ただ歩いてゆく旅

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2014年 03月 18日

30年を3分で飛び越えた

【これまで歩いた総距離数】 5,217km 
【現在地】北海道 札幌市 実家
【旅の行程】 徳島県 阿南市 フミさん実家にゴール


                    




 

札幌での出来事も、ぼちぼち更新してゆこう。

旅とは関係ないけど、日記でもあるしね。

  

 

 

 

 

 


 

私は道庁に勤めていた父の仕事がら、小学校の頃から3年に一度は引越しして北海道各地に住んだ。

その中でも函館から、さらに遠い松前は忘れられない町だった。

 

引越しした初日から衝撃で、家に挨拶に来た近所のおばさんは

「ちょっと奥さん、1万円貸してくんねが?」と言い放ち

(それから近藤家では「1万円のおばさん」という、あだ名がついた)

 

前の学校のブレザーを来て、登校した兄は「お前、こんなの着てなにカッコつけてるんだ」と
喧嘩をふっかけられ、ブレザーがビリビリになるまで格闘して帰って来た。

 

小学5年生の私は下校時、小高い場所で待ち伏せしていた女の子に雪玉をぶつけられた。

いったいなんて所なんだ。
こんな歓迎をした町は今までどこにもなかったぞ。

 

けれど松前の人は、一度親しくなると血を分けた兄弟のように親身になり情が厚かった。

家族それぞれが忘れられない親友を作り、めいっぱい楽しんでいたのを覚えている。

近藤家の思い出の場所なのだ。

私の親友になったのは、あのやんちゃな雪玉少女。

 

 

 

  


 

 

その松前の小学校で記憶に残っているのは、まん丸の目をして、勉強が出来て、いつも何か面白いことをしては
女の子をからかっていた長岡君。

男の子からも慕われて自然とリーダー的な存在になっていたけど、リーダーぶらなくて、それでも正義感みたいな
ものを感じさせるところがとても印象的だった。

呉服店の息子だった彼は、皆が当然のようにストライプのジャージを着ている中、トラッドでおしゃれな服装で
そんなところも子供の頃の私には、何かが違う特別な存在に見えたのだ。

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一方私は、自分でどんな子供だったかよく分からない。

小学6年生の写真。

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松前も3年で引っ越すことになった。

それからも何度か転校、引越しをしたけれど心の何処かに、あの松前町の思い出と特別な少年、長岡君の面影があった。

会ってみたいけど、仕事や家庭のグチばかり言うような人になってたらどうしよう?

まあ人生なんて所詮こんなもんだよと、すべてに諦めた人だったら?

悪趣味なネクタイに、ヴィトンのポシェットとか持ってたら?

これはかなりショックなことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、その長岡君から、思いがけずこのブログにコメントがあって再会することになった。

30年ぶり。  

緊張の再会だったんだけど、会って3分で心は小学校時代にタイムスリップしてしまった。

長岡君は広告代理店でコピーライターの仕事をしていて、CMなんかも作ってた。

肩書きは「エグゼクティブクリエイティブディレクター 本部長」という舌かんじゃいそうな

偉い人になっちゃって。

でも、それより何より小学校時代と変わらず、人を巻き込み惹きつける魅力そのまま、生き生きとしてて

とても幸せそうだったのが嬉しかった。

そういえば子供の頃から面白いあだ名を付けたり、変な歌作ってたり、あれって実はクリエイティブな

少年の始まりだったのかな?
あの、腐った弁当の歌が?ハンバーグステーキのあだ名が?

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43歳、お互いに「今、幸せなんだ~」と言える人生を送っているというのはきっと素敵なことだよね。

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で、同級生というのは酔っ払って悪ふざけするものだ。

変な顔で写真撮ろーー!

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 で、女の子が嫌がるまで、しつこく悪ふざけするところも変わらないようだ。

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後日、私の苗字が変わったのもあって、長岡君が新しい名刺をデザインしてくれることになった。
それとキャッチコピーも。
あいたん(私のあだ名)も何かアイディアを出してみてということだったので、私が何か描いてと言われると
描いている足跡マーク送ると、その日のうちに数種類のデザインが送られてきた。早い!!
その中で決定した名刺の裏デザインがこちら。

長岡君からのコメントには
足跡のイラストでビジュアルを作ってみた。
人の間をぺたぺた歩いて、A(あゆみ)になる。ってかんじのビジュアルです。
ほっつき歩いているかんじです。


とあった。
とっても気に入ってる。

同級生の活躍は刺激になるね。
ブログをしていなかったら、こんな再会も実現しなかったんだろうなあ。
で、そのブログ、今回のタイトルは内容を読んだ長岡君がつけてくれました。
こういうのも楽しいね。









 
                       あゆみ、つづける。

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by ayumiaruki | 2014-03-18 23:45 | Comments(4)
Commented by iyago at 2014-03-19 17:50 x
素敵なデザインですね。
Aが微笑んでいますね(^^)
Commented by 結婚おめでとう。 at 2014-03-23 23:33 x
いつか長崎で出会ったベビーカー連れのものです。久しぶりにどうされてるかなあと思ってサイトをのぞいてみました。お元気そうでなによりです。台湾には、気をつけて行ってきてください。
Commented by ayumiaruki at 2014-03-24 22:13
iyago さんへ
ありがとうございますって、私が言うのも違うか。
でも凄く気に入ってるから嬉しいです。
「Aが微笑んでいる」 iyago さんらしいやさしい表現ですね。

トーセイ先生の記事凄く良かったです。
現在のトーセイ先生の写真楽しみにしてますよ~。
Commented by ayumiaruki at 2014-03-24 22:17
結婚おめでとう さんへ
公園で出会った、息子さんをベビーカーで押しながらランニングしていたお父さんですね。
お久しぶりです。覚えてくれてて嬉しいです。

あの公園は、工事のおじさんも親切で、テントと荷物は
見張っておくよって言ってくれたの覚えてます。

コメントありがとうございます!


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