ただ歩いてゆく旅

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2012年 11月 21日

牛之濱家の皆さんと 続き

【これまで歩いた総距離数】 3,931km

【現在地】 北海道 札幌市 実家で越冬中

【旅の行程】北海道 札幌市 ← 飛行機 ← 鹿児島県 鹿児島市 ゲストハウス














いちき串木野市へ行く途中、激しい向かい風の中出会った、日本一周中のチャリダー、ぷる男さん。
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ぷる男さんを見かけて声をかけた男性が、私達の話を聞いて差入れを用意して
声を掛けてくれた。
九州の人からの差入れ凄いなあ。
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長崎鼻公園に着いたのは暗くなってから。
ここは一泊の予定だったけど、翌朝風邪はひどくなっている。
何だかグズグズとした風邪が治らなくて2泊することにした

ここに着いた日の温泉で、10円のドライヤー代をケチってしまったことが悔やまれる。
あんなに寒い日の夜のお風呂上りで、食器を洗ったりしてたら、風邪も悪くなるよなあ。

ここで急遽、これからの予定が変わる。
今シーズン最後の目的地、鹿児島市内まではあと40キロ。けどこのあと雨が続くのと
すでにチケットを取っている札幌への飛行機に乗り遅れないため、そして私の体調がすっきりしないのとで
鹿児島へは荷物を持ってJRで行くことになった。
フミさんはまたJRで帰って翌日歩くと言ってくれてる。

そうと決まればパッキングだ。慌てて準備しているとき、さらに予定が変わる。
空港へ行く用事がある牛之濱さんが車でピックアップして鹿児島市へ送ってくれることになったのだ。
行く途中だからとは言ってくれるが、かなり遠回りになるのにわざわざ来てくれるのは申し訳ない。


ピックアップしてもらい、この地域の名産品の「まぐろラーメン」までご馳走になった。
漬けになったマグロが美味しい、スープとマグロがよく合うしご飯も合いそう。
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牛之濱さんの車に私のカートも積ませてもらって、鹿児島市のゲストハウスまで送ってもらった。
私とフミさんそれぞれに、美味しいパンとりんご、のど飴まで差入れしてもらって、もう感謝感謝だ。

牛之濱さんと別れて、ゲストハウスでチェックインを待っているときに桜島が噴火。
噴火するとは聞いていたけど、こんな街からすぐ近くに見えるとは考えてもみなかった。

ここでは、私達のブログをいつも見てくれていて、いつか会いましょうとメールのやり取りをしていた
鹿児島市のご夫婦と偶然出会い、それもまた驚きだった。
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そして翌日フミさんが雨の中、40キロ歩いてゲストハウスに到着。

その翌々日、今度は牛之濱さんの妹さん一家に招待してもらった。
牛之濱さんが車で迎えに来てくれて、妹さんの家に着くと、温泉へ連れて行ってもらい
タオルや着替えまで用意してくれている。
そして帰ってくるとまたしてもご馳走が!
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秋の優しい味栗ご飯は、お嬢さんが皮を向いてくれた。軟骨の揚げ物も美味しかったなあ。
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里芋は牛之濱さんのお母さんが畑で作った野菜。
これもまた味噌と絡まって美味しい。
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ご主人は学校の教頭先生をしていて、昔の暮らしの良い部分も伝えたいと生徒さんと焚き火をしたり
竹で箸を作ったりもされている。
興味深い話を色々聞けて、料理も美味しくて、自分達が楽しすぎると、ああ~~写真撮っていない!
牛之濱さんは、また車で帰り私達は泊めて頂いた。

牛之濱さんと、姪っ子さん。私は借りたジャージでお腹いっぱいご馳走になった。
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姪っ子さんと、妹さん、人懐っこいワンコ。
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そりゃあ「ゆっくり寝てくださいね」とは言われたが、調子にのって翌朝9時まで眠てしまうとは・・・。
しかし布団でぐっすり眠り、体調もイイぞ。
朝のストレッチ
わんこのチェックが入る。
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顔はヨダレだらけ。
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朝食も用意してもらって、私達は外でカートを送る為の準備をさせてもらった。
娘さんが作ってくれた卵焼きも美味しかったな。
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お昼までご馳走になり、ここからは牛之濱家のリレー。

妹さんが車で私達と大量の荷物を積んで弟さん家族の家へ
今度は弟さんの奥さんがバトンタッチして、先日改装が終わったばかりの牛之濱さんの実家へ送ってくれ
牛之濱さんのお母さんも乗せて温泉へ。
私達は温泉に入り、お二人はお墓と買い物へ。
その後私達をピックアップしてまた牛之濱さんの実家へ。

次は仕事から帰った牛之濱さんとバトンタッチで、弟さんの奥さんは家へ。
もう牛之濱家総動員で何から何までお世話になってしまったのだ。








実はこの日は牛之濱さんのお父さんの命日。
お父さんがいつも座っていた席に絵を置いて、食事した。

この絵は、数年前にお父さんが連れてきた旅人が、お礼にと描いたお父さんの似顔絵だ。
旅人は私達が歩いていた道を同じように通ったようだ。

優しそうな目をしたお父さんの似顔絵を見ていると、旅人もきっとこの家で温かく迎えられ
この席でお父さんと酒をの飲みながら、幸せなひと時を過ごしたんだろうと
想像してしまう。
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牛之濱さんのお母さんと、近所に住む友達ご夫婦と一緒に、またしてもご馳走。
そして楽しい時間だった。
お母さんの、阿久根弁がまたとてもいい。
私達はすっかりリラックス昔からの友達のような気分で食べたり、飲んだり、笑ったり。
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翌朝、牛之濱さんは車で数時間の空港まで送ってくれ、冬の間荷物を預かってくれて
おやつとお弁当まで用意してくれた。
本当に、本当にここまでしてもらってありがたい。
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それにしても、牛之濱さん、家族の皆さん本当にお世話になりました。
こんなに家族総動員でお世話になったのは始めてです。
姉弟、家族、姪っ子さんや、甥っ子さんもひっくるめて仲がいいんです。
み~んな親切なんです。
仲がいいですねと言うと、お母さんと牛之濱さんは、何度もうちは嫁と婿に恵まれてるのよ~と
嬉しそうに話してたのが印象的だった。

















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by ayumiaruki | 2012-11-21 20:27


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