2009年 06月 12日

お客さんの多いテン場

【これまで歩いた総距離数】691km
【現在地】静岡県袋井市浅羽海岸



浅羽海岸のテン場は東屋と水場のすぐ隣で、海岸で遊んだ人とか
サーファーがこの水場で体を洗って行くし、散歩の人も水を飲んだりするから
挨拶するたびに会話が始まって、ひっきりなしにお客さんが来る家みたいだった。


自転車で浜松から御前崎を走ってる途中の男性とか

犬の散歩の途中のおじさんは、突然現れて
私達が夕食を作ってる間ずーーーーーっと中国に旅行した話を一人でして
いつの間にか居なくなってるし。







沢山の子供達をホースの水で洗ってたから学校の先生かなと思ったら牧師さんだった。
彼のお父さんも日本で布教活動してたそうだ。
なんとこの子達は、自分の子供。
13人兄弟だから、まだあと半分控えてるんだって!

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私とフミさんも海で遊んで、ホースで水浴び。

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通りかかった男性、どう見ても普通の人じゃなさそう。
声をかけたら、歩いて日本一週してるというじゃないの。

それは寄ってもらうしかないでしょー。

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さっそくお互いのルートチェック。
これはマナーみたなもんだね 二人とも真剣

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それからお互いの持ち物チェック。
ひょうたんには、七味が入ってるそうだ

こだわってるところがそれぞれ違うからおもしろい。

今年、下関を出発して歩いている小川さんとは歩いてる人同士
話が尽きない。

歩いてると車が敵に思えてくるよねー
自分の目で確認した目標地点まで歩いてきたらもう自己満足の世界だよねー
トンネルはなんとかならんかねー

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小川さんの歩き旅は、私達と比べるとかなりストイック。
1日40キロも歩くし、食事は全部スーパーで買うし、ザックを担いでるから軽量化の
為にコップも持ってないし、雨の日以外は休養日もとらずに歩く。

だから私達の調味料ボックスに入ってるキムチの素とか、たまごケースとかに唖然と
してた。

小川さんの色違いのソックスは、げんかつぎでいつも右が黒で左は白
腰のブラシはテン場の小石除けで必需品
クモは平気だけど、歩いてるとよくかかるクモの巣は許せないそうだ

こういうの聞くの面白いなあ

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胸の巾着はラベンダーが入ってる
やっぱりスーパーとかで自分の臭いとか気になるし・・・。
最近は川で体を洗ってるそうだけど
そうかーそういうの気にするんだなあ。
全然こぎれいだったけどなあ

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フミさん以外で歩いてる人に出会ったのは初めてだったから
聞きたいことは山ほどあるし、森のレンジャーみたいでカッコ良いから
写真も撮りたいしで、小川さん圧倒されたかなあ。

今頃はどこでテント張ってるんだろう。
またどこかで会えたらいいね。

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# by ayumiaruki | 2009-06-12 09:10 | 出会った人 | Comments(2)
2009年 06月 07日

エコパーク

【これまで歩いた総距離数】655km
【現在地】静岡県御前崎市エコパーク










雨も上がって、サンダルに付いた犬のうんちも徹底的にこすり落として
やっと出発。

今日の目標はこの場所から離れること。

少し歩いて、水場とトイレもあるなかなか良さそうなテン場を見つけたけど
やっぱり歩き出すと、もう少し進みたいと思ってしまう。

せっかく2時間もかけてテント撤収・パッキングしたのに
一時間歩いて、荷物を下ろすのはもったいない!
何がもったいないのかよくわかんないけど、もったいない!








もう少し歩いて、通りかかった公園に東屋らしきもの発見。
まずは休憩

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よくよく見ると、手作り感たっぷりで、すごく大切にしてる公園なのが伝わってくる。
軽トラで通りかかった女性に声をかけてお話を聞いてみると、なんとこの女性こそ
この公園の生みの親なのだ。
御前崎エコクラブ会長の山本さんは、荒れ放題でジャングルみたいなこの公園を10年かけて
今の状態までにした。
木の枝切りをしていて樹脂で目を傷め失明してもおかしくないと、医者に言われても
そんな事長くは続かないと、人に言われても
毎日通い続けた。
草むしりをしたり、池を作ったり、漁師のご主人は私財を使ってまで
砂利をひいたり、やってもやっても終わらない。

そんな二人にも少しずつ協力してくれる人が現れて
この東屋もそんなボランティアの人が設計したものだ。

この日は6月にある御前崎カレー試食会のポスターを貼っていた。
多いときで十数個のボランティア団体に入っているエネルギッシュな山本さん。
1日いっぱい自分の時間を使って好きなことをしている私には
ちょっと耳がいたかった。

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実はこんなの持って旅してるんです。
ディジュリドゥを真剣に聞いてくれる山本さん

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演奏を聴き終わった山本さん、突然電話を掛け始めた。
この公園の植物を切ってよく似た楽器を作った人がいるから、呼んだらきっと喜ぶだろうと
思い立ったようだ。
エネルギッシュに活動してる人は、こんな事してみたらどうだろうとか
発想が豊かで一瞬のうちに色々なアイディアが浮かぶように思う。
私の母親も結構そういうタイプなんだよなあ。

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あっという間に即席ミニ講演会

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だんだん暗くなってきても皆さん興味深げに話を聞いてくれた
こんな時ローソク一本で雰囲気が変わるんだな

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私が北海道出身でこの間初めて蛍を見たことを話すと
わざわざ車で蛍の居る公園へ連れて行ってくれた。

この公園で蛍の管理をしている方もボランティアで
山本さんが、私が歩いて旅をしていることを話すと
よく見えるよう蛍を捕まえてくれた。

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そしてこの東屋に泊めさせて頂いた。
鳥の声で目が覚めたら、丁度朝日が昇ってくるところ。
寝たまま朝日が見られるなんて幸せーー。

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洗濯物もやっと乾かせて幸せーー。

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こんな公園がもっと増えるといいな


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# by ayumiaruki | 2009-06-07 20:42 | 出会った人 | Comments(2)
2009年 06月 06日

雨の日には

【これまで歩いた総距離数】647km
【現在地】牧之原市 須々木海岸






旅をしてて、素敵な出会いとか、偶然とかもあるけど、いつもそんないい事ばかりでもないんだな。

虫嫌いで、潔癖症ぎみで、服に染みがついたり、手がベトベトしてたり、自分の住処が
整理整頓されていないと落ち着かない私には乗り越えなければならない試練が
山ほどある。

去年の旅でも経験してたはずなんだけど快適な札幌の生活ですっかり忘れちゃったみたい。










静波海岸のトイレは入った瞬間に嫌な予感。

三保の松原で巨大クモに遭遇して以来のトラウマで、公衆トイレに入ったら素早く
四隅を確認するようになってしまった。

案の定、小蠅が壁一面真っ黒に張り付いてる。
その写真も撮ったけど、あまりにもリアル過ぎてとてもブログで公開出来ない。
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須々木海岸でテント設営中に突然の雨。
大急ぎで荷物を下ろしてたら、突然ふくらはぎが痛いーーー!!
見ると灰色の物体がへばりついてるではないか。
足バタバタしながらそこらじゅう走り回って物体を振り落として一呼吸。
ようやく冷静になって落ちた物体を探したら、蛾だった。

フミさんが近づいてよく見ると、右の羽がまだふにゃふにゃしてる。

「きっと孵化したてでまだ飛べないから、あゆみちゃんの足を木と勘違いして
一生懸命に登ってたんだよ」

そうなんだよなあ。
フミさんていつもそういう風に受け止めるんだよなあ。
私だったら 蛾=敵 なんだけど一生懸命と言われるとちょっと気がとがめて
まだ飛べないなら安心して写真撮影。

よーく観察して見ると、なかなか綺麗でよく出来てるなあ
「羊たちの沈黙」の犯人も惹かれるわけだ。
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私の苦手リストの一つに濡れたものをそのまま放置するっていうのがある。

濡れたハンカチをポケットにしまうのも抵抗があるのに
念願叶ってやっと洗濯出来た服も雨が降ると濡れたまま3日間
ザックに入れたままっていうのは悲しい・・・・。
せめて小物だけでもとテントで干してみたけど、テントは狭くなるし
洗濯物も乾いたような乾いてないような。
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雨が降ろうが、歩かなかろうがお腹は空く。
朝ごはん用に残しておいたご飯には、なめくじーーー。
なめくじ部分だけ捨ててご飯は食べたけど、この日に限って柔らかご飯で
触感もなめくじーーー。
でもこういうのはわりと平気。

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水もトイレもない見通しのいい所にテントを張ったときに限って雨で二日間の停滞。
テント周りにサーファーの人達は沢山いるし、近くにコンビニもないから
昼は通りのレストランや釣具屋さんや、旅館でトイレを借りた。
やっぱり好きなときにトイレに行けないのは落ち着かないなあ。

やっと夜になって、まあ地図でも見るかってなめくじーーー。
さあ寝るかって枕になめくじーーー。

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3日目の昼頃やっと晴れて出発。
濡れてドロドロのシートを拭きながらもうこの場所ともおさらばだーって
思ったらサンダルが、うにゃっとした。
うにゃ?
あーーー雨でふやけた犬のうんち踏んだーーー!!
フミさんからさっき要注意されたばっかりだったのにーーー。











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# by ayumiaruki | 2009-06-06 00:47 | 旅日記 | Comments(4)
2009年 06月 04日

急展開

【これまで歩いた総距離数】647km
【現在地】牧之原市須々木海岸


お風呂入らない日数3日目。

去年だったら楽勝な日数なはずなんだけど、どうにも体がベタベタするなあ。
速乾性のシャツは体に張り付くし、膝とかふくらはぎもベタベタで、歩いたり
しゃがんだりするたびに、ズボンに、べたーっとまとわり付くのはうっとうしい。

6月だって言うのに、北海道の夏より暑いし夜はジメジメするし、そんな時に限って
ルート上の温泉は定休日。

御前崎をショートカットして別ルートを歩けば温泉はあるけど、どうやらフミさんは
この岬にこだわりがあるようで、ここまで来て岬を通らないのはどうにもスッキリしないそうだ。

私としては、岬を通ってスッキリより、お風呂に入ってスッキリしたいところなんだけど。

フミさんは私と同じ日数お風呂に入っていないのに、なぜか体中サラサラしてる
髪はベトベトで髭もモサモサ。
一見ちょっとむさくるしいおじさんなのに体はいつもサラサラ。
歩いているとそういう体質になるそうだ。うらやましいなあ・・・。サラサラのところだけ。

そんな訳で折中案として、今日は近くの街まで歩いて、テントを張って
そこからバスに乗って、温泉へ行くことに。







歩き始めて数分。
「あんた達日本一周してるんでしょ?面白いことしてるねー」
車から降りて声をかけてくれた。
温泉へ行こうと思ったら休みだったことを話すと、一緒に地図で探してくれ
しまいには、「それよりオレッチのかあさん今、旅行に行ってるから家の風呂に
入ればいいら~」と
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それは申し訳ないのでとお断りしたけど、「いいらいいら~」と
私達のカートを置いてくれそうな、この近所の友達の家へ次々と電話を
かけてくれる。
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急展開の流れで、親戚の家にカートを置き、車に載せてくれる。
「私達ふみとあゆみと申します。あのお~失礼ですがお名前は?」
「オレッチは藤田だ。今年82歳になるら~」
結構飛ばす藤田さん。車の運転もスピーディー。
若い頃はここの海でサーフィンに明け暮れていたそうだ。
若い頃といっても70年も前で、当時はまだ杉の木を削って乗っていたそうだ。
今も毎日海を見に行く

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お家にお邪魔して、お茶を淹れてくれたり、お風呂にお湯をはってくれたり
写真を見せてもらったり。
「腹減ってないか?何もないけど、ラーメンでも作って食べな。
たまに食べると旨いら~。」

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今までの旅を説明するフミさん。藤田さんも、東南アジアのほとんどの国や
オーストラリア、ボストンなど、色々な国へ旅していた。
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フミさんの入浴中、藤田さんと居間でおしゃべり。
さっきまで見ず知らずの人だったのに、こんな風に話してるのは不思議だなあ。

大東亜戦争では軍人として飛行機に乗り、そのまま自衛隊へ入隊した藤田さん
終戦当時はアメリカ兵とも親しくなり、「一人一人は結構いい奴なんだよ。
初めて食べたステーキにゃあおったまげた。」
アメリカ人の友人から餞別代わりに買った、ダッチという車で静岡の地元に戻ったときは
鼻高々だったそうだ。
颯爽と運転して、モテたんだろうなあ。
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午後3時頃、カートの場所まで送ってもらい、お別れ。
見ず知らずの私達をお風呂に入れてくれ、ずうずうしくも洗濯までさせてもらって
また、旅先での親切をうけてしまった。
本当にありがたいな。

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# by ayumiaruki | 2009-06-04 15:23 | 出会った人 | Comments(6)
2009年 06月 02日

ブログに夢中

【これまで歩いた総距離数】619km
【現在地】焼津市南部の海岸



今日こそ早朝に出発しようと二人固く決心したはずなんだけど、出発したのは午後2時。
歩く気あるのか!
原因は色々あるけれど、私の歯磨き洗顔時間が半年の里帰りで元の30分に
戻ったのもまああるな。
でも一番はブログだ。
写真の転送、選択、内容を書くのも遅い上に最初から書き直しになったり。
なんか柄にもなくかっこつけて書いちゃったりしてるし。


でも写真も誰かが見てくれると思うと、もうちょっとこうしよう、こっちからも撮ってみようと
工夫するし、歩いていても、感じたことや、発見したことをこの写真と一緒に載せて
こんなこと書こうとか、私達には普通でも、これはきっと珍しいだろうと
前の旅では考えないようなことも考えるようになった。

自分達の旅を少し客観的に見れる。
これはそう悪いことではないかなあ。

あれこれ空想して歩くのも結構楽しいし。







50分歩いたら10分くらいは休憩するようにしている。
神経質な私は、休憩のたびに、靴と靴下を脱いで太陽が当たる場所に置き
少しでも乾かす。
そしたら足も爽快で、そよ風なんかが足にあたるとたまらなく気持ちいい。
フミさんは、そんな面倒なことはすぐにしなくなるよと鼻で笑っていたけど、
一度休憩に靴を脱いだら、もうすっかり靴脱ぎの虜になってしまった。
靴脱ぎをナメたらいけません。

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今朝、カートの上に袋がぽつんと置いてあったのに気付いた。
何だろうと、恐る恐る開けたら、なんと「まーくん」からの差し入れの  
ビール、安倍川もち、うなぎパイが入っていた!
休憩のたびに食べるおやつはとっても嬉しい。

「まーくん」いつ来てくれたんだろう?どうしてここが分かったんだろう?
小さなメモだけ置いて、そっと去っていくなんて、君はどれだけ奥ゆかしいんだーー。

「ヒロくん」や「まーくん」みたいに、こうやって会いに来てくれるのは本当に嬉しい。
今度は顔見せてね。ありがとう

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# by ayumiaruki | 2009-06-02 20:01 | 旅日記 | Comments(7)