ただ歩いてゆく旅

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2014年 05月 31日

おまわりさんの胡松さん


【台湾距離数】181㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,260km

【現在地】台湾 花蓮県 玉利

【旅の行程】 台湾 利吉(リージー)→(17㎞)→ 瑞源の警察駐車場










今日も暑いぞ~。

ビクビクしなから話していた中国語、通じても通じなくても言えるようになってきた。

疲れているときでも、大きな声で「ニイハオ」と挨拶するようにしてる。

だからか分からないけど、歩いていると出会った人が足を止めてくれたり、車で引き返して来てくれたりするように
なったと思う。

「ちょっと写真撮らせて~」と車から降りてきたお二人さん。

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パトカーも止まった。日本なら「来たな」と職務質問に備えるところだ。

でもここは台湾、おまわりさんは歩いている私達を見つけて、冷たい水を買って来てくれたのだ。

リアカーを押してると滝のような汗が流れてくる。そんなときは冷たい飲み物が体にしみるんだなあ~。

飲み水は、夜に水道水を鍋で沸かして、冷めてからペットボトルに入れ替えている。

想像以上の汗で、作っておいた飲み水はすぐに無くなるから、冷たい水の差し入れはありがたい。

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おまわりさんは、「この先で休んで行きなさい」か「休む場所があるよ」か、そうゆう内容のことを何度も

言ってくれた。いつも、その辺がよく理解出来ないのが歯がゆい。

私は汗で前髪がデコに張り付いている。
舞ちゃんも長袖だから暑いだろうなあ。

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次の町に到着。舞ちゃん今日も頑張って17㎞歩ききった。まだ暑いのは堪えるようだけど、カートも少しづつ
押せる時間が長くなっている。

町では警察に寄ってみた。

さっきのおまわりさんはいなくって、出てきたのは眉間に深いシワを寄せた怖い顔のおまわりさんだった。

ちょっと怯みながらカタコトの中国語で「この辺にテントを張ってもいいですか?」と聞いてみると、怖い顔のまま

考え込んでいる。そしてちょっとまってと言って、何処かに電話をしてから「うん」と頷いた。

顔は依然怖いまま、こっちだ付いて来いとゼスチャーして、テントはここがいい、トイレはここを使いなさいと

わざわざ一緒に歩いて説明してくれる。

そこに、さっきのおまわりさんが帰ってきた。どうやら一番偉い人のようだ。

駐車場の屋根の下にテントを張らせてもらっていると、一緒に食事しにゆこうと誘ってくれた。

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おまわりさんの名前は胡松(フーサン)さん。さっきの制服から着替えて来てくれたんだ。

わりと無口な人なのかな、それにカタコトの英語が話せるくらいだから私達の中国語を交えても

どうも途切れ途切れの間(ま)が出てしまう・・・。

お互いに聞きたいことがあるのに聞けず、メインの料理を待ちながら食べ物をつまむ。

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フーサン、こんなにご馳走してくれた。

「さっきは凄く喉が渇いていて、冷たい水がどれほど嬉しかったか」

「こんなにご馳走になって、申し訳ない」

伝えたいことがたくさんあるのに私達に言えるのは、非常感謝(フェイツァンカンシェ)くらいだ。

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食後フーサンは、警察所にテレビもあるから休んで行きなさいと言ってくれて、寄らせてもらった。

その場、その場は、考える間もなく急な展開の流れに任せる感じなんだけど、ふと一人になったとき、ここは台湾で
警察で、私は日本のテレビ番組を観てるんだよなあ・・・て我に返るというかそういうときがある。

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部屋にある熱気球のポスターを見てたら、フーサンが説明してくれる。

そして、ちょっと待っててと何処へ行ってしまった。戻って来ると「ゴーゴーゴー!」とまくし立てる。

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ポスターの場所に連れて行ってくれると言うのだ。

また制服に着替えて来たフーサン、休憩時間なのか次のシフトの時間があるのか、車をかっ飛ばす。

「フーさん、そんなに飛ばして捕まらない?」って中国語で言ったらウケると思うんだけどなあ~~~。
もっと勉強しよう。

フーサンは何も言わないけど、ちょっと時間があるからとか、ついでにとかじゃなく、見せてあげたい

何かしてあげたいという気持ちでしてくれてるのが良く分かる。

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気球の場所へ行った帰りに、町の色々な場所も案内してくれた。

蓮の花が咲く池に駆け寄って行く二人に「蛇に気をつけるんだよー」と声をかけるフーサン。

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少しづつだけど、話をしながらお互いのことが分かってきた。
この土地がフーサンの生まれ故郷だということ、布農(ブヌン)族だという事、奥さんと子供が居ること。
再来年、北海道の千歳マラソンに出たいと思ってること。

お互い、フェイスブックの友達申請もして、やっぱりこれって日本じゃ考えられないよなあ~と思う。

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午後は、ちょっと町へ出てみた。

どの店も閉まってて、商店でおやつとビールを買って帰ろうとしたら、お店のお母さんが、座ってテレビでも

観て行きなさいと声を掛けてくれた。

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台湾の商店で、ビールを飲みながら、店のお母さんと日本のテレビ番組「黄金伝説」を観ている午後。

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お母さんと、なんとなしに話しながら1時間くらい居ただろうか。

私達に対して、まるで親戚の子供がちょっと寄ったみたいに接してくれるお母さん。まだ歩き始めて2週間だけど

このブログで、もう何度も台湾の人が親切だと書いていると思う。

その親切さって、よそゆきの親切とか、礼儀とか、おもてなしみたいなのじゃなくって、もっと身近なものに

感じるんだなあ。

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フーサンが警察所のすぐ隣にある自分の家のドアを開けておくから、いつでも好きな時にシャワーを使ってと

言ってくれた。

いくら警察所の隣で、おまわりさんの家だと言っても、さっき会ったばかりの、どこの誰とも分からない外国人に

誰もいない自分の家に勝手に入ってと言えるだろうか。

たとえば舞ちゃんがシャワーを浴びてるとき「あゆみ、もう暗くなったから部屋の電気を点けて来てあげて」とか

私達がテントに戻るとき先頭に立って、ライトで照らしながらテントまで一緒に来てくれたりとか、いつも

心配りというか優しさがある。

みんながシャワーから上がったら、冷たいスイカと飲み物を用意してくれていた。

フーサン今日は当直で、一緒に「ビフォーアフター」を観たりした。
ここまでしてもらって、以前だったら「申し訳ない」ということばかり考えてしまった。
今も「なんだか悪いなあ」って思ってしまうんだけど、もっとその人と良い時間を過ごせるようにしたいと思ってる。
「良い時間」っていうのがまた色々なんだけどね。

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翌朝、警察所の前で記念撮影して出発。

途中まで一緒に歩いてくれるフーさん、お店で冷たい水を買って持たせてくれようとしたのだ。

そこまで心配してくれて、やっぱり「申し訳ないっ」って思ってしまうよね普通。

ちなみに、一番右のおまわりさんが、怖い顔だった人。えっ笑ってるでしょって?

私も写真見て、あれ笑ってるーー!ってびっくりした。

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普段はこの顔ですホント。常にこの顔で、声のキーが高くて、めっちゃ親切。

台湾の「歩く旅」が出来てよかった。台湾のことほんと知らなかったんだなあ。

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by ayumiaruki | 2014-05-31 07:00 | Comments(12)
2014年 05月 29日

笑顔のお姉さんの温かい弁当


【台湾距離数】164㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,360km

【現在地】台湾 花蓮県 富里

【旅の行程】 台湾 台東のホテル→(17㎞)→利吉(リージー)









さあ、今日から3人で歩き始めるぞ。

ホテルのお父さんに挨拶して。

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リアカーをまた組み立てて、パッキング。

フミさんが「日本人三人」に変えてみた。

8時20分 金安旅社を出発。リアカーがてんこ盛りになっているぞーー。

いつも荷物の多い舞ちゃんには、課題を出していた。

今回は2週間くらい一緒に歩くことになるし、1台のリアカーに3人分の荷物を積むことになるから

必要最低限の荷物で重さは10キロ以内にするように。

結果・・・・明らかにオーバーしているようだ。

徒歩の旅は荷物が重くなればその分、体力も消耗するし、モノが増えればパッキングしたり、リアカーから

モノを出し入れする度に、面倒な思いをすることになる。

元気なときは問題ないけど極限まで疲れてきたとき、自分の荷物の「重さと多さ」が結局自分を苦しめることになる。

そして少しづつ色々なことが億劫になる。

舞ちゃんと一緒に歩くのは3度目だ。今回は楽しいだけじゃない旅の地味で、けど大切なそういう部分も

体験して欲しい。

モノはあったら便利だし安心する、これだけは自分で苦労しないとなかなか分からない。

まあ、私もそうだったからね。

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何度も通った台東の街を抜けて行く。

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毎日通ってパソコン作業に専念した、パンとコーヒーの店「ドーナツ」えっ?ってなるけど

カードには日本語で、パンとコーヒーの店「ドーナツ」としっかり書いている。

ちなみに「便便王」も、このお店で売っていた。

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最初は3人で交代してリアカーを押しながら、安全な自転車道路を通って行く。

今日も暑いけど、今までよりはからっとしている。

やっぱり車に気を使わなくていいのが楽だ。

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歩いて2時間で、もうこんな景色に変わる。

椰子の木があるだけで、同じ田んぼでも日本の田舎の風景とは全く違うものになる。

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今日は田舎を歩くから店がないかも知れない。町を出る前に弁当を買っておくべきだった。

探しながら歩いたけど、こんな時に限って店はない。

ここのお店はどうだろう?

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「ヨーメイヨー、ベンタン」(お弁当ありますか?)

「弁当はないけど・・・歩いてるの?だったらちょっと入って休んで行きなさいよ~」

とっても明るいお姉さん。

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「肉まんがあるわ、これならどお?麺があるから炒めてパックにしてあげるわ、ちょっと待ってて」

「さあこれ飲んで、座って休んで行きなさい、これも美味しいわよ」

なんと、冷たいミルクティーと、おやつを差し入れしてくれた。

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私はコーヒー派だけど、台湾に来てからすっかりミルクティーにハマってる。

そしてこの餃子ホットドックのようなおやつ、はじめて食べたけど、疲れた体に染み込む

美味しさなんだなあ。

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そして、急いで作ってくれたお弁当と肉まんの代金までいらないという。

とっさに「ノーノーそんなにダメー」と言っても、笑顔でいいからいいからと言うお姉さん。

こんなにたくさんの差し入れなんて申し訳なさすぎる。台湾の人なんでこんなに親切なんだろう。

なんだか、そんな親切さに目がうるうるしてしまう。お店を出るときに、冷たいお汁粉まで持たせてくれた。

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また自転車道路を歩く。

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気持ちのいい道だ。

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ナタのような、大きな豆のサヤのような物が、がたくさん落ちている。

戦ってみる二人。

このときは元気いっぱいだった舞ちゃん。

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卑南(ベイナン)という川に沿って、上流に向かって歩く。

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大きな橋を渡る。

これから何度も、この川を渡ることになる。

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川の水は少なくて、濁った泥のような水が流れていた。

田んぼの水も、こんな色をしているのをよく見かける。台湾の石灰質の水と関係あるんだろうか。

そういえば、沖永良部島の水も石灰質だったな。

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今日の目的地、利吉(リージー)という集落に到着。

立派な建物があったから寄ってみる。

もう昼だ。暑さはピークだしそろそろ昼ごはんを食べないと。

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ここで年に一度の集会があったようで、集落の人達が次々と集まってきた。

これから皆でご飯を食べるから、一緒に食べなさいと誘ってくれる。
私達には頂いたお弁当があるから、せっかくだけど料理はお断りして外のベンチを借りた。

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今日も暑かった~。舞ちゃん体力はあるんだけど、この暑さがかなりこたえるようだ。

外で食べてる人と一緒に食べてると、スープだけでも飲みなさい。おかずもあるよと、みんな声を

かけてくれる。

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お弁当だー。お姉さん卵焼きまで付けてくれてる。集落の人が「果物なら食べれるでしょう」
とスイカとリンゴをくれた。

ありがたくお昼ご飯を頂いてから、灼熱の時間帯フミさんは昼寝、舞ちゃんはストレッチ、私はブログ。

最初の頃はこの時間も歩いたけど、2時間歩いて5時間分の汗と体力を消耗するだけだと悟った。

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午後4時、まだまだ暑いけどまた出発だ。一度休憩してしまうとそこからまた歩くのはしんどい。
ここからはフミさんと私で交代しながらリアカーを押す。

さっきの集会所でテントを張らせてくれることになったけど、そこに来てた男性、林金谷さんが家にはテントも張れるしポニーがいるから、うちに泊まりなさいと誘ってくれたのだ。

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舞ちゃん「私もリアカー押します!」と言ってくれるのだけど「いいから舞ちゃんは体力温存して」と、フミさん。

気持ち的には押したいハズ、初日だし無理をして後で倒れると、もっと困るというのも3人が分かっている。

急な坂道はフミさん。やっぱり重さが堪える。

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到着だ。おつかれさま~。

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お昼に話したときは、カタコトの中国語と英語で良くわかっていなかったんだけど、「金谷農荘」と書かれた
看板があって、キャンプが出来るテントサイトと、ピザやケーキを作って販売しているようだ。

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広い敷地にはポニーの他に、食用の鶏やガチョウがいて、家族は誰もさばけないから増える一方。

仕事をリタイヤして夢の田舎暮らしを楽しんでいるそうだ。

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敷地内を案内してくれる林金谷さん。

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夜は息子さんと奥さんが作ったピザと紅茶をオーダー。

ご主人は外資系企業をリタイヤ、奥さんは英語の先生をしていたそうで、英語を交えた会話で少しつづ状況が

わかってきた。

屋根の下でテントが張れて、夜はシャワーも浴びれた。いやあ~ありがたい。

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翌朝、テントサイトで記念撮影。ここにテントを張らせてもらった。

林金谷夫婦と息子さん。

テント代は無料にしてくれて、私達はピザと、奥さんの手作りケーキをオーダーさせてもらった。

3人旅、初日から台湾の人にお世話になってるなあ。

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by ayumiaruki | 2014-05-29 12:00 | Comments(8)
2014年 05月 25日

台東で舞ちゃんと合流


【台湾距離数】147㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,354km

【現在地】台湾 台東市

【旅の行程】 台湾 知本のゲストハウス→(11㎞)→台東のホテル 







今日もサラッと行きましょう。
そういえば最近、湿度もサラッとしてる。北上したから、もうあのベタベタとはおさらばなのかな?
だといいなあ。





ゲストハウスを出発。

昨夜は時々雷が鳴り響く大雨で、屋根の下で眠れてほんと良かった。

ニエン・パーさんありがとーって感謝、感謝だった。

今日も予報では雨。

見上げると、いつ降ってもおかしくない空模様だ。何とか持ちこたえて欲しいなあ

目的地、台東市ではこれから数日間一緒に歩く舞ちゃんが待っているはずだ。

今日は通りがかりの人や、工事中のおじさん、店のおばちゃんが、おおきな声で応援してくれる。
「チャヨー、チャヨー(加油)!!」何人の人に言われたかなあ、道の向こうからでも大きな声で言ってくれるから
元気がでる。

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台東に到着。

舞ちゃんと再会を祝って乾杯!(カンペイ)

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雨に降られるかと思って、朝食、昼食抜きで歩いてたからお腹ペコペコだ。ちょっと豪華に食べよう(これで二人分)

食べ終わってホテルに戻ったら雨、危なかったなあ。

梅雨時なんだけど、まだ歩いていて雨に当たったことがない。

店に入ってご飯を食べ始めたら雨とか、テントに戻ったら雨ということが何度かあった。ツイテルかも。

南は夕立のような雨がザアーっと降ることが多いようだ。
魚の粥が旨い。

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ちょっとした町だから、カフェも結構ある。

舞ちゃんが何かに反応したようだ。

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可愛らしい犬の隣は、この形・・・その名も「便便王」なんちゅーケーキを作るんだ!

ちなみにこれ、翌日には売れてました。

便秘が解消したときのお祝いケーキかな?

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舞ちゃんが注文したのは「盆栽」。
この見た目で味はヨーグルト風味だった。

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台東では1日早く来ていた舞ちゃんが、ホテルの情報収集をして安いところを確保してくれていた。

よし、ここで数日ゆっくりして写真データ整理や、情報収集をしてから出発しよう。

翌日の夕食、隣のテーブルのお父さんにお勧めを聞いてみる。

私は一日、1フレーズの中国語だけはしっかり覚える決心をした。(フミさんに影響されたか?)

出かけたときは、それを使いたくてウズウズ。

でもお父さんは、上手な日本語で教えてくれた。シナチクが、おかずになるくらい美味しい。

野菜は「A菜」というよく見かけるメニュー。魚の粥を注文したら、魚の茶漬けといった感じで

さらっとしてて、揚げニンニクと揚げ玉ねぎが合うんだなあ。最近のお気に入りだ。

それとお父さんお勧めの「鯖のスープ」スープは「湯」と書いて「タン」と読む。

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翌日の昼食「Y母へ」という店。 パイワン族の村で「Y西 洗車坊」ってのがあったけど

台湾で「Y」にはどんな意味があるんだろう?こういうちょっと気になることが結構ある。

あまり期待しないで入った店。

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チマキって看板に書いてたから、まず「チマキ」を注文。

うまーーい。干し海老のダシがいい具合で、ニンニクが効いてる。あまりにも美味しくて

こんなに食べてから写真撮った。

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続いて、「水晶餃子」うわっ!!もっちりすべすべの食感にパクチーがまた合うじゃないの。

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「米粉」を「湯」で注文。ということはスープということね。

春雨、ビーフン、パクチー、セロリ、もち米、その辺が大好物の私には、1日3食、台湾料理でも

まったく問題なしなんだけど、この店は今までで1番旨いと思った店だ。値段も安いし「Y母へ」最高。

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あまりにも美味しくて、今度は舞ちゃんも一緒に「Y母へ」へ食べに行った。
その帰りに発見した「弘Y檳榔」という店。
そのうち「Y弟へ」って店を発見する日が来るかも。

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by ayumiaruki | 2014-05-25 19:00 | Comments(24)
2014年 05月 24日

ゲストハウスのオーナー ニュエン・パーさん


【台湾距離数】136㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,343km

【現在地】台湾 台東市

【旅の行程】 台湾 太麻里(タイマリ)の大王国民小学校→(14㎞)→知本温泉のゲストハウス 







太麻里を出発。小さな商店街が2つあるちょっとした町で、美味しそうなサンドイッチ屋さんで
つい買ってしまった。
大王国中学校の生徒さんも何人かいたな。サンドイッチは三明治(サンミンチー)と書く。

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海の向こうにうっすらと台東の町が見える。私達の最初のポイントだ。

最南端のウーランピーから北へ縦断するのに、いくつかの目標がある。

(ウーランピー)→(台東)→(花蓮)→(この旅のメインとなる3,000mの山越え)→(新竹)→(台北)

台湾は、九州くらいの大きさだが、3,000m級の山が100以上あって、北から南に向けて背骨のように
連なっている。
富士山が3,776m、台湾最高峰の玉山(日本統治時代の名称は新高山)は3,952mなので、日本の長野県の地形を
さらに険しくしたとイメージすると分かりやすいだろうか。
平地は西南海岸に集中していて、その割合は全体の30%ほど。
花蓮から台湾の西側に出る山越えに何日かかるのか、食材を調達出来るのか、どのルートがいいのか、崖崩れはないのか
慎重に情報収集して挑戦したい。

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ざっくりこんな感じだけど、その時の状況や天候、地元の人の話を聞いて柔軟に変えてゆくつもり。

台湾の滞在はビザの関係で、3ヶ月がリミットだ。だからと言って日程やルートは細かく決めたくない。

これは、物事にこだわらないフミさんが、楽しい旅をする為に唯一譲らないところなんだけど

私も四国で予定を決めた旅をしてから、その意味がやっと分かった。

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早朝に出発したけど、風もなくて気温がどんどん上がっているのを体で感じる。

リアカーは、坂道や危険な場所をフミさんが押してくれるから助かる。

リアカー1台に二人分の荷物を載せているから、荷物を少なくすることに、ずい分気を使ったけど、押しているときは

すぐに汗が吹き出てくる。

今まで使っていた3輪のカートは、それほど力を使わなかったから慣れるまで背中と肩が痛い。

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今日の昼ごはんは、弁当のメニューを皿で食べるパターン。

弁当は色々な種類が少しづつ食べれていい。

ご飯には自分で、店にある肉を煮込んだ汁を掛けて食べる。

ご飯だけで食べているのを見たことがないから、きっとご飯は、麺のように味を付ける食材なんだろうな。

台湾に来てから初めて食べれなかったのが、血も混ぜ込んだソーセージ。

甘くて、ちょっと粘り気があって・・・ダメだった。左うえにある四角く黒っぽいの。

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この日は知本温泉を目指していて、近くまで来たところでコンビニに行くか、テント設営を優先するか

作戦会議をしてた。

通りがかった1台の軽トラのおじさんが声を掛けてくれて、私達に何か伝えようとしているけど

中国語のみで、私には全く分からない。

フミさんが、いくつか質問しながら中国語で対応している「おお~~フミ~~やるじゃないかぁ~~~」

話の内容は

「今晩家に泊まりなさい。家はここから1㎞くらい先にあって学校の近くだから、そこに来たら

電話しなさい。明日は居ないから、あなた達も出発しなければならない。それでもいいなら」

ということのようだ。

いつの間にこんなに中国語を理解出来るようになったんだ?

なんだかちょっと頼もしいぞフミー!日本の旅のときとはちょっと違う。

どうやら非常事態の時にだけ入るスイッチの他に、海外の旅の時に入るスイッチがあるようだ。

ふむふむ、こんなに毎日一緒に居ても知らないことってあるんだなあ。

コンビニでブログ作業をしてから、学校近くまで行くと私達の電話が使えない・・・あれれ??

近くの店の人に聞いたら、偶然にもおじさんと友達だったようで電話してくれた。

そして着いたのは家じゃなくって、ゲストハウスだった。

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なんと、なんと私達の貸切だー。

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マットレスで寝れるー。

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シャワーも浴びれるー。

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台湾のゲストハウスはもちろん初めて。

日本のと似てるんだなあ、手作り感があってセンスよく工夫している。

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こちらが声を掛けてくれた、ニュエン・パーさん。

道端で出会った時は、なかなか意思の疎通が出来なかったけど、私達と話す為スマホに翻訳ソフトを入れて
来てくれたようで、日本語に変換しながらなんとかお互いのことを話した。

「貴方たちは、ここに無料で泊まっていい。台湾を歩くから、台湾に住んでいる私とは友達だ。だからサポートしたい」ということを伝えてくれた。

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今までは親切にしてもらうばかりで、幸運にも人から危害を与えられるようなことは一度もなかった。

けれど世の中、良い人ばかりじゃない。

日本だったら出会った人と目を見て話し、少なくても善人か悪人かくらいの判断は出来たけど

言葉の通じない海外では、会話して微妙なところを読み取る判断材料が少なくなる。

出会った時、錆びれたトラックに乗ってヨレた服を着ていたニュエン・パーさんは、正直判断がつき兼ねた。

私一人だったら断ったかも知れない。

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実際は本当に親切で、教養あるちょっとおちゃめな男性のようだ。

スクーターで帰った後、また来て飲み水のスイッチを入れて行き、帰ったと思ったら今度は

この揚げさつまいもを置いて、またさっと帰って言った。

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ゲストハウスを出発。

言葉の通じない海外では、日本のように人との出会いは少なくなるのかなあと思っていたけど

台湾の人の親切で、いい旅になっているなあ。
ニュエン・パーさんと、もっと色々なことを深く話したかった。経験豊富で面白そうな人なのは
凄く分かるのになあ。



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ニュエン・パーさんのブログ
やっぱりニュエン・パーさんの見た目と印象が違う。このギャップがまた人として興味をそそるんだよなあ。



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by ayumiaruki | 2014-05-24 12:00 | Comments(10)
2014年 05月 22日

大王国民小学校の先生


【台湾距離数】122㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,328km

【現在地】台湾 台東市

【旅の行程】 台湾  金崙温泉 美の濱→(13㎞)→太麻里(タイマリ)大王国民小学校







ここのところ、どうもブログが長くて写真も多くなってしまってる。

今回こそサラッと書いてみよう。


最強だった施設、美の濱を出発。

入口の裏にプール施設や温泉があるから、ちょっと見はそんないいところに見えないのが残念。

実際トタン屋根が剥がれそうになっていたり、見た目はちょっとボロいんだけど、毎朝念入りに施設の

掃除をしてて、トイレもシャワールームも清潔なのは私が保証する。

テント周りが暗くなると、さりげなく電気を点けてくれたり、雨が降りそうになると洗濯物を屋根の下に
移動しておいてくれたり、スタッフのそういう心遣いが一層心地よく感じさせてくれた。

そんな綺麗なところでも、中国の団体観光客が来たあとの更衣室は散乱状態になる。

トイレにも使うサンダルのままプールに入ろうとしたり、水着着用の温泉にシャツのまま入る。

施設のお父さんが大きな声で怒っても、笑い飛ばしていう事を聞かない。何度も「ダメだ」「別にいいだろう」
の押し問答を繰り返している。

私達も頭に来て「ノー!」「温泉から出なさい」と手でバッテンして「ルールだよ」と言った。

やっぱり日本人って、最後にはルールだよって言ってしまうんだなあ・・・この私でも。

中国の人の押しの強さには驚く。たまたま観光で台湾に来ている人が、そういう態度になるんだろうか?

つい悪いところばかりに目がいってしまうけど、良い意味ではあの押しの強さこそが強みなのかも知れない。

おっといけない、今日はサラッと書くんだったな。

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部落ごとによく、こういう門をくぐり抜けるようになっている。

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ちょっと気になるモノを発見したときに、足を止めれるのが歩きのいいところ。

中学校の案内。

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時々、大いに気になるモノも見かける。

これは一体何なんだ!最近覚えたフレーズ「チャーシュー、メンマ?」

違う、違う「ツァースー、センマ?」(これは何ですか?)を使いたいけど人がいない。

こんな大きな実が、木になっているのを見たのは始めてだ。触るとトゲトゲしていて硬かった。

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6時半頃小学校に行ってみると、流暢な英語を話す先生が一人いて、テント設営の了解をもらった。

「どこでも好きな場所にテントを張っていいし、何でも使っていいよと」と言ってくれトイレの場所など教えてくれた。

最後に「そうそう、夜に若者がバイクで徘徊するかも知れないから気をつけてね」とだけ言って帰った。

まだ始まったばかりだけど台湾の旅、歩くことそのものはひたすら暑く歩道もないから結構しんどい。
けれど、毎日テン場に頭を悩ませなくていいというのは精神的にも楽で、本当に助かる。
台湾の人たちの親切も、歩く元気の源になっている。

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外にあるトイレ。

テントを設営し終わったところで、若者の二人乗りバイクが真っ直ぐこっちにやってきた。

「早速来たぞ~、地元のヤンキーかあ?」
バイクから降りて「今晩テント張るの?」と聞くので「さっき先生に了解をもらったんだよ」
と話すと、なんと二人も先生だった。

「うっそーー!」

二人とも英語を話せるようだ。

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バイクの先生が夕方またやって来て「シャワーどうするの?良かったら家で浴びたら?」と声を掛けに来てくれた。

丁度、ホースも見当たらないしどうしようかと考えていたとこだった。

近くに社宅のような家があって、さっきの二人が一緒に住んでいるようだ。

いかにも男二人の家という感じは、日本も台湾も変りないようだ。

とっても陽気な先生、バーラーさん。

私がシャワーを浴びている間にフミさんが、日本の旅の写真を見せながら説明していた。

フミさんが英語を話せるのは、すっごく助かるなあ。

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こちらは、キューさん。今日来たばかりの研修生なんだそう。

名刺には、国立台湾大学 台湾文学研究生とあった。

エリートじゃないか。誰だ?地元のヤンキーなんて言ったのは!

フミさんのシャワー中私は、二人に中国語の発音を教えてもらって、それを二人が日本語で

発音したりしてた。


台湾の人は、歩いて旅していることに「いいねえ~それ!」というスタンスで接してくれる

将来どうするの?怪我したらどうするの?みたいな否定的なところから考えないのは

私達が外国人だからなんだろうか?

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夜は気になっていた「包」という文字の料理を注文したらなるほど。

皮がふっかふかで、具も煮込んだ肉とザーサイなのかなあ、日本にはない味付けで旨い。

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そして餃子、どの店で何度食べてもかなり美味しい。具も微妙に違うし毎回注文しても飽きない。

日本に帰ったらこの味が恋しくなるんだろうなあ。
1個 5元くらいが相場。焼いたものより、茹でたのかスープの中に入ったのが多い。

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台湾料理も少しずつ覚えてお気に入りもあるんだけど、注文するときはメニューの漢字から料理を想像して
食べたことのないものも挑戦する。

これは「米苔目」太くて短い麺は、イモ粉と米粉を練ってゆでたもの。さっぱり味。

注文に困っていたり通じなかったりすると、他のお客さんが助けてくれるのが嬉しい。

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学校を出発するときに昨日の先生に挨拶しに行った。

うん先生だ。

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開放的でカラフルな、大王国民小学校。

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学校の門、道路を挟んで向かえが昨日の先生の家。
学校にテントを張らせてもらえるだけでも充分なのに、シャワーのことまで心配してくれる。
台湾の人達のこういう親切、どの国へ行っても忘れないと思う。
バーラーさん、キューさん、どんな先生になるんだろう。

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by ayumiaruki | 2014-05-22 18:00 | Comments(6)
2014年 05月 19日

プールと温泉 史上最強のテン場

 

 


【台湾距離数】109㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,315km 

【現在地】台湾 台東県 太麻里

【旅の行程】 台湾 東源村→(22㎞)→達仁の役場→(22㎞)→大渓小学校→(10㎞)→金崙温泉 美の濱










東原村を出発。

暑い中を歩くのにはもう、うんざり。5時半起床で涼しいうちに歩く。

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台北からウーランピー向かっていたカップル。

わざわざUターンして車を止めてくれ、果物と飲み物を差し入れしてくれた。

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テントを張らせてもらおうと思っていた場所がダメでまた昼になってしまった。

コンビニで避難してから歩き出す。もう5時半だけどまだテン場が決まらない。

台湾の図書館発見、図書館好きな私としては寄らないわけにはいかない。

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パソコンがあったから、インターネットでテントが張れそうな場所を調べてみよう。

日本なら、身分証明書を見せてからカードを作って、用紙に記入してと手続きが面倒だけど

「使っていい?」「いいよ」で終わる気軽さ。

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キーボードを押してみて気づく。そうだ日本じゃないんだ。

小学校の台湾語を調べたわいいけど、どうやって漢字を出すのか分からない。

思わぬところで時間を取られるものだ。

 

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ネットで調べた小学校まで行ってみると、もう廃校になったようだ。どうしよう。

 

隣に役場があったんで、カタコトの中国語で、この辺にテントを張れそうな場所はないか聞くと

2人、3人と集まってきて、しまいには10人くらいが私達を囲んで輪になった。

 

「お前の家いいんじゃないか?」「家はダメだよ~」「警察どうだ?あそこはシャワーあるぞ」

「そうだ村長の家どうだ?」「そうだ村長だ、村長だ」

「ソンチョウのイエ、ドコ?」中国語で聞くと「お前テキトーなこと言うなよ~困ってるだろ~」

とまあ、こんなやり取りで役場はかなり盛り上がった。

 

このノリは日本じゃ考えられないなあ・・・。私とフミさんは顔を見合わせて笑いをこらえてた。

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私達が筆談で書いた紙には、淋浴(シャワー)という文字があったから困っていたようで

テントだけならそこいいよーということだった。

役場横のここに張らせてもらう。

屋根もあるし、右横のホースから水も出るし充分だ。

 

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国道まで5分も歩いたら、食べるところもある。

自炊しなくていいというのが、なんと気楽なことか。そしてハズレが滅多にない。

餃子とチャーハンに関しては、美味しくない店があったら教えて欲しいってくらい美味しい。

 

さて夜のシャワーどうするか。

外にホースはあるけど役場の人がまだ残業してて、なかなかタイミングがない。

建物の陰には犬の糞が大量にあるし、覚悟を決めてダッシュで水浴びしたら、丁度人が出て来て

しまった。傘で隠すフミさんは「オレこんなんするのイヤやー」と嘆いていた。

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翌朝、町を出発。達仁と書いてダレンと読む。

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国道は歩道がないから、トラックやバスが通るのが怖い。

 

 

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海沿いを歩く。

 

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今日も小学校にテントを張らせてもらった。

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放課後に残っていた子供達が興味深々で質問してくる。

中国語の本を片手に、日本語を教えているフミさん。

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とっても人懐っこい子供達。

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学校のトイレには、シャワーが付いていて浴びさせてもらった。

もちろん水だけど、ゆっくり浴びれるのがこんなにもリラックス出来るとは。

役場の人も、この学校の人も蛇が出るから気をつけろと言っていた。

強い毒を持った蛇が多いようだ。

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今日もまた温泉街へ向かう。

この町はフミさんが9年前に歩いたとき、長いことお世話になったころがあるそうだ。

歩いていてて突然「ここは見覚えがある」と言って色々なことを思いだしたみたいだけど

お世話になった家の場所や、名前を覚えてないのが残念。

一度歩いた場所をまた歩くことなんてそう、ないことなのに。

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四重渓温泉より活気のある町ようだ。

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1週間休みなしで歩いているから、そろそろ体を休めたいところだ。

ふと目に入った「露営」の文字。キャンプ場なんだろうか、値段を聞くと温泉付きで、

一人300元、安い!。

トタン屋根の下に見えるのが温泉。宿泊も出来る広い施設だ。

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キャンプ場所にテントを張ろうとすると、施設のお父さんがこっちでもいいよと案内してくれた。

なんと、なんとすぐ下は25mプール、横には温泉、隣にシャワー室。

テントを張った場所は屋根があって、高くなっているから風とおしがいい。

素晴らしい!水泳大好きの私には夢のようなところだ。

 

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早速泳ぐ。台北のデパートで水着買っておいて良かったなあ。

汗だくで歩いた後に誰もいないプールで泳げるなんて、もう頭ん中真っ白。

幸せ過ぎて何も考えられないわ~。

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温泉、プール、テント。この組み合わせ史上最強だ。

 

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ルンルン気分でプールの後に温泉に入ったら、アヂーーー!

どう我慢しても3秒が限界。これが台湾の温泉なのか?

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夕方、団体バスが到着。続々と入っていくおばさん達。

おお~~凄いなあ、悔しいからもう一度挑戦したら、ちゃんとぬるくなってた。

水着で入る温泉は、日本のとは感じがちがう。

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プールで泳いで、温泉入ってを繰り返す。幸せ過ぎだ~~。

フミさんは何してるのかな?

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温泉の後は、テントの横で中国語の勉強中。

フミさんの知らなかった一面。

海外に行くと熱心に言葉を覚えようとするんだなあ、私よりずっと聞き取れるし

覚えるのもずっと早い。

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すっかり気分のいい私達は、いつもより、グレードアップした店に入ってみた。

 

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美味しかったけど、300元という代金にビビる。

やっぱり、安く美味しく食べてなんぼだな。この他にスープも注文した。

ピータンが美味しかったー。

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施設の奥さんは、色白で少女のような声をした優しい女性だった。

 

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宿泊していたお客さんが、差し入れをくれた。

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インスタントラーメン、クラッカー、こんにゃくゼリー、インスタントコーヒー。

日本の旅でも行く先々で差し入れを頂いたけど、台湾でも頂くとはなあ。

2泊して、すっかり元気になった。

 

台湾いいぞーー。

 

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by ayumiaruki | 2014-05-19 21:19 | Comments(6)
2014年 05月 18日

パイワン族

 

 


【台湾距離数】55㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,315km 

【現在地】台湾 台北市

【旅の行程】 台湾 保力のお寺→(6㎞)→四重渓温泉→(23㎞)→東源村







こういうテキトーな電信柱を見て、日本というのは何につけてもキッチリしていることに気づく。

 

昨夜はシャワーも浴びたし、気持ちよく歩き出す。

それもつかの間、2時間も歩いたら気持ちよかったことなんてウソみたいに汗だくだ。

梅雨時期の台湾は、毎日湿度98%とか95%、水も石灰質だからか体のベタつき具合が

半端じゃない。

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今日の目的地は温泉地、頑張るぞ。

着いたら予想以上に小規模で廃れた感じだったけど、昔は日本の皇族が新婚旅行に来たそうだ。

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一番暑い時間帯の昼に到着してしまった。こんなときは動かないのが一番。

無駄に体力を消耗したくない、地元の人もこんな時間は外に出てこないし。

ということで、ちょっと贅沢して昼からビールで嬉しいフミさん。

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食後は隣のコンビニで、ブログの更新3時間。

コンビニに椅子とテーブルがあって、何時間居てもイヤな顔をされないというこの環境。

日本一周しているブロガーが聞いたら、羨ましがるだろうなあー。

 

さて、次はテントだ。

サムの話では、台湾でテントを張れるところはあまりないけど、警察や小学校に

聞いてみるといいよ、ということだった。

日本では一番に避ける場所だけど、本当に大丈夫なんだろうか。

警察は断られたから、ドキドキしながら小学校に行ってみた。

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英語を話せる若い先生に「歩いて台湾を縦断しているんだけど、テント・・・」

まで言いかけたとこで「いいよー、ウェルカムタイワーン」と、かなり気軽な了承をもらった。

信じられない。日本ならまずありえない。OKだとしても他の先生のお伺いをたてて、それから

教頭先生や校長先生に確認するはずだ。

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テントを張ったら屋台でごはんを食べて、いよいよ温泉だ。

海外にはめずらしい個室で、自分で湯を入れるタイプだった。泉質は白湯?って感じかな。

でも海外で温泉ってのは初めてだ。

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新亀山温泉の別館。なんか日本っぽい名前だ。

さっぱり気分ものつかの間で、すぐにまた汗だくになってしまったけど気持ちよかった。

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翌朝、学校を出発。

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台湾の西側から、山を越えて東側に出る。

台湾は、比較的開けた西側に中国大陸から渡ってきた人たちが多く住み、街や流通なども発展している。

それに比べて東側は、平地が少なく元々台湾に住んでいた原住民の村が点々とある。

今回の台湾縦断は、この東側を北上するルートにしたのだ。

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今までの町並みと変わってきて、民族色が強くなって来たのが分かる。

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家もポツリ、ポツリ。


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この村に入るのに、険しく狭い岩の間を通ってきた。

昔そこで大きな戦いがあったらしく、岩の上から大きな石を転がし、敵を倒している壁画が

とてもリアルに描かれていた。

なんとなく歩いていると、視線を感じてビクっとした。こちらに向かって弓矢で狙いを

定めている銅像だった。鋭い目、今にも矢が飛んできそうだ。

 

山岳民族のパイワン族は、好戦的な民族として知られている。

ここで部族間の激しい争いがあったんだろうか。

この絵からは、ちょっと想像つかないけど。

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少し進んだ先に、説明書きがあった。

昔、首里王政府に年貢を収めた帰り台風に合い、ここに漂流した宮古島の船の船員66人のうち、山岳に逃げた
50名以上がパイワン族に殺された。それに怒った日本が復讐の為に戦いにやってきた。

狭い岩の地形を利用して戦ったパイワン族だったが、戦いには負けてしまったそうだ。

あの場所で、多くのパイワン族が日本人に殺されたんだな。

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神妙な気持ちで歩いていると、第一村人に声を掛けられる。

「日本人か!」「そ、そうだ」「どこから来た」「北海道だ」「いいね北海道、栗降るね」

日本語を話せるようだけど、雪と栗は間違ったみたい。

まあ、そんなにビクビクすることもなさそうだ。

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また少し歩くと、これ以上ないくらいこの風景に不釣り合いな車が。

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「Y西 洗車坊」う~ん、この髪型といい、鹿児島のY弟の車じゃないのか?

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台湾では教会もよく見かける。

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埃っぽい集落、錆びたトタン屋根、廃墟のような建物から人の声が聞こえてくる。

一日歩いただけで、昨日とは別世界だ。

挨拶すると一瞬間があって、じっとこちらを見てから返事が返ってくる。

その目は、こいつらいったい何者だ?と言っているようにも見えるけど警戒されてはいないようだ。

 

朝、町を出る前に買っておいたチマキを食べたくて、店でジュースを買った。

店のお姉さんは韓流ドラマに夢中、気だるそうにお会計をする。

ここで食べてもいい?と聞くと、うなずいて、テーブルのゴミや空き缶、食べくずを片付け

またドラマの世界へ戻っていった。

「謝謝」と挨拶して店を出ようとすると、またうなずいて見送ってくれた。

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さあ、今日のテントはどうしようか。地図に載っていた学校は廃校になっていた。

村の集会場は、トイレが閉まって使えないけど水は出る。この後、集落はないしここしかないか。

今日はちょっとキツい野宿になりそうだけど、屋根があるのがありがたい。

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テント設営して洗濯してたら、村の子供達が集まってきた。

フミさんが男の子にカメラの撮り方を教えてあげると、すごく興味を持ったみたいで

カメラを手に、友達や私達を撮りまくる。

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自分で撮った写真を食い入るように見ている。

村の大人は、夕方になると外にテーブルを出し、4人くらいのグループでトランプをしていた。

子供達は、ひたすら道路や野原を自転車でかっ飛ばす。

見てるこっちがハラハラするんだけど、その腕前は大したものだ。

自転車が最高の遊び道具なんだろうなあ。

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そんな村でも、食べる場所はしっかりあるのが台湾の嬉しいところ。

店のお母さんは「麺しかないよ、いいのか?」と言う。
建物の中は、どこもかなり薄暗い。

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こんなに具だくさんなら充分。

これで日本円で250円。

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テント近くの家で、ビールを売っていたから買いに行った。

家のお父さんと友達が、台湾の酒と、らっきょうをつまみに1杯やっていて一緒に飲んだ。

ほんの少し日本語を話せるお父さんだけど、普段はパイワン族の言葉を話す。

言葉の分からない私達でも、台湾語との区別はつくくらい、違う言葉だ。

 

日本が統治していた時代、日本人は俺たち原住民のことを「蛮人」と呼んでいたんだ、と話してくれる。

私達は「それは悪い言葉だ」と言うしかなかった。

カタコトながら、お互いに色々な話をした。

 

さて、そろそろシャワーの時間かな?えっ?水しか出ないのにシャワー?

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分かってる。これが普通じゃないことは、よーく分かってる。

 

言い訳をさせてもらえれば、ベタついた体で1日中国道を歩いて、排気ガスと砂埃で腕や首も真っ黒。

その体のままテントで、蒸し暑く寝苦しい夜を過ごすのは、非常に不快なのだ。

だから夜に水を浴びれるかどうかは、私にとって最重要課題。

村の人が寝静まった頃にこっそり水浴びするので、実際は真っ暗。

私のときは、フミさんが2本の傘で隠してくれた。

この水浴びと、標高が高いのもあって、久しぶりに涼しく深い眠りがとれて、体は復活した。

 

埃っぽいとか、錆びれたとか、無愛想のように書いてるけど、そこが私には魅力でもある。

台湾の部族のこと生活のこと、ますます興味がわいてくるな。

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by ayumiaruki | 2014-05-18 21:21 | Comments(6)
2014年 05月 16日

台湾のお寺とお兄さん

 

 


【台湾距離数】26㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,260km 

【現在地】台湾 台東県 達仁

【旅の行程】 台湾 恒春 陳氏椰農園→(10㎞)→保力のお寺 








 

翌朝、フミさんは長生きして欲しいという気持ちを込めて亀の折り紙を折る。
私は手紙。陳さんにお礼を言って宿を出発。

2キロくらい歩いたところで、陳さんの車が追いかけて来た。

朝ごはん買いに行くところだからご馳走すると言いに、追いかけて来てくれたのだ。

陳さん、朝ごはんまでご馳走になってしまい本当にお世話になりました。

 

食後、私はセブンでブログ更新。フミさんは外で「徒歩台湾縦断中」の看板作成。

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気になっていた「スイカ牛乳」に挑戦。

感想。スイカと牛乳は別に一緒にしなくても良かったと思う。

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Wi-Fiがスムーズに繋がるまで1時間くらいかかってしまった。

ここを出ると、しばらくWi-Fiが繋がらないのもあって、なんとか更新しようとしたら

夕方の5時になった。

慌てて出発、この時間でも歩くと汗だく。

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街で夕食の弁当を買っておくつもりだったんだけど、気づけば玉ねぎの店ばかり。

歩いても、歩いても玉ねぎだけ。

こういう地域の事情をまだ把握してないから、旅に必要な感が働かない。

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そして、な~んにも無くなった。

空は、もうすぐ雨降らすぞーと言っている。

空模様で天気の予測をするのは大切、これも台湾に来てから外れるんだなあ。
 

水は水道水が1リットルにインスタント麺3個。う~んテント張れそうな場所があったら

ゲリラテント(暗くなってからサッと張って、早朝さっと出てゆく)だな。

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そう覚悟を決めて歩いていたら、立派なお寺が目に入った。

お寺の敷地にテントを張らせてもらえないだろうか。

誰かに聞きたいけど、人がいない。

 

通りすがりの田舎のポン引き風お兄さんに、恐る恐る聞いてみた。

「あそこにチャンポンいいか?」(チャンポンはテントのこと)

お兄さんが「あ~」と口を開けたとき、私の目は釘付け。

口の中も歯も真っ赤っか。どう見ても今、生肉にかぶりついていたって様子なのだ。

ヤバイここは、人食いの村なのか?

お兄さんは、ニコリともしないし私達に興味を持った様子もない。けれど、分からないながらも

私達の言葉を真剣に聞いてくれる。

キャンプ場を探してると勘違いあったり、宿を探していると伝わってしまったり、時間がかかっても

親身になってずっと聞いてくれるのだ。

そして急に、分かった!って顔で、今度は自分の頭を掻き始めた。何だ!何だ?どうした?

何度も頭を掻くお兄さん。次に私を指差して頭を掻く。

そうかっシャワーだ!私も体を洗う真似する。「トイ、トイ、トイ」とお兄さん。


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そして、こっちだついてこいの仕草をして、お寺の地下を案内してくれる。

そこは広いスペースがあって、ここにテント張ってもいい、外は涼しいから外でもいいぞ

でも蚊がいるぞ、トイレはここだ、シャワーもあると説明してくれる。

信じられないお寺にシャワーがあるなんて!

 

地下室とシャワールームの電気は点かなかった。

ヘッドライト持ってるから大丈夫、という仕草をして伝わったようだ。

  


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お兄さんにお礼を言うと、食べる仕草をして、あっち真っ直ぐ行って、右に曲がると教えてくれた。

何か言って、バッテンの仕草。

食べるならあっち、遅くなると閉まるんだな?だんだん分かってきたぞ。

見た目は、控えめに言ってもかなり怖いし、無愛想でぶっきらぼうなんだけど親切なんだなあ。

ポン引きなんて思ってごめんねー。

 

この集落に食べる店があるとは思えないが、言われた方向へ歩いてみた。

1件見つけた店はもう閉まっていて、会話集片手に「食べる」どこ?「食べる」と繰り返したら

おばさんが歩き始めて、おいでおいでと手招きする。

ついて行くと店があったけど、そこも「もう食べ物ない」と言ってるみたい。

また歩くおばちゃん、悪いなあ。「すみませんね」も上手く伝えられないもどかしさ。

 

最後の1件がここ。

普通の家みたいだけど・・・。

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お子さんだろうか、結婚式の写真の下にメニューがあった。

連れてきてくれたおばちゃんは、私達がちゃんと注文出来るように教えてくれて

最後まで見届けてから帰った。ほんと親切だなあ。

 

待ってる間、近所のおばちゃんや常連さんが来て、みんな身振り手振りで会話を試みる。

お互い全然言葉が分からなくても、盛り上がるもんだなあ。

「大きい」と「小さい」という言葉だけで20分くらい騒いだ。

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お店のおばちゃんは中華鍋をブンブン振って、予約してあったらしいお弁当チャーハンを

作っている。

おお~これこそ台湾のキッチン、アジアだ!!

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時間も遅いし、簡単なメニューがいいかと思って、カレーと餃子を注文した。

カレーは、片栗粉でとろみをつけた中華丼風のカレーなんだけど野菜たっぷり。

餃子もニラが効いてて、全体的に家庭の味の美味しさだった。大満足。

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お父さんは、テレビの「おしん」を真剣に観ていた。

弁当買ってなくって良かったなあ。

 

何か特別なものを見たわけじゃないし、びっくりするようなこともないけど、こんな親切や

田舎の普通の生活の中に少しだけ入り込んだとき、こういう時間がいいなあと思う。


さあ、寝床に帰るか。

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ライトアップされたお寺。

左奥の入口に明かりが点いている。さっきは点かなかったのに、お兄さんがわざわざ付けに来てくれたんだ。

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シャワールームの電気も2ヶ所点けてくれてあって、大きなゴキブリが仰向けになって死んでいた。

私はそのゴキブリを見て感動した。

出かける前に下見したとき、このゴキブリは元気いっぱいだった。

お兄さん、ゴキブリまで退治して帰って行ったんだなあ。

あの風貌だから、そんな優しががなおさら嬉しくなる。

それとも、薄暗い地下室で死んだゴキブリを見てこんな嬉しい気持ちになる私の感覚は

どうかしてしまったのだろうか。

 

水でホースのシャワーだけど、この気持ちよさったら、この季節の台湾を歩いた人じゃないと

分からないねきっと。


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お兄さん以外の他の男の人も、口の周りや中が真っ赤っかだった。

台湾の田舎では、ビンロウという椰子の木の実を、石灰と一緒に噛る習慣があるそうで

石灰と反応して真っ赤になるそうだ。

 

なんかいい感じのスタートだ。

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by ayumiaruki | 2014-05-16 16:10 | Comments(16)
2014年 05月 15日

陳氏の椰農園

 

 


【台湾距離数】0㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,260km 

【現在地】台湾 台北市

【旅の行程】 ウーランピー →(16㎞)→ 恒春 陳氏椰農園 









暑い、暑い、ベトベト、ベトベト・・・。

台湾では風呂だの洗濯だのって細かいこと言わずに、旅を楽しもうって思ってたけど

このベトベト具合は日本のとは大違い。

海に入った後、サウナに入ってそのままのようなベトベト具合だ。いやマジで。

せめて顔だけでも洗たいけど、公園がない、外に水道水がない。

 

それよりテント張れる場所がない。 

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しばらく進んで、わりと安い値段の宿の看板を発見。宿に泊まるしかないか。

フミさんんが交渉に行った。

なんと1部屋1,000元と言うではないか。決定、今日は宿だ。

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広い敷地の中に陳氏椰子農園と書かれた建物がいくつか並んでいる。

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こちらが陳(ちん)さん86歳。

上手な日本語が話せるので、歩いて日本縦断したことや、これから台湾を歩くことを話すと

宿代のうち、200元を返そうとする。

それは絶対にダメと説明すると、「それでは夜、私、あなたに、ご飯、ご馳走します」と言う。

それも大丈夫だからと話すと、とにかく街まで車で送りますと言ってくれ、そうしてもらうことになった。

 

その前に写真を撮らせて下さいと話したら「いい場所あるよ」と、この花の横でポーズを

とってくれた陳さん。

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ゆっくりと車を運転しながら、恒春の街を説明してくれる。

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お勧めの店に着いたら、案内するよと言って、さっそうと歩いてゆく陳さん。

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「あなた何食べるか、何食べるか」と言いながらお店の人に注文してくれる陳さん。

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私達は食べたい料理の名前が読めずに「あれ、右から2番目」と指差し、陳さんも一緒に

あれ?と名前や何の料理かを説明してくれるのだ。

86歳のおじいさんにご馳走になるワケにはいかない。

でも陳さんは、断固として「私がご馳走します」と言ってくれて、結局ご馳走になった。

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何度もお礼を言うと「遅くなるなら、帰りも電話しなさい」と言ってくれる。

「大丈夫、大丈夫」を繰り返して別れた。

地元の人が食べに行くお店はさすがに美味しいねえなんて話して、半分も食べないうちに

陳さんが慌てて戻って来た。

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「私、忘れてました。今日は日曜です。あなたこれ、家に帰って食べなさい」

「いい場所あるよ、これから連れて行く」

そう言って、また車で別の場所へ行き「こっちが美味しいね、楽しんで下さい」と言って

去って行った陳さん。

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着いた場所は夜市とは全然違う。

昭和初期の日本の夜店のような雰囲気で、何もない土を固めた広場に突然、店が現れた感じ。

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そこに、服、靴、ゲーム、パン、ステーキ屋さん、野菜、なんでもかんでも売っているのだ。

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入口は狭くて、ちょっとした店があるくらいだと思ったら、これがまた広い。

観光マップには絶対に載っていない、地元の夜店って感じかな?

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薄暗い中に、目を凝らしてみると色々あるから面白い。

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鍋の店とでもいうんだろうか。

コンロを囲んで鍋をつついていた。

 

しんどかったけど、いい一日だった。

この薄暗くて、古くて何とも素朴な夜店の雰囲気に、わざわざ戻って来てくれた陳さんの優しさ。

数時間前までは、テント張る場所も見つからなかったのになあ。

 

一生懸命日本語で話してくれて、私達に何かしたいという気持ちが伝わってくるのだけど

86歳の陳さんが、日本語を話せるという事実にも考えてしまうものがある。

台湾に来て始めて、私は日本人なんだと意識した。

 

まあ、そんあことを考えながら宿に帰った。

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by ayumiaruki | 2014-05-15 15:45 | Comments(8)
2014年 05月 12日

台湾縦断の旅 ウーランピーから歩き始める

 


【台湾距離数】16㎞
【これまで歩いた総距離数】 5,260km 

【現在地】台湾 恒春

【旅の行程】 台湾 高雄→(バス)→ ウランピー → 16㎞ 









ネットの環境があまり良くなくて、なかなか更新が出来ない。

やっぱり街と田舎では違うようだ。

前回はスマホで簡単更新だったんだけど、私としては、あれじゃあブログとは言えない。

かと言って、いつものように詳しく書いてアップ出来る環境でもない。

短い文と限られた写真で、伝えたいことを伝える訓練だな。


 


 


 


高雄のホテルを出て、徒歩の出発地点「ウーランピー」までのバス停までリアカーに

荷物を積んで行く。
歩くのもハラハラするこの街で、リアカーは結構危険。

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こんな都会なのに誰も変な目でジロジロ見ない。おかしいなあ。
そっか、どうやら私達ただの行商かなにかと思われているようだ。

この帽子だし、人に道も聞かれるわけだ。

 

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バス停で荷物を降ろして、またリアカーを折りたたむ。
バス待ちしてた人と、チケット売りのお兄さんが途中から手伝ってくれた。
チケット売りのおばちゃんも、リアカーいくらするの?次のバスは止めた方がいいよと親切。

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バスの時間まで30分。屋台で買ったお弁当を食べる。

お弁当の文化は日本の影響だそうで、弁当に近い発音ベントンという。

惣菜3種類に、ご飯の上にメインディッシュというパターンが多い。
これもまた美味いんだなあ。

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ウーランピーに到着。暑いーーー!夜でも暑い。

徒歩で台湾一周した吉田さんの情報を頼りに、キャンプ場跡地を探すが迷ってしまって

日暮れギリギリのテント設営。マズイこの時間帯は蚊がわんさか居るんだった!

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近くの屋台で食べる予定だったけど、すでに閉まっていた。初日から非常食用のラーメンを食べる。

台湾のラーメンくどっ!

あーー体がベタベタだあ~湿度が高すぎだよ~~。

と、私は初日から文句たらたら・・・。

まあ、慣れるまで時間が必要なんですわ。

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翌朝。

台湾のクモでかっ!!あ~あ野宿が始まっちまったなあ~。

ちなみに私は大のクモ嫌い、朝からクモの前でこんな笑顔でいられるのも逞しくなった証しなのだ。

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台湾最南端のウーランピーから歩き始めてすぐに、声を掛けてくれた方。

ばんばってーと言ってくれるのだけど、もう少し台湾の言葉が理解できたらなあという思いが毎日募る。

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果物屋さんのご夫婦、ご主人が自転車で台湾一周したそうで、私達応援したい!と言って

果物を差し入れしてくれた。奥さんが食べやすいように切って渡してくれる。
ご主人が、ほんの少しだけ英語が話せた。

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その隣のココナッツ屋さんのおにいさんは「ちょっと待て待て!」と呼び止める。

これ飲みなさいと、また差し入れしてくれる。
ナタでココナッツの実の先を切って、ストローを差してくれた。

おお~ココナッツの果汁を飲んで台湾を歩くなんて、いかにも台湾の旅らしいじゃないか。

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観光地なのにずい分親切だなあ。

最南端は台湾の人だけじゃなく、中国からの観光客もたくさんいるようだ。

言葉は日本人には、ほとんど同じに聞こえるけど、違いはすぐに分かる。

中国の人が世界中で、暮らしていけるのが納得出来る気がした。

ガソリンスタンドは世界中同じかな。

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去年沖縄の久米島を歩いたときに、お墓の写真をたくさん撮った。

台湾のお墓も形式がとても似ていて興味深かった。

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5キロくらい歩くと、ビーチがいくつかあって、完全にリゾート地だ。
おしゃれな宿や、洋風のBAR、もちろん台湾の屋台もごちゃまぜになっている。

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5月なのにこの暑さ、去年7月の沖縄の暑さに、湿度を50%プラスした感じ?わかりづらい・・・。
とにかく蒸し暑いのだ。
泳ぎたいなあ~、でもまだ台湾の野宿事情がつかめていないから、今夜テント張れそうな場所を
確保することが先決だ。
歩き進めば進むほど、野宿出来そうなところがなくなってくる。
まずいなあ・・・お腹空いたなあ・・・・。

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まず食べよう。
けどリゾート地は、小洒落た高そうな店ばかり。
旅が始まったからには、無駄な出費を抑えなければならない、これはもう私達に染み込んだ反応で仕方ないものだ。
やっと見つけた普通の屋台で麺を注文したら、一つはスパゲティだった。
いやあ、台湾に来てはじめて美味しくない料理を食べた。
日本の観光地に取りあえずある屋台の味というのか、インスタントの味というか、ラーメンも野菜炒めもマズかった。

まあ、それはいいけど今日のテントどうしよう、水もまだ確保していない。
宿の値段を確認しに行ったら一人2,300元、値段交渉しても1,600元までだった。無理だ・・・。

もう少し歩いて、モーテル風の宿でまた値段交渉、1,600元から、一人1,000元までなったけど無理だな・・・。
宿の人は親切で、ゴメンネお茶だけでも飲んでいったら?とカタコトの英語で言ってくれる。
こちらこそ、ゴメンネなんだけどなあ申し訳ない。
最後に「バイバーイ、頑張ってー」と日本語で言ってくれた。

さあ、日が暮れて来るぞ、仕方ないもう少し歩くか。

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by ayumiaruki | 2014-05-12 17:10 | Comments(9)