ただ歩いてゆく旅

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2013年 04月 30日

まだまだ屋久島は見所がある

【これまで歩いた総距離数】 4,020km

【現在地】 鹿児島県 屋久島 ライダーハウスとまり木 にテント泊中

【旅の行程】
とまり木←(14㎞)←屋久杉自然館








縦走から帰って体は疲れてはいるけど、なんだか興奮状態。
この勢いでさらに、あちこち行くことにした。









まずは、とまり木の旅人がお勧めする山へ
あかりちゃんと3人で出かける。
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あかりちゃんは今年、美大を卒業したばかりで、一度訪れたことのあるこの屋久島に呼ばれている気がすると
本能のおもむくまま、ザック一つでやってきた。
翌日には「とまり木」のオーナー姉さんの紹介でバイトも見つけ、今はとまり木でテント泊しながら
バイト通いしている、前向きでおだやか~な雰囲気の女の子。
時間のあるときはスケッチしたり、屋久島の土を練って焼き物を作ったりもしてる。
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コースタイムは往復6時間半だけど、私達はバスの時間の都合で5時間で帰ってこなければ
ならない、あかりちゃんは帰ってすぐにバイトもある。
登りはハイペースで進む。
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この山の見所はなんと言っても頂上にある例のモノだ。
なんとなく聞いてはいたけど、実際目にしてテンション上がるーーー。
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この日も快晴。景色もサイコー頂上には我々3人だけ、ひゃっほーーー。
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だって山頂にこれだもん!!
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と、大騒ぎして、写真撮って、飯もうまい、うまいと言ってたら予定時間が過ぎて
帰りは無言ですたこらせっせ。
バス時間7分前に下山、あーヤバかった。
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翌日はレンタルサイクルで千尋の滝まで行って、温泉に入って帰ってきた。
自転車に慣れていないフミさんは、疲れる疲れるとブーたれる。
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誰もいなかったんで、贅沢に滝を見ながらの昼食
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私達にはこれがレギュラーサイズなんだけど、皆にデカッ!と指摘される。
作り続けるうちに少しずつ大きくなってるのか?
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とまり木の夜は、なんとなく一緒にご飯作ったり、それぞれ食べたいもの作って食べてたり
翌朝早い人は早くに寝るし、ほんとに気ままな感じ。

変わらないのは、そこにいつも「三岳」があること。一時期はブームで手に入らなかったこの焼酎は
屋久島で作られていて、屋久島の宮之浦岳、永田岳、黒味岳をとって三岳と言うそうだ。

この島では一升瓶1,680円とリーズナブル。屋久島の水で割って飲むのがまた美味い。
飲む人誰かが、なんとなく順番で買って皆で飲む。
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天気のいい昼下がりには
タイでマッサージの勉強をしてきた、祇園君(ぎおんくん)のマッサージを受けて山での疲れを癒したり。
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長期の旅人は、日記を書いたり、カメラのメンテやブログの更新なんかで結構することがある。
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マッサージの祇園君が誕生日の日は、ささやかなお祝い。
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そして翌日は祇園君が旅立ち
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私達もそろそろ出発だ。








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by ayumiaruki | 2013-04-30 18:15 | Comments(8)
2013年 04月 28日

屋久島で縦走 その2 2日目~最終日

【これまで歩いた総距離数】 4,006km

【現在地】 鹿児島県 屋久島

【旅の行程】
白谷雲水峡←(12㎞)←新高塚小屋←(10㎞)←淀川小屋











2日目朝、5時に出発まだ暗い中ヘッドランプの灯りを頼りに登る。
こういうのって本格的な登山っぽくてワクワクする。
今回の縦走では、重い荷物はほとんどフミさんが背負ってくれている.
大学時代山岳部だったフミさんはこれくらい楽勝だと言ってくれるんだけど、30キロはある。
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フミさん撮影
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うっすら空が明るくなって、鳥のさえずりも聞こえてくる。
動いているうちに少しづつ体も温まってきていい感じだ
なかなか気分がいいぞ。
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この日は3日間で一番キツイ、登り10キロの行程。
九州で一番高い山、標高1,936mの宮之浦岳を登るのだ。
大きな岩を登るフミさん
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上の写真を撮っているときの私
フミさん撮影
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順調に進んで、予定より早い11時に登頂。
さすがに山ではいつもの、のんびりダラダラ行動というわけには行かない。
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頂上からの景色
屋久島で3日間の縦走中、一度も雨に当たらなかったのはかなり幸運なことのようだ。
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ここも頂上
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下りながら、新高塚小屋に向かう途中、フミさんだけ永田岳に登って帰ってきた。
私は昼食を食べながら荷物の番。
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新高塚小屋には2時到着、一番のりだ。
たまには予定より早めの行動をしてみるもんだ。
こっちの小屋は縄文杉に近いからか、続々と登山者がやって来る。
韓国から来ている団体さん、20人くらいも到着して小屋の中はびっしりだ。
皆で協力して隙間なく寝袋をひき詰める。
そこへさらに到着した登山者は寝袋を広げる場所がなくて、通路と玄関口で寝ていた。
早く到着して正解だった。

混み合う前の小屋
ビニール袋に入れて荷物を吊るしているのは、ねずみ対策。
私達も食料を吊るしたけど、ザックのメッシュポケットに入れていたチョコを食べられた。
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私達は5時ころ外の日なたを選んで夕食を食べ、小屋に戻って寝袋に入ると急激に眠気が襲ってきた。
昨日の小屋で早々に眠っていた人の気持ちがここでよ~く分かった。
吸い込まれるように眠るけど、何せ狭い小屋に、疲れきった登山者がすし詰め状態。
ガザガザとザックから何か出す人、トイレへ行く人のヘッドランプの光、豚とラッパを足して
地響きのようにしたいびき。
ぐっすり寝れる訳はない。たっぷりの睡眠時間をとって大正解だ。

こちらは、もう一つの小屋で縄文杉に一番近い「高塚小屋」
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今日のルートは、縄文杉、ウィルソン株、などなど屋久島の見所満載の下りコース。
縦走も3日目で少し足に疲れは溜まってきているけど、一食ごとに食料が無くなって
荷物が軽くなるのが嬉しい。
体も心配していた程の疲れじゃなくて安心。
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登山道の脇に何気なく立っている木が、かなり大きい。
私個人としては縄文杉より、登山しながら見る杉、一本、一本が興味深かった。
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ウィルソン株の中
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ウィルソン株から下って行くと、途中からトロッコ道に変わる。
昔はこのトロッコで木を運んでいたのだ。
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登山者はこのトロッコ道が飽きると言うんだけど、なんの変哲もない道を歩くことに慣れてる私達は
結構楽しかった。
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このトロッコ道はまだ現役。
今は木材じゃなく登山者のし尿を降ろしているそうだ。
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鐘の音とともに突然現れる。
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全体的にスケールが大きい
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トロッコ道も終り、あとはゴール地点の白谷雲水峡へ向かう。
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到着!あー結構な達成感だ。
私はここからバスでライダーハウスへ帰る。
フミさんは国道まで歩いて、温泉に入りそれからバスでライダーハウスへ。
バスに乗った瞬間にまたしても眠気が襲ってきたけど、心地いい疲れだった。
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by ayumiaruki | 2013-04-28 20:39 | Comments(0)
2013年 04月 27日

屋久島で縦走 1~2日目

【これまで歩いた総距離数】 3,972km

【現在地】 鹿児島県 屋久島

【旅の行程】
淀川小屋←(2㎞)←淀川登山口












屋久島に来て6日目にして行動開始。
どこへ行こうか、何をしようか、ライダーハウスの旅人の情報をもとに
いくつかの候補から選んだのが、九州で一番高い山、宮之浦岳を含めた縦走だ。
行程は2泊3日






ライダーハウスからはバスで登山口へ、初日は2時間程の軽い登山だ。
病み上がりの私の体調を考えてフミさんが選んでくれたルート。
淀川登山口
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重い荷物はフミさんが担当してくれて、私のザックの中身は軽い。
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時間はたっぷりあるから写真を撮りながらの足慣らし。
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コケの厚さと色の濃さが違う
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ヒメシャラの木は木肌が艶やかで美しい
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けれど、登山者に土壌を踏み固められたり、根を傷められたりして数が減ってきている。
それを守る為に、木を使った登山道が整備されていて、これだけ作るのは大変だっただろうと
感心する。
わざとらしくない、木を使った素朴なものが多くてそれもとても良かった。
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4時頃に淀川小屋に到着。
今回の泊まりは山小屋だ。
荷物を降ろして、近くを散策すると、すぐ側の川がとてもキレイだ。
暗くなる前に写真を撮るんだけど、寒すぎてもう手の感覚がない。
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小屋の近くにある水場。
ここで飲み水を汲んで、洗顔、歯磨きもする。
屋久島の山は川の水で水分補給が出来るから、縦走で重い水をたくさん持たなくていいから助かる。
こんなキレイな川で洗剤は使いたくない。
塩で歯磨き、洗顔は水洗いのみにした。
フミさん撮影
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小屋の先客は他に男性2名のみ。とても静かで気づくとお二人とも午後6時には眠っていた。
そんな時間に寝るんかっ!と、ちょっと驚く。
小屋には、もちろん電気もないし最小限のモノしかもってきていないから、朝に作ったサンドイッチと
バナナを食べて、私達も7時くらいに寝袋に潜り込んだ。
とにかく寒いのだ。
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2日目の朝は4時起床、どんなときでも洗顔歯磨きする私だけど、この朝は寒すぎて無理。
でもストレッチはしっかりする。
フミさん撮影
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二日目が一番の正念場
九州で一番高い山、宮之浦岳に挑戦だ!!

つづく








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by ayumiaruki | 2013-04-27 21:32 | Comments(0)
2013年 04月 24日

屋久島まで来てダウンかい

【これまで歩いた総距離数】 3,982km

【現在地】 鹿児島県 屋久島 ライダーハウスにテント泊

【旅の行程】
屋久島 ライダーハウス←(12㎞)←宮之浦フェリー乗り場











そう言われれば、フェリーを下りたときから冴えない気分だった。
ライダーハウスに到着しても、出かける気分にならず、体が重だるい。
多分あのときから風邪だったんだろうなあ。












「とまり木」へ行く途中で声を掛けてくれたチャリダーさん。
「ひょっとして、歩いて旅をしてる有名な人ですよね、ブログ見てます」
と言われ、かなり嬉しそうなフミさん。
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ライダーハウス「とまり木」に到着した日は、メインシェフのカワちゃんが山へ縦走しに行っていて
代行シェフ、西君とまっきー君が腕をふるっていた。私達も混ぜてもらう。
今夜のメニューはたくあん入りお好み焼き。
西君の出身地静岡では、たくあんも入れたりするそうだ。
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カブで日本一周中のまっきー君。
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シェフと言っても、もちろん宿のシェフではない。
泊まっている人同士で食材の代金をシェアして、料理の得意な人が作るのだ。
共同キッチンは外にある。
この薄暗さ、この雰囲気は東南アジアの屋台風とも言えるか
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誰かが作って、誰かが取り分けて、誰かが皿を洗って、誰かが酒を振る舞って
まあそんな感じで和気あいあいと夜は続く。
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2日目
フミさんがフェリー乗り場に届いたテントとボックスを取りに行って帰ってきた
違った意味でまた有名になったな。
ライダーハウスの皆に笑われペコリ。
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夕食は鍋
そう言えば喉も痛かったなあ・・・マスクしてるし。
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3日目
午後から急に体がだるくなって、テントで横になる
おや、38.2度
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夕方
あれれ、38.5度
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ふがー、38.7度
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テントで発熱するのも何度目か、去年は夏にフミさんがダウンしたっけな。
ここは近くに水もトイレもあるしいざとなったらライダーハウスにも泊まれるから、体は辛くても
気持ち的には安心だった。
フミさんが夜に、プリンを買いに行ってくれたり、すりおろしりんごを作ってくれりと看病してくれ
熱は一晩で下がった。

その夜は何度も大汗をかいて、寝袋とダウンジャケットが手で絞れるくらいになったけど
翌朝に外で乾したら、ふっかふか。
数年前に寝袋を買うとき、リーズナブルで洗えるウールにするか、軽いけどコストが高く丸洗い出来ない
ダウンにするか、かなり迷った。
色々なシーンを思い出すとダウンにして大正解だったと思う。










縦走から帰ったカワちゃんも本職?のシェフに復活。
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彼は、その日の参加人数を把握したら、残っている食材を考慮し300円以内で食べれる献立を考える。
ちょうど私が熱でうなされていた晩は、スリランカカレー、ナン、フライという献立。
テントで唸されていると、芳しいカレーの香りと共に「このカレーサイコーーー美味すぎーー」
という皆の声が聞こえて来たものだ。


板で仕切られたガス台。
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こまめにテーブル拭いたり、片付けながらも調理する姿は、まさしくシェフだ。
でも、ズボンのお尻は破けてたりする。

この日は生姜焼き、前日はおでんだった。
それじゃあそろそろ、シェフ、カワちゃんの顔を見せてもらいましょう。
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美味しい料理ありがとー。
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美味しい料理で元気になったし、屋久島到着6日目にして行動開始。
2泊3日の山縦走だ。








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味わいたいわ。



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by ayumiaruki | 2013-04-24 13:42 | Comments(4)
2013年 04月 21日

そして鹿児島とお別れ

【これまで歩いた総距離数】 3,970km

【現在地】 鹿児島県 屋久島

【旅の行程】
屋久島 ライダーハウスにテント泊 











打ち解けた頃にやってくるのがお別れ、出発前日はY兄弟のアパートで最後の晩餐をしてくれた。
フミさんがこの冬一番通った思い出の場所だ。
Y弟さんは、この日も一日休みを取って部屋の掃除や料理の準備をしてくれ、えいこさんや
風邪が直ったばかりで忙しい奥さんも夜に駆けつけてくれた。
Y兄さんも、まだ病み上がりなのに仕事が終わった遅い時間に参加してくれて、私もなんだかもう
ずっと前から一緒に飲んでいた仲のような気分だ。
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出発の朝、いつものように慌てて準備する。
屋久島へ向かう為の買い出しやら何やら、いつものようにモタモタして翌朝まで持ち越してしまったのだ。
そして重大な問題が発覚。
私のカートの補強材がナイ!これがないとカートはすぐに折れ曲がり運転不可能、ということは旅も不可能。
カートメンテ担当のフミさんが慌てふためく。

ちょうどそのとき、準備の進み具合を心配して顔を出しくれた奥さん、中園さん、Y弟さんがが来てくれ
フミさんに代わって、どうするべきか話し合ってくれている。
奥さんが溶接の得意な明廣建設の人に電話して、現場から来てもらうことになった。




市成さんは、カートの問題部分を見てどんな道具で、どこを加工したらいいのか一瞬で判断した。
すぐに中園さんが、足りない部品を買いに走ってくれる。
申し訳なさ過ぎて、どうしてよいのか分からず、さらにあたふたする私達。





弱い部分を固定するのは簡単だが、折りたたむ必要もあるため、補強しつつ取り外しも出来なければならない。
元々あるカートのネジの部分を利用して、スチールの板をはめ込むことになった。
板という考えは思いもよらない。
板は横からの力には弱けど、縦にかかる負担には強いし軽いそうだ。
なるほど。





サイズを測り
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切り取って
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穴を開けて
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と、書くのは簡単だが見本も何もない物を作りあげるには、起用な手先と柔軟な発想と頭が必要だ。
市成さんは仕事中だったにも関わらず、気持ちよく引き受けてくれた。
完成
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作業もひと段落し、私は一度事務所に戻る。
その頃、フミさんは数日前にリサイクルショップで買った自分のカートの補強作業もしてもらっている。
すでにこのとき、フミさんの信じられない失態の種は蒔かれていた。
しかし悲しいかな誰もその現場を目にしてない。
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私は、出発直前になってカートを買い、しかも試運転もしていないフミさんに、不満を言っていた。
二人が喧嘩をする原因の60%は、事前に準備しておきたいたちの私と、そのときになってからするという
フミさんとの考え方の違いから始まる。
ああした方がいい、こうした方がいいと口は出すが、結局のところ実際に作業をしてくれるのは
フミさんだったりする。







出発時間も迫って来ていて、フミさんのカート補強は出来る範囲でして頂いた。
カートを車に積み込んで、お騒がせさせてしまった皆さんも、間に合った~と安堵のため息。
あ~このときに時間が戻せれば・・・・。
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あび~る館の番台で記念撮影。社長も来てくれた。
社長はフミさんの前だと、お前はまったくなあ・・・と小言を言いながら、いないところで
「お前ほんとに行くんか・・・」寂しげだったりする。
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Y弟さんが、あび~る館のワゴン車でフェリー乗り場まで運転してくれる。
風邪を引いてしまったのに、片道1時間半の道のりだ。奥さん、中園さんも一緒に来てくれる。
あび~る館のスタッフの方に見送ってもらい、さあ出発だ。
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途中、えいこさんの家の前を通る。
えいこさんも風邪を引いてしまったのに、出てきて見送ってくれた。
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次は、Y兄さんがパチンコ店から出てきて手をふってくれる。
あまりの速さで写真を撮り損ねた。
Y兄さんごめん。






車を走らせ、今度は図書館の皆さんも集まってくれて
フェリーでのご飯や、いちごなど、また差入れを頂いた。
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いよいよお別れなんだなあ、感傷的な気分で窓からの景色をみていると。
奥さんの携帯が鳴った、市成さんからだ。
「作業場に何か大きな荷物がある?」「え?忘れもの!?」
車内は一瞬静まり返る
フミさんは忘れ物なんかしてないけど?と、おとぼけ顔だ。
もう一度聞いてみる
「ホントに何も忘れてない?」
「あああ~~~~~」
「あ~何だ?」
「ひょっとしたら、テントと・・・調味料、食料ボックスも」

一同唖然・・・・。

またしても市成さんが高速を走らせ、フェリー乗り場まで届けてくれることになった。
申し訳無さ過ぎて、恥ずかし過ぎて何も言えない。

フミさんは自分のカートを修理してもらうときに、積んであったテントが(リコール対象で新品に
なったばかり)汚れないよう、奥まったところに置いてそのまま忘れてしまったそうだ。

結局、出発時間には間に合わないので、フェリ乗り場受け取ってもらい、発送してもらうことになった。





感傷的な気分もすっ飛んで、フェリー乗り場到着。
スライドショーにも駆けつけてくれたトミー&ジュミーさんも見送りに来てくれていたのに、ゆっくり話す
間もなく、なんだか最後の最後までドタバタ珍道中だ。
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フェリーに乗り込んですぐに外へ出てみると、皆が笑顔で手を振ってくれてる。
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汽笛が鳴って、船がゆっくり、ゆっくり進んで離れてゆくと、じわじわ最後なんだなって気持ちになって
あんまりゆっくりだから、出会ってからのことや親切にしてくれたことが思い出されて切なくなってしまった。
もう誰も笑顔じゃない。
奥さんが涙を拭ってる姿もまだ見えて、船の別れって悲しい。
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冬の半年間を一緒に過ごしたフミさんは、しばらく皆のいる方を見つめたままだった。
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終り

今日から2泊3日で屋久島の山を縦走してきます。
ブログの更新は4日後くらい?





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by ayumiaruki | 2013-04-21 12:39 | Comments(8)
2013年 04月 19日

鹿児島での日々 その2

【これまで歩いた総距離数】 3,970km

【現在地】 鹿児島県 屋久島

【旅の行程】
鹿児島市内←(22㎞)←伊集院←(17㎞)←鹿児島県 いちき串木野










久しぶりに歩いた二日間、大した距離でもないのにスネと腿がバンパンだ。
札幌では、ほぼ毎日ジムに通い水泳とスタジオプログラムもしてたけど、歩く筋肉というのは
また別なんだろう。

この地域のお墓には、屋根と壁があると聞いていた、なるほどこういうことだったのか。
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その日はさつま町に戻り、夜には蕎麦課長が蕎麦打ち古民家に招待してくれた。
蕎麦を打つことはもちろん、蕎麦小屋も道具もほとんど自作だから恐れ入る。
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蕎麦打ちの麺棒と、蕎麦切り包丁。
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蕎麦課長が自らの手で、丸太からノミで彫ったものだ。
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古民家で手打ち蕎麦に囲炉裏で、しし(猪)鍋最高の組み合わせ。
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Y兄弟の弟と奥さんは、大量の天ぷらを揚げてくれていた。
フミさんのリクエスト、山菜も収穫したばかりで新鮮。
皆、昼から準備してくれていたのだ。
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その頃、社長はフミさんになにやら熱く語りかけている。
建設業という厳しい業界で社長として成功した男の中の男から、最後にフミさんに伝える言葉?
ちょと耳をそばだてる。

「お前なあ~彼女が来る前からテント張りっぱなしじゃダメだぞ、テントはこれから張るもんだからな~」
「彼女が来てから毎晩事務所が揺れてるって話だぞ~事務所は耐震構造じゃないんだからな~」
というような内容の鹿児島弁でした。
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そして宴会始まる。
いやあ~テンション高い、テンポも早い、関西とも違う南方系の陽気さというんでしょうか。
いいわあ~皆さん素敵だわ~。
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はい今、ハートマークはブームなんです。
宴会の花、えいこさんとラグビーマンの中園さん
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蕎麦課長と社長の憧れの、えいこさんのお母さんと蕎麦課長
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蕎麦課長とフミさん
フミさんはこの頃から記憶がない
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ラグビーマン中園さんの「こぐまのような手」は、みんなの人気。
このポーズもブームです。
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鹿児島での飲み会(「のんかた」と言う)やっぱり焼酎がメイン。
といっても、「いいちこ」や、間違っても「ビックマン」が出てくることはない。
宴会に欠かせない顔のえいこさんが「ビックマン」って何?と言うぐらい。
鹿児島で普段飲みと言われるような銘柄でも、これがなかなかうまい!さすが焼酎の本場。
でも飲み過ぎるとこうなりますよ~。
フミさんが大事に抱えているのは、蕎麦課長が数年寝かした焼酎でまろやかな味わいになる。
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で、のんかたも宴たけなわになってきて、
そうです、奥さんの登場なんです。
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ここに来てみんなと一緒にいると、フミさんがどんなに愛されてたかしみじみ伝わってくるんだなあ。
そういう中にひょっこり入っていっても、気兼ねなくのほほ~んと出来る雰囲気があって
とっても居心地がいい。
分かってもらえるかなあこの感じ。
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翌日は図書館の皆さんのところでのスライドショー。
フミさんは「あび~る館」のときほどは緊張していなかった。
どうしてホームとも言える「あび~る」であんなことになったんだろう。











スライドショーの後はお食事会。
盛りだくさんのおかずや、持ち寄りのお料理にケーキまで!和やかな雰囲気。
この地域はあまり外食という習慣がないようで、店もほとんどない。
でも持ち寄りで宴会をすることはよくあるようで、なにを頂いてもとても美味しかった。
お店より気軽に集まれるこういう集いっていいもんだなあって思う。
仕事をしながらも、料理を作って来てくれた皆さんに感謝です。
差入れに旅先での食料もたくさん頂いた。
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つづく・・・。


なんと、なんと、只今ランキング3位!!
皆さんのクリックのおかげです。4ヶ月もサボっていたのにありがとーー。






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by ayumiaruki | 2013-04-19 22:41 | Comments(2)
2013年 04月 17日

少々さかのぼって鹿児島での日々 その1

【これまで歩いた総距離数】 3,970km

【現在地】 鹿児島県 屋久島

【旅の行程】
鹿児島市内←(22㎞)←伊集院←(17㎞)←鹿児島県 いちき串木野











鹿児島で過ごした濃い日々を書かない訳にはいかない。
少しさかのぼって書いてみよう。









札幌からピーチエアラインで鹿児島空港着。
フミさんが仕事先の車を借りて、迎えに来てくれていた。
半年ぶりの再開、いつもだけど、なんだかちょっと恥ずかしい。
乗り物での移動はいまだに苦手。
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この冬フミさんは、牛之濱さんの紹介で、明廣建設と、あび~る館という温泉施設で仕事をしていた。
建設会社の2階にある部屋に住み込み、あび~る館のまかないや、奥さんの料理を差入れしてもらい
あび~る館でお風呂、洗濯機も使わせてもらってありがたいとよく言っていた。
私も住み込みバイトをしたことがあるので、その嬉しさがよくわかる。
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部屋は景色が良くて風通しも良い
私も数日間ここに泊めてもらう。
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窓からの景色
時々白鳥もいる。
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今回は感謝の気持ちを込めて、3件のスライドショーをすることになっている。
まずは、去年出会って以来、お世話になりっぱなしの牛之濱家宅で、妹弟家族と
昨年末に偶然声を掛けてくれたラーメン屋さんの「福楽」さん夫妻もかけつけてくれ
皆さん持ち寄ってくれた美味しいお料理をご馳走になりながら。
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翌々は、明廣建設の社長さん夫妻宅で、フミさんのお疲れ会と、私の歓迎会をしてくれた。
蕎麦打ち名人の「そば課長」や、Y兄弟の弟の達郎さん、えいこさん、お母さんなどなど
フミさんのブログでお馴染みの方々が、持ち寄りで美味しい料理を用意してくれ
中園夫妻は帽子をプレゼントしてくれた。
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仲の良い社長と奥さん
お二人にはフミさんは勿論、私も本当にお世話になった。
社長も奥さんも、自分の子供のようにフミさんを見守ってくれていたのだ。
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負けずに、フミさんと私も仲いいぞー。
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明廣や、あび~るのスタッフさんと会う前にフミさんからの注意事項が一つだけあった。
こんなことは珍しい。
「とにかく過激な下ネタが多いので、覚悟しておくように」
ふむふむ・・・・なるほど。
その前に鹿児島弁が、ここは外国かっ!?ってくらい分からないぞー。











そして、あび~る館でのスライドショー。
今回のスライドショーは二人共、構成から見直し写真も替えて、何度も何度も練習した。
数日前にフミさんの記事が新聞に掲載されたこともあって、わざわざ遠くからも来てくれた人や
去年、鹿児島市で偶然会ったご夫婦も来てくれた。
よしっと気合で挑んだんだけど、フミさんは、3ヶ月働いたホームでもあるここで
まさかの「緊張カミカミマシーン」と化し、私はスライドショーをするようになって初めて
リラックスして落ち着いて話せた。
あんなに練習したのにねー。
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翌日は、去年私が体調不良で歩いてなかった、いちき串木野から鹿児島市内までの40キロを
2日間に分けて歩いた。
フミさんが車で送り迎えをしてくれ、途中のポイントで待っていてくれる、贅沢な歩きだ。

早速頂いた帽子に、この冬に兄がプレゼントしてくたアイスブレイカーのニット、黒のパンツも
今シーズン新調した、そして耳には母からのプレゼントのipod。
その恰好を見たフミさんが
「あゆみちゃんが札幌から都会風になって帰ってきた」
とつぶやく。

冬の間、水泳に没頭していた私は体重が絞られ体は軽いが、歩くための筋肉はすっかり落ちたようだ。
たったの17キロが長く感じるけど、それからまた体が変わってゆくのも楽しみだ。
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つづく






なんと!いきなりのトップ10入り。
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by ayumiaruki | 2013-04-17 17:10 | Comments(8)
2013年 04月 16日

歩き旅とブログ再開

【これまで歩いた総距離数】 3,970km

【現在地】 鹿児島県 屋久島

【旅の行程】
鹿児島市内←(22㎞)←伊集院←(17㎞)←鹿児島県 いちき串木野











しばらく更新しないブログを気長に覗いてくれて、さらに日本一周ブログランキングの為に
クリックまでしてくれた皆さんありがとう。
4ヶ月半も更新していないのに、23位をキープしているのは皆さんのおかげです。

冬に更新されないこのブログも、今日から再開します!
あーいつも旅の始めには後ろめたさと、申し訳ない気持とでブログが始まるのです。

冬の間、帰っていた札幌の実家でも、旅の再開の為に帰ってきた鹿児島でも
色々あって、たくさんの人にお世話になった、それはまた後日詳しく書きます。

今日はフェリーで屋久島に上陸。
ここから歩きのスタートです(なんだか文章もかたいなあ・・・。
取りあえず今日の一日まとめてみよう。











今年の歩きのスタートは屋久島から
ということで、鹿児島市から「はいびすかす」という貨物船をフェリーに改装した船で移動
値段も安いのだが、夜6時に出発して、種子島で船中泊、翌朝屋久島着という行程だ
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貨物船だな
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フェリー乗り場に朝到着して、今日はライダーハウスまでの12キロを歩く
雨も降っていないのに、なぜに初日早々ライダーハウスに泊まるのか。
数日後に更新するブログを見て納得して欲しい。
誰しもが「それは無理だよな」とつぶやくだろう。
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学校前
きっと立派な杉だったんだろうなあ。
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島は物価が高いと聞いていたんで、米、野菜、カレールーなどなど買い出しして来たんだけど
足りない食材を屋久島のAコープで購入。思っていたほど高くなくて安心
九州に帰ったら絶対に買うことにしてた「ポテトチップス九州しょうゆ味」はもう4袋目くらいか。
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私のお気に入り「コスモス」は、さすがになかったけど、「ドラックストアもり」が結構安かった
そこでさらに食材を買い足して、駐車場での昼食。
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こうして駐車場で納豆なんか食べてると、ああ~旅が始まったなあと思うのだ。
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ライダーハウス到着、12キロまあこんなもんでしょう。
初日は何シーズンたっても、何かとギクシャクしてて、細かいことを色々忘れてるもんだ。
ブログもギクシャク、写真はさらにギクシャク。
ウォーミングアップしながら少しづつならしてこ。
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by ayumiaruki | 2013-04-16 17:55 | Comments(13)