ただ歩いてゆく旅

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2017年 09月 16日

ハイウェイにして良かったと思うなんて!


【カナダを歩いた距離】                  1,296km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km


On the Trek across Canada on foot Stage3

Kelowna 👣👣 Calgary

【Distance in Canada】 1,296㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Banff Alberta Canada

【We are now in】
Invermere BC.Canada


Day 117122

Cranbrook→Bus→Marysville→18㎞)→Highway 95A Rest area→28㎞)→Skookumchuck →44㎞)→Aki&James's House→33㎞)→Invermere 



Day 117
まったりと起きてキャンプ場を出発。バス停で待つこと30分、、、1時間、、、バス来ない!
時間が変わったそうで、1時間半待って次のバスに乗る。数日前に歩いた町まで戻って、やはりまっまりとハイウェイを歩き出した。
空は煙っていてずーっと同じ景色。あ〜あ、テンション上がらないなぁ、、、。
10月からスノータイヤがいるって?もうすぐじゃん!

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テントを張る場所がなさそうだったけど、以前に私達が歩いているのを見かけたと言うおじさんが、良い場所を教えてくれた。
もう少し暖かかったら泳ぐのになぁ〜。

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Day 118
翌日も同じような景色で写真は一枚も撮らなかった。
何だか疲れてしまい、二人とも休憩中にマットの上で眠りこけてしまう。
寝ぼけて歩いていたら、一台の車が停まった。手を振りながら走り寄って来てくれたのは、カナダ在住日本人のハルカさんと、たまたまカナダに旅行に来ていたご両親。
私達がトレイルを諦め、ハイウェイルートに変えた事を知って、フミさんのブログにコメントをくれていたのだけど、この日は偶然の出会いだった。
ちょうど私達の話をしていたそうで、偉く感動してくれて、私達もちょっとテンション上がってきた。
でも寝ぼけてて、写真撮り忘れた、、、。




Day 119
キャンプ場で目覚める。
ハルカさんから『カナダ横断中の日本人が近くを歩いているらしい』と、ハルカさんから聞いて連絡をくれたアキさんが、今日の夜は雨だからと気を遣ってくれて、わさわざキャンプ場に迎えに来てくれた。急いでテント撤収!!

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アキさんと、パートナーのジェイムズは「日本人が近くを歩いているのに無視はできないでしょう、丁度友達が泊まりに来ているし一緒にどうですか?」と私達を家に招待してくれたのだ。何だか楽しくなって来そうな予感〜〜。

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車で30分ほどの場所にあるお二人の家は、広〜〜い敷地の奥にあった。
えーーっ!あれ?あれなの!!広すぎてよく見えません。

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ここよりさらに広いリビングが隣にある。広いし、木のぬくもりが心地いいから、とっても落ち着く。

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ベランダからは、何と何と!!ロッキーがどっかーーーんとダイナミックに見えるではありませんか!
うぉ〜〜テンション一気に上がったーーーー!!昨日までのまったりはすっかり吹っ飛んだーー!煙もなんだか飛んでったーー!
そして驚くのはこれから、ロッキーの前に流れるコロンビアリバーまでが家の敷地。

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さあ!行きましょう。
家の周りの敷地内をぐるっと歩いて川へ向かうと、日本では考えられないようなプライベートエリアが、、、、。

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川辺には貨車が走っていた。あ〜なんと素晴らしい。
前に住んでいた人が、山火事で燃えてしまった家を改装中に手放すことになり、その改装や敷地内にある大量の廃棄物整理をすること前提で借りているそうだ。
いやぁ〜この大自然の中で、調和しながら暮らす生活は本当に羨ましい限りだ。

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アキさんの友達ナミコさんは、私達がロッキーを越えて向かうバンフ在住。バンフの情報を色々教えてくれた。月曜日までアキさん宅に居るので、今日は私達を含めた5人でバーベキュー。ジェイムズは何と何と、今日の為に新しいバーベキューグリルを買いに行ってくれて。

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何と何と!!!神戸牛を買って来てくれたーーーー!!
うわーうぉーカナダで神戸牛!日本でも食べたこと無い!
有馬温泉で働いてたけど、食べたこと無い!神戸出身のアキさんも滅多に食べれなかった神戸牛。

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「手伝うよジェイムズ」「いや君達は疲れているから今日は寝ていた方が良い」と言うお言葉に甘えて昼寝させてもらっている間に、着々と準備していたジェイムズとナミコさん。ありがとう。
トウキビはダイナミックに皮ごと焼くと美味しい。

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夜まで仕事のアキさんが帰って来てから、それぞれの好みの焼き具合で神戸牛を焼いてくれたジェイムズ。これまた皆んなの焼き加減好みが見事に別々なのに、さすがだなぁ。私は血の滴るようなレア!
ツナに、オーガニックのコーン、エビ、ポテト、黄色い豆、ワインもオーガニックで、特別なチーズまで開けてくれたジェイムズ。

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Day 120
さらに翌日は、アキさんが仕事を抜けて私達を温泉に連れて行ってくれ、バンフでの温泉チケットまで頂いてしまった。
この辺りは温泉の出る地域だけど、歩きだったら遠回りになるから入れなかったかもしれない温泉。日本のとは違ってプールのようになっていて、これまた贅沢なことに、ロッキーを眺めながらなのだ。

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今日は鹿肉とパスタとサラダ。毎日ご馳走だ〜。
何だか何もしていないなぁ、私達。

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Day 121
翌朝は早いのにジェイムズがキャンプ場まで車で送ってくれ、私達は荷物無しで2人の家まで歩くことが出来た。

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ハイウェイ沿いは、1ヶ月ほど前に燃えた跡がはっきりと残っている。

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電信柱は燃えてしまったままだ。こうして間近で見ると油断出来ないと改めて思う。

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炭酸水を差し入れしてくれたのは、山火事パトロールの人。「雨が降ったけど山火事はどうなったの?」『まだまだ燃えてるよ、昨日ロッキーを越えようとした男がいて、俺は引き止めたんだよ」と、かなり気になる発言。う〜んハイウェイでも微妙なのかなぁ。

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『ファイヤーキャンプ』は山火事の消防士が待機している場所。ヘリは出動中で無かったけど、広い敷地に機材などがあった。

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順調に進んでる。荷物が無いとこんなに楽なのか。

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溜まっていた疲れもとれて、歩くのが楽しい。

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今日の歩きは、他にも楽しみがあった。
昨日の夜に、残った神戸牛でサンドイッチを作らせてもらったのだ。

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神戸牛に粒マスタード、バター、マヨネーズも普段持っていない調味料だからランチが楽しみだったんだ〜。

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ベッドで寝るのも1ヶ月ぶり、美味しいご飯に、温泉まで入って、ランチは神戸牛サンド、車で送ってもらって荷物は水だけ。
これだけ揃って歩かない訳にはいかない。
快調、快調、カナダ最長の44km歩きで家に到着。

家の近くまで自転車で迎えに来てくれたアキさん。ジェイムズは冷たいビールを差し出してくれ今度はなんとサーモン!!
ジェイムズがバーベキューグリルで焼いたサーモンは、ハーブとレモンの風味がたまらない。
アキさんとジェイムズは、ナミコさんをバンフまで車で送って来てから、こんなご馳走を用意してくれていたのだ。
アキさんはお料理上手で、野菜たっぷりヘルシーなのにシソ味噌の味付けとか日本人の急所を心得ているんだなぁ〜。ビートは今度私も使いたい食材、すっかり気に入ってしまった。
コーンのパンはジェイムズ作。

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そうアキさんのパートナー、ジェイムズは美味しい肉やサーモンを焼くだけにはとどまらず、パンも焼くし、縫い物もするし、ゴルフもスキーもする。以前はアイアンマンと言って、ビンディングの鉄鋼の組み立てもしていた。今は橋を作る特殊な仕事をしているタフガイだ。でも1番の趣味はハンティング。

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銃だけじゃ無くボーガンもこなす。テントは持たずにハンモックで山に3日、4日過ごす事もあるし、獲物を仕留めたら数時間かけて解体し、持ち帰る。エルクなら後ろ足だけで50キロ以上。
こう書くと日本ではきっと怖い人だと思われるだろうけど、彼ほど心優しい人はいない。
彼のハンティングは食べる為の肉だけ。自然を愛し、その自然の中の生き物を尊重している。
彼のハンティングや、アラスカ近くで暮らした話は本当に興味深かった。
彼の事は、またいつかじっくり書きたい。

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2人には5日間、車で送り迎えしてもらい、食事もご馳走になってすっかりお世話になった私達なのに、ロッキーを超えるには良い食料が必要だろうと、こんな素晴らしい行動食までプレゼントしてくれた。
ちゃんとジップロックで2つに分けたトレイルミックス、チーズ、ドライフルーツ、私達が好きなコーヒー味のチョコボールに、エナジー食、トレイルバー、豆、味噌汁。これだけでも凄いのに、ジェイムズは翌日ビーフとターキーのジャーキーまで買って来てくれた。

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見るからに美味しそうなジャーキーだ。どれも品質の良い食材を使った高価なものながすぐ分かる。
心づかいが嬉しくて胸いっぱいで、言葉が出てこなかった。

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翌日も荷物を置かせてもらったまま、2人の家から次の町まで歩いた。ランチはサーモンサンド!!次の町ではまた別の連絡をくれていた日本人の方に送ってもらった。こんな待遇を受けてしまっていいのだろうか。

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早朝はもう寒い。

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大和なでしこなのに、気さくで心の広いアキさんと、タフガイだけど実はシャイなところもあって、小手先じゃ無い本物の優しさを持っているジェイムズはピッタリなカップル。2人のバランスが凄く良いのかな?
トレイルを歩けなくなって、あんなにがっかりしていた私達だったけど、ハイウェイルートにしてこんな出会いがあるなんて、分からないものだ。
私達が行こうとしていたトレイルの町のうち2つは、近くの火事が大きくなり避難勧告が出て、町の人はどんどん避難しているそうだ。トレイルにしていたら私達も慌てて逆戻り、避難する車は荷物で一杯だから乗せてもらえたかどうか。
だから安全面でも本当にハイウェイにして良かったのだ。

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そして出会いと驚きは、まだまだ続いていた。
それは次回!
アキさん、ジェイムズ本当にありがとう。



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世界最長の『トランスカナダトレイル』を基本に、夫婦でカナダを横断しています。


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by ayumiaruki | 2017-09-16 12:37 | 旅日記 | Comments(4)
Commented by tennen at 2017-09-18 07:27 x
涙が・・・・出ちゃった。。。

いい話しぞねぇ。
Commented by ayumiaruki at 2017-09-21 12:46
tennen さん
いやぁ、泣けてくるてましょ。たくさんの行動食を受け取った時は、思わずうるっときてしまって、アキさんも、もらいうるっときてしまって(笑)何より気持ちが嬉しい。ふみさんがダウンした時、トラックで現れたtennen さんを見上げた時もうるっときたけど(笑)颯爽とカートを積んでロープで固定してくれたなぁ。部屋には、お盆におやつを用意してくれてた。う〜ん次々と思い出す。
Commented by こうのなおこ at 2017-09-21 18:25 x
なんかもう、色々素敵すぎますね。
Commented by ayumiaruki at 2017-09-24 14:02
なおこさん
ですです。家も素敵だし、景色も素敵だし、そこに住むお二人も素敵だし、2人の心遣いも素敵なんですよ。


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