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2017年 04月 29日

ヒューストンでセレブ体験

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】 アメリカ ユタ州 エスカランテ
【旅の行程】アメリカ テキサス州 






グレイハウンドバスで4時間少々。
同じテキサス州のヒューストンに着いた。
バスステーションに迎えに来てくれたのは、ハバナの熱い夜で、一緒に踊ったミッチ。
ミッチは私が小学校のころ、同じ長屋で育った兄の幼馴染。テキパキしてて、頭が良くて男勝りな姉御肌というイメージは、30年ぶりにハバナで再開しても変わっていなかった。
ミッチのご主人は日本人だけど、アメリカで独立しオイル関係の会社を設立したので、ミッチも移住する事になった。英語は全く話せなかったけど、アメリカで子供を産み、育てている。
アメリカの生活って、実際どんなだろう?

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まずは、お買い物。
あらゆるモノの量も多いけど、種類も多いアメリカのスーパー。
ここのスーパーにあるものは、オーガニック食品が中心で、体に悪いものを使った食品は置いていない。牛乳だったら、牛が食べたのは物牧草のみだとか、スナックがあったとしても、オーガニックの野菜をオイルを使わずに焼いた野菜チップスだったりする。値段は高めだけど安心だ。
カットしたフルーツだけでこの種類。レイアウトが凝っているから見ているだけで楽しい。

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お昼ご飯は、テイクアウトのタコスにすることに。この人、巻き方がぎこちないと思ったら最近来たばかりだそうで、前は日本の稚内で働いていたんだって、北海道でしょ〜って話が盛り上がる。次に待ってる人がいても、気にせずお客さんと世間話をしながら楽しく仕事。レジでもそうだけど、アメリカの人、結構気が長い?それとも日本人がせっかちなのかな?

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ミッチの買い物を見ながら、野菜の買い方(量り売りが多い)、レジの仕方、クレジットカードの使い方などなど教えてもらう。
私達はまた新しい国に来て、幼稚園レベルから生活に必要な事を、1つ1つ覚えていかないと。
これが楽しくもあるんだけどね。

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「今は小さい家に引っ越したけど、ゲストルームもあるから是非寄って行って」と聞いていたんだけど、でっかーーい、ゴージャス、これぞアメリカン⁉︎
これはほんの一部で、左手にダイニング、その左手にグランドピアノの部屋などなど、、、。
トイレは5つ、バスルームだけで4つある。

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もちろん暖炉もある、テキサスの冬はそんなに寒くないみたいだけど(ミッチの家はずっと冷房が入っていた)トモさんの家にもあったし、アメリカの家にはあるものなんだろうか?

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私達用のゲストルームには、ガラス張りのバス、トイレもあって、あまりのゴージャスさにしばらく大興奮!
ここまでじゃないにしても、一軒家なら普通ゲストルームはあるそうだ。
夫婦でも、それぞれのバスルームがあるし、中学生になる息子さんの部屋にも専用のバス、トイレ、洗面台、クローゼットがある。
子供のころからプライバシーというものが、しっかり確率されている。
その代わり自分の管理は自分でする。
朝起こしたり、ミッチが彼の部屋に様子を見に行ったり、勝手に入ることはない。
彼は自分で起きて自分の身支度を全て整えてから、朝食を食べるときに降りてくる。

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クラブでレスリングをしている育ち盛りの息子さんの健康も考えてメニューを考える。彼はクラブの他にボランティア活動、ボウイスカウトなどなど分刻みのスケジュールだ。
今通っている私立の学校は、かなり教育レベルが高く入るのも難しい。98%の人種がホワイト。2%の枠を他の人種が競い合って入る。
大学も同じようにホワイト以外の人種が少ない枠を競わなければならない事を本人がよく知っている。特にアジアは教育レベルが高いから倍率も高くなるそうだ。
学業だけでなく、マナーでも、スポーツでも、よりいっそう努力しなければいけない「マム、だって僕アジアンだよ」彼はよくそう言う。
人種の問題どうこうより、それが中学生でも知っている現実だ。
彼、優秀なんだけどとても素直な良い子で、プレッシャーに押しつぶされないんだろうか、と心配になるくらい勉強していた。あんなに努力することを身につけているんだから、これからの将来が楽しみだ。
でも勉強だけじゃなく、ボウイスカウトで10日間ブッシュキャンプをしたり(大人でもかなりハード)スーツで女の子をエスコートしてダンスをしたり、することがなんでも本格的だ。
母親はもちろん、父親も子供の試合の日は必ず仕事を休むし、送り迎えの為に早引きしたりする。そういう社会環境はうらやましい。

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ミッチの家庭料理は和食中心。テイクアウトも日本のような引け目?がなく、どこの家庭も積極的によく利用するから、バリエーションが多い。

金曜の夜はテイクアウト、土曜は朝昼兼用のブランチを食べに行くか、土曜の夜に子供を預けて夫婦で食事に行くかして、母親業休みの時間を作る。
家族の時間、夫婦の時間を作れない夫は、即、即
、容赦なく離婚なんだそう。キビシー。

こちらは、土鍋で炊いたご飯と、シャケの照り焼き、ミッチのスペシャルレシピマッシュポテトは絶品だったなあ。

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二段のオーブンとか映画でしか見たことない。

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さりげなくナッツの入ったサラダに、アボガドのトーストとか。こんなセレブな生活を私達がしてて良いんでしょうか。

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ダメでした。ふみさん、素敵な家ですっかりリラックスして、今までの疲れがどっと出たのか、夜中に激しい腹痛に襲われ、一晩のたうち回っていた。
ふみさんがこんな風になるのは初めてだ。数日前の飲み過ぎも追い打ちをかけたに違いない、こんなに体に良くて美味しい食事なのに翌日も何も食べれず、夕方やっとお粥ご飯少々口にするくらい。
ふみさんは、キューバの顔が疲れてるという指摘もあったけど、結構無理してたのかな?

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私は夜に新鮮な空気を入れようと窓を開けたら家の警報機が鳴り響き、アメリカの家で夜に窓なんか開けちゃいけないことを学んだ。
この家の周り近所は、共通のセキュリティー会社と契約して、定期的に見回りなどしているが、昼でも窓を開けたら必ず、すぐに締めていた。
安全な地区でも、車を離れる時、キャシングする時などなど気をつけないと。

ふみさんの体調が治ってから、せっかくヒューストンだしNASA の入口だけの観光をして、アウトドアショップの『REI 』に行って来た。映画『私を変えた5,000キロ』を見た人なら、あ〜あの親切な店と、分かるかな?

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美味しいものが大好きなミッチが、テキサスに来たら、これは食べないと、というお店に色々連れて行ってくれた。キューバの素朴な味とは打って変わってジューシーで、濃厚なハンバーガー。

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そして夕食は家でステーキ。買って来てくれた肉はこの厚み!

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やっぱり庭で、専用のオーブンで焼くんだなあ。
本格的、当然だけど、いやぁうまかった!参った!ふみさんも回復して良かった〜。

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こんなに素敵な食生活とは知らず、何が食べたい?と聞かれて私のリクエストはピーナッツバターと、ジャムのパン。
これならどこの家にもあるかなと思ってリクエストしたら、そんなジャンキーなものは家になくて、わざわざ買ってくれちゃった。ちなみに白いパンも普段家にはない。
嘘でしょってくらい、タップリ塗るのがアメリカンスタイル。

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家の周りを散歩、緑が多くて家も美しいから歩くだけで気持ちいい。
そう言えば、洗濯物を見かけない。
この辺りは景観にも厳しく、洗濯物なんか干したら、ひんしゅくなんだそう。
その代わりコインランドリーより大きな洗濯機と乾燥機を完備している。

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ウォーキングコースもすぐ近くにある。

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ミッチには滞在中、食事だけでなくレンタカーの手配の仕方、電話会社での交渉、グランドキャニオンの情報収集などなど、本当にお世話になった。ミッチはこんなセレブな生活をしているけど、この生活に固執しているわけじゃなく、子供が独立したらすぐにでも自由に興味のある国へ行きたい気持ちでいっぱい。キューバもその国の1つだった。
私達はキューバで同じ宿を取って、数日一緒に行動するくらいしか出来なかったけど、また私達がどこかの国に行った時に、追いかけてお世話になるから、今回は遠慮なくゆっくりして行ってと言ってくれ、本当にゆっくりさせてもらって、ミッチのおかげで準備も進んだ。
さらにトレッキングに向けて、使っていないからと食料まで頂いてしまった。

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私達が買い足したのは、マカロニチーズ。
リーズナブルでキャンプに重宝してる。

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それとプロテインバーくらい。種類が豊富だけど高いから、最近は普通のシリアルバーでお腹を膨らましてる。

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息子さんにも、カナダトレッキングの英文計画書を直してもらったりして、1週間もお世話になった。みっちのサバサバとして、ハッキリとした所が、察しの悪い私達には心地よく、こんなに生活環境が違うにも関わらず、トレッキングや旅の話で盛り上がり毎日楽しく過ごした。
ご主人はたまたま出張中でお会いすることがなかったのが残念。

さあ次はグランドキャニオンでトレッキングだぞ〜。

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by ayumiaruki | 2017-04-29 01:28 | 旅日記 | Comments(0)
2017年 04月 18日

ダラスの寿司職人、トモさん

【これまで歩いた総距離数】 6258km
【現在地】 アメリカ ユタ州 シェダーシティー
【旅の行程】キューバ ハバナ→アメリカ フロリダ州 オーランド→テキサス州 ダラス





ふみさんが好きではないアメリカ。ノリが良くて、強引で、物質主義、自分の国さえ強ければ良いと思っている銃社会の国で、マクドナルド、スターバックス、ネスレの商品は出来れば買いたくないと思っている。

私は、初めて映画館で観た映画が『ET』、マイケルジャクソン世代だし、ボブグリーンもポールオースターも好きだし『ライ麦畑でつかまえて』アメリカカルチャーの方が、ずっと馴染みがある。

ふみさんは、私がグランドキャニオンや、アーチーズ国立公園をトレッキングしたいと言ったから、多分仕方なく付き合うくらいの気持ちだったと思う。
ふみさんも、アメリカを楽しんでくれると良いけど。



ハバナから最初に着いたのは、フロリダ州オーランド、そこから飛行機を乗り換えダラスへ向かう。
荷物も国内線用に詰め替えなければならない。乗り換えのターミナルは?機内持込みは何ポンドまで?カウンターで聞いても、肝心なところが聞き取れず、何度も「エクスキューズミー?」「パードン?」を繰り返す。
日本ならすぐに出来ることも、いちいち時間がかかる。






ダラスでは、トモさんという日本人の方が迎えに来てくれることになっている。
どんな人かな?アメリカで何をしている人だろう?あっ来た来た!

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夜遅くに着いたのに、和食を用意してくれていたトモさんは、何とアメリカの寿司職人だった。
奥さんのジーナさんはフィリピンの人だけど、日本に住んでいたから日本語も上手だ。
トモさんは、ふみさんのブログを読んでくれている人で今回はアメリカに来るならと、声をかけてくれたのだ。

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1ヶ月ぶりの和食〜ありがたい。
トモさんは、アメリカ在住30年以上にもなる。もう日本より長く住んでいるアメリカだけど、数年前、日本に住んだ時期があって、その時ジーナさんに出会ったそうだ。
ジーナさんは英語も堪能だけど、住むならアメリカより、温泉があって料理が美味しい日本が良いと話してくれた。

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初めてお会いするけど話しは尽きなくて、夜遅くまで飲んでしまった。トモさんも結構飲めるようだ。
ワンコの太郎とふみさん

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翌日ふみさん2日酔い。珍しくコーヒーも途中から気持ち悪くなってしまった。

午後からジーナさんも一緒に公園でウォーキング。
ジーナさんも、とても温かくて心配性で面倒見が良い人。トモさんと一緒に私達まで面倒みてもらったみたいな。

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公園の湖沿いにあった中級クラスの豪邸。最初は博物館かと思った。もっと凄い豪邸もあったけど、門から家が遠すぎて見えない。
こういう家に、老夫婦が2人だけで住んでいたりするそうだ。
いちいちスケールがどデカいアメリカ。

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テキサスに来たらステーキ食べないと。アメリカで一番牛肉が美味しいと言われているそうだ。フライパンじゃなく、ベランダにあるバーベキューセットで焼くのがステーキなんだなあ。
美味かった〜

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翌々日は仕事のジーナさんを送って、そのままドライブに連れて行ってくれた。
「トモさん、そもそもなぜアメリカへ?」

若い頃はかなりの悪だったトモさん(やっぱり!)調理の資格を取れば、食べていけるだろうと考え料理人になったものの、仕事が面白くなくむしゃむしゃしていたところ、アメリカでの仕事の話しがあり、2つ返事でアメリカへ。

私の兄も、ロサンゼルスやオーストラリアに住んでいたけど、仕事でも、家を借りるのも、手続き1つするのも大変そうだ。

ましてや、トモさんは英語なんて全く話せず(悪だったし笑)知り合いがいるわけでもなく、英語の学校へも行ったことがない。

「大変じゃなかったんですか?」
「いやぁそんなことないですよ、こっちの人は普段は人の生活に干渉しないけど、困ったことがあったら助けてくれるんですよハッハッハー」

「アメリカに夢や希望を持って来た訳じゃ無いですしね」

アメリカ各地の州を、それこそ包丁一本持って渡り歩いたそうだ。
「気が短いから面白くないことあると、辞めてやる!って、簡単ですよ」

そして、初めは小さな自分の店をスタートさせ、ついには客席200名の日本食レストラン、その名も『TOMO』をオープン、店は繁盛していって厨房も任せられるようになった。
経営も当時の奥さんに任せて、自分は常連のお客さんと付き合いで飲んでいたのが、しまいに毎日店で飲むようになって、、、、。

「自分はどこででも働けますからね」
店や権利、諸々全て奥さんに譲って、2人は別れた。

トモさんと数日一緒に過ごした。器用な人ではないけれど、多くを経験した人だからこその、大きな優しさをとても感じる。

「僕空気読むとか、そう言うのダメなんですよ、アメリカ合ってんのかなあハッハッハー」
なんか、ふみさんと同じ空気感、、、。

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ダラス、エルム通りと言えばケネディ暗殺。
右手に少し見えるのは、ケネディの碑の一部。
暗殺された場所は普通の道路として使われている。

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そこから歩いて数分のところにあるBAR 。アメリカの典型的なBARなんだけど、祝日の昼間だからか、バーカウンター以外は家族連れも多かった。
また、ビールをご馳走になるふみさん。飲み続けてるけど大丈夫か?

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トモさんの家の近くのスーパーで降ろしてもらって少し歩いてみた。
安全な地域なのと、昼間なのと、家の近くという条件が揃わないと歩けない。

歩道は立派だし休日なのに誰も歩いていない。
さすが車社会。

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トモさんは仕事でワシントン州へ飛び立った。またカナダで会うことを約束して。
私達はジーナさんが呼んでくれた『Uber 』ウーバーでグレイハウンドバスのステーションへ。
ウーバー新しい交通手段システムで今や最もポピュラーな足らしい。

数日間あっという間だったなあ。
トモさん、ジーナさんありがとう。
次はヒューストンだ。

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by ayumiaruki | 2017-04-18 08:09 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 04月 14日

さよならキューバ!(トリニダー)

【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【現在地】アメリカ合衆国 アリゾナ州 フラッグスタッフ
【旅の行程】
Habana→Santiago de Cuba→Baracoa→
Santiago de Cuba→Ciego de Avila→
Moron→Cayo Coco→Cayo Guillermo(Playa pilar)→Moron→Caibarien →(11㎞)→Remedios →(15㎞)→Zulueta→(14㎞)→Placetas →(28㎞)→Foment →(18㎞)→Guinia de Miranda→(23km)→Condado→(20km)→Trinidad→(7km)→Playa La Boca



キューバ縦断トータル 136㎞(11日間)


名残惜しいフォメントを出発して、バスで昨日歩いたギニアデミランダまで行く。
まだ暗いバスはぎゅうぎゅうだ。突然おばちゃんに「あなた昨日も乗ってたでしょ〜」と凄く嬉しそうに言われて、ほらほら隣に座りなさいと、手招きされてイスに座らせてくれた。数学教師でDJ をしているサンダーが私達に興味深々、メール交換して、片言の英語で学校の子供達に会わせたいなあと言ってた。ちゃんと町に着いたか心配して、後でちゃんとメールもくれた。
ローカルのバスに乗ると、いつも誰か彼かとこんな風になるのが楽しみ。

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ギニアデミランダに着いた瞬間、またしても私のトイレコール!やばい何もない!小さな診療所を見つけてトイレを借りた。ホント毎日ドキドキだなぁ。
とても若い医師が、手術着を着たまま外で歯を磨いてた。
キューバは医療と教育費が無料だけど、医師と教師の給料は低く、特に医師はどんどん海外へ出てしまう。
一般市民の給料は、20cuc〜50cuc(2,200円〜5,500円)私達の泊まるカサは大体20cuc。
以前は外国人用高級ホテルのボーイが、小金持ちと言われていたけど、最近は外国人用のレストランのボーイ(給料じゃなくチップがいいから)が、小金持ちらしい。カサのオーナーも収入はいいが、条件の良い家を持っていることと、初期の改装、家具などの資金が必要だ。
軍の関係者は待遇が良いと聞いたけど、カストロの親戚は、そこら辺の普通の家に住んでいて、普通の人と何ら変わりない生活を送っているそうだ。

ちなみに、チェゲバラの家も、そのまま残っていて見学出来るけど、あまりにも簡素過ぎで、椅子と机、ペンとノートくらいしかないから、驚く人も多い。そういう人間性だからこそ今でも若者から支持されているんだろうか。

キューバでは不満も聞くけど、「平和だし、俺たちサルサを踊ればハッピーなのさ」と笑う人たちも多い。

シンプルな診療所

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今日はザックを背負って23㎞の山越え(ザック背負うの当たり前か)
歩く力が、かなり落ちているのを実感したこの縦断、早くトリニダードに着いて安心したい気持ちも出て来た。

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でも三年ぶりの旅とキューバには順応して来てる。
峠には何も無いだろうと、市場でトマト買って、塩も持って来た。無農薬の野菜は美味い。

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心配したけど、目的地コンダードという集落には何とか到着。今すぐにでも何か飲みたい座りたい!フミさんが、バス停の場所を聞いたおじいさんが酔っ払ってるのか、話が止まらない。しかもフミさん気に入られちゃって20分くらいつかまってる。
周りの人は、酔っ払いだから無視していいのよと、ずっと私達を気にしてくれてたけど、優しいフミさんはずっと話しを聞いてあげてた。
私?今日は無理!疲れすぎた。そっとバス停へ退散。

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いつものバス、グアグア。これがなければ縦断は無理だった。すっごく感謝してるけど、いつも無駄に動かないようにしてる。3回ジャンプしたら床抜けそう。

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コンダードから、バスでトリニダー到着。
後はここから、またコンダドーまで1日。さらにここから海まで1日だ。
キューバ出国と、私の生理の日も近づいてて、早くトリニダーに着きたかったから安心した〜。
バスが街のどこに着くのか全く分からなかったけど、maps.me というアプリが、ネットが繋がらなくても現在地を正確に表示してくれるから助かる。でも詳しく分かり過ぎて、この道を曲がったら一体どんな、、、という歩き旅の醍醐味は半減する。便利なものが手元にあったら、分かってても使ってしまう。
で、3軒目くらいでとりあえず今日のカサも決まった。明日は予約があって泊まれないけど、もうここにしよう。今日はもう街を歩き回る力がない。昼ご飯食べて、洗濯して昼寝。
これが至福のとき〜。

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トリニダーは観光地、カサはたくさんあるけど、満室のとこも多くて、ちょっと高い。トリニダーを拠点にまだ数日いることになるから、安くて居心地のいいカサを探さなければ。
正直もう一歩も歩きたくないんだけど、安い夕食と、明日から泊まるカサを探すため、結局夕方から街を歩き回った。
その甲斐あって私の希望、窓があって風通しの良いベランダがある、安いカサが4軒目くらいで決まった。奇跡だ!
明日来ますと約束して、夕食探し。

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残念ながら、高い観光客用の店しか見つけられなかった。味?っていうか、これメキシコ料理好きだけど、周りは観光客ばかりだし。やっぱりキューバに来たらキューバの人が食べてるものを、キューバの人に混ざって食べたいでしょ。
疲れてるし、2人ともテンション下がる。

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朝は、なかなか起きれなくて、すぐにチェックアウトの時間になった。体がだるい〜もう少しベットでゴロゴロしたいよ〜。
昨日見つけたカサは、表通りから外れた下町風の場所にある。荷物をまとめて移動だ、そしたらゴロゴロするぞ〜。
部屋はこの螺旋階段で二階に上がった奥の部屋。
こういう階段があるカサもよくあって、ずっと気になってた。嬉しいなぁ。

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この素晴らしいベランダは誰も使ってない。 いつも涼しくて、隣近所の声や、音楽が聞こえて来て自分もここで生活していると錯覚してしまう。すっかり気に入って、すぐに私達専用のカフェになった。
通りを眺めてると、子供達が車輪が付いただけの板に乗って大盛り上がり。

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裸足だし、結構なスピードだから怪我しそうだけど、身体能力がすこぶるいいからか、へっちゃらだ。

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カサを移動した翌日は、まだ私の体調が悪くて、先にゴール地点の海までの短い距離を歩いた。ゴールじゃないけど、先にゴールと言う中途半端な事になった。ふみさんには、いつも私に合わせてもらって悪いなあと思う。

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そして翌日は、最後に残ったトリニダーから、コンダードまでの距離を歩いた。
農作業を終えた人達に声を掛けられ私達と同じ道のりで、色々話しながらゆったり歩く。
突然、馬に乗ってみるか?と聞かれ、もちろん!

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畑の道を、馬に揺られて進む。クワを背負った人や、作物を担いだ人とふみさんがスペイン語で話しているのが聞こえる。
馬に、くらはない。藁を少し入れた布を被せてるだけだから、背中や横っ腹の筋肉の動きが、私の足に伝わって、ポッカポッカと揺られるのは楽しい。
おじさんが、もう降りたいか?と聞くから、「バモス!」行こう!と答えた。

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最後の工程を歩き終わって、大西洋からカリブ海までの136㎞という、短いキューバ縦断もゴール!はあ〜何はともあれ間に合ってよかった。さらに翌日も1日余裕がある。
カサに帰って、ふみ&あゆみカフェで、持ち帰りの弁当を食べた。
これ、すっごく見た目が悪いけど、鶏肉がプリンプリンで美味しい。見た目と味のギャップがありすぎ。
牛乳は、スキムミルクを溶かしたものなのかな。
キューバで乳牛を見たことがないし、日本のような牛乳を製造運搬する技術がないんじゃないかと思う。気温も高いから。

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ふみ&あゆみカフェの素晴らしいところは、砂糖なしのカフェが飲めるところ。
自慢する、これはキューバじゃあ、なかなか出来ないこと。
それが可能になったのは、このおじさんのおかげ。

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おじさんのカフェは、カサの隣にあって、砂糖なしのカフェは出来る?って聞いたら
1日1回私達の為にだけ、お願いした時間に、私達のマグカップにたっぷりのカフェを入れてくれるようになった。
もちろん少し色をつけたお値段で、お互いハッピーだ。

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トリニダードでも2日目からは、ローカルの安美味い店をいくつか見つけて、色々たべたなあ。
けれは食べてみたかったアイスクリーム。
屋台の冷凍庫からラップも何もなしで、ひょいと渡してくれる。
チョコアイス、濃厚でなめらか。屋台のおばちゃんの手作りなんだろうな。


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お馴染みの、ご飯と肉のセットも店じゃなくて屋台で食べれるところもあった。これも、最高に美味しい。


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けど観光客が見つけるのは至難の技。

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看板無いし、メニューにも無い。けどおばちゃんは親切で、安くて美味いんだなあ。


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キューバの観光名所に居ながら、ほとんど観光しない2人。バスの予約をする為に街の中心部を通ったぐらい。石畳みの綺麗な街並みで、ハバナみたいにガヤガヤしていない。
帰りのバスは、飛行機に乗り遅れない様、外国人用のバス、ビヤスールで帰るつもりだったけど、予約がいっぱいで取れなかった。でもバス代と同じ金額でタクシーの斡旋をしてたから、それを予約した。
ちゃんとカサまで迎えに来るか心配したけど、
カサから目的地まで連れて行ってくれて、バスと同じ値段だったから、トリニダーへ行く人にはお勧めだ。

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ハバナへ戻ってまたカサ探し。ハバナ在住のちあきさん家族の家で預かってもらっていた荷物を受け取り、スペイン語の学校へ通う為1ヶ月キューバに居る、都築さんと一緒に夕食をご馳走になった。
最初にちあきさんの家に来た時、キューバのことなーんにも知らなくてちあきさんご夫妻に、色々と聞いたけど、1ヶ月旅したらもっと聞きたいことが増えてしまった。
翌朝、空港へ向かう。キューバも最後だ。
息子を海外へ送り出す母親の姿を見てて、なんだか私までじ〜んとしてしまった。

さあ、次はアメリカだ。

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これからキューバ へ旅する人への情報、書きたいこと、写真もまだまだあるけど、ブログはアメリカへ進みます(かなり強引に)
アメリカでの生活は、想像していたのと全然違う。あまり大きな声じゃ言えないけど、凄く楽しい。スケールがデカイ!
ネットが繋がるはずの場所で、あまり繋がらなくて、ブログの更新がなかなか出来ないのが残念。






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by ayumiaruki | 2017-04-14 13:48 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 04月 04日

キューバも残り1週間(フォメントからミランダへ)

【これまで歩いた総距離数】 6,208km
【現在地】 アメリカ合衆国 テキサス州 ヒューストン
【旅の行程】
Habana→Santiago de Cuba→Baracoa→
Santiago de Cuba→Ciego de Avila→
Moron→Cayo Coco→Cayo Guillermo(Playa pilar)→Moron→Caibarien →(11㎞)→Remedios →(15㎞)→Zulueta→(14㎞)→Placetas →(28㎞)→Foment →(18㎞)→Guinia de Miranda



キューバ縦断7日目

外はまだ真っ暗。早朝のバスでフォメントへ向かう為、一階に降りようとしたら2階と居間の間にある鉄格子の鍵が掛かったままで出られない。弁護士をしていたウーゴも、セニョーラも、おばあちゃんもぐっすり寝ているのか、「ブエノスディアース!!」「オイガ!」(おはようございます!すいませーん!)何度叫んでも起きてこない。

「ウーゴー起きてーバスが出ちゃうよ〜」私達の声で、隣の犬や、野良犬まで吠えはじめた。
部屋の電気が点いた。間に合うかも!ウーゴはまだ寝ぼけてて、鍵を開けようにも手がおぼつかない。ウーゴ〜!。慌てるとなおさら鍵を落としたりして、牢屋のような鉄格子越しに、私達もウーゴも苦笑。急いで精算して、握手して、駆け足でバス停へ行った。

この季節は7時頃でもまだ薄暗い。こんな時間に出発してなんだか悪かったなあ。

すでに歩いたルートをバスに乗って戻り、フォメントに到着。
町の人に聞きながらカサを探す。
通勤途中の女性から旅行者なの?と声を掛けられわざわざカサまで連れて行ってくれた。
新築のカサの値段はなんと5cuc(250円)
オベイの家の半額(しつこいっ!)

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カサに荷物を置いて、次の町ギニアデミランダまで18㎞歩く。まだ7時だし荷物もないし、カサも決まったし安心だ。後は着いたら帰りのバスを見つけられるかだな。

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道はずっと舗装されていなくて、時々集落があって、フォメントからのこの区間が、のどかで徒歩には一番理想な道だつた。

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電信柱ものどかだなあ。

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天気も曇り空で、歩くには最適。

*私のカメラのデータが、やっとブログでも使えるようになったから、今日は写真多めでテキストは簡単に。
でも、もうほとんどiPhone で撮った写真ばかり。

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快調に次の町、ギニアデミランダに着いた。予想どおりの小さな町だし、やっぱり東洋人は珍しいから、注目の的。でも、「スミマセーン、フォメント、バス、ココ?」みたいな、スペイン語で聞いたら、「ここに並んでたら来るよ」バス代を出してたら「1モネダだよ」と、まるで自分の子供みたいに、最後まで見守ってくれる。

バス停でも、すっかり馴染んでるふみさん。

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「子供たち〜おいでー写真撮るよ〜」バスを待ってる間に写真撮ったり。
最初はこんな事出来なかった。

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キューバに来て3週間、縦断も終盤になって分かる言葉も随分増えた。バスに乗ったり、サンドイッチを注文するのも楽しい。
私達が気構えていないからか、出会った人によく声をかけられるようになったな。

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バスは激混みだ、絶対乗れないと思ったら、最初に教えてくれた人が奥へ引っ張ってくれて、別の男性も、こんなに混んでるのにレディファーストで、乗せてくれた。
バスの中はぎゅうぎゅうで、日本人か?から始まって、いつものように知らないどうしで、話が盛り上がる。
特に、野球で日本勝ってるぞ、イチローは凄いと良く言われる。イチローはキューバで大人気だ。

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フォメントも良さそうな町だな。カサへ向かいながら、適当な屋台で、いつものパンコントルティージャにカフェをクイッと飲んで、お持ち帰りのサンドイッチも頼んでと
34モネダ(170円)

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カサの中庭でサンドイッチ片手にビールを飲む、歩き終わった後の至福のとき〜。
広い中庭を挟んで、客室が2部屋ある。このカサは、お父さんが自分で設計して、建てたばかりの自慢の家だ。
カサのお父さんは、フミさんが気に入ったみたいで、ちょくちょく部屋に来ては、すっごく楽しそうに話してく。
バスの時間を聞いたら、わざわざ自転車でバス停まで調べに行ってくれたりもして、本当に親切だし、家族を大切にしている良きお父さんって感じがにじみ出ている。

私達の向かいにも一部屋あって、アメリカ人が長期間住んでいるそうだ。
キューバ人のガールフレンドがいて、毎晩デートして、酔っ払って帰るんだと、眉をしかめていた。
日本は行ってみたいけど、津波が恐いと言っていた。

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いかん、テキスト短くするんだつた!

この町でもネットの使える公園があった。予想外だラッキー。でもやっぱり何度やっても繋がらなくてげんなり、おまけに外は寒くて体が冷え切った。最近夜が寒い。こんな天気は珍しいそうだ。
夜もいい感じのレストランが見つかって、バナナのフライと、サラダを別注文。全部で43モネダ(215円)

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Wi-Fiの使える公園(Wi-Fiパーク)の側に、これまたいい感じのカフェがあるじゃないの。
でも寒そうだなあ。一度スルーするも、やっぱり気になってちょっとだけ寄ってみた。

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なんと、なんとWi-Fiパークが近いから、カフェの中でもネットが通じる!しかも私のiPhoneもここにきて、調子よく繋がるじゃあないの。
キューバで建物の中でネットが使えるなんて、こんな贅沢はない。
カプチーノも美味しい、砂糖も入ってない。
素晴らしいーー!ムイビエーーン!
カプチーノ2杯、アメリカン2杯  6.2モネダ(31円)

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やっとブログも更新出来て(アップするだけで3日かかった)すっきり。
すっかり遅くなってしまったけど、夜道も家族連れや、カップルが歩いてたり、して危険な雰囲気は全く感じない町だ。

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もう一泊したいなあ〜。でも、あと1週間でキューバを出ないといけない。もう一泊の誘惑を抑えて、翌日も早朝起きた。
セニョーラがいつものように、カフェを入れてくれた。

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また、暗いなか起きてもらって申し訳ない。
むくんだ顔に、寝ぐせ頭で記念写真を撮るのもいつものこと。
今朝はフミさんが早起きして、カサのお父さんに折り紙を折っていた。忘れ物チェックしてと、さあ次は山越えだ。

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by ayumiaruki | 2017-04-04 04:15 | 旅日記 | Comments(6)