2014年 08月 02日

新竹と台中を訪ねて


【台湾距離数】700

【これまで歩いた総距離数】 6,123km

【現在地】ベトナム サイゴン

【旅の行程】 台湾 台北にゴール→(鉄道)→新竹→(バス)→台中の頼さん家→(車)→Ritaさん家







今現在、私たちはベトナムのサイゴン(ホーチミン)に居ます。

先日、台灣の高雄市で大きなガス爆発がありました。

私たちは高雄の街に長いこと滞在して出発の準備をしたし、ここで台灣在住の日本人の方にもお世話になりました。

亡くなられた方のご冥福と高雄の街が1日も早く復旧することを願ってます。







ブログは、台北にゴールして宿で数日過ごしたところから。

ここでは、ほとんどの時間コンビニでブログをしてた。

これからは、バスや列車で歩きでは見れなかった台灣の西側を訪ねてみる。

最初に行った街は、新竹。

花蓮にいたときに訪ねてくれた、フミさんの高校の同級生の会社の人が慰労会をしてくれるというので、訪ねたのだ。

到着してまずは、簡単な旅の話しをさせてもらった。

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日本の大手会社の台灣子会社。

全員台灣の人だから、英語で?と思ったら、当然日本語が話せるそうで、もちろん英語も堪能。

事務所に訪ねたときに、優秀そうな人達だなあと思ったけど、実際とても優秀だ。

台灣の人同士でも日本語で会話している。

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私の隣の方、Sさんには、この旅で特にお世話になった。

台灣在住30年で、会社の人からも父親のように想われている。

スタッフの人から、Sさんはもう台灣に骨を埋めるしかないでしょう。はっはっは~とかからかわれていたな。

(骨を埋めるという表現も台灣にあるのか、そういう日本語も普通に出てくるくらい日本語が堪能なのか気になった)

事務的な手続きの相談や、この後も豪華な食事をご馳走になって、私たちが絶対に泊まれないような、豪華なホテルまで

用意してくれた。

この2日間は本当に優雅なひと時だった。

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さらに、台灣に置いていくしかないと、半分諦めていたリアカーを日本に送って頂いた。

Sさん、フミさんの同級生の副社長さん、そして会社の皆さん本当にお世話になりました。

この旅では色々な人に出会ったけど、台灣の最前線の企業で働いている人とも話せたのは良かったな。

優秀だけど、堅苦しくないのはやっぱり台灣だなあ、事務所内の自由な雰囲気に嬉しくなった。

記念にと、まだ販売していないライト2種類も頂いた。豆電球はバックに付けてて、かなり頻繁に使ってる。

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今度はバスで移動。

花蓮の呼吸民宿で出会った、頼さん家族を訪ねた。

奥さんが会社を休んでくれて、車で日月譚という湖に連れて行ってくれた。

相変わらず仲のいい家族だなあ。

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お母さんの実家にも寄らせてもらって、おばあちゃんと沢山話した。

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花蓮で会ったときも「おばあちゃんは日本が大好きだから」と言っていたけど、日本統治時代を経験している

おばあちゃんの話しは、私にとって意外なものだった。

日本の教育を受けたことを誇りに思っているおばあちゃんは、日本の頃が良かった、日本が来てから鉄道も出来て

建物も良くなった。天皇様は悪くない戦争が悪いとしきりに話していた。

カラオケで日本の演歌を歌うのが大好きなんだそう。「岸壁の母」を聞くといつも涙がでると、おばあちゃんは言う。

そんなおばあちゃんの写真を撮っていないのは後悔してる。

写真はおばあちゃんが大切に持ち続けている歌の本。

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家に帰って、疲れているだろうに、すぐに料理をしてくれた奥さんと妹さん。

今日は電話で仕事をこなしながら運転と案内もして、さらに明後日は夫婦で1泊の山登りに出かけるのだ。

会社にも寄らせてもらったときに警備員の人が彼女は成績がいいんだよ、と教えてくれた。

台灣では共働きが普通なんだそう。

ご主人も同業他社のお仕事。またこのこ主人が、いつも朗らかでいい感じなんだなあ。

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翌日は奥さんは仕事。出勤前に台灣のローカル朝食をご馳走になった。
ここが、また意外にも(?)美味しかったから、詳しい写真はまたいつか。

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日中は、カフェでスライドショーの準備作業。明日また学校でスライドショーをするのだ。

夕方からは、頼さん兄妹が作ってくれた地図とガイド通りに街を歩いてみた。こういうのもたまには新鮮。

「ワンピースの壁画がある」と教えてくれたのがここ。

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普通の路地に絵が描かれているんだけど、そこに次々と人がやってきて、写真を撮っているのが面白かった。

女の子がスマホで自分撮りしている風景をよく目にするんだけど、日本でも流行ってるのかな?

街は街で、徒歩の旅では目にすることのない光景がまた面白い。

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夕方、お母さん、妹さんと落ち合って、韓国式火鍋をご馳走になった。

野菜いっぱいで、レタスやトマトの具材もある。お腹いっぱい!

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そして夜は、台中のローカルな夜市に連れて行ってもらった。

台灣の夜市たくさん行ったけど、場所によってそれぞれ違うのがまた面白い。ここにはなんと、ワニがいた。

フミさんは、ちょこっと試食してた。

頼さん家族の皆さん、突然決まった台中訪問なのに、3日間ありがとう。

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そして翌日は、Facebookで知り合った、リタ・ヨー(Rita yo)さんが、頼さんの家まで車で迎えに来てくれた。

リタさんは私たちが「コレクションは新しい」で出会った、宣さんの友達で、Facebookの記事を見て

台中に来るなら、我が家にも泊まりに来て下さいと連絡をもらっていたのだ。

リタさんの紹介で国際交流をしている小学校で、スライドショーをさせてもらうことになっていたのだ。

日本語かと思っていたら、通訳の人が居なくて英語になった!

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学校は休み、サマースクールで来ていた生徒さん。

そしてこの学校では、台湾人の両親を持ち、アメリカで生まれ育った、高校生の留学生のボランティア活動も
受け入れている。

リタさんの家でも、留学生が2週間生活していた。

今日はその卒業式でもある。

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小学校の生徒から、留学生へのサプライズプレゼントの後、生徒と先生が全員で、台灣の国歌を歌った。

そして校長先生が突然言った。

「留学生の皆さん次は貴方たちの番ですよ」

留学生は突然顔色を変えて、スマホをいじりだす。国歌の歌詞が分からないそうだ。

後で、ホントに知らなかったの?って聞いたら

「うん、みんな知らないよ。アメリカ人はステューピッドなんだ、知ってるだろ?」とのこと。

この光景を笑って見てたら、校長先生「次は日本ですね」

こんな大勢の前で、フミさんと二人「君が代」を熱唱するとは・・・。ちゃんと歌えましたよもちろん。

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その後3日間、リタさんも色々なところへ連れて行ってくれて、ご馳走してくれた。

散々食べたと思っていた台灣フードが、ほんの一部だったことも知った。

かき氷屋さん。

見た目、かなり地味そしてシンプルこれが美味しいだわ~。出来ることならもう一度台灣に行って同じものを食べたい。

イモ、タピオカ、小豆、こんにゃくの甘味で食べるから飽きない。

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台灣の両親の下、アメリカで育った学生さん二人。台灣に来るのは2度目なんだそう。

台湾語は話せても、読み書きは出来ない。アメリカでの食事は家庭では台灣料理、外に出たら洋食。

日本と台灣なら近い部分が大きいけど、アメリカ生まれのアメリカ育ち。台灣をどう感じる?って聞いたら

クレイジーにホットで、食べ物が美味しい。学校の規模がアメリカとは全然違う。ストレンジって何度も言ってたな。

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そして翌日、私たちを案内してくれたのは、リタさんの友達と子供達。
そしてボランティアで学校でサッカーを教えているChin Genfuさん。

Genfuさん(フミさんの隣)は、台灣人だけど、日本で生まれ育って台灣語も話せなかったのが、去年の夏に台灣に来て

3ヶ月で基本は覚えてやるぞと必死に勉強して、今はペラペラだ。

台灣での生活を決めて、日本の大学から、独自で探した台灣の大学で学んでいる(授業は英語)

実はとても若いのだけど、そのスピリットには、とても刺激を受けた。

ここで書くと、とても、とても長くなる人生をあゆんでいて、将来がとても楽しみな若者だ。

私たちに応援出来る機会があったら応援したいし、協力したいなあとか思った。(応援してもらってばかりだけど)

そして語学は、あーだこーだ言わずに、必死でやるしかないのだ。とも思った。

彼は頭の良い人なのは間違いないけど、絶対に覚えてやるぞっ!!!ていう意気込みというか意地を感じたなあ。

3ヶ月の間は、1日18時間勉強したそうだ。

いまだ「シーソーチェン」もちゃんと発音出来ない私は、尊敬の眼差しでした。

台灣の旅の最後に、色々な台灣の人に出会えたなあ。

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夜は「自助式」という自分で選ぶタイプの夕食。

野菜が好きな私たちは、これ大好き。

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台中の新しい街を案内してくれた。

こっちは、おしゃれなビルや路地、デパートが多い。

特に、落ち着いた本屋さんが沢山あったのが印象的。この本屋さんでは、アラスカを歩いた男性が
トークショーをしていた。

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そして夜は、リタさん家族と合流。

リタさんの家は、かき氷屋さんをしていて、店を出している夜市は大賑わい。雑誌にも何度か紹介されている人気の

かき氷屋さんのようだ。

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人が多すぎて、なかなか写真が撮れないくらいの人気。

あとで撮らせてもらった車の写真。

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中でもマンゴーは大人気。

マンゴーシャーベットは、ずっと気になっていたデザートだったんだなあ~。

ご主人の王さんが、手際よくマンゴーを切っている。

その場で切って、ミキサーにかけたソースを使っているから新鮮だ。

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ジャジャーーン。

果物だけでこんなに甘いなんて、台灣にこないと信じられないと思うなあ。

ソースもさっき切ったマンゴーで、こんなに盛りだくさん、日本で食べたら大変なことになりそう。

ホントに美味しかった~リタさん、王さんご馳走さまでした。

なんだか、ずっとご馳走と美味しいデザートを食べさせてもらい続けている私たちだ。

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その日は、Genfuさんもリタさんの家に泊まってくれて、翌日一緒に航空ショーを見に行った。

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数年に一度の航空ショーだけあって大賑わい。

軍主催だからセキュリティも厳しい。入場のときに身分証明証が必要なことが分かって、何も持っていない
私たちは焦った。

外国人は特に厳しく、パスポートが必要だ。

リタさんが、Facebookに載っている私たちの新聞記事を見せて、台灣を縦断したことなど説明すると、OKが出た。

日本なら規則は規則、絶対無理だろうなあ。

Genfuさんは、大きなサッカーの試合が控えているのに2日間、通訳しながら案内してくれた。ありがとねー。

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リタさんは、私たちが来ることを凄く楽しみにしていてくれたようで、変わった食べ物や場所を見つけると

さあさあと、教えてくれる。

自転車でアイスクリームを売っていた。味はなんとピーナッツ!以外とさっぱりしてて美味しい。

後ろに見えるのは「しまむら」台灣店の看板。

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お昼は、店で麺をテイクアウト。

そして夜は、また別の夜市へ。臭豆腐やカモ肉など色々と買ってくれるリタさん。

見たとおり、カモの頭。

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リタさん、もうお腹がいっぱいです~~と幸せな叫びを上げていた。

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夜はまた、別の友達にバトンタッチして、夜景の綺麗な橋へ案内してもらった。

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リタさん家族と家の前で。

リタさんは、英語もほんのちょっとしか話せないし、ご主人もちょこっとだけど、本当に歓迎してくれてることや

精一杯のおもてなしを心から感じた。

言葉じゃなく伝わるものがある、感じるものがあるんだなあ。

台灣は、お世辞じゃなくて、本当にもう一度行きたいと思う国になった。

これから台北に戻って、そこから今度は淡水という街に行く。

淡水は、サムと奥さんのジュリアが住んでいる街だし、日本から友人が来てくれることにもなっている。

最後の台灣だ。

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台灣なのに、なんで日本一周なのかっていう話しなんだけど、そろそろ引越ししないとなあ。

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# by ayumiaruki | 2014-08-02 19:53 | Comments(6)
2014年 07月 28日

不意にやってきた台湾のゴール



【台湾距離数】700

【これまで歩いた総距離数】 6,123km

【現在地】フィリピン マニラ市

【旅の行程】 台湾 新北市 三峡國小~(21㎞)~台北ゴーーール!!










三峡國小では、グラウンドにあるステージにテントを張らせてもらった。夕方は雨も降っていたから

屋根のある場所で良かった。宋先生ありがとう。

暑かったけど、ステージの前ギリギリにテントを移動したら、少し風通しが良くなった。

この少しの風があるのと、無いのとじゃあ心地よさが全然違う。

朝は、太極拳の音楽で目が覚めた。何処かでもこんな日があったなあ。

太極拳が終わると、皆さんゾロゾロとテントの方へ集まって来て、台湾縦断の話しで盛り上がる。

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リアカーにパッキングするのも今日が最後になった。

リアカーを押して台北の中心市街に入るのは、台湾の道路事情を考えると危険だから、この近くのサイクリングロード
を歩いて台北付近でゴールすることにした。


今日は歩きながら宿も探さなければ。

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やっぱり市街地は怖いなあ。

この橋を渡ったらサイクリングロードだ。

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昼近くなるとピタリと風が止んで、もんもんとした暑さに変わった。

アスファルトからの熱を足で感じる。なんだか頭がふらふらするようになった。

トイレが無いから、サイクリングロードを降りて町の中へ行くことにした。

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コンビニに入ったら、しばらくは動けなかった。ただただ椅子に座って体の快復を待つ。

あ~冷房が気持ち良すぎだぁ~。

どれくらい居ただろう天気予報では午後から雨、空模様も怪しくなってきた。

さあ早く出なければ。

急いで出発準備を始めたところで、一人の男性に声を掛けられる。

何か伝えたいことがあるようだけど中国語しか話せない。話しが行き詰まると、たまたま隣のテーブルに座っていた

女学生さんに通訳をしてもらい、30分かかって分かった。

『おじさんの娘が新聞記者をしている。二人のことを新聞に出してもいいか。これから娘を呼ぶから
ここで、あと40分待ってくれ』

さらに40分、無理だ。

一度断ったけど、娘を想う必死な姿が気の毒になって結局受けた。

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おじさんは、気をつかって昼ご飯やら、ジュースやらを買って来てくれる。

取材中も、ついつい話しに入ってしまい、娘にたしなめられていたな。

私たちは時間もなくて、食べながら、書きながら、身振り手振りの慌ただしい取材となった。

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そこからもまた、暑かった。最後の日は本当に暑かった。


遠く山の横に「台北101」が見えるから、ここがゴール!と、ちょっと強引なゴール。

最後の写真を撮るのが精一杯だった。

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顔はゆでダコ、Tシャツ汗だく、ズボンも同じく汗だくだ。
頑張って笑顔にした記憶がある・・・疲れたままの顔で良かったのに。

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やっぱり最後は二人で撮らなきゃ。

感動のゴールって感じじゃなくって、頭の中は一刻も早く宿に入ってシャワーを浴びることで一杯だった。

暑い暑い、もう無理、もうダメだ~って二人とも気持ちはもうそっちへ行ってたな。

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ネットで見つけた宿。親切だし念願のシャワーも浴びて着替えもして生き返る。

初めて台湾に来たとき会いに来てくれたサムが、夕方わざわざ来てくれて、リアカーと荷物を預かってくれた。

これで色々な心配ごとが無くなった。ありがとうサム。

サムにはこの後も、ずいぶんとお世話になることになる。

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翌朝、私たちの記事が新聞に載っていた。

フミさんのブログにも載せてたけど、台湾の新竹市在住の日本人、庄野さん日本語に翻訳していただいたので

掲載します。

日本人徒歩台湾縦断、台湾人の人情厚さに感激

台湾で最も美しい景色は人情です。

日本からの児玉夫妻は僅か手押し車一台で3ヶ月を掛けた台湾一周旅行を計画。

5月11日屏東県鵝鑾鼻(オランピー)岬を出発。毎日7~8時間花東街道を北上。路上、食料、飲料等の

もてなしを受けながら2人して昨日、暑い新北市を通過。"台湾人はすばらしい"と感動している。

48歳の児玉文暁さんは小さい時から世界一周の夢があり、1995年に初めて徒歩旅行を決行以来、

ポルトガル、スペイン、フランス、スイス、ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、ニュージーランド、

オーストラリアを踏破。2005年に帰国後、手押し車にテント、食材等生活必需品を積み、自炊しながら、

都会、観光地を避けて日本各地の人情風情と触れ合いながら日本縦断省エネ旅行に出発。

2006年児玉さんは北海道旅行中に奥さんのあゆみさんと知り合い、あゆみさんは2年後に職を捨て

2人での日本縦断旅行が始まった。1年の内3ヶ月は旅行、9ヶ月はスキー場、旅館、酒蔵、等で

アルバイト。

昨年末沖縄で結婚式を挙げ、台湾は結婚後初めての旅行先、言わば、新婚旅行先である。

児玉さんは9年前台湾旅行の経験があり、台湾人の熱情と友情に感動、今回は奥さんを伴っての再挑戦。

花東街道を北上しながら原住民の歌や踊りに触れ合ったり、太魯閣(タロコ)の風景を楽しんだり、

花蓮の吉安小学校で講演をしたり、旅を楽しんだ。

北上時、花蓮から4日かかって手押し車を梨山(海抜3,000m)まで押し上げ、現地人から果物を送られて

激励された一幕もあった。

"実は私旅行はあまり好きではないんです。旦那さんと知り合ってから一切が変わりました。不思議なものです。"

あゆみさんは少しの英語とボディーランゲージを通して、台湾人は非常に親切な事、途中は大部分、

小学校や派出所に宿泊させてもらった事、道々出会った多くの友達、食べ物やお茶を頂いたり、

"がんばれ"と励まして頂いたり日本ではなかなか得難い経験でしたと言っている。

ご夫婦は台湾の夜市が大変お気に入りで、特に臭豆腐と台湾ビール、中でも台湾人の人情味が一番

好きだと言っていた。

自由新報 台北報道 記者 頼」

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新聞に載ったことは全然知らなかった。

記事を読んで、私たちに会いたいと電話を掛けてくれた台湾の施志平さんから知らされたのだ。

その日の昼には、宿に来てくれて、記事を書いてくれた頼さんも一緒に近くの店でお昼ご飯をご馳走になった。

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施志平さんは自転車で台湾一周を3回していて、台湾の山を登ったり、海外にも出かけたりと、とても
アクディブな人だ。

新聞記事が縁で、また新しい繋がりが出来たなあ。

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なんてことを話しながら食事をしたんだけど、またそのことが記事になっていた。

これは全然知らなくって、本人がFBで記事を知ったという、なんというか台湾らしい流れ。

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新聞社の話しでは、この記事の反響がとても大きかったようで、たくさん電話が掛かってきたそうだ。

電話番号を教えてもいいですか?ということだったので、もちろんOK。

翌日、また別の男性が会いに来てくれた。

台湾、歩きの旅は終わった。

これから数日は歩けなかった、台湾の西側をバスで尋ねる。

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# by ayumiaruki | 2014-07-28 23:59 | Comments(4)
2014年 07月 27日

巴陵~高坡の國小跡~三民國小~三峡國小


【台湾距離数】679

【これまで歩いた総距離数】 6,102km

【現在地】台湾 新台北市 淡水

【旅の行程】 台湾 桃園県 巴陵→(20㎞)→高坡 2泊→(15㎞)→三民國小 2泊→(17㎞)→三峡國小 






  出発  新城   標高   0m 

 1日目  天祥   標高  480m

 2日目  慈雲橋  標高 1,117m

 3日目  神木   標高 2,150m

 4日目  合歓山  標高 2,560m

 5日目  梨山   標高 2,000m

 6日目  梨山   休養日

 7日目  お寺   標高 1,800m →2,000まで一度登る

 8日目  南山   標高 1,500m 

 9日目  四季   標高  800m

10日目  大同   標高  450m →350まで一度下がる

11日目  明池   標高 1,200m 

12日目  巴陵   標高  600m

13日目  高坡   標高  500m  

15日目  三民   標高  400m

17日目  三峡   標高 ほぼ0m











山越え13日目 標高差100mの下り(良い感じ) 温泉効果で元気快復? 

標高500m暑い~。これでも平地よりは涼しいんだろうなあ。体はすっかり涼しい気候に慣れてしまったようだ。

高坡の集落に到着。テントを張らせてもらおうと思っていた学校は、すでに廃校になっていて入れなかった。

けれど校庭で遊んでいた子供達が近所の家に連れて行ってくれて、そこの家の人が、廃校になった校舎の管理をしている

人のところへ連れて行ってくれて、テントを張らせてもらえることになった。

あ~良かった。

この日は二人ともほとんど写真を撮っていない。

朝は元気だったんだけど、暑さと溜まった疲れがまた復活。ゆっくり休みたいなあ~。

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と思っていたら、翌日は雨。これじゃあとても歩けない。

台風が日本を直撃。台湾は強風と雨の一日になるようだ。

次の町で買い出し出来るからと思って、食料は昨日でほとんど食べ尽くしたけど、まあなんとかなるだろう。

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それにしても凄い雨だった。

直ぐに考えたのは、今まで通って来た土砂崩れの工事現場のこと。また崩れていないだろうか。

こんな時にあの道を歩いていたら大変なことになっていたなあ。

テントもトイレもトタン屋根の下だから安心だ。

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この日一日で何時間寝ただろう。

日本の旅でもハードな局面はあったけど、この山越え中は、今まで経験したことのないような肉体の疲労と

それに比例した深い深い眠りを味わった。

パソコンもネットもない世界で、極度の肉体疲労と、深い睡眠と、回復を繰り返すのは、これこそ人間そのものの姿だ!これこそが歩く旅だ!なんちって思ったりしたなあ。
(その時は、そんな甘いこと言ってる場合じゃないんだけど)

かなり単純。

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雨が止んだら、校舎管理をしているお兄さんと、バスの運転手をしている友達がお酒と、ツマミを持って

テントに遊びに来てくれた。

シャワーもないし、水は山水だけど(雨だったから水は濁っていた)なんか凄くゆっくり出来た。

やっぱり1日ゆっくり休めるのはいいなあ。

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山越え13二日目 快晴 暑いぞお~ 体調いいんじゃない?

翌朝、まだ山道ではあるけど、電信柱も増えてきた。

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道も整備されていて、人の気配を感じる。

あ~町が近づいて来ているなあ、期待が膨らむ。

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前にもブログで書いたけど、この日の目的地は復興という町だった。

山越えの最終目的地で、ここまでくればって勝手に思っていたんだけど、町は道の奥にあり、また戻って来なければ

ならないから、次の町まで足を運ぶことにした。

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次の町、三民の國小にテントを張らせてもらう。

学校は夏休みに入っていて、昼からでもテントを張って良いよ、ということだった。これはありがたい!!

しかも2泊の許可ももらって、学校のシャワーも使わせてもらった。

ちゃんとしたシャワー何日ぶりだあ?

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学校の向かいには、なんとコンビニが2件。椅子とテーブルあり。
午前中は「7-11」、午後は「ハイライフ」とフルで使わせてもらった。

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コンビニの向かいには、一律30元というリーズナブルな店。
一日2食、この店で食べたから、顔なじみになった。

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その隣には、台湾のファストフード、サンドイッチの店まである。

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店内は殺風景で必要なモノしか置いていないけど、味は美味しい。

これだーーー!!私が求めていたものが全て揃っているーーー!!!ないのはツェンチュウナイチャーだけだーー!

ここでブロブを更新せずに、どこでするというのだ!!ここでしなかったらバチが当たる。

二人は交代でパソコンを使い、せっせと更新した。
食事も交代、早朝と夜とも時間をずらしてひたすらパソコン作業。

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山越え 17日目  さらにあじぃ~~ 寝不足だあ~ 

遂に台北の文字が現れた。ゴールは近い

ここまで来ると、もう早くゴールしてゆっくりしたい気持ちもあった。なんというか焦ってる感じ。

もっとゆっくり刻んで、味わいたいとかじゃなくて、この暑さと汗と誇りから早く逃れたい気持ちが強かった。

フミさんも早くゴールしたいようだ。

予想はしていたけど、暑い、、、、そうかもう7月だもんあ。 

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道中は中途半端な田舎道でトイレはない。竹林に入って用を足したら(小です!念の為)ぶわあああ~~~と

蚊が舞い上がって、一瞬であたりが蚊だらけになった。
なんだこりゃあ~~~ぶわんぶわん言ってる~ぞお。

慌てて手で追い払ったけど、お尻は出したままだったから、一瞬の間にお尻だけで8ヶ所刺された。

一気に刺されると、痒いじゃなく痛い!

ズボンのボタンも止めずに痛い!!痛い!!と飛び跳ねながら山から降りて来たら、フミさんに写真撮られた。

あ~もう蚊がいるんだ~~。もう高山じゃないんだ。

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いよいよ町も近づいている。ここから台北市内までは、もうあと30キロぐらいだ。それにしても暑い~~。

そして空は雨の降る気配。これは早くテントを張らなければ。

でも台湾の大都市、台北からこんなに近いところでテントが晴れるだろうか。
私たちは普段都市ではテントは張らない。

治安の問題もあるし、都市は日本でも何処でもテントは禁止だ。

この当たりはその、テントを張れるギリギリラインからは外れている、NGな場所だろう。

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都会では、人の目も厳しくなるものなんだけど「チャヨー!!」の声も沢山あった。
走って追いかけてポカリスエットを差し入れしてくれた男性。

テントは2件の学校で断られて、さあどうするか、やっぱりもう都会だからダメかと諦めかけていた。

都会で私立の学校だったんだけど、入口は厳重にロックされていて、セキュリティーの人がちゃんと受付している。

台湾の学校はオープンなものだと思っていたけど、田舎と都会じゃ全然違うんだなあ。

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三峡という町に入った。狙った訳じゃないんだけど、選んだ道がたまたまこんなレンガの建物で、なかなか面白い。

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レンガ道を通り抜けると、お寺とパイツーソーと、ビルが入り組んだ台湾の町並みに出た。

あ~久しぶりだなあ。にしても暑いーーー。

町を歩いてて、夕方やっと涼しくなったなあと、温度計を見ると「36℃」。

36℃で涼しいって、どういうこっちゃーと自分でも思う。

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ここでダメだったら、宿を取るしかないか。

3つめに訪ねた学校「三峡國民小学」は、受付のおじさんが先生を呼んで来てくれた。

先生はどうぞ、どうぞと、学校内や職員室も案内してくれて、パソコンも使わせてもらった。

シャワーはないけど、このホースでよければと、使わせてもらえて、ホントこれで充分なんです。

この暑さの中、ホースでの水浴び、あるのと無いとのは、全然違う。

広いトイレの室内でドアを閉めれるから、コソコソしなくていいのも嬉しい。

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案内してくれたのは、英語と体育の先生、宋宏璋さん。

日本の先生から、少しだけ日本語を教えてもらったことがあるそうで、日本語が上手だ。

学校は休みで、息子さん二人も学校に来ていた。

宋先生は息子さんと一緒に町を案内してくれて、ここ、三峡の町で有名な「牛角」というパンを袋一杯買ってくれた。

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クロワッサンのように見えるけど、食感も味も全く別。バターの風味と香りが病みつきになる味。

冬瓜のジュースまでご馳走になって、思わぬ一日になった。

この町は古い港町の風情も残っていて、コンパクトで雰囲気のいい街だった。

夜は、久しぶりのマクドでブログ更新、ジュース屋でツェンツーナイチャーも買って、もう思い残すことはない!!

この調子で行くと、明日はゴールか?!

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# by ayumiaruki | 2014-07-27 17:05 | Comments(4)
2014年 07月 26日

大同國中~明池派出所~巴陵

【台湾距離数】627

【これまで歩いた総距離数】 5,887km

【現在地】台湾 新台北市 淡水

【旅の行程】 台湾 宣蘭県 大同國中→(25㎞)→明池派出所→(19㎞)→巴陵 






  出発  新城   標高   0m 

 1日目  天祥   標高  480m

 2日目  慈雲橋  標高 1,117m

 3日目  神木   標高 2,150m

 4日目  合歓山  標高 2,560m

 5日目  梨山   標高 2,000m

 6日目  梨山   休養日

 7日目  お寺   標高 1,800m →2,000まで一度登る

 8日目  南山   標高 1,500m 

 9日目  四季   標高  800m

10日目  大同   標高  450m →350まで一度下がる

11日目  明池   標高 1,200m 

12日目  巴陵   標高  600m









ブログの更新が遅れて、実際の出来事と遠く離れてゆくのは、どうも落ち着かない。

何日も前のことを書くと、そのときの感情や気持ちの高ぶりはどんどん色あせてしまって、普通の

それなりの内容になってしまう。

私は自分の記録のためにもこのブログを書いているから、その時の感情に一番近いものを書き残したい。

だから、時にはクドくても、バカっぽくても「あ~しんどい、あ~疲れた、あ~足痛い」

と何度だって書きたいのだ。

 

移動しながらでも、どんな場所でも、気候でも、もっと集中して短時間で写真を選びブログを書けるよう

訓練しないとな。









標高450mの大同、心配していたほど暑くはなく、夜もぐっすり寝れた。

昼に暑いのは、まだ我慢すればいいけど、夜に暑くて寝れないは要注意だ。

フミ48才、私は43才。

この歳になると、徹夜とか絶対無理!!しっかり睡眠をとることに関しては、結構気を使ってる。

早朝、大同國小を出発する。今日はこの山越え最後の難所。

標高450mからさらに350mまで下って、そこから一気に1,200mまで登るのだ。

山越え最初の2,560mに比べたら標高こそ低いけど、二人とも疲労が蓄積されてきている。

この抜けきらない疲労を残したまま、1日で1,200mまで行けるのか?

近所に別荘があるこちらの男性は、ライチ、凍った水ボトル、家の鶏の生卵を差し入れする為に、早朝テントへ

来てくれた。

昨日も来てくれていたようだけど、「水浴びしていたみたいだから」と出直して来てくれたのだ。

マズイ。。。ゲリラ水浴び目撃されてしまったか。

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出発して1時間、距離にして5㎞歩いて今日の山越えの入口に到着。

ここでちょっと腹ごしらえ。

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直ぐに急な登りが始まった。今日の行程は2日で歩くつもりだったけど、ダラダラと日数をかけずに
一気に歩くことにした。

今日はこんなヘアピンカーブが27個もある。

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1個、2個と数えてヘアピンを登って行く。

10個くらいで、マジかよ~~まだあと倍以上かよ~心の中でつぶやく。

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やっとヘアピンを抜けた、地図で数えた通り、きっかり27個あった。そこからも登りが続いていた。

2日の行程を1日で行くなんて無茶だったか?行けるのか?しんどいはしんどいけど、体調は悪くない。

調子の良い日と、悪い日の差が大きいなあ。

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明池に到着。下調べどおり食べ物屋はないけど、ちょっと離れた場所に立派な山荘があって、駐車場にはベンツや

BMWの高級車が並んでいる。

外のカフェには、見るからに洗練された雰囲気の客さんが、微笑みながらパンケーキなんか食べていた。

「フォークとナイフだぁ~」気づくと、ぼおっと見入ってた。

いいなあ~でも絶対高いだろうなあ、外のメニューを睨んでいたら、なんとメニューに缶コーヒーが

あるじゃないですか!!ハイ注文。

しばらく休んでから派出所の裏にテントを張らせてもらった。
フライを乾したり、食器を洗ったり、片付けたりを済ませてやっとテントに入って横になる。

すると「一緒に写真撮っていいですか~」の声。

休日なのもあって、トイレを借りにくる観光客がテント前を通って行くから、ラーメン作ってても、中で寝ていても

声を掛けられる。一人が外に出て一緒に写真を撮っても、「もう一人も一緒に」と言われることがよくある。

「こういうポーズで」という注文もあったり、控えめな印象の台湾の人だけど、人は写真に対しては貪欲なのかな?

でも私たちに出来るのは写真に応じることくらい、これくらいは精一杯しよう。

そしてまた、沢山の果物を頂いてしまった。こんなに沢山!!嬉しいなあ。

マンゴーはもう何個食べただろう。左のライチに似たのは、龍眼という果物。

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12日目 下り 天気良し 体調 朝から疲れてる

派出所には、2組くらいの家族が泊りに来ていた。お巡りさんの家族なのか、よく分からないけど夜中まで

楽しそうな声が聞こえていた。

二人とも疲れたのもあって、シャワーを借りに行くのは諦めた。それより寝たい。

そういえば昨日も、学校の手洗い場で、鍋に水を汲んで水浴びしただけだ。

翌朝、お巡りさんと。

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昨夜は肌寒いくらいだったな。朝も涼しい。

景色も深い緑に変わってきた。

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標高は1,200mから600mまで下るのだけど、登りも時々ある。

落石は標高に関係なくあるようだ。

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遠くの山の稜線に、家が見える。

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あんな高いところに?

地図ではこれから行く集落の直ぐ近くに見えたけど、実際は山の高い場所にあって、リアカーで行くのは

無理だろうなあ。

そそられる町並みだったけど。

ぐんぐん下って、気温はどんどん高くなった。あ~ここに来てこの気温はキツいなあ・・・。

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今日の目的地、巴里(バーリー)という町に着いた。

標高600m「あちーーーーい、なんだこりゃ~」取りあえず、公衆トイレ裏にリアカーを置いて
屋根の下に逃げ込もう。

昨日の山越えの疲れが出たのと、朝の気温との温度差が凄すぎる。

桃の産地で、観光地でもあるようで店はいくつかあった。

アイスコーヒーのあとに、桃ジュースまで飲んでしまった。なんという贅沢!!
この店の桃ジュースは氷ちょっとに、桃を丸ごとミキサーにかけるから、桃を飲んでいるみたいで美味しい。
酸味と甘味と冷たさが体に染み込むんだなあ。

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やっと体も落ち着き、日も陰ったところでテント設営。

場所は公衆トイレの裏しかなさそうだ。匂いが漂ってくるけどまあ寝るだけだから、いいでしょう。

来てから知ったんだけど、この町には温泉もあって、もう2日間入ってないし今日は大量に汗をかいたから
入ることにした。

いやあ~サイコー。本当に疲れると温泉で疲れが取れることが良くわかる。

夜、フミさんが「トイレの匂いが気になるなあ~」と言うので、荷物を一度出してテントの場所を移動した。
私は、匂いとかはあまり気にしない。
二人は気にするポイントが違うんだけど、これでもまあ何とかやっていける。

まあ暑いけど、風の入る方向にテントを向けたら安眠できた。

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13日目 なだらかな下り 天気よし(暑い) 元気だぞ!

リアカーを押していると、出店のお姉さんが「桃食べて行きなさい」と手招きしている。

こちらでは、桃を洗って皮ごと食べるみたい。

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シャキシャキした食感で硬いんだけど甘い。

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美味しいねえって食べてたら、隣のおばちゃんも「持って行きなさい」と袋一杯に桃を入れてくれた。

いやあ~日本じゃあ滅多に食べれない果物がいつもリアカーに数種類って幸せだなあ。

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町に弁当は売っていなかったけど、途中にこんな出店があったんで覗いてみる。

持ち歩けそうなものをいくつか買う。

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昨日の夜に、テントで声を掛けてくれたおっちゃんとまた偶然会った。

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おー今日は久しぶりに元気だぞお~。

やっぱり風呂は良いなあ。

さっきの店で買った、ソーセージと思っていたものは、もち米だった。

山越えもあと数日だーーー。ここからは暑さとの戦いだあ。

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# by ayumiaruki | 2014-07-26 20:04 | Comments(0)
2014年 07月 23日

お寺~南山~四季の國小~大同の國中


【台湾距離数】583㎞
【これまで歩いた総距離数】 6,223km

【現在地】台湾 新台北市 淡水

【旅の行程】 台湾 花蓮県 お寺→(23㎞)→南山→(12㎞)→四季の國小→(13㎞)→大同の國中 






  出発  新城   標高   0m 

 1日目  天祥   標高  480m

 2日目  慈雲橋  標高 1,117m

 3日目  神木   標高 2,150m

 4日目  合歓山  標高 2,560m

 5日目  梨山   標高 2,000m

 6日目  梨山   休養日

 7日目  お寺   標高 1,800m →2,000まで一度登る

 8日目  南山   標高 1,500m 

 9日目  四季   標高  800m

10日目  大同   標高  450m







梨山で一日休養して、次の目標は南山(ナンシャン)。

大きな町からは遠く離れた山の中にある集落だけど、ここからまたしばらく集落と言えるような場所はなく

出来れば、また一日の休養と食料買い出し、そしてお金も下ろさなければならない。


話しはお寺の敷地にテントを張らせてもらったところから。

(ブログの更新が数日空いてしまったから念の為、山越えのことを早く書き終えてしまいたいんだけど

まだ数日間は無理そうだ)





山越え8日目  ちょっと登って下り 天気 曇り 体調 良し 

昨夜は10時には寝てしまった。

夜も雨が降ったのかな?雨の振り込まない広い屋根の下でよかった。

ネットが繋がらないからブログの更新も出来ないんだけど、繋がったとしても、この山越えで、そこまでする余裕は

とてもないなあ。

夜中にキャベトラが暴走していたみたいだけど、私は眠りこけてて全く気がつかなかった。

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最初は登りだったけど、そこからひたすら下って、南山の村が見えてきた。

どんな規模の町だろう、どんな雰囲気なんだろう、テントは張れるだろか、シャワーは浴びれるだろうか。

期待が高まる。

下りも急い下りで、ずっとリアカーに引っ張られた状態で、足を踏ん張りながら下るから前腿に力がかかる。

登りとはまた別の足の疲れがある。

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このあたりはキャベツの畑に囲まれた村のようだ。

ここから台湾各地へ、キャベトラが運んで行くんだなあ。

南山でキャベツ食べないと。

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テントの張れそうなところはなくて、ここで唯一の学校に行って聞いてみた。

「いつもここに張ってもらってますよ」ということで、テントの承諾をもらった。この当たりだと、この町の

この学校しかテントの張れそうな場所はないから、自転車やバイクの人が時々来るのかな?

二人とも、平地を歩くときもリアカーに引っ張られてるような、歩き方になってしまった。

足痛い、足痛いと言いながら村を歩いた。

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学校にシャワーは無くて、村で水浴びの出来そうなところか、シャワーのありそうな場所を聞いてみた。

施設そのものがあまりないから無理っぽいなあ。

派出所、ガソリンスタンドにも無くて「そこの教会にあるかもよ聞いてごらん」と教えてくれた。

教会で借りられたけど、ちょうど他の学校からこの町に来ている学生さんも、この教会のシャワーを借りることに

なったようで、外で大勢の学生が待っていたから、慌てて出てきた。

やっぱりシャワーを浴びると疲れが取れるなあ。でも明日も貸してとは、とても言えない。

明日はまた風呂なし日だ。

それともう一つ、非常にマズイことが判明した。

この村には、郵便局もATMもなくて、お金が下ろせなかったのだ。これは非常にマズイ。

この後3日間は、間違いなく下ろせないから、買い出しも出来ないのだ。

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それから村へ繰り出す。

授業はもう終わったようで、小学生の生徒が案内してくれた。「ここが店だよ」「ん?どこ」

中は、真っ暗な倉庫のようだった。これはヤバイなあ・・・。

無数のダンボールばかりで、インスタントラーメンが見当たらず探し回っていたら、生徒がダンボールの中から

引っ張り出してくれた。

なるほどそういうシステムなのか。

(店の中の写真なし。暗すぎで無理!)

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そしてここが、村のメインロードで、メインの場所。

あちこちで肥料が山積みになっている。

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実は想像していたより、だいぶん小ぶりな感じだったんだけど、1件だけとても広くて綺麗な店があって

そこに入ってみた。

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店は新しいようで、ここだけ都会のようだ。綺麗な奥さんが切り盛りして、旦那さんも手伝っている。

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こちらが旦那さん。人は良さそうなんだけど、どうも店の仕事より、お客さんとの話しに夢中になってしまうようだ。

ある日は、店に持って行ったはずのフミさんのザックが無くなって、店中を探しても、テントに戻ってみても

見つからない。

そのやり取りを聞いていた、店のお客さんの一言で、ハッとした旦那さんが、お客さんのスクーターを借りて

フミさんと二人乗りして何故か家に探しに行った。そしてザックは家で発見されるという、ありえない

珍事件があった。

どうりでこの二人、オーラが似ているハズだ。

なんでザックが家に行ってしまったか、気になる人は、フミさんのブログでいつか詳しく書かれると思います。

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その日の夜は蚊に刺されて、久しぶりだからか、刺されたかかとが腫れてしまった。

まだ涼しい標高だけど、だんだんと平地の気候に戻ってきている。

苦しい思いをして登っただけのことはあって、高地は涼しく蚊もいなかった。

フミさんと一緒に旅をしてて、足が痛いと言うのを聞いたことはほとんどない。

けど、この村に着いた時は明らかに不自然な歩き方で、痛い痛いと言っていた。

滅多にストレッチなんかしないフミさんが、この日から数日、ストレッチをしているから

よっぽど痛かったんだろう。

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翌日も学校にテントを張れることになって、休養日となった。

食事はもちろん、おっちゃんの店。「兄貴、兄貴」とフミさんを呼んで、果物をご馳走してくれた。

おっちゃんの店に長いこと居させてもらって、日記を書いたり、歩いた距離の確認、などなどの作業が出来た。

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山越え9日目 下り 天気 良し 体調 よし

この日はまあまあ元気。

翌朝は、おっちゃんの店に寄って朝食を食べてからスタート。

凍った水のボトルや、冷たい缶コーヒーを持たせてくれて、朝食代も「兄貴いらない、いらない」と受け取って

くれなかった。

おっちゃんの店で、日本語の先生や南山の町の人と話したり、おっちゃんともすっかり仲良くなって

娘さんが、テレビキャスターだということ、おっちゃんがこの街と、隣町の村長をしていたことを知った。

(うっそお~~)

小さな村だったけど、おっちゃん、奥さんと仲良くなれたことで南山の印象がずいぶん身近になった。

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今日もずっと下りだった、足痛いなあ・・・腿が痛い。

四季という村に到着。

想像どおり店は一件もなかったけど、綺麗な保健所があって、そこで休憩していたら、なんと保健所の女性が

「シャワー浴びない?」と向こうから声を掛けてくれた。

なんと嬉しい一言なんでしょう。

テントも張らせてもらうことになった。

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標高はだいぶん下がったけど、日陰で休んでいると丁度いい。風通しもいい場所で、シャワーの後は

気持ちよかったなあ。

台湾の野良犬は人が怖いことをよくよく知っていて、自分のエリアだと吠えたりしても、人との距離感を

ちゃんと分かっていて、必要以上に近寄ってくることはない。

けどこの犬は、初対面からやたらとフレンドリーで、私たちの行く先々に着いてくる。

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昼ご飯の用意をしていたら、保健所の人がキッチンも貸してくれて、昼はインスタントラーメンと

保健所の人がご馳走してくれたホットサンドイッチ。

ワン子は、さりげなく私たちとの距離を詰めてくる。

でも、私たちは動物に食べ物はあげない。人からもらえると思ってしまうから。

このワン子も、この二人からは貰えないことを直ぐに理解して諦めた。

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涼しい場所でしか出来ないこと、昼寝。

ワン子も昼寝。

このワン子の行動を観察しているとバカだけど、どうも憎めない。

人に飼われていたようで、人恋しくて仕方ないみたいだ。

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夕方大雨になって、隣にある学校の先生が、屋根のある学校でテントを張りなさいとわざわざ言いに来てくれて

小ぶりになってから移動した。

バカワン子も当然のような顔で移動。

ご飯を食べてると、切なくなるような上目遣いで見上げてから、フミさんの膝にちょこんと顎を載せたり

夜中にはテントの近くで吠え立てて、他の犬から俺がご主人様を守ってると言わんばかりの顔で帰って来る。

褒めてくれ~とゴロンと寝転がってお腹を見せるものだから、ついつい撫でてしまった。

私もフミさんも100%犬派で犬が大好きだ。でもこんなに仲良くなるのは、バカワン子の為にならない。

明日、ずっとついて来てしまったらどうしよう。

それこそ可愛そうだ。もっと冷たく接するべきだったなあ。

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山越え10日目 下り 天気良し 足の痛いのがだいぶ良くなった。

バカワン子は、テントをたたんでいる時もずっと離れない、置いていかれることが心配なのか、以前にも

大好きなご主人と離れてしまった経験から離れないようにしているのか、隙を狙って出発しようとしても
無理のようだった。

一定の距離を保って付いてきていたワン子も、自分のエリアから出ることはなかった。ずいぶん迷っていたようだけど

結局ついて来なかった。寂しいけど良かった。

今日もキャベトラが沢山通って行く。

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畑はキャベツから、西瓜に変わっていた。ずっと続くこの谷間が西瓜だらけ。

今日も下りだけど、少しづつなだらかな下りに変わってきた。標高も下がって確実に暑くなってきている。

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大同という集落の近くまで下った。

ここは店もないし家もほとんどないけど、中学校と何故か電力会社があった。

会社の人が声を掛けてくれて記念撮影。

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「さあ中に入って、お茶でも飲んで休んで行きなさい」と声を掛けてくれたけど、私たちには今日、絶対に

しなければならないことがある。

ここからバスに乗って、1時間半の町、イーランまで行ってお金を下ろし、中華電信でネット使用の延長手続きを

して帰ってこなければならないのだ。一日3本くらいのバスしかないから、悠長にお茶なんか飲んでる

場合じゃないんだけど、誘われるとついついふらふら~と付いて行ってしまうのが私たち。

一人が英語が堪能で気さくな人で「これからどうするの?」と聞かれて、イーランに向かうことを話すと

「バスはもう行ってしまったよ。良かったらこれからイーランに帰るから乗せてあげよう」ということになった。

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なんと、なんと、すぐに出かける準備だ!!今日のバスで帰ることを話すと、最終バスの時間まであと2時間という

ことが分かり、急げ急げと皆が大慌てで車に乗り込んだ。

車内で帰りのバス停の場所を調べたり、バス停に近い中華電信の場所を調べたりしてくれて、イーランでの滞在時間は40分しかない、まずコンビニでお金を下ろしてから中華電信で降ろしてもらい「ありがとう、ありがとう」

と何度も言って慌ただしく別れた。

ネット延長の手続きをして、今日の弁当、食料の買い出しを済ませて、ジュース屋でツェンチュウナイチャーも

買えた。早歩きでバス停まで歩いて到着は5分前。

車に乗せてもらってなかったら絶対に無理だった。あの町に行くのは1ヶ月に一度しかないそうだ。

英語の話せる人がいなかったら、こんなややこしいことを伝えるのは無理だったし。

台湾電力公司の皆さん、ありがとうございました。

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大同に帰って来て、学校のバスケット場にテントを張らせてもらい、さっき買ったお弁当を食べて

ふぁ~と気が抜けた。

久しぶりの町だったなあ・・・あっと言う間だったけど。

学校はもう夏休みに入ったようで、陸上部の生徒が練習していた。覚えたての英語で色々質問する生徒たち。

ほんと、人懐っこい。凍った水ボトルを差し入れしてくれた。

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夕方、バイク二人乗りの人が近くにテントを張っていて、一緒に食べませんか?と誘ってくれた。

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私たちはもう食べ終わっていたけど、色々勧めてくれて、ついつい食べてしまった。

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流石、台湾の人はキャンプでも色々な食材を調理するんだなあ。

山登りを終えて今日下ってきたそうで、私たちはこれから買えるからと言って、ポップコーンや葱のクレープを

作ってくれた。

男性は山岳ガイドをしている人で、台湾の100岳を最短で登った記録を持つ人だった。

はあ、今日も色々あった日だったなあ。

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# by ayumiaruki | 2014-07-23 18:19 | Comments(9)