷え込みはそれほどじゃなく、ワイルドターキー(野生の七面鳥」の鳴き声がすぐ近くで聞こえていた。まるで魔女の笑い声のような鳴き声は、この森にピッタリすぎるBGMだった。

翌朝テントを撤収して次のキャンプ地点まで歩く。途中にあった熊が出て閉鎖中の別のキャンプサイト。

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歩いていたら予報通り雪が降ってきた。丁度キャンプサイトについた頃だ。遠くの山が白く曇っている、多分あの辺りは激しく降ってるんだろうなあ。

な〜んて呑気にしてたら、ぱらぱらだった雪が顔に当たって痛くなる。ヤバイ急激に冷え込み始めた。風もびゅうびゅうじゃないか!
テント設営だーーー急げーーー!!

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まだテント設営途中。

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超特急で設営しつつ、写真撮影しつつ、動画の撮影しつつ。
忙しーー!
テントの中に逃げ込んで、吹雪が去るのを待つ。
お腹すいたな〜寒いな〜。

アルコールストーブをテントの中で使うのは無理だ。そのまま食べれるニンジンとシリアルバーにかぶりつく。
2人で寒い寒いと言いながらテントにいると、急に明るくなってテントの中も暑くなった。
なんだ?止んだのか?ジャンパーを脱いだ瞬間に、また暗くなって急激に寒くなった?
それを何度か繰り返してやっと天気は落ち着いた。
こんな天気は初めてだ。やっぱり日本とは違うんだなぁ。

とりあえず湯を沸かしてコーヒーだ。あれ?インスタントじゃない。ああやっちまった。
まぁこの携帯ドリップがあるからいいんだけどね。やっぱりドリップは美味しいし、香りもいい。

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湯を沸かしたから、オートミールも作って、クッキー食べて。
ひとまず落ち着く。
それから近くの川で水を汲んで浄水だ。プラティパスから、浄水器を通して、別のプラティパスへ入れるだけだけど、時間がかかる。

もちろんここも、誰も居ない。

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夜は風もあって、かなり冷え込んだ。あるもの全て着込んで寝袋もすっぽり頭まで被って寝た。
厳しいキャンプだったけど、ここまでの寒さなら大丈夫という自信もついた。
何もない、誰も居ない自然の中は、厳しいけれど惹かれるものがある。

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翌朝も寒い中起きて、最初のキャンプサイトに戻って来た。
ここはリムの上だからやっぱり寒い。でも前の人が残した薪で、焚き火が出来たから体を暖められた。
リムの上のキャンプサイトは焚き火オッケーだから、火に癒されるなあ。
ワイルドなキャンプだったけど、なんだか充実してたブライスキャニオンだった。これてよかった。


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by ayumiaruki | 2017-05-12 06:58 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 05月 09日

ブライスキャニオン諦める?

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】 アメリカ ワシントン州
【旅の行程】アメリカ ユタ州 フラッグスタッフ→セントジョーンズ→セダーシティー





フラッグスタッフから夜行のグレイハウンドバスで9時間。さすがにグレイハウンドも慣れたものだ。
途中のラスベガスでバスの乗換え、街を少しだけ歩いてみた。早朝のベガスは、あまりにも静かでコーヒーの香りまでした。夜になったら豹変するんだろうな。

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次はシャトルバスに乗って目的地セダーシティーに着いた。シャトルの待ち時間は6時間あったけど、待合室は洗練された内装で、大きな窓からユタ州の乾いた景色が良く見える。焼き立てクッキー、コーヒー、ホットチョコレートドリンク、カフェラテ、オレンジに、りんごまでが無料で置いてあって、ネットも使えるから、ちょっとしたカフェよりずっと気が利いている。

この町は赤土の山に囲まれた、のどかな町。すぐ近くに大学があって町の感じが良さそう。

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町には夕方に着くからネットで宿を予約していた。宿は安くても5,000円前後、なるべくテント泊したいけど安全優先だ。知らない町で夕方以降は行動しないようにしている。

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ここは安いのに、部屋が広くて朝食も付いてる。アメリカの宿は朝食付きが多いのかな?

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コーヒー、オレンジジュース、一度食べてみたかったカラフルなコーンフレーク、オートミール、ゆで卵、マフィン、そしてここは自分でワッフルを焼く。でも時間ギリギリでワッフル焼くのに必死、写真なし。

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どこの宿も、マフィンが意外に美味しい。あとヨーグルト、トーストなんかも朝食によくある。
宿でブライスキャニオンに行く手段を聞いてみたけど、まず車がない事に驚かれた。インド人のオーナーは、だったらタクシーかなぁと首を傾げる。125㎞もタクシーに乗ったら大変だ。
時間なくて、、、食べカスのワッフル、ゆで卵のからで、すみません。

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次に向かったのはホームセンター、それからビジターセンター。びじたセンターの女性はすごく親身になって、車と電話のない私達の為に、近いキャンプ場や、レンタカー会社に電話して、電話なしでもウーバーを呼べないかネットで調べてくれたりと、色々な手段を考えてくれた。
でも歩いて行けるキャンプ場は無いし、交通手段はレンタカーしかなさそうだ。
レンタカー会社まで歩いて行って予約だけした。1週間で400ドル(44,000円)。国際免許証も取ってきたけど、4万円とガソリン代、キャンプ代も高くなることを考えると直ぐに決断できない。アメリカのハイウェイを運転するのも怖い。ここで事故を起こしたらカナダの旅が、、、。町のメインストリート。

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そんなこんなでもう昼過ぎだ。スーパーで昼食にしよう。
今日の寝場所も確保していないし、ブライスキャニオンへ行けるかも、怪しくなってきた。う〜んどうしたことか。

そんな時、店の人が気軽に声を掛けてくれたり、惣菜屋さんの人も忙しそうなのにサービスしてくれたり、年配のお客さんからは、何か分からないことがあったら私に聞きなさいと声を掛けてくれたり、優しさがしみる〜〜〜。何でこんなに気軽に声を掛けてくれて優しいの?

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サンドイッチ、何度作って食べたことか。
ビーフをサンドイッチ用にカットしてくれて、ケチャップとマヨネーズもサービス、でしょ?って顔でウィンク。ホントそういうところ大好き。カットサラダが売っているのも助かる。

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まずい!(サンドは美味い)もう夕方になる。「無料キャンプサイト」のアプリでは、7㎞先のサイクリングロードの近くにあるけど、飲み水、トイレはない。この荷物で歩いて1時間半か、、、。スーパーで食料を買って、水を汲んで、洗顔も済ませて出発だ。
遠い宿からビジターセンター、レンタカー会社、スーパーと、町中を歩き回って疲れたなぁ〜こんな時はもう一泊宿に泊まりたいなぁ、、、という気持ちを我慢して歩く。

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しかーしマップ上で指している場所に、それらしい場所は無い!もうすぐ暗くなり始める。ふみさんがダッシュして、ずつと先まで見てきたけどやっぱり無い!
こんな町外れまで来たら、もう野宿しか無いな。
右手の林で、ちょっと不安なアメリカ初野宿。

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もう郊外を通り越して、山の中だから人が来ることはない。そういう意味では安心だけど、野生動物には注意しないと。

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シカの通り道に近かったから食料は遠くの木に吊るした。風の強い日だったけど、うっそうとした木が風を遮ってくれた。
こんな場所の野宿は、景色より人に見えないこと、雨風を避ける事が優先。

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早くブライスキャニオンに行きたいけど、44,000円は痛いなあ。ホテルから出ているシャトルもかなり高い。どうしたものか。
翌日はテント張りっぱなしで町まで歩いて行って、ビジターセンターに行ったり、スーパーのネットでレンタカーをキャンセルしたり、またレンタカー会社に行って、やっぱり契約しようとしたら、もう車がなかったり、あっという間に夕方、、、。
またスーパーに戻って、いつもの場所で長居する。
もうすっかり顔なじみになってしまった。今日も野宿だなぁ。
飲み水を背負って、この道も何度往復したことか。

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テントに戻って、ふみさんと考える。他の町へ行くか、レンタカーもう一度予約するか、ブライスキャニオン諦めるか。
とにかく明日はここを出よう。
夜は雨になった。はぁ、、、このテントでの雨は初めてで、野宿だし、川も近いし不安になってくる。でもテントはちゃんと持ちこたえた。偉いぞビックアグネス(テントのメーカー)こうやって苦労を共にして旅道具に愛着が湧いてくるのだ。


翌朝は晴れた。テントを撤収していつものスーパーへ。

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そこで出会ったご夫妻、デニスとバーバラ。家はブライスキャニオン手前の村だ。これから家に帰るから乗っても良いわよと。何と何と何とーーー!!

デニスは元、ブライスキャニオンのシャトルバス運転手で、パスがあるし、せっかくだからとブライスキャニオンのキャンプサイトまで乗せてくれた。往復1時間以上も余計な運転になるのに、、、。

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車の中で、夫婦が高校時代の同級生で早くに結婚したことや、お互いの家族の話をした。ブライスキャニオンに行く途中だからと、家も見せてくれて、近所に住んでいるデニスのおばあちゃん、おじいちゃんに手を振ったり。

夫妻の家からの風景は今でも目に焼きついている。
この日の全てが忘れられない思い出だ。

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さっきまで見ず知らずの人と、こんなに仲良くなって、半ば諦めかけたブライスキャニオンに居ることが信じられない。
しかも家がキャニオンに近くて、元キャニオンのバス運転手、、、。

ご夫妻を見送って、しばらくの間ブライスキャニオンに居る幸運と、2人の親切に感謝していた。







テントを張って夕食。興奮状態で気づかなかったけど、ブライスキャニオンがかなり寒い。寒い時はラーメン。

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キャンプサイトの裏はもう絶景。
夕方に行ったら誰も居なくて2人で景色を独占した。

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安堵と絶景と、まだブライスキャニオンに居ることが信じられない。

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夜にテントを開けたら、空一面の星空。寒い夜だったけど、テントをから顔だけ出して寝袋に包まったまま2人顔をくっ付けて星を見ていた。
ブライスキャニオンに居るのがまだ信じられない。朝起きたらシェダーシティーなのかも?

本当に幸せだなぁ、と何度も言い合って眠った。

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by ayumiaruki | 2017-05-09 02:53 | 旅日記 | Comments(3)
2017年 05月 06日

お気に入りの町フラッグスタッフ

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】 アメリカ ワシントン州 バンクーバー
【旅の行程】アメリカ アリゾナ州 グランドキャニオン→フラッグスタッフ






グランドキャニオンの次はどうやって、どこへいったか?
正解はこちら。

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車のない人は、高いシャトルバスしか手段がない。だからと言って、アメリカでヒッチハイクなんて無謀なことは選択肢に無かったんだけど、テントサイトで仲良くなった自転車乗りのジェイソンが、この辺りなら大丈夫だからヒッチで自転車ごとフラッグスタッフに戻るという。グランドキャニオンで出会った日本人のヒッチハイカーの情報と、ネットで調べたりした結果、今回だけヒッチで行くことにした。但し明るい時間だけ。
私達もジェイソンと同じホステルに泊まるから、今日それぞれヒッチして、同じ宿を目指す事になる。それがお互いの安全確認にもなる。
テント撤収中のジェイソン、さあどっちが先に着くかな?

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まずは、ナショナルパーク内でのヒッチ。間違ってレンジャーの人に指を上げてしまったら、苦笑された。
日本でも数回ヒッチしてるけど、3時間は覚悟していたら直ぐに一台の車が止まってくれた。経過時間30分。
学生かと思ったらLAに住む小学校の先生。だからか英語が聞き取りやすい「実は僕も前日に『イントゥザワイルド』を観てグランドキャニオンのキャンプ場からはずれた森の中、1人でキャンプしてみたんだ。そしたら真っ暗な森の中で突然獣の声が聞こえてさ、怖くなってすぐ車に戻ったよ」「グランドキャニオンに獣がいるの?」「ああ、翌朝になって獣の正体が判明したよ、あれさ」「ただの牛じゃん!!」
車の中でイントゥザワイルドのサントラを聞いて話もはずむ。
私の出身地が札幌と聞いてオウマイガッ!サッポロはてっきりビールの名前だと思っていたよ。
2人とも仕事を辞めて旅をしていると言ったら、まず「congratulations!」(おめでとう!)彼の奥さんは、同じ学校で教師をしていたけど辞めて、大学へ入学(UCLA )今は弁護士の資格を取ったばかりだ。「しばらくは奥さんをサポートしながらの生活になるかな?でも彼女の年収はすぐ僕の数倍になるよ」

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ウィリアムズの町のヒッチしやすい場所まで送ってくれた。
さあここは中間地点、もう一度ヒッチを始める。
最初は気づかなかったけど、よく見たら運転しながらごめんね〜とか、手を上げてくれたり、振ってくれたり、「ナ〜イス」と声をかけてくれたりするから時間が経つのが早い。
遠くから裸足の若者が道路を横断して走って来た。え、、、っとあの人達、、、「ヒッチしてるの?ナイス面白そう、良かったら乗って〜」車の中はギター、ぬいぐるみ、毛布、マックのカップで、ぎゅうぎゅう。それを一生懸命避けてくれてる姿を見て、この人達は大丈夫と思った。

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学生さんで、車であちこち旅をしてるそうだ。おもむろにキャラクター手袋をはいて会話するちょつとクレイジーな3人だけど、会話の中で時々哲学的な話になったりもする。

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いやぁ〜人は見かけじゃない。彼らも私達の宿を聞いてわざわざ探して近くまで止めてくれた。ノリノリ過ぎてほとんど会話はしなかったし、この見た目では信じられないと思うけどピュアな若者たちだった。最後に「私達は英語があまり話せないけど、本当に楽しかったし、あなた達はとても親切な人です」みたいなことを伝えて握手。

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あまりにもすんなり、無事にフラッグスタッフまでたどり着いた。きっとジェイソンはまだグランドキャニオンで親指を上げているに違いない。部屋に入ったら、なんとジェイソン!!にんまりしてる!彼は一台目で車が止まって、しかも自転車も載せてくれたそうだ。そして偶然にも私達と同じ部屋だった。
私達もジェイソンも今回はたまたま無事にたどり着いたけど、人には勧められないし、アメリカでは実際にヒッチで行方不明になっている人も大勢いる。ナショナルパークのホームページにも、ハイカーに向けて「親指をたてる前によく考えて」と警告している。私達もうっかり家族に話して本気で叱られた。ヒューストンのミッチも、とても心配して厳重注意されたので、もうアメリカでヒッチはしないと約束した。

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宿は「グランドキャニオンインターナショナルホステル」と言う堅苦しい名前。ジェイソンのお勧めだったんだけど、ちょっと昔のアメリカ風で、宿の人も親切だし、お客さんもマナーが良くてすごく心地良かった。
グランドキャニオンのテントもだけど、マナーが良いね。みんな通りすがりに笑顔か挨拶かするし、基本的にキャンプサイトでは静かで、夜は8時くらいから囁き声になる。水場や洗面台もつねに譲り合い。他の人が終わるのをじっと待つ。

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キッチンがあるのが嬉しい。ジェイソンがアメリカのトレッキングやキャンプ情報を色々教えてくれたから、お礼にミッチからもらった食材で蕎麦サラダやサツマイモの料理を振る舞ったら、とても喜んでくれた。
彼はノースカロライナのビール会社で働いている。とてもジェントルマンで礼儀正しくて、マウンテンバイクが大好きだ。2日間同じ部屋だから、一緒にご飯を作って食べたり話していて楽しかった。ふみさんは最後の日にBar でビールをご馳走になった。

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朝食付き。果物、オートミール、パン、ジャム、美味しいコーヒー!!コーヒーが美味しいのは嬉しい。
普段は朝食抜きだけど、宿の無料のは食べることにしている2人。

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ジェイソンはまた仕事が始まるから、ノースカロライナへ帰った。私達はまたトレッキングが始まる。ジェイソン情報で、アルコールならガソリンスタンドで「ヒート」と言うブランドの黄色いボトルだと聞いて行ってみた。あったーー!ついに手に入れたアルコール!黄色以外のボトルは目が赤くなるらしい。ありがとうジェイソン!

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フラッグスタッフが気に入ってもう一泊する事にしたから、この町にあるトレイルも歩いてみよう。普通は町から車に乗って数キロ先にトレイルがあるけど、この町は町の中心から歩いて行けるトレイルがいくつもある。
この辺りが町の中心、近くに大学もあるから学生や、パタゴニアとか着てるアウトドア関係の人、昔はヒッピーだった?風の人を良く見かける。雰囲気の良いBar やカフェもたくさん。ちょつと北海道のニセコの町に似てるかな?

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フラッグスタッフから見える美しい山。3,851mのハンフリーズピークはアリゾナ州で一番高い。

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5分も歩けば、もう郊外。

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さらに1時間歩くと、バッファローパークがある。私がイメージしてたパークの5倍くらいあった。いやぁしかし広いなあ、アメリカに来てから何度「広いなあ」と言ったことか。

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ここから、いくつかのトレイルがあって、ジェイソンに聞いて、私もいつか歩きたいと思ったアリゾナトレイルの一部も繋がっているみたいだ。

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よし、今日はアリゾナトレイルを歩こう!ジェイソンも休日を取ってはアリゾナトレイルを走っていたけど、同じようにキャンプしながらの自転車や、トレイルランしている人、馬でトレッキングしている少女などなどいた。写真に写っている2人は女性。グランドキャニオンでも、トレッキング中はスタミナとパワフルな筋肉をつけた、素敵な女性をたくさん見かけた。彼女達からは自信がみなぎっているし、とびっきりの笑顔で「ハーイ!」と挨拶してくるから気持ちが良い。

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最近このハンモックを良く見かける。ただ公園で本を読んでたり、ウルトラライトのハイカーにも人気だ。

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またしても軽く歩くつもりが、気持ち良くて5時間ほど歩いてしまった。
宿に帰ってしっかり食べる。キャンプが続くと水が出て、火が使える有り難さをしみじみ感じる。宿にキッチンがあるときキャンプで作れなさそうな料理を作ったり、野菜をしっかり食べるようにしている。
あとフリー(無料)の食材も助かる。『free 』と書いてあったら宿やキャンプサイトを出る人が、もう使わないからと置いていったもの。
パスタ、クスクス、巨大なサツマイモ、ニンニク、水ボトル、缶詰などもらった。
しっかり食べて、翌日も別ルートをトレッキングした。カナダのトレーニングも兼ねているから歩かないと。

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次はどこへ行こうか?ギリギリまで決まらない。出会ったトレッカーや自転車乗りにお勧めを聞いたら、みな熱く語るから行きたい場所が増える一方だ。
半額のクッキーと、オートミールをゲットしてご機嫌。半額商品のコーナーは店の別の場所にあるようだ。行動食のシリアルバーは甘いけどお腹も膨れて美味しい。一番下はインスタントマッシュポテト。安いしお湯を入れるだけで簡単。味もチーズとハーブ味とか美味しい、鍋もそんなに汚れないからお勧め。

スーパーで買い物もしたし、次はブライスキャニオンに決定!

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by ayumiaruki | 2017-05-06 05:12 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 05月 04日

グランドキャニオン谷底へのトレッキング

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】 アメリカ ユタ州 ソルトレイクシティ
【旅の行程】アメリカ アリゾナ州 グランドキャニオン内のトレイル50.3km







無理かと思ったグランドキャニオンでのキャンプも出来て、ブライトエンジェルトレッキングの抽選にも当たった。一泊の予定だったけどインディアンガーデンと言う場所でもキャンプ出来ると聞いて、ぐるっと回って帰るコースで申し込んだ。
気持ちはノリノリだけど、足慣らしの日帰りコースでバテ気味の私。
日帰りコース、ドリッピングスプリングスで昼食。

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翌朝7時過ぎ、シャトルバスで出発地点まで移動。これがまた寒くて寒くて、着れる服は全部着込んだ。夏でも朝晩は冷え込むらしいけど、この季節のキャンプ地は寒かったなぁ。でもこの後のブライスキャニオンは更に寒かったんだけどね。
スタート地点の標高は2,195m。北海道の旭岳が2,291mだから結構な高さだ。
そこから1日かけて標高760mのグランドキャニオンの谷底まで下る。距離は11.3km。
私はちゃんとキャンプサイトまで行けるのか、結構不安。降りれたとしてまた登って来れるんだろうか。
毎年レンジャーに救出されるトレッカーが居るけど、その1人にはなりたくない。

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リムから見ていたら、一体どうやってこの断崖を下るのかと不思議だった。
歩き始めから急だけど、道の幅は広い。

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キャンプ場まで行けないから仕方なく日帰りするトレッカーや、少しだけ歩いてみる観光客などさまざま。
景色もどんどん変わるし、土の色や質感も変わるから歩いていて飽きない。
奥に人が居るのが見えるかな?私達は右手に見える道を下って山の溝の様な所へ降りて行く。

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まるで西部劇のワンシーンみたい。ラバに乗って同じコースを行くツアーもある。馬とロバを掛け合わせた、ラバが通るときは人が避けるのがルール。このグループには子供もいて、ちゃんとラバを乗りこなしていた。

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中間地点で休憩。ここで食べた行動食は気持ち良かったなぁ。後ろにリムが見えて回りはぐるっとこの景色。リムから見るだけだったらこんな場所があるなんて思えない。

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食べたのはプロテインバーとリンゴ。
数種類持って行ったプロテインバーはどれも美味しかったけど 『cliff bar 』はやっぱり一番美味しかった。

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さらに下って、やっとコロラド川が見えてきた。
コロラドはスペイン語で「色のついた」と言う意味。緑がかった色をしている。ザックを背負うのに慣れてないし、ひたすら下りで腿がプルプルし始めて、ここからが長かったなあ。

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ついに目の前に現れたコロラド川!ここまで来たらあと少し。川沿いに歩いて、支流に向かうとキャンプサイトがあるはず。

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あったー念願のブライトエンジェルキャンプサイト!谷の合間にコロラド川の支流があって、その脇に1つ1つスペースを空けたキャンプサイトがある。ここにテントを、張れるなんて信じられない。1時半到着で予定よりずっと早い時間に着いた。
事前にレンジャーの人からキャンプの注意点を説明されるんだけど、食料、石鹸、日焼け止めなど匂いのするものは全て、ベア缶と言う容器に入れて、決してテントの中には入れない。これは、リムのキャンプも同じ。
ザックも外の各テントサイトにある専用の支柱にぶら下げる。
ナショナルパーク内の木を使って、焚き火はしない、キャンプサイト以外でのトイレは、キャットホールと言うらしいんだけど、キャンプ地から離れた場所に10cm以上の深さの穴を掘るなどなど、日本とはまた違ったルールがある。

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ずっと大きな木はなかったのに、ここだけ気候が違うみたいだ。
どこに張るか散々迷って、ようやくテント設営終了。コーヒーを飲んで至福のひととき。


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しかーし、そのひとときを台無しにする問題が1つ。フラッグスタッフで買った調理ストーブ用のアルコール燃料の成分が100%じゃないのがダメなのか、料理をしてると目が痛くて仕方ない。鍋も一度お湯を沸かしただけで煤で真っ黒。
キャンプをしたことのある人なら分かると思うけど、煤は何にでもついて、取れにくくて本当に厄介だつた。
写真だと分かりづらいけど、目が真っ赤。

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左奥にザックを吊るしてあるのが見える。
プラティパスは3種類くらい買い足した。
風防は出発ギリギリに母に作ってもらった。これがないとキャンプは無理なくらい必需品。
兄のお勧めのプライヤーも必需品、ナイフは普段はべーすけ君にもらったミニのを使ってる(右手の銀色)こんなに小さいの使ってたの?とか言ったけど、シンプルだから使いやすくていい。アメリカは缶切が必要なことが多くて、缶切があればな、とも思うけど、カナダはどうなんだろう。

火はファイヤースティックを使うようにしてるけど、アルコールは寒いと火が付きにくい。アメリカで買ったbicのライターが使いやすくて丈夫だ。

鍋のセットは今までと同じもの。エバニューのチタン製、サイズと軽さが良い。
アルコールストーブは毎日使って、使ってして最近やっとコツが分かってきた。温度と空気の量だ。コツをつかめないと燃料はどんどん減る一方。この気難しいけど、軽くてシンプルなヤツとは長い付き合いになりそうだ。
まだまだ軽量化の必要がありそうだ。

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下に降りて暖かいのも助かった。リムでは寒くて、こんな手とか出して余裕ではいられない。標高差がこれだけあると暖かさが全然違う。

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翌日は谷底から出て、次のキャンプサイトまで歩く。標高が少し上がるけど距離はそれほどでもないから気持ちにも余裕がある。
父親がアウトドアのノウハウを教えながら歩いてた。小さいけどしっかりした足取りだった女の子。年配の女性とかも楽しそうに歩いてた。

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2日目のキャンプサイト、インディアンガーデンに到着。ここはグランドキャニオンに現れた、小さなオアシスみたいで、さらに良かった。

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食事はオートミールにシャケのふりかけ、豆缶。
オートミールはそのまま食べるのが一番みたい。
他のハイカーも良く食べてる。お湯を入れて1分待つだけ、ジップロックに入れたらかさばらないしメインの食料になりそうだ。

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翌朝、インディアンガーデンを出てすぐの道。今日1日登り続けるのだ。

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後半はバテたなあ。リムまでもう少しの所でハアハア言ってたら、降りて来た女性に「you made it. almost there」「あなたなら出来るわ、もう少しよ」「うん、がんばる」「上まで登ったら、温かいシャワーと、温かい食事が待ってるのよ!ほら、もう見えるじゃない!がんばって登り続けるのよ!!」と声援が飛んで来たり、気軽にキャンプしたのねとか、声をかけられる。

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やっと、今までいたリムのキャンプサイトに到着。野菜が食べたい!ふみさんはビールが飲みたい!ナショナルパーク内にあるスーパーは高くて何も買えないと思っていたら、それほどでもない。野菜も果物も何でもあった。

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少し買い物したら食事が華やかになって嬉しい。
今日は、お祝いだ。

奥のハイカーは、アーチーズからずっと歩いてきたと言う只者ではない女性。閉鎖しているノースグラウンドのキャンプ場からもずっと歩いて来たのだ、一体どうやって??
お互いに買った野菜を交換。

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自炊になってからも、毎日美味しいものを食べてる。特にパンは種類が豊富でおいしい。あとサルサソースとゴーダチーズの組み合わせも最高。

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翌日は、軽くリム沿いをハイクしようということになった。舗装されてる箇所もあるし、3時間くらいのつもりが、これもまた楽しくて1日歩いた。

本当に崖っぷちを歩くんだな。安全そうな場所にはテーブルもあって家族づれがランチしてたりするけど、一歩間違えたら奈落の底。
でもフェンスとかはない。そういう所はいいよな。

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私達もリムでランチ。コーンのトルティーヤがこの乾いた空気にぴったり。

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グラウンドキャニオン大満足!

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by ayumiaruki | 2017-05-04 04:10 | 旅日記 | Comments(4)
2017年 05月 01日

グランドキャニオンへ

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】 アメリカ ユタ州 エスカランテ
【旅の行程】アメリカ アリゾナ州 フラッグスタッフ→グランドキャニオン






ミッチに送ってもらって、グレイハウンドのバス停到着。これから28時間半のバス旅が始まる。
でもキューバの衝撃24時間ば体験があるから、それほど心配していない。
朝に用意したピーナッツバターサンドと、ミッチにもらった果物などなど、食料を持てるだけ持ってバスに乗り込んだ。

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バスはフリーウェイをひたすら走る。それにしてもアメリカは広いなぁ。走っても走っても続く何もない荒野。

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そこへ唐突に、ガソリンスタンドが現れる。こんな砂漠みたいな場所に、町があったりするから不思議だ。

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4〜5時間ごとにバスは停車。乗客はガソリンスタンドに併設されているサブウェイとか、コンビニ風の店で食事をしたり、トイレに行ったりする。
移動時に用意しておいた食料を食べるのは私達くらいだろうと思ったら、りんごとか食べてる人も結構いたな。
グレイハウンドバスは、車を持たない人や、貧困層の人が多く利用するから、バス停とかは危険と聞いていた。
乗ってみたら、分かりやす過ぎるくらいハッキリと、乗客層が違った。

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最初に私の隣に座っていた若い女の子は、バックパック1つの荷物。声をかけようかと思ったけど、ずっとうつむいたままで思い悩んでいる様子だったから、何も話せなかった。
休憩後に席が変わって、彼女の隣に黒人男性が座った。
相変わらず外ばかり見ている彼女。
私がうとうとしていたら、彼女が小さな声で話しているのが聞こえてきて少し驚いた。

男性が相槌を打っている。男性はとても落ち着いた声で、優しく優しく、ゆっくりと語った。
女の子もまた話し始めた。ずっとずっと話し続けて泣いてしまった。それでも話し続けて、男性はとても辛抱強く話しを聞いて、また語った。
彼の声は魔法みたいだ。聞くともなしに聞いていると、またうとうと、、、。
目覚めたとき、今度は楽しそうな女の子の笑い声が聞こえてきた。
グレイハウンドバスの素敵な声の男性。

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人生最高に長いバス体験も終わり、フラッグスタッフという町に到着。
ここを拠点にして、グランドキャニオンや他のナショナルパークへ行くのだ。

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町の様子が分からないから、宿はあらかじめネットで予約してあった。
アメリカの映画に出て来そうな、安いホステル。
でも、ここはあの有名なルート66号線沿いにある。

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あーこれこれ、この感じだ。

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早速ビジターセンターで、キャンプは出来るか、シャトルバスの時間は?グランドキャニオンでのトレッキング情報や気候を確認。今まではトモさん、ミッチが色々聞いてくれたりしたけど、これからはこの小学生以下レベルの英語で大事な情報を収集しないと。
事前に調べていた通り行ってみないとキャンプ出来るかは分からない。でも車だと予約なしではまず無理みたいだ。グランドキャニオンから渓谷の下へ降りてのキャンプはやっぱり無理かな?
せっかく行くなら、普通のキャンプじゃなく渓谷まで歩いて降りるバックカントリーのキャンプしたいなあ。

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ナショナルパークのチケット購入機。
ふみさんには分かるけど、私の英語レベルは、ここに書いてある基本的で簡単な言葉も分からない。これでよく人に話しかけるよなぁと、自分でも思う。英語はこの旅での課題の1つ。

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次は食事。バス移動では28時間ピーナッツバターサンドだったから、野菜が食べたい。
この町は安全でコンパクトだから、歩いて食材を買えるのがいいけど、往復40分はかかる。まだアメリカでの食材事情を把握していないから、火を使わずに食べれるのはサンドばかりになってしまうなあ。宿の無料コーヒーも忘れずに。

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次はコンロの燃料。今回の旅から私達の装備はかなり軽量化していて、コンロもその1つでアルコールストーブにした。
日本だとドラッグストアで簡単に手に入る。
この町でもドラッグストアを探して店の人に「アルコール、アルコール、いや酒じゃなくて、、、」と言ったけどなかなか伝わらない。傷に付けるアレアレと言って、やっと手に入れたのがこれ。この91%が後で大問題になる、、、。

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次はネットで調べもの。しかし宿のネットが繋がらなくて、仕方なくカフェに入った。後でまた書くけど、フラッグスタッフはとても感じのいい町で素敵なカフェもいっぱいある。でも物価の高いアメリカでカフェに入ると、コーヒー600円に税金、チップで、トータル1,700円くらいになってしまうのだ。あー痛い出費だなあ。

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と、言いながら、、、。
これからキャンプ生活でレトルト食品が続くからと言う理由で、外食!!
宿のメキシコ系の女性に、とにかく安いメキシコ料理の店を聞いて行ってみたら、ちゃんとしたレストランじゃないか!汗
2人だけでレストランは始めて。オーダーとか難しくて時間がかかったけど、ウェイターの女性に、私達の英語は全然ダメだと最初に伝えたら、すごく親切で安心。チップは15%が相場ときいていたから置いてきた。


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あ〜今でもお腹が空くと、この店のトルティージャが食べたくなる。メキシコ料理は野菜たっぷりですっかり気に入った。
さあ、腹ごしらえもしたしあとは、グランドキャニオンへ行くだけだ。
このコーンのトルティーヤチップスが、もうすっかり2人の中毒になってしまった。サルサソースも美味しかったなあ。

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予約したシャトルバスでグランドキャニオンに入り、先ずはナショナルパークの年間パスを購入。
グランドキャニオンと言っても広くて、キャンプ場だけでもRV専用や、トレイラー専用のキャンプ場などある。ロッヂやコテージ、ホテルも離れた場所にあるけど、いつも満室なんだそう。移動はグランドキャニオン内の無料シャトルバスを使う。


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キャンプ場サイトまで行くと、満員の看板が出てる!うっそーーーもう帰らないとダメなの?
話しだけでも聞いてみよう、ここはアメリカだ融通がきくはずだ。

聞くと車がないなら、他の人と共有のテントサイトはあるとのこと。
やったーー!第一関門突破。さあテント出すか!

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このテントも新登場だ。なんと重さ1Kg程度。まだ家の中でしか張ったことがない。
軽いのは良いけど、雨風には耐えられるのか?これから分かるでしょう。
広さは十分だし、組み立ても簡単だ。私達は念のためグランドシートの他に、タイベックスのシートも使っている。

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テント内のマットも変えた。今まではエアマットだったんだけど、疲れて歩いた後にエアマットの空気を入れるのはしんどかった。
この後、ブライスキャニオンで何度かマイナス6度〜8度を経験したけど、今までより温かいかも?
寒い時は裏にするんだったか、表だったかいまだ分からず。

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水の場所が、他のキャンパーに何度聞いても分からない。「ウォーター」の発音が悪いに違いないと何度も「ウォーター、ウォーター」言ったら、これが飲み水だった。出し方も教えてくれて、なんか今まで出会ったアメリカの人、凄く親切でちょっと意外。とか言ったらアレなんだけど。

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そしてやっと、食事だーー。
ミッチにもらった食材の豆缶が重宝してる。それとフラッグスタッフで買い込んだ食材。これで何日持つかなあ。

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お腹が満たされる豆缶だけど、重いから先に食べる。


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もちろんサンドイッチも。パンが美味しいからか、飽きない。

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それからバックカントリーの申し込みだ。多分ダメだろうけど、まずは聞いてみないと。

私達が歩きたいバックカントリーは、リムと呼ばれるテラスのような高い所から、1,200mの断崖を1日かけて降り、コロラド川の近くにあるブライトエンジェルと言うキャンプ場で一泊して戻って来るコース。
下のキャンプ場はテント数に限りがあるから、予約でいっぱいだと聞いていた。

申し込み場で聞くと、数組の空きがあって、明日の抽選で決まるから、明日の朝また来るようにとのこと。
翌朝ダメだろうけど、でもドキドキしながら行ってみた。
何と何と、十数人集まった中からの数組に選ばれた!!
抽選前のふみさん

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やったーー!!絶対無理だと思っていたのに。
その日は、レンジャーの人がお勧めのマイナーな、日帰りコースを歩いて足慣らし。
足慣らしどころか、ヘロヘロな私。

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ちょっと下っただけでも、この迫力!
ついに来たーーーグランドキャニオーーン!!
テレビや写真で見慣れた景色のはずなのに、自分の目で見ると、もう何も言えなくなる。
そして自分の足で、あの信じられないような地形を歩くと思うと、たまらなくなる。
歩いててよかった!

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by ayumiaruki | 2017-05-01 01:56 | 旅日記 | Comments(2)