ただ歩いてゆく旅

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2017年 10月 19日

マイクの家で感謝祭


【カナダを歩いた距離】                  1,561km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,561㎞
【Total distance 】 6,258㎞


【We are going to 】
Calgary Alberta Canada


【We are now in】
Invermere BC.Canada






アメリカより1ヶ月早いカナダの感謝祭。マイクの家ではさらに1日早く、土曜日の夜にターキーを焼く予定だ。
リサは昨日より風邪が酷くて、目が真っ赤だ。あぁ〜〜ごめんなさい。
朝はマイクとワンコの散歩について行く。家から3分で、このロケーション。
そうそう、フミさんからの指摘で気がついたんだけど、昨日は私だけが車に乗って、フミさんはちゃんと歩いてマイクの家まで来た。

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「ハッピーサンクスギビング!」と挨拶を交わす。ご近所さんはドイツからお客さんが来ているそうだ。私達のことを紹介してくれるマイク。

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家に帰ったら夜のご馳走に備えて軽い昼食。ターキーも解凍されたから、そろそろオーブンへ。

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3時間くらい焼いていただろうか。マイクは何度もターキーの中の温度を測っていた。
ターキーが焼けたらすぐにアルミホイルで保温。その間にターキーに詰めた野菜と肉汁でグレービーソースを作る。こうして時間をかけて手作りするんだな。

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感謝祭の定番料理はターキーだけじゃない。
ターキーの中に詰めて食べるときはコーンブレッドソーセージスタッフィング。
マイクの家のように別で食べるときはドレッシングと呼ぶそうだ。ターキーの中に入れるとサルモネラ菌が発生しやすいという人もいるみたい。
コーンブレッド、野菜、ひき肉、ハーブ、小麦粉、バター、卵などなど使った料理で作る工程が長い。2時間くらいかかるようだ。
サクサクしていて、ハーブとニンニクの効いた味が病みつきになる。

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クランベリーソース
この酸味の効いたほろ甘いフルーツのソースが肉やマッシュポテトに合うんだなぁ。
クランベリーは北半球、寒帯の酸性沼地に生息するそうだ。

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そしてもちろんマッシュポテト!!このマッシュポテトマシーンを使うとこんな顔になる。
普通に潰すよりフワフワした感じになる。

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肉が落ち着いたらカットするのは、もちろんマイク。この瞬間が一番ワクワクして好きなんだって。見守るエリーとワンコ。洗い物担当のフミさん。

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凄い量の肉だ、肉汁が美味しそ〜〜。

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リサがテーブルクロスを出してきて、ロウソク、バター、クランベリーソース、そしてグレービーソースを温める銀のランプに火をつける。これはおばあちゃんの代から使っている大切なもの。
特別な日のワクワク感が伝わってくる。

それと、マイクの焼いたパン、甘く煮た人参、りんごのすりおろしのような柔らかい野菜は聞くの忘れた。
料理がたくさんあるから、ホテルのようにセルフでお皿によそう。

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テーブルについたら、1人づつ感謝の気持ちを伝える。「愛する家族に感謝します。健康と幸せに感謝します。新しい友達に感謝します我が家に来てくれてありがとう」とリサが言って、じわ〜〜そして乾杯してワイン!
うーむ、これが感謝祭なんだなぁ〜。マイク家族に会っていなかったら、感謝祭どころじゃないし、いつものように寒い中テントで過ごしていたなぁ。
ハイウェイを歩くことになってからお世話になった人達、カナダに来てから、日本の旅、台湾の旅、職場の人、友人、家族、フミさん、感謝祭は感謝したい人が、次々登場する日だった。

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最後にデザート。アップルパイとチョコジンジャーのケーキもマイクの手作り。
「素晴らしい旅が出来ることに感謝します」

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# by ayumiaruki | 2017-10-19 19:20 | 旅日記 | Comments(0)
2017年 10月 18日

マイクファミリー(Mike's Family )


【カナダを歩いた距離】                 1,561 km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,561㎞
【Total distance 】 6,258㎞


【We are going to 】
Calgary Alberta Canada

【We are now in】
Invermere BC.Canada again !!




(Day 145〜146)
Morley河原の上→(32㎞)→Cochrane Mike 's house 



Day145
歩いていて辛いときは数を数える。歩調に合わせて10まで数え、また1から数える、それだけ。とにかく数に集中すること。例えば、、、。
「トイレに行きたい!」「むむ??ここ無理じゃーーーん!」1、2、3、4「あの林のくぼみはどうだ?無理!」5、6、7、8、9、10「あの崖を登った先ならいけるか?無理!」1、2、3「よしっここだっ!!」
このトイレ問題は私の永遠の課題であり、テーマと言っても良いくらいで、、、あ、また話題が外れた。

今日はトイレじゃない!身体が怠くてとにかく進まない。おっかしいなぁ風邪ならとっくに治ってて良いはずなのに、、、。で、数え続けていた。午後からずっと。
そこへ、今日訪ねる予定だったマイク夫妻が車で来てくれた。マイクが私達の写真を撮る為だったけど、奥さんのリサが私の赤い顔を見るなり「このまま歩く?それとも車に乗って行く?」と聞いてくれ、いつもなら「歩きたいんです!」と答えるけど、私は即答で「乗ります!」

 Photo by Mike 

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 Photo by Mike

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マイクの家に着いたらリサが熱いシャワーと熱いお茶を用意してくれ、私はそのままベッドへ。
目を閉じて思う。ほんの20分前までひたすら数を数えていたのがウソみたいだ。1、2、3まで数えないうちに深いねむりへ。(まだ数えてた)
そして起きたらチーズフォンデュが!!これは夢か???

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マイク夫妻はスイスで教師をしていた経験があって、本場のチーズフォンデュを用意してくれていた。チーズの味が全然違う。コク?チーズ?美味しいワインと共に。飲めないのが残念だ〜なんで私風邪なんだ!
2種類のバゲットもマイクが朝焼いたもの。このバゲットにチーズが合うんだなぁ。
ここで「おや?」と気になった人。マイクが着ている「吹雪鮨」のシャツは、インバーミアで寿司を握ってくれた、ハルさんが働いていた寿司屋さんのもの。

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実は、今回のマイク夫妻もハルさん夫妻の紹介だ。
カナダは今日から感謝祭の3連休に入る。感謝祭は家族で過ごすものだし、お邪魔するのは悪いから近くのキャンプ場で泊まろうと思っていた。そこへマイク夫妻が「この休みはどこにも出かけないし、訪ねて来る家族も居ないから是非」と声をかけてくれたのだ。
感謝祭用のバゲットの仕込みをするマイク。

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Day 146
翌朝、目覚めたらキッチンから素敵なコーヒーの香りがする。
まだ家族が寝ているなか、マイクは私達の起きた気配に合わせて料理の準備をしてくれている。
朝の光の中でハミングしながらリズミカル動いているマイク。

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マイクも趣味と仕事の肩書きが多い。カウンセラーで、心理セラピスト、教師、絵描きなどもしている。
料理の他にアウトドア一通り、特にマウンテンバイクとスキーはかなりの腕前のようだ。
そして日本に旅行したことのあるマイクは、日本の文化や日本食が大好き。一度行っただけなのに凄く細かいことや、食べたもの、単語を覚えている。ニセコに行くのが夢と言っていた。次回は私達が帰った時に札幌の家に来てもらう約束だ。

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手作りのワッフルとベーコン!フルーツと肉系の料理を合わせるのはカナダの特徴かな?これがすごく合うんだなぁ。フルーツソースもマイクの手作り。朝から幸せ〜

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バゲットもいい具合だ。冷蔵庫ではまだ凍ったターキーが待機している。
少しづつ感謝祭の準備を進める感じは、お正月前のワクワク感に似ている。
マイク夫妻から「ターキーを食べて行かないつもりなの?せっかくの感謝祭よ」と嬉しいお誘いを受けて、ターキーの日まで泊めて頂くことになった。(ターキーが解凍されるまであと2日かかる)

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そんな訳で今日は、マイクが見て欲しい場所があるんだと、次女のエリーと4人でドライブへ。

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最初はここ。なんてことない森のようだけど、数年前にマイクが何度も通った場所。

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『レヴェナント』のワンシーンが撮影された森。私達もカナダ旅の前に、映画館で観た。
映像も美しいし、いい映画なんだけど、熊と遭遇するたびに、ディカプリオが熊と格闘するあの生々しいシーンがすぐに思い浮かぶ。あんなのだけは勘弁だ。見てない人お勧めです。

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天気の良い気持ちのいい秋の日。

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仲のいい親子。スタイル抜群のエリー。

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次は『ジェイソンボーン』でマットデイモンが滝に飛び込んだ場所。
カナダはハリウッド映画の撮影場所が多い。

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ここはマイク家族のお気に入りの場所。エリーは写真好きのマイクのモデル役も慣れている。

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誰もいない静かで綺麗な場所。

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エリーは中学生。演劇を学んでいて、将来はハリウッドへ行きたいと考えている。
私の中学生時代とは比べ物にならないくらい、大人で落ち着いているし、私達をもてなしてくれるのだ。長女は難しい年頃とリサが話していた。感謝祭の休みは友達と出かけていた。

 Photo by Mike
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帰りに寄ってくれた町外れ、マイクのお気に入りの場所。
遠くにロッキーが見える。キャンモアから歩いて2日の距離でこんなにも風景が変わるのか。西部劇風の映画が撮影されたのも納得だ。
エリーがこの景色にぴったりの選曲をして(これがまた大人な曲で)リラックスした1日だった。

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 Photo by Mike

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家に帰ると、リサが思いっきり風邪をひいている。なんてこった!りえこさんの家でも、デリックがとゆうき君まで風邪を引きかけていた。まるで疫病神みたいな私。
夜は地下のプレイルームで、皆んなで映画を見て、なんとなく私も家族と一緒に感謝祭の休日を楽しんでる気分になった。

明日の感謝祭までにリサが良くなってると良いけど。






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# by ayumiaruki | 2017-10-18 10:13 | 旅日記 | Comments(0)
2017年 10月 16日

気が抜けた?風邪でダウン


【カナダを歩いた距離】                  1,529km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,529㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Calgary Alberta Canada

【We are now in】
Calgary Alberta Canada



(Day 140〜145
)
りえこさん宅→(15㎞)→Exshaw ガソリンスタンド→(26㎞)→Morley河原の上



Day 140
大満足したトレッキング。森田さんの家に帰ったら、夕ご飯を用意してくれていた。
翌日は何かしたくて、せめてもと部屋の掃除をして出発。
しかし昨日の夜からの変な寒気が続いていて、みょうに体が怠い、おかしい、、、。

森田さんに送ってもらい、急遽りえこさんの家に泊めて頂くことになった。家に着いて直ぐ横になる。数日前に見送ってもらったのに恥ずかしい、、、。

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デリックが本格ハンバーガーを作ってくれて栄養満点!
私はずっと寝込むほどじゃなく、数日ダラダラと怠さの続く厄介な風邪で、何日もお世話になるのが申し訳なく、気持ちばかりが焦る。
熱があったのか、夜は汗びっしょりで起きたりした。こんなとき屋根の下で過ごせることは、感謝してもしきれない。
トレッキングで寒かったのもあるけど、気が抜けたのが一番の原因だと思う。ロッキー越えとトレッキングが終わって、くつろげる家ですっかり気を抜いてしまった。
病は気からとよくいうけど、私はだいたい緊張感が抜けたときにポカもやらかすし、ケガや病気になる。
でも長い旅で、なんの心配も(天気や寝る場所など)なく心底寛げるときもそんなにないから、気を抜くのも必要。

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(Day 143)
数日後少し調子がよくなったから、りえこさんの家から歩いて、夜はまた泊めてもらった。歩いたのは数時間なのに怠い、、、。
途中で見たビッグホーンシープ。

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一度近くで見て見たかった。角が重たそうだ。

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(Day 144)
翌日、天気も良くて歩けそうだ。朝りえこさんに送ってもらい、昨日歩いたガソリンスタンドから出発。
りえこさん夫妻には、本当に助けてもらった。ずっと申し訳ない気持ちがあったから、りえこさんの「何か出来たらと思っていたから、力になれて良かった」という言葉にまた気持ちが助けられる。

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ロッキーを背に、まだ薄暗い中歩く。

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ここから向かうはカルガリー、あと4日の距離だ。ロッキーとは離れて、カルガリーからは果てしない平地が続くと聞いていた。
ビクトリアから山、山、そしてまた山を越えてきた私達には平地のカナダなんて想像もつかなかったけど、確かに平地が多くなってきた。

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ロッキーがだんだんと、遠ざかって行く。

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そして、これが『ヤムナスカマウンテン』。りえこさん、デリック、みちよさんが過去に、そして見習いガイドのゆうき君、フミさんの友人、谷たけしさんが現在も働いているガイド会社のヤムナスカは、この山のことだったのか。なるほど、なかなか迫力がある。カルガリーから来たらロッキーの玄関口になる山なんだな。

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昼にはまた暖かくなって、シャツ一枚で歩く。平地になってから道はフェンスに囲まれていてテントの張れそうな場所が見当たらない。久しぶりの野宿はどんなことになるのか、、、。

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川と道がぶつかる辺りに、めどをつけていたフミさん。大当たり!!こんな場所からカナディアンもキャンプしてるはず。さらに私が野生の感で川辺を探す。またしても大当たり!!
この季節、木立の中は寒さを防いで、朝はテントも濡れない。川からの冷たい空気が流れる場所を避けてテント設営。
私はダウン、、、、。何なんだーーもう何日も鼻水と怠さがしつこく取れない。まいったなあ

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フミさんがテントと、食事、コーヒーを作ってくれた。ありがとう。
ジェイムスとアキさんに頂いた食料(大事に使っていたのでまだある)を食べて、ハルカさんに頂いたコーヒーと、みちよさんに頂いたおやつで5時半には一息つけた。

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あの朝の気温なら、川で食器を洗うなんて考えられない。それも日のあるうちまで。日のくれる前に急ぐんだーー。
夜8時には寝袋に入って寝てしまった。
「ハロー、ハロー!!」と呼ぶ声で起きる。テントがめちゃめちゃ明るい、もう昼?寝過ごした??寝ぼけてテントを開けると、オフィサーが車のライトでテントを照らしていたようで、夜中の2時。
カナダ初の職務質問だ。パスポート渡して少し話して終わり。
この辺りはカナダ先住民の居留地で、先住民の中には他の人が立ち入ることを好まない人もいるそうだ。この道は酔っ払い運転が多い事でも知られていて、ここを歩くなら注意するようにとも言われた。
にしても、「私有地でもないのにテントを張っていて職務質問なんてありえないわ」「どうかしてる」と後からカナディアンに言われた。

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(Day 145)
翌朝、早朝に出発。
さらにロッキーが遠ざかる。言われていた通り本当に平地の続く道は、私にとって新鮮なカナダだ。
昼までは順調だったけど、私の足取りは重くなり、距離が進まない参ったなあ、、、、。
とにかく歩かないことにはどうにもならない。1時間を目標に休み休み歩いたけど、そのたった1時間が長い長い午後だった。

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# by ayumiaruki | 2017-10-16 06:59 | 旅日記 | Comments(0)
2017年 10月 14日

バンフ国立公園トレッキング3泊4日


【カナダを歩いた距離】                  1,488km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

Distance in Canada】 1,488㎞
【Total distance 】 6,258㎞


【We are going to 】
Calgary Alberta Canada


【We are now in】
Calgary Alberta Canada



森田さん宅→(バス)→バンフ→(シャトルバス)→レイクルイーズインフォメーションセンター→(2㎞)→レイクルイーズキャンプ場→(17㎞)ベイカーレイクキャンプ場→スコーキーマウンテン→(12㎞)→マーリンメドウズキャンプ場→(19㎞)→レイクルイーズインフォメーションセンター



全行程50㎞の今回のトレッキングはカナダ横断ルートと繋がっていないので、私達のトータル距離にはカウントされないというフミさんルール。だからグランドキャニオンやブライスキャニオンの120㎞もカウントされていない!なんでーーーなにそのルール!大変だったんだからカウントしてよーー。



Day 137
森田さんの家に使わない荷物を置かせてもらい、3泊4日のトレッキング装備だけで出かける。さあ、カナディアンロッキーを歩くぞ!
今回の旅は最小限のモノしか無いとは言え、生活用品を置いて、きっかり4日と予備1食の食料だけでトレッキングに行けるのはとても楽だ。2年間の旅の装備全部を持ち歩くのとでは軽さが全然違う。何度も書いてるけど、少ない荷物で旅をするのに慣れたら、こんなにも楽で自由なのかと思う。



【トレッキング1日目】Day 138
キャンモアからバンフまでバスで30分、バンフのインフォメーションセンターで国立公園内のキャンプ場(バックカントリー)の予約を入れる。この流れはアメリカのグランドキャニオンなどの国立公園と似ていて、キャンプを出来るテント数が決まっている。シーズンオフだからか、すんなり予約は出来たけど、キャンプ場はだんだんとクローズし始めているようだ。
予約が済んだらバンフからさらにバスで30分。レイクルイーズのインフォメーションセンターに到着。今年はカナダ建国150周年で、国立公園の入園料やシャトルバスが無料なのが嬉しい。
テントを張ったり、バスの乗り方を調べたりしていたらもう夕方だ。
4日間シャワー無しかと思っていたら、ここのキャンプ場にはシャワーがあった!やったー。
寒いけど、焚き火が解禁になって暖を取れるのが嬉しい。

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【トレッキング2日目】Day 139
翌朝は、スコーキーマウンテンに向かって歩く。
バンフ近辺のトレッキングコースは沢山あり過ぎて決められない。リエコさん宅にホームステイしているガイド見習いの、ゆうき君のお勧めでアクセスし易いスコーキーマウンテンと、レイクルイーズにした。3泊4日で山に登って、ぐるりと回ってこれる。
キャンプ場から登山道の入り口まで4㎞ほど。それにしても寒い。ここでこの寒さなら、明日からのキャンプはどんなことになるんだろう。

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10時になって日が当たると、急に暖かくなってきた。夏もだったけど、朝晩の温度差は冬も激しい。スキー場横で早めのお昼ご飯。

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登山道で、大きめの糞を発見。ブラックベアのはよく見かけているけど、色も大きさも明らかに違う。グリズリーだろうか?黒い糞は肉を食べている動物のものなんだそう。赤や黄色はベリーの種かな?

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(標高2,332m ボルダーパス)
しばらくは林道のような道だったけど、最初の峠を越えると、青い空に白い雪をかぶった山々が現れた。おぉーーこれぞカナダ!これこそがロッキー。
ここ数日、曇りや雪でいきなり冬のような寒い日が続いていたけど、今日から3日間は気温も高く快晴のようだ。これがインディアンサマーなんだな。

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(標高2,250mベイカーレイク)
2泊目はバックカントリーのキャンプ地、ベイカーレイクに到着。湖から少し離れた小高い丘にテントの場所がある。そこから森を隔てて、20mくらい離れた所に自炊場所。丈夫そうなイスとテーブルが5台ほど、それぞれ離れた所に埋め込んである。更に150mほど離れた所に食料を吊るすポールがある。
野生動物が近づかないように、すべてテントから離れた場所にある。
飲み水は、湖で汲んで浄水。フミさんは飲み水に関してはとても慎重で、水源を探すか、川なら支流から、それが無理なら日向で川の水が常に流れていて、特に白く泡立ったところから汲む。(好気性微生物が水中の酸素を使って有機物を分解するから)だから湖の水を飲むのは初めてだ。
私達の他にも5張りのテントがあったけど、こんなに寒い中キャンプするだけあって、本格的な機材で動画を撮影しているグループや、クライミングする人、いかにもこなれた感じのトレッカーが多い。

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食事ベンチからの風景。実はビッグホーンシープのお尻が見えているんだけど分かるかなぁ?
日が沈むと急に寒くなるから、どのグループも申し合わせたかのように、4時に食事の準備を始めて、5時半にコーヒーも飲み終わり、トランプも片付けていた。(何故にカナダ人はどんなに暑くても、どんなに寒くても外でトランプをするのだ???)

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食料を吊るすポール。かなり高くまで吊るせるこのタイプは初めて見た。完全防水のバックに食料を入れているのは、私達だけだ。チリワックのアウトドアショップでこれをもらってから熊や野生動物のトラブルは一度もない。この旅の必需品だ。

グランドキャニオンのバックカントリーでは、各テント場所にベアボックスがあって、ザックも外に吊るした。ブライスキャニオンでは、ベア缶というプラスチック製の大きな缶を事前に渡されて、それをザックに入れて歩いた。

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フックに引っ掛けて、高くまで持ち上げる。

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日が沈んだ後の静かな湖は、月と雪をかぶった山、そして夕焼けが綺麗だった。シーズンオフに来て良かったのかも。私達は贅沢な習慣がついてしまって、どんなに美しい所でも人が多いと、すっかり覚めてしまうようになった。

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夜7時テント場所からの景色。今夜は早く寝よう。
夜中に私がトイレに起きて、簡易トイレが離れた場所だからとフミさんもトイレに付き合ってくれた。
ふと空を見上げると、白い雲のようなものがゆらゆらと揺れている。生き物のようにうねって形を変えながら、突然明るくなったりするこれは?ひょっとしてオーロラ?!そう言えばこのあたりでも見れることがあるって誰かが言ってたな。2人とも、もちろん初めての体験だ。寒い中2人くっ付いて、しばらく眺めていた。
予想もしていなかった時に、予想外の出来事が起こるこんな瞬間があるから、旅がやめられないのだ。
オーロラの写真なし!
後日何人もの人が、この日にオーロラが出た!とフェイスブックや、インスタで流していたそうだ。

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天気の良い日とは言え、朝晩はかなり冷え込む。でも、持っている服全部を着込んだら寝れないような寒さではない。

(下)メリノウールスパッツ、ダウンのズボン、ズボン、カッパ、靴下2枚。

(上)メリノウールシャツ、メリノウールレイヤー、ダウン、カッパ、ネックウォーマー、帽子。

多分マイナス7度くらい。まだ「寒くて夜一睡も出来ない」寒さは経験はした事がない。そんなの考えただけで無理だ。
こんなに着込んでいても疲れているからぐっすり寝れる。寒い時は帽子をかぶると暖かさが全然違う。足は、オーバー手袋履いたりしたけど、どうしても冷え込むなぁ。

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【トレッキング3日目】Day140
6時に目覚める。さ〜ぶ〜い〜〜!!起きるのは一番遅かったけど、朝食を食べない私達は出発が一番早かった。
薄暗い中テーブルでパッキングしていると、隣のテーブルでは真っ白な湯気を立てたカップから魅惑的なコーヒーの香りが漂ってくる。こんな時はめっちゃくちゃコーヒーが飲みたくなるんだよなぁ〜。
他のテントは朝からしっかり食べてるようだ。食べて体を温めるのがいいのか、温める食べ物作ってる間に、かなり体が冷え込みそうだ。
私は一度芯まで冷えてしまうと、回復にエネルギーと時間を使い、いつも以上に空腹になるから、そうなる前に屈伸したりして体を動かすようにしてる。

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(標高2,050mマーリンメドウズ)
今日のテント場所はマーリンメドウズ、標高も下がるし距離も短いから、テントを張ってからスコーキーマウンテンに登りに行く。

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(標高2,707mスコーキーマウンテン)
だんだん急になってきた。

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途中からガレ場になっていて道がよく分からない。

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この日も快晴で、10時くらいには日向ならぽかぽかするくらいの気温。
この朝晩の温度差はカナダに来てから季節に関係なくずっとだな。

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頂上付近は風が強い。またジャケットを着込む。

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頂上到着!2,707m景色も最高だ。

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見渡す限り山!山!!やまーーー!来てよかったーー!!満足。

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テントに戻り急いで夕ご飯、早くしないと寒くなる〜。ここも私達以外に数張りのテントがあるだけだった。



【トレッキング4日目】
翌朝6時前に起きて、ヘッドライトの明かりの下パッキング。寒いから寝てるより歩いた方が良さそうだ。
日陰は歩いても、なかなか体が温まらない。日が差すとやっと生きた心地。早朝の景色は格別だ。

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帰りはスピードアップ。今日はインフォメーションセンターまで一度戻ってから、またバスに乗ってレイクルイーズを見に行くのだ。
来た道と同じく、ハイウェイを歩いてもう少しだ。

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レイクルイーズは氷河から溶け出た水がエメラルド色で美しい、カナダ観光では欠かせない湖だ。
観光地に行かない私達も行っては見たけど、やっぱり人が多くてすぐに退散してしまった。全く贅沢病だな。
これでカナディアンロッキーのトレッキングも出来たし、一区切り終わった〜〜という感じがあるな。満足ーー!

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# by ayumiaruki | 2017-10-14 02:46 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 10月 09日

森田夫妻のB&B 『グラッシーハイツ』


【カナダを歩いた距離】                  1,488km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary


【Distance in Canada】 1,488㎞
【Total distance 】 6,258㎞


【We are going to 】
Calgary Alberta Canada


【We are now in】
Cochrane BC.Canada


(Day 134〜136)

ロッキー越え②キャンプ場近く34㎞)ロッキー越え③ゲリラキャンプ38㎞)ロッキー越え④Johnston キャンプ場30㎞)→Banff→(26㎞)→キャンモア(リエコさん宅)→(6㎞)→森田さんのB&B





Day 134
車にカートを乗せてもらい、リエコさんの車で町まで行く。
カルガリーに用事のあった、ハルさん夫妻と待ち合わせていたのだ。

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3人と別れて向うは、同じキャンモアの町でもリエコさんの家の反対側の山。この山の麓がリエコさんの家。

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そして、こちらの山の麓へ向かう。

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近づいてきた。なんだか高級な別荘地のようだ。

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町から歩いて6㎞で到着。森田さん夫妻の経営するB&B『グラッシーハイツ』だ。
実はハルさん夫妻が、バンフ近辺在住の日本人コミュニティのネットに、私達の事を書いてくれ「ちょうど一週間ほど部屋が空いたので、よかったら無料でどうぞ」と言う、ありがたい申し出があったのだ。
それだけでも信じられないのに、さらに自宅で夕食までご馳走になってしまった。
写真はトレッキングから帰った日に、またご馳走になったときのもの。(またご馳走になったんかい!)

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部屋に案内してもらいビックリ!!「ひろーーーーい!!」こんなに広い部屋に2人だけで??本当に良いんですか!?
写っているのはリビングの半分で、手前にもソファーとテーブルのスペースがある。さらに別室に広いベッドルームと、広いバスルームがある。

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キッチンには、コーヒー(新鮮な豆)、紅茶、緑茶、メイプルティーなど飲み物の他に、調味料と醤油はもちろん、バター、和風だし、米、手作りの味噌まで常備。
食器もたくさん、ワイングラス、レンジ、トースターなどの調理器具の他に、炊飯器、コーヒーメーカー米研ぎ用のザル、茶こし、日本の玉子焼き用のフライパンなどなど、かゆいところに手の届くサービス。

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バスルームには日本を出てから半年振りに見たウォシュレット、シャワーヘッドが外せたり、バスタオルをかける場所が近くにあったり、ちょっとしたモノを干す場所やハンガーが、たくさんあったり、海外を旅してたら泣けてくるような、おもてなしの宿。
これ日本の宿しか泊まったことがなかったら、分からないかも知れないけど、海外の宿泊施設でここまでのクオリティーは滅多にない。

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Day 135
で、嬉しくなって翌日は味噌汁とご飯。あ〜こんな事ならもっと食材買うんだったと後悔。本当は直ぐにトレッキングへ行く予定だったんだけど、心地良くてここを離れるのはもったいない。トレッキングは明日にして、今日は買い物へ行こう。

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Day 136
部屋の前面は窓、その窓からはカナダの森が広がる。カーテンなんて必要ないしもったいない。
ベランダから外に出たら、最初の一歩がもう森なのだ。

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ちょっと買い物しに来たけど、これはもうトレッキングだ、、、。

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なんと贅沢な景色!なんと贅沢な私達。
アキさんが迎えに来てくれた日から、毎日が贅沢過ぎる日々だーーー。
家から歩いて、10分ほどの場所にある公園。

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公園からさらに、5分ほど歩いたところ。これが買い物コースだなんて羨まし過ぎる。
いつもなら、暖かく快適な部屋でずっと過ごす(この誘惑に何度か負けそうになった)けど、せっかくロッキーに居るんだし、明日からはバスでバンフに戻って、3泊4日のトレッキングに行くのだ。

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カルガリーから車で1時間のキャンモアにあるグラッシーハイツは、海外の旅に慣れていない人でも安心。カナディアンロッキーを歩いて見たい人とか、子供連れの人とか、森田さんの家の周りを歩くだけでも充分楽しめると思うな。

詳しくはここへ




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世界最長の『トランスカナダトレイル』を基本に、夫婦でカナダを横断しています。


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# by ayumiaruki | 2017-10-09 01:20 | 旅日記 | Comments(0)