ただ歩いてゆく旅

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2013年 05月 04日

種子島へ 宇宙センター見学

【これまで歩いた総距離数】 4043km

【現在地】 鹿児島県 種子島 宇宙ヶ丘公園

【旅の行程】
宇宙センター(9㎞)←宇宙ヶ丘公園←(23㎞)←ライダーハウスとまり木








さあ、そろそろ私達も「とまり木」を出発するか。
旅してて、感動したり、驚いたりしても後で記憶に残ってるのは意外なとこだったりする。
私が屋久島で一記憶に残るのは縄文杉でもウィルソン株でもなく「とまり木」だな。
まあ最初の一週間はここから一歩も外に出てないってのもあるけど、ちょっとした異空間だった。
でもOL時代だったら2日と過ごせなかったはず、多分ね。
あとはやっぱり縦走が楽しかったなあ。
私にとってはちょっとした冒険だったし、実際ハプニングもあったんだけど(ブログでは書けない!!)
食料の買い出しとか結構ワクワクしたな。








さてさて、フェリーが朝9時に出発するから、歩きの我々は朝5時半に「とまり木」を出発することになる。
ということは、ストレッチして、パッキングして、テントたたんで、トイレして、と逆算すると4時起きだ。
姉さんは、どんなに朝早くても一人ひとり見送ってくれる。
サバサバしてて、大阪弁で、几帳面な姉さんあってのとまり木だ。
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早朝の77号線。
ここは一度通った道だし、朝も早いし今シーズンから導入したアイテム、ipodで清々しい音楽聴きながら
歩いてみたんだけど、どーもフミさんのご機嫌が、ほんの少しうるわしくない様子だ。
やっぱり歩きながら一人だけ自分の世界に浸るというのは、二人の間に溝を作って良くないな
これはもうしないでおこう(反省)。
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フェリー太陽1時間ぐらいで種子島に到着
ここからテン場までひたすらダラダラとした上り坂、私もフミさんもまだ歩きの体になっていないのか
足取りも重く、カートも重く感じて長かった。
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種子島と言えば、宇宙センター。
地図で宇宙ヶ丘公園というのを見つけて、カッコ良さそうだから行ってみた。
特に宇宙的空間という訳じゃないけど、居心地の良いテン場だった。(詳しくは後日)
そしてテントを張ったのは使われていないゴーカート場。
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翌日はテント張りっぱなしで、宇宙センター見学に行くことにした。
たった9キロの道のりなんだけど、どーも体がだるい。また風邪か?
フミさんに聞くと「大丈夫、俺もダルいんや」
私達ってショボイくない?
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屋久島という小さい島に1,936mの九州最高峰の宮之浦岳があるのに対して、すぐ近くの種子島の
最高所は238mしかない。
すぐ近くにある島なのに気候や風土、地形は全然ちがう。
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やっと到着、かなり地味~な入口、ダイジョブか?。
札幌滞在中、兄と結構な本数の日本映画を観た。
私としては日本映画はどうも気分が盛り上がらないし好みじゃないんだけど、タスマニアから帰国していた
兄の特権で妹の意見は却下されるのだ。
それで「はやぶさ」を見ていたから、宇宙センターかなり楽しみだったんだけど。
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敷地内の海岸
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だんだん宇宙センターっぽくなってくる。
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お約束で
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「宇宙科学技術館」
人工衛星の実物モデルなど充実した内容で無料だ
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そして一日に3回宇宙センター内の見学ツアーがあるのだ。
しかも無料。
JAXAのバスで
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バスガイドさんまでいる、本格的なツアーだ。
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飛ぶことのなかったロケット。
これは実物。
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大型ロケット組立棟
車と比較すると大きさが分かる
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大型ロケット発射場
赤と白の塔は、避雷針なんだそうだ。
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綜合司令棟
「はやぶさ」はここから飛んでいないけど、あの映画と同じくかなり質素な感じ。
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と、興味深い内容なんだけど、私はもう限界。
ガイドさんごめんなさい、どうしょうもない眠気で爆睡してしまう。

世界に何箇所もある打ち上げ場のなかで、種子島は景観が美しいことで有名なんだそう。
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帰りは温泉まで、バスで帰ることになってて助かった。
私はまたしても爆睡し、気づくとフミさんも爆睡。
テントに帰ってからはフミさんが焼酎を飲んでいたかと思うと、つまみの「チップスター青のり味」を
手に握ったまま、こてんと眠りに落ちた。
どうやら、二人ともまだ体が歩き旅仕様になっていないようだ、風邪ひいたわけでもないのに、ここ数日
バカみたいに眠り続けている。
何年この旅していても、シーズン始めは変わらないんだなあ。
宇宙ヶ丘公園で休養するべし。

のどかな雰囲気の種子島。
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ロケットは別の場所で作られ、船で種子島の島間港に運ばれる。
そこからロケットの入ったコンテナは巨大なトレーラーに乗せられ、一般道を通って宇宙センターにやってくるんだけど

さて問題その①
この道にはロケットが通る為の工夫がされています。
写真にも写っている、その工夫とは何でしょう。
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問題その②
宇宙センターが種子島に選ばれた大きな理由が2つある。
一つは打ち上げる方向に障害物が少ないこと。
さて二つ目は?



温泉と買い出しの為に何度も通った、公園近くの道
どこへ行っても人が少なく、車もゆっくり走っていて、のどかな雰囲気も屋久島とはまた違う
私達としてはとてもリラックスできる感じの島だ。
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答え

その①
巨大なコンテナが通れるように、街灯やアンテナが高い位置に作られているのと、信号が可動式であること。


その②
ロケットの発射は、より赤道に近い方が、地球の自転を利用して少ない力で打ち上げられる。
だったら上記2つとも、沖縄の方が適しているだけど、宇宙センターの話しが持ち上がったとき
沖縄はまだ日本に返還されていなかったからだそうだ。


一緒に歩いている歩き人ふみのブログはこちら「歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編」

by ayumiaruki | 2013-05-04 00:19


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