ただ歩いてゆく旅

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2013年 05月 23日

素敵なおうち(フミの夢見心地な生活偏)

【これまで歩いた総距離数】 4173km

【現在地】 鹿児島県 奄美市 名瀬 うどん浜公園 5泊目

【旅の行程】
奄美市 笠利町←(13㎞)←龍郷町 どぅくさぁや館の裏













歩いてたどり着いた場所で、その土地で採れたつまみをさかなに、土地の酒を飲む。
酒好きの歩き人にとって、これほど嬉しいことはないだろう。
それが雨の日で屋根の下だったら、もうこれ以上何も望まないと言うに違いない。











窓の外は雨、3日間続いた。
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みきこさんのご主人やすひとさんは役場に勤めていて、地元であまり使われない食材を使って、新しい商品を
生み出すというとてもやりがいのある仕事をしている。
進学のため一度は島を離れたが、こよなくこの島と釣りを愛し、晩酌はもちろん島の焼酎という
やすひとさんほど、この仕事に適した人はいないだろう。
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ネーミングやラベルを考えるのも、やすひとさん。
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昔から伝えられている島の食文化も取り入れたつまみなどを作るには、地元漁師や
その奥さん達の協力も欠かせない。
やすひとさんの熱い気持ちが伝わったのか、地元婦人会もどんどんアイディアを出し、予想していた以上に
利益のあがる商品も出はじめ、この週末も集会を開くそうで、かなり盛り上がっているようだ。

上記写真2品とイカのつまみ。
この3点をつまみセットとして売り出したいと考えている。
このイカと島の味噌を使ったつまみが、絶妙に焼酎に合うんだなあ。
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そんなわけで、みきこさんの手料理と、やすひとさんお勧めのここでしか味わえない珍しいつまみや
美味しい焼酎などをちゃっかり頂くフミさんは、まさに夢の中。
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焼酎の数々はフミさんのブログに詳し~く載っている⇒⇒⇒「奄美を愛する男」
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今が旬のもずくと、きびなごの天ぷら
生もずくを天ぷらにしたもので、食感がコリっとしていて美味い。
普通店に流通しているのは、塩漬けしたもので、生のもずくというのは味が全然ちがうそうだ。
どうしても食べて欲しいと、やすひとさんが仕事先から持って帰って来てくれた。
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あく巻き
木灰のアクと、もち米で作るおやつ。
どんな味なんだろう?想像がつかない。
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黒糖ときなこをかけて食べる。
優しく、懐かしい味だ。この味も、すこし経つとやみつきになる。
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「とびんにゃ」という貝、地元のお店でも茹でて冷凍したものが手に入る。
島の居酒屋でつき出しの定番といったらこれ
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一度口に入れると、もう止まらない。
九州醤油とマヨネーズを付けるのがお勧めなんだそう。
幸せ絶頂のフミさん、これだけでも充分贅沢なのに
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昼間っからバスタイムですか!?
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しかも!!海を見ながら!
そうなんです。2階のユーティリティーにはこんな素敵なバスルームまであるんです。
これが夢だったという、やすひとさんでさえまだ2回しか入っていないというこのお風呂。
こんな姿を見たら、あび~る館の人達暴動起こすんじゃないですか?フミさん大丈夫?
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ハイ、スライドショーぐらいしか出来ないけど、ちゃんとしましょうね。
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練習無しだったんで、あまり上手には出来なかったんだけど、真剣に聞いてくれたお二人。
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雨の日を過ごさせてもらった4日間は、夢のようにあっという間だった。
会ったこともない私達を4日間も泊めてくれて、いつもいつも書いていることだけど、本当にありがたいことだ。
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二人とも、一度は島を離れているが、戻ってきてこの島でのゆったりした生活を楽しんでいる。
島で暮らすってどんなだろう?
野菜や海の幸にも恵まれ、塩や味噌も醤油も島で作られていて、島の人達も積極的に消費している。
私が思っていたより物価も安くて、住みやすそうだ。
ただ乳製品だけは別で、台風の予報があると、店という店の棚から牛乳が消えるそうだ。
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島でよく見かける光景
一台のチョー遅い車(大抵おじいちゃんかおばあちゃんが運転している)の後にずらーーと
列になっている車。
追い越すわけでもなく、クラクションを鳴らすわけでもなく、不思議なくらい列になってゆっくり走る。
そうのんびりした環境は子供に悪いわけがないように思う。
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こちらがお世話になっているといのに、おやつまで用意してくれていたみきこさん。
九州醤油味まである!!
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思ったんだけど、あび~るの奥さんも、みきこさんも、しっかりと自立していて、好きな仕事があって
家庭もやりくりしつつ、どうしてそこまでというくらい親切にしてくれて、その親切に情というか母性みたいなの
を感じるんだなあ。
牛ノ浜さんの紹介というのは偶然じゃあないよなあ、やっぱり人は人を呼ぶものなんだろうか。
うまく言えないんだけど、3人の方と出会って、何か同じものを感じるんだなあ。
同じものって何って言われると、そこの肝心なところが上手く伝えられないんだけど。
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天気も回復して、さあ出発だ。
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by ayumiaruki | 2013-05-23 18:00


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