2017年 10月 08日
【カナダを歩いた距離】 1,482km 【これまで歩いた総距離数】 6,258km On the Trek across Canada on foot Stage3 Kelowna 👣→👣 Calgary 【Distance in Canada】 1,482㎞ 【Total distance 】 6,258㎞ 【We are going to 】 Calgary Alberta Canada 【We are now in】 Cochrane BC.Canada (Day 129〜 133 ) ロッキー越え②キャンプ場近く→(34㎞)→ロッキー越え③ゲリラキャンプ→(38㎞)→ロッキー越え④Johnston キャンプ場→(30㎞)→Banff→(26㎞)→キャンモア(リエコさん宅) 『千里の道も一歩から』老子の言葉で始まる記事はちょっと意外だった。若い女性記者は最速の取材だったけど、私達の動画にも目を通してくれていたようで、こんなに丁寧に書いてくれていたとは。 Day 129 さてさて、やっとの思いで到着したバンフのキャンプ場だったけど、さ〜ぶ〜い〜。 何だこの冷えのみは?この気温、北海道の初冬じゃないか。秋はどこへ行ったんだ〜? ついこの間まで、つねに食料を日陰の場所に移動して置くのが重要ポイントだったのに、外に置いた水が凍ってるわ。 キャンプ場はトイレが一番温かい場所で、そこで長い時間を過ごした。まぁ2時間くらい?どうしたらそんな長い時間トイレで過ごせるのか? 爪切ったり、前髪切ったり、その後周りをキレイに掃除して、割れた指先(フミさんは踵が割れてた)をヤスリで削ったり。人がいない時にストレッチしたり。 ユタ州にいた時も乾燥とキャンプで指先が割れてしまったな。 Day 130 翌日は、ハルさん夫妻の紹介でバンフ在住のウダさん家族の家に泊めて頂くことになった。 キャンプ場の冷え込みはさすがに厳しくて有難い申し出だった。 ウダさん家族の家に到着して、もう一度住所を見直して「ここじゃ無いよね、、、」また確認。 屋根の下と言うだけでも幸せなのに、バンフの町並みに映える木や石の素材を使った、堂々としていながらも美しい家だった。暖炉、地下の映画観賞ルーム、そしてホテルのような個室でゆっくりさせてもらい、、、、。 写真一枚も撮ってないーーーーー! あ〜完全に、ほ〜っとし過ぎた私の失態だ。 ウダさん宅では、前日の激さむキャンプとは打って変わって、温かく快適に過ごさせてもらった。さらに壊れてしまったカートの処分もして頂き、翌朝は奥さんがネットで中古のカートを見つけてくれた。 後日ウダさんに送ってもらった家族の写真。 とっても絵になる素敵なウダさんファミリー。 ウダさん宅を出発して、アキさんに頂いた温泉チケットで温泉に行こうとしていたけど、寒くて断念。バンフのマクドでネット作業することにした。バンフの街並みに(必死に)溶け込んでいるマクドナルドの写真。 溶け込んでいないのは私達だった、、、、。 (これはバンフに到着したときの写真) Day 131 翌日はアキさん宅で出会った、なみこさんの家に泊めてもらい、私達のキャンプ食にお付き合いしてもらった。ワインを飲みながら話しが尽きなくて、、、、、。 あーまた写真一枚も撮ってないーーーーー! なみえさ〜んまた次回ね。 Day 132 翌朝、キャンモアの町に向かって歩く。寒さも少し緩まったし、ザックを背負っても一日で行ける距離だ。 途中でウダさんが見つけてくれた中古のカートを出品していた家に寄る。なかなかいい感じだ。その場で現金を渡し売買成立。またカートの旅になった。 バンフも綺麗だったけど、キャンモアはずどーーーんと広くて山のスケールも大きく見える。一目で2人とも気に入ってしまった。 半年ほど前にブログにコメントをくれていた、リエコさん宅に到着。 お二人とも仕事が終わってから、一緒に料理をするのが日課。旦那さんのデリックは料理の腕前がプロ級で、気軽にシーザーサラダのソースや、リブステーキのソースも手作りする。時間がかかっても2人でお酒を飲みながら、料理の時間をコミュニケーションの時間と考えて楽しんでいる。 パスタ大好き!ソースから作っているから美味しい。 Day 133 デリックさんは仕事が忙しい時期で、週末も仕事だったのに、翌日は外のバーベキューグリルでリブステーキを作ってくれた。 これがまた美味いんだなぁ。なんか最近美味しい料理を頂いてばかりだ。 ワインをサーブしてくれているのは、ゆうき君。デリックさんは、15年間ガイドの仕事をしていた。リエコさんもその会社の経理事務などしていたので、その会社のガイド見習いさんをホームステイさせているのだ。 私達はこの後、3泊くらいでバンフ周辺のトレッキングを計画していたから、ベテランガイドと新人ガイドのアドバイスがありがたい。 それだけではない。今は大工の仕事をしているデリックと、別の会社で働いているリエコさんは、今年アメリカのメイン州からバミューダ島まで、ヨットで渡る旅をしている。メンバーは2人の他に、友人とその父親80歳!! 5日間の予定が悪天候で10日になり、ヨットは昼も夜も激しく揺れたまま、ほとんど食べれず寝れず。強風でマストを支えるワイヤーが弾け飛び、帆が使えなくなった。帆がダメならエンジンで進むしかない。しかし肝心なエンジンも壊れてしまい、陸地が近づいてもヨットは全く動かない。4人の体力、精神状態はもうギリギリ。 でも最後にデリックが根性でエンジンを修理して、なんとか遭難はまぬがれたそう。 そんな経験からリエコさんは、歩いてカナダを旅している私達も大変だろうと、何か力になれればと連絡をくれたのだ。 この写真は港に着いた翌日。前日とは違うんだろうなぁ。 そんな言葉に甘えて、リビングでくつろぐフミさん。 日本からの荷物受け取り先も、ここにさせてもらった。 リエコさん宅から歩いて5分くらいの散歩道。景色も見た通り素晴らしいけど、周りの家もこの景色と調和している。よく、はいはいゴージャスなのは分かりましたよって言いたくなるくらいイヤミな豪邸があるけど(主にアメリカで、、、)ここは新築するときの基準が厳しく、家全体の何%に石の素材、木の素材を使わなければならないという厳しい規定がある。歩きながら家を見るのが好きなんだけど、景色と家の両方がこんなにも素晴らしい散歩道はそうない。 家にも詳しいリエコさん。それもそのはず2人の次のチャレンジは家を作ることだ。一週間前に土地を購入したばかりで、もちろんプロに任せる部分もあるけど、大工で勉強熱心なデリックさんなら根気よく家を作るに違いない。 実はインバーミアでお世話になった、みちよさんがカナダに来てガイドを始めた頃のボスが、デリックさんだった。カナダでは珍しく(悪い意味ではない)仕事に関してはとても真面目で厳しいボスだったと、みちよさんが懐かしそうに話してくれたっけ。 家を作り、1年くらい住んだら2人とも今の仕事をリタイヤ。そしてなんとその家を売って、ヨットを買い、今度はそのヨットに住みながら世界各地をセーリングするのが2人の計画。 家の中の本や雑誌を見ただけで、2人が家を作る為に、どれだけの時間を費やしているか分かる。難しい本には、いたるところに付箋やラインが引いてあり、何度も作り直しているであろう図面の数々が山積みだ。 住む家に執着はなく「それより2人ともそろそろ新しいことにチャレンジしないと」というリエコさんの言葉には私達も、かなり刺激を受けた。 もともとデリックさんはヨットマンで、日本に住んでいるときに登山にはまり、カナダに戻ってからガイドの資格を取った。ヘリスキーガイドをしているときに、ヘリが落下して九死に一生を得たことがある。 半年くらいはヨットに住んでいた経験があるお2人だし、きっとこれこらも面白い生き方をするんだろうなぁ。 一緒に歩いている歩き人ふみのブログはこちら ふみの動画ページはこちら(読者登録よろしくね」
by ayumiaruki
| 2017-10-08 07:17
| 旅日記
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近藤あゆみ
06年札幌で日本徒歩横断途中の 「歩き人ふみ」のスライドショーを見に 行ったのがきっかけで、お付き合いを 始める。 08年17年間勤めた会社を退職し 長野県よりふみと一緒に歩きはじめる。 以前の記事
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