ただ歩いてゆく旅

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2017年 06月 30日

ジーニアスな人


【カナダを歩いた距離】            451km
【これまで歩いた総距離数】 6,258km


On the Trek across Canada on foot Stage2

Vancouver 👣👣Kelowna

【Distance in Canada】 451㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【Day 40〜46】
【We are in 】
Hope Telte-Yat Campsite BC Canada




Day 40〜46
ホープのキャンプ場でくつろいでいる。
昼になると海からの風が、細い谷間を通り強風となって川を抜け、キャンプ場を襲ってくる。
そして夕方になると、嘘みたいに風はピタリと止む。
毎日、毎日、風は必ずやってくる。ヤツが来たらもう誰にも何の手出しもできない。
それさえ知っていれば、上手くやってゆける快適なキャンプ場だ。

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小さな町だけど、近くにスーパー、酒屋、100円ショップ、ドラックストア、アウトドアショップまである素晴らしい場所だ。

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毎日、野菜と果物を食べるのが楽しみ。

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マクドナルド会議。これからのルートについて検討中。どの道、前回以上日数のかかる無補給ルートしかないという結論。マジですか!

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キャビンに招待してもらい、スイカをご馳走になったり。

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自転車でトランスカナダを横断している2人。
「シアトルを出発して2日目なのよ」
「ヘェ〜、、、、、What!!!」

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フミさんがマクドで真剣に地図を見ていたときのこと。手持ちぶたさの私は窓の外を眺めていた。一台の自転車が沢山の荷物を載せてやって来る。彼は慎重にスマホとコードだけ取り出すと、マクドに入ってキョロキョロと電源を探している。ここは電源が無い。私は手招きして彼を呼び「良かったらバッテリー使う?」と聞いてみた。

「ありがとう。バッテリーはあるから大丈夫。ひょっとして日本人?僕はポール、でも奥さんが日本人で、神戸でバーをやっているんだ」

そこからフミさんも話し始める。
「ヘェ〜なんて言うバー?僕も友人に一度だけ、神戸のバーに連れて行ってもらった事があるよ」

「!!!!!」フリーズしたままの2人。

そのバーこそがポールの店。その時にお互いフェイスブックでも友達になっていたことが分かった。

私は知らないし会ったこともないけど、沢山いるの自転車旅人の中で、なぜか彼は気にかかり、わざわざ声をかけたのも私。それから2人は会った事があるのも知らずに会話していたのだ。
日本から数百キロ離れた、カナダの小さな町で。
旅をしていると、時々ただの偶然とは思えないような出来事が起こる。

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同じキャンプ場に泊まる事がわかり、多めに夕食を作っておいて、一緒に食べた。そんな時に限ってパスタ失敗。でも野菜たっぷりでヘルシー凄く喜んでくれて良かった。
キャンプ場に着いて料理が用意してあったら嬉しい気持ちよく分かる。
一緒のテーブルに居るのは、愛すべき私達の隣人ダニエル。
この夜は焚き火を囲み、ダニエルのコーヒーを飲みながら夜まで語り合った。

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出発準備中のポール。パッキングしやすいように丁寧に服を丸めている。彼は2年かけて陸路でパタゴニア、オーストラリア、ヨーロッパと世界を回る。

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旅をしていて、何人かの忘れられない人と出会った。私達に大きな影響を与えてくれたり、第2の故郷になったり、旅のしかたを変えたりした人。愛すべき隣人のダニエルもその1人。
彼は、1人で宝石の原石を探すトレジャーハンター。世界各地に飛んで行き知らない土地で人脈を作り、リサーチして、1ヶ月山の中へと入って行く。まるでインディージョーンズみたな人。
知識が豊富で、柔軟で、愉快で、ポジティブ、そして天才。
とても頭の良い人なのはすぐに分かったけど、彼は間違いなく天才の部類に入る人。
彼のアイディアには驚かされるばかり、私達にとても興味をもってくれて、すぐに仲良くなり、今では家族のようにこのキャンプ場で過ごしている。
缶を使った、自作のアルコールストーブ。

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食、車、自然、地質学、アウトドア、あらゆることに精通しているダニエル。
私が、サモサを食べたことがないと言ったら、あんなに美味しいものはない。近くに安くて美味い店があると連れて言ってくれた。

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炭酸ジュースも久しぶり。2人してご馳走になってしまった。

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先をかじって、ソースを入れる。スパイシーで大好きな味!
どのかで見つけたら絶対また食べる。

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毎朝、私達のコーヒーも入れてくれるダニエル。カウボウイスタイルと言って、水にコーヒー豆を入れて沸騰させるだけのコーヒーを教えてくれた。これがまた美味い!

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彼のことは、またいつかゆっくり書きたい。

これからまた一週間何もない場所を歩く。前回より長い工程だからまた慎重に歩く。食料も買ったし、休んだし、これから出発だ。



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# by ayumiaruki | 2017-06-30 08:01 | 旅日記 | Comments(2)
2017年 06月 29日

水が何より大事


【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【カナダを歩いた距離】            451km


【We are in 】
  Hope BC Canada 

【Day 38〜39】
  シルバーホープクリークとの出合い→(24㎞)→シルバーレイク下流→(11㎞)→ホープのキャンプ場




Day 38
山から一気に下って、開けた場所でキャンプした翌日は、昼ご飯を食べてから出発。
これで少し元気になった。


直ぐに道路へ出れるけど、あえてトレイルを選択。見晴らしが良くて気持ちよく歩けるトレイルだった。
それにしても、キャンプ場を出てから誰一人にも会っていない。
たった数日だけど、こんな風に山を歩いていたら、山での音や匂いに敏感になってきているのが分かる。

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見晴らしが良くても、最後まで気を抜かずに熊対策。ザックに付けたマグカップ2つの音が頼りないから、棒で叩きながら歩く。

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こういうちょっとした動きでも、ずっとしてると疲れる。

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ここからトレイルが終わって道路へ。
1番上に小さく、TCT (トランスカナダトレイル)のマーク、次は初めて見るブリティッシュコロンビアのトレイルマーク、そして1番下がおなじみのトランスカナダのマーク。
ふみさん顔が疲れてる。

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今日も快晴だ。まだ力も残ってる。

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車は通らないのかなあ?道路といっても砂利道だ。でも歩きやすくて気持ちのいいルートだ。熊はどうなんだろう?

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あ、やっぱりいるのね。足跡を追うと、しばらくして山に入っていった。入り口の草がしっかりと凹んで、熊が一度座ったのが分かる。雨のあと昨日かな?
ここでもカンカン鳴らしながら歩いた。

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これはシカかな?

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バテる前に小まめに休憩。ちょうどいい石がある。出発前にあらっ?

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私達が座っていた石の隣は蛇がいた。熊以外も気をつけねば。

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もう7時だ。もうとっくに食べ終わっていないといけない時間なのに、テン場というテン場は誰か居て空いてる場所が全然ない。
そして水もあと少しでなくなる。早く浄水して飲めそうな川を見つけないと。
そんな時に限ってあると思っていた場所に川がない。あっても道路の下を流れるようになっていたり、枯れたあとだったり。
水とテン場を探しながら歩いて、疲れも一気に出た。
この景色も全く楽しめず、湖の水はさすがに飲めないし。

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そうこうしてたら、どんどん進んで州立公園のエリアに入ってしまった。
こういう標識のある場所では絶対にテントを張らないことだ。
2人とも、空腹と疲れと、あちこちの痛さがピーク。州立公園エリアを出てからやっと良さそうな場所があった。もうここしかない!やっと見つけたーーー!
しかし、そこに置いてあるゴミ箱のフタが壊れて無いマジか、、、。中にはリンゴの芯が入っていて私でもリンゴの匂いがよく分かる。
うーーーーん。迷う時間がないのは分かってるけど、迷った。
もうここに張って、ご飯作って寝てしまいたい。もう疲れた。
待て待て、あんなに熊に用心してきてここでこれ?

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歩くか、、、、。
しばらく歩いてて、水の音が微かに聞こえてきた。あるぞ!ある!絶対ある!!
道路の端に確かに流れてる。ふみさんが水源をたどると水の湧いている場所があった。
ヤッターーー水確保ーーー!!

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湧き出た水が上手い!湧き出てる場所分かるかな?ほぼ不純物なし。もちろん浄水なしでゴクゴク飲んだ。
あとはテン場だ。

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水を確保したらもう8時。もうテン場も見つからないかと諦めかけた時、すっと道路に光が差し込んであたりが明るくなった。ふみさんの後ろ姿をみてて、多分今日もなんとかなるような気がしてきた。

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なんとかなった。川辺に誰かキャンプした跡がある。前のキャンパーがゴミをそのまま置いて居たのと(カナダでこんなマナーの悪いのは珍しい)岩に落書きがある(これも初めて)のとで、みんな嫌がったんだろう。

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私達でもちょっと躊躇したけど、燃えるゴミは燃やして、空き缶の中身は捨てて洗って、ふみさんは置き去りのオムツも分別して燃やして、なんとか綺麗になった。

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今晩も食料は木に吊るす。毎日の日課だ。

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そしてもちろん焚き火。ホープまでの距離もあと11㎞になったし。ゆったりした気持ちになれそうなものなのにどうにも落ち着かない。
夜トイレに起きて、まだ明るい焚き火に薪をくべていたらハマってしまい、夜1時になってしまった。その次に起きたふみさんも同じくハマってしまい、なんと朝方の4時まで。
おかげで熊は来なかったけど、2人とも疲れ切ってるはずなのに、みょうに落ち着かない感じだ。

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Day 39
 寝不足のはずなのに、シャキッと起きて準備。今日平地の道路を11㎞歩いたら、ホープに着く。あーー何食べよう?スイーツは何にしよう?
そんな事ばかり考えて出発したら、テン場にマグカップを忘れてしまった。ふみさんが走って取りに行ってくれたら、見つけた人がマグカップに『ayumi 』と書いてあったのを見て、さっき歩いてた2人に違いないと、車に乗ってわざわざ届けに向かってくれてたそうだ。親切だなあ。
10時ころ久しぶりに建物を目にする。町がある気配だ。

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この日も天気が良くて山から下りたから暑い。それにしても天気には恵まれた。この橋を渡ったら、あと数キロだけど、なんて事ない舗装路の数キロが長く感じた。

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そしてついにホープ到着!!疲れと暑いので、顔笑ってない。
とにかく、2人で無事に着けてよかった。ふみさんはキャンプ場の確保。私はスーパーで買い物。買うぞ〜食べるぞ〜!

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# by ayumiaruki | 2017-06-29 08:00 | 旅日記 | Comments(0)
2017年 06月 28日

雪はある?峠越えれる?


【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【カナダを歩いた距離】            416km


【We are in 】
  Hope BC Canada 

【Day 37〜38】
  チリワック湖キャンプ場→(28㎞)→シルバーホープクリークとの出合い



Day 37
チリワック湖のキャンプ場では、峠越え始まる前から行き詰ったけど、話し合った結果、選択肢3『状況を見て峠を越えよう』に決まった。
そうと決まればスイッチオン!このスイッチが何より重要なのは今までの経験でよく分かってる。早朝に目覚めて出発準備。峠を越えるとなれば早い出発は必須だ。
なのにテントびしょ濡れ〜拭いたり乾かしたり時間が過ぎて行く〜。

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キャンプ場からトランスカナダのトレイルは続いている。

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早朝は気分もいい。雪はどんなだろう?トレイルのコンディションは?今日どこまで歩ける?この緊張感、台湾のタロコ渓谷を歩く前を思い出す。

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ここからチリワック湖へ向かう。トランスカナダトレイルは今まであったトレイルを繋げた総称でここからは、トランスカナダトレイルであり、チリワックリバーバレーと呼ばれるトレイルでもある。ここで標高600m。ここから1400mまで登って、出来るだけ標高の低い場所まで下って山の中でテント。
これがトレイルと雪のコンディションが良かった時の想定。山深い中でのテント、熊が怖いな。

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湖の周りはまだ平坦。

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遠くに白い山が見える。これこそカナダだーー。綺麗だけど峠に雪が残ってるのも間違いない。

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ここから湖を離れて登りが始まるって時に、ザックのチェストバンドのフックが無いのに気づいた。軽量化で先端を切ったから外れやすかったか、何かしておくべきだった。

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やっぱり泥道はあるけど、キツすぎる登りじゃないのが助かった。

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地図でも、何度か川越えがあるのは分かっていたから大丈夫。ここは靴を脱いで渡ったからついでに昼ご飯。

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昼はいつもパンとバナナとか、火を使わないメニューだけど、この期間は軽量重視で昼も湯を沸かしてオートミール。
川の音で熊の気配が分からないから本当は良くない場所。トレイル先まで行って、鍋をカンカン鳴らしてまた戻ってくる。

(休憩前に確認すること)
・獣道はないか
・熊の好物ベリーなどはないか
・フンや足跡はないか
・見晴らしは良いか

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この辺りはまだ整備されてるようだ。歩きやすくて良かった。ピッチを上げて行く。

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すっと雨続きだったのに、今日の天気は最高だ。私の調子が悪くなって出発が遅れてなかったら、グレン夫妻にも会えてなかったし、景色も見れない雨の中、泥んこになって、この山を越えなきゃならなかったね〜とか言う。

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小刻みに休憩を挟む。景色を眺めながらも、棒でマグカップを鳴らす。

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だんだんと急になってきた。でもまだ体力は残ってる。まだ雪もない。あれ?これひょっとして行けるんじゃない???と思い始めた頃。

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峠が近づいた。雪もあるけどザクザク雪じゃないから問題無し。ここまで来て、また引き返すのは嫌だなあ。頼むよ〜峠を越えても雪が酷くないでくれよ〜。

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峠付近に放置された自転車発見。サビの状態からすると、1年か、2年くらいここにあるのかな?ここまで自転車できたのもビックリだけど。いったいこの2人に何があったんだ?

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マジかーー。「ファーストエイドキット」そのままあるじゃないかーーやばい状況になったんだろうな。携帯の電波もとっくに届かないし、キャンプ場出てから人っこ1人会ってない。気をつけよう。怪我をして動けなくなったら1人が助けを求めて2日間歩き、1人は山の中でじっと待たなくてはならない。

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そしてついに峠。雪そんなに無い!快晴!まだ2時だ!!行けるぞーーガンガン進むぞ〜。

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雪解け水で洗顔気持ちいーー。

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順調過ぎるくらい順調だったけど、ここからが試練だった。トレイルが見えないくらい木が生い茂っていて、ひたすら藪漕ぎが続く。これトレイルです。

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この藪漕ぎ、何時間続いただろう?早く逃れたい一心でひたすら進んだ。足元にはフンや、足跡があるけど、熊なのか良く分からない。
視界ゼロで、熊と鉢合わせしないかが心配だ。声を張り上げるしかない。

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川が近づくと道が開ける。靴を脱ぐ。藪を漕ぐ。の繰り返し。
もうとっくに予定していたあたりまで山は下りているけど、藪漕ぎから抜け出したいのと、いかにも熊がいそうなのに、視界の悪いこの辺りでテントは張りたくない。
普段なら平地でもバテてる頃なのに、人が変わったかのように歩き続けた。
グレンを家を出てから、常に空腹だったのに、この日は不思議と空腹も感じなかった。

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にしても、もう6時。テン場で夕食は作れないから、ちょっと開けた場所で夕食を作る。日陰は急に寒くなってきた。水は欲しい時にない。

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そろそろテントを張りたいけど、今度は水がないからテントが張れない。下る途中で水の音が聞こえて、ふみさんが沢に降りて水を確保。とりあえず今日飲む分だけ。

夕食後も下り続けて、もうすぐ道路というあたりまで来た。ここまで来たら、予定していたより1日早くホープへ行ける。これは想定外。14時間以上、山登りと藪漕ぎしたことになる。
安心したと同時に一気に疲れが出た。足も痛い、首も痛い。

夜9時、日暮れ近くになって開けた場所にテントを張ることにした。
ちょっと歩けば川も流れてる。大きな焚き火跡があったから熊よけに盛大な焚き火をした。
焚き火と言えばコーヒーだけど、匂いは禁物、熊が来るから我慢だ。
ただ焚き火を見ているだけで充分だ。心が休まって、誰もいない山の中でも安心出来る。

直ぐにでも寝たほうが良いのは分かってるけど、川まで行って顔を洗う。ただ水で洗うだけでもやっぱり気分が切り替わる。ふみさんも疲れてるのに食料を吊るしたり、火の準備をしたりなかなか寝れない。

今日はさすがに疲れた。テントで横になると、もう寝袋に入るのすら億劫だ。身体中が疲労しているこの感覚は、今までの舗装路歩きではなかった。こんなにも身体は疲労しているのに、達成感で興奮気味な夜、悪くない。

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Day 38
翌朝、もう9時だ!いつもなら私より必ず先に起きてるふみさんが、パッキングが終わっても隣でぐっすり寝たままだ。疲れてるんだろうな。

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昨夜の焚き火が良かったのか、動物が近づいた気配は無い。ありがとうふみさん。

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食料はどうだろう?この橋に吊るしておいたんだけど。

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よし、ちゃんとある。このバッグ本当に重宝してる。

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洗顔歯磨きも済ませて、今日ももう一踏ん張り。

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あ〜でも2人とも体が動かない。こうなったら昼ご飯を済ませて、昨日我慢したコーヒーを飲んでから出発しよう。
ずっと空腹だったけど、1日分余るから多く食べれるぞ〜。
順調に行ってあと2日。残り35㎞だ。

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# by ayumiaruki | 2017-06-28 07:26 | 旅日記 | Comments(4)
2017年 06月 27日

ホープへ、3つの選択肢


【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【カナダを歩いた距離】            388km


【We are in 】
  Hope BC Canada 

【Day 36〜37】
  グレンのタイニーハウス→(21㎞)→フォーリーキャンプ場→(14㎞)→チリワック湖キャンプ場



チリワックからホープの町への峠越えは約一週間を予定していた。アウトドア好きなタイニーハウスのグレンも、まだこのルートを通ったことがなく、通った人も聞いた事がないという。
この期間は店や民家がなく、携帯の電波も届かない山の中。一番心配しているのは熊。カナダ旅での初試練だ。
持って行く食料調整も大事。私の調子が悪くなって町を出るのを1日の伸ばし、タイニーハウスでは2泊もさせてもらって、楽しかったが食料は足りる?天気は?

いつもの調子で書くと長くなる事間違いなしなので、写真とコメントで、2〜3回に分けてまとめたい。
さて出来るのか?




Day 36

グレンのタイニーハウスを出発。このあたりは木の橋が多い。

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なんて事ない道でも、木の背丈がはるかに高いのにはいつも圧倒される。

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づっと雨続きだった。今日も雨の予報だけど、ひょっとして降らないんじゃない?なおさら緑が鮮やかだし雨もいいね。

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あぁ、やっぱりトレイルはいいなぁ。

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こんなの舗装路じゃ見れないし、やっぱりトレイルのもんだ。

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大丈夫、端を歩けばいい。だってトレイルだもん。

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あの浮いてる木にそっと足を乗せて、それから端へジャンプして、最後に泥の上に着地、出来るかーーー!初日から靴が泥だらけだーーー!

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またいだり、くぐったり、前に進まないぞーーー!

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それからトレイルは荒れてきて、大嫌いな藪漕ぎになった。さらに雨降ってきたーー!
まだしばらくトレイルは続くから、もうここで昼ご飯。熊の事を考えると本当はもっと見通しのいい場所で食べるべきなんだけど、ここがやっと確保した場所だ。私がリンゴとパンにかぶりついている間、フミさんはマグカップを叩いて音を出しながら叫ぶ。
リンゴは熊の好物だ、速攻食べて移動するべし。

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この調子じゃ進まない。仕方なく舗装路に出た。
雨も本降りになって来た。テント張る時までにやんでくれたらいいなあ。

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雨つづきだったから、絶対トレイルはグチャグチャだと思ったのだよなぁ、とあとで思い返してもしょうがない。

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夕方やっとキャンプ場に着いた。無料で簡易トイレだけある場所だから期待はしていなかったけど、暗くてジメジメしたところでいかにも熊が出そう。人が誰もいないのが心細い。寝る場所で食べると熊が匂いに寄ってくるから、本当はここに着く前に夕食を済ませておきたかったけど時間的に無理だった。
仕方なく離れたテーブルを使って夕食。
近くに小川があって水の確保がしやすいのが助かる。飲み水だけ浄水して作り料理用は沸騰させるからそのまま使う。
食事中も、作っている時も、トイレの時も、寝る直前まで、つねに1人が食器を叩いたり、大声を出す。落ち着かないけど仕方ない。
昨夜は最後だからと遅くまでタイニーハウスでネットをしていて2人とも寝不足なのと、今日のトレイルで疲れた。
これで夜の8時頃。

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食後は、食料や洗面道具、正露丸など匂いのするものすべて木に吊るす。
チリワックのアウトドアショップでプレゼントしてくれたバッグがサイズも使い勝手も良くていい。
かなりテントから離れた場所には吊るしたけど、地上から4m上に吊るすのは無理だった。
2人とも早く寝ることだけを考えて行動したけど、なかなかうまくいかない。

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Day37

翌朝、2日目にして疲れてる2人。フミさん目が腫れてる。虫に刺されたのかな?フミさんはカナダに来てから花粉症のような症状がひどい。目が真っ赤で鼻水とクシャミが止まらないから可哀想になる。

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この日は、2人とも即舗装路に決めた。この区間のトレイルは舗装路とだいたい平行して走ってるから、またトレイルを歩きたくなったら戻れる。ひたすら真っ直ぐで面白みはないけど進む時間が計算出来るし、今日はとにかく早くキャンプ場に着いてゆっくりしたい。
晴れ間に白い山も見えて来た。天気良くなると良いなあ。

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フォーリーキャンプ場に到着。22ドル。水道があるのと人が沢山いて安心だ。
飲み水作らないって楽だ、音を鳴らし続けないって楽だ、身の危険を感じないでいれるってこんなにも違うのか。
でも他の心配、食料があとこれだけ。

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でも明日は一番キツイ峠越えだから、今日は多めにしよう。
オートミール、キヌア、マッシュポテト、サラミ。
この工程ではかなり豪華な夕食。

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食後にコーヒーと、トレイルミックス。
このトレイルミックスがなんともうまい。ついつい食べてしまうから、お互い別の袋に入れて大事にしてる。私はあとこれだけだ。

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テントの前で、同じもの食べてるリスを見てると複雑な心境になる。

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おっ!フミさんはチョコ3粒だけと決めたようだ。
あ〜食べたばっかりなのにお腹が空いてる。こんなんで明日峠越え出来るの?

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夜は安心だと思っていたら、何かが倒れる物音でビクッと起きた。テーブルに置いておいたプラティパスが倒れて辺りは水浸し。よく見るとかじった跡がある。何だろうと話していたらその正体がまた直ぐにテーブルに現れた。アライグマだ。
これで水パック2つだけか、足りるかな?

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問題は他にも出て来た。
キャンプ場管理人に車は?と聞かれて歩いてホープへ行くというと「ホーリーシット!!」彼の話では一週間前にも峠を越えてここへ来た人がいて、峠はまだ雪があったらしい。雪の装備あるのか?町へ戻った方が良いんじゃないか?とのアドバイスだった。
雪の装備どころかフミさんの靴はメッシュだ。

⒈このままヒッチハイクでチリワックまで引き返し、またここからスタート。(テンション激落ち)

⒉峠まで登ってコンディション確認。無理なら出来るだけ低い場所まで引き返しテント泊して、翌朝道路へ出てからヒッチハイクでチリワックへ。(体力と食料消耗)

⒊行けそうなら何とか峠を越えて、低い場所まで行ってテント泊。翌朝なんとか下って道路へ出てから、ヒッチハイクでホープの町へ。(峠を越えてしまったら、もうここへは引き返せない)


この3つで意見は一致。情報は一週間前のものだ。さてどれにするべきか。

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# by ayumiaruki | 2017-06-27 02:10 | 旅日記 | Comments(0)
2017年 06月 25日

ひとまず速報


【これまで歩いた総距離数】 6,258km
【カナダを歩いた距離】            353km

【We are in 】
 Hope BC Canada

We arrived safely at Hope town.

【Day 42】
ひとまず速報。

今日、2人とも無事にホープの町に着いた。
ヤッターーー!!素晴らしい経験だった。
天気が良かったのと、空腹と熊怖いのと、うんざりする藪漕ぎで、やけくそパワーがさく裂したのとで、1番キツい峠越えが予定していたよりかなり進んで、結局1日早く町に着いた。
でも食料は、非常食のバー1本を残してすっかりなくなった。毎日食後すぐから、次の食事までお腹が空いていた。

ホープの町に着いて、キャンプ場の確保と、夢にまで見たスーパーでの買い出しも済んで(本当に夢に出た)食べたかったもの買って、作って、熊の心配をしないでお腹いっぱいに食べた。この満腹感は久しぶりだわ〜。
シャワーも浴びて、一週間ぶりに服を着替えて、ずっとジメジメしてた寝袋も干せた。

今はもう夜の11時、テントの中。達成感と、安堵と、疲れとで幸せ、でもヘロヘロ。遠くから聞こえる人声が心休まる。緊張感が少しづつ解けて体が沈んでゆくこの感覚。

あ〜〜もうダメだ寝ます、、、眠い、眠い、眠い、、。
詳しいことは、、、また次回。お休みなさ、、、い。




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# by ayumiaruki | 2017-06-25 16:22 | 旅日記 | Comments(2)