ただ歩いてゆく旅

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2019年 04月 18日

自分の体を見つめ直す(その2)術後の腰痛

【カナダを歩いた距離】                   4,081km
【これまで歩いた総距離】              10,071km

On the Trek across Canada on foot Stage2

Calgary 👣👣 Thunder Bay (到着済)


【Distance in Canada】 4,081㎞
【Total distance 】 10,071㎞

【We are now in】
Japan Tokushima (Fumi’s Hometown )


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ブログは前回からの続き
脊椎側弯症で背骨を金属棒で固定する手術をした後。


退院前、先生に一つだけお願いした事がある。
「先生息が苦しい」
先生は、少しでも呼吸しやすいようにと、ギブスの胸半分とお腹のあたりを、タヌキみたいに、まあるくくり抜いてくれた。

今現在の息苦しさは、このときから始まったようだ。

術後、6ヶ月間は首からお尻までギブスで固定したまま過ごしたけど、このギブスの時の写真は1枚もない。
本当に不恰好なダルマみたいだったから、両親も可哀想で撮れなかったのかも。

ギブスが取れてからは、胸から下だけのコルセットに変わって、成長が止まる19歳頃にやっと、そのコルセットからも解放された。

と言うことは、、、。
私は11歳から19歳までの8年間、体が一番成長する時期にコルセットかギプスに体を固定した直立な姿勢のまま成長したわけだ。

なのにリハビリもないという、、、。

そりゃあ、固定されていない部分の背骨も曲がらなくなるよなぁと、それだけ腰に負担がかかるなぁと、今これを書きながら思う。


34歳頃の私の腰。
これ見てすぐに「あっ!MRI画像」と分かったアナタはヘルニア友達、略して「ヘルトモ」

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20代は、体に良いからと水泳をしたり、ジムでエアロビ(お〜懐かしい響き)をしたけど、ギックリ腰、整形外科でのブロック注射、そして鍼灸通いは私の定番コースになった。

オフロードバイクにも乗ってた。(腰に悪い?)

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評判の良い整形外科、整骨院、凄腕の鍼灸、太極拳の先生や、整体師にも、体を診てもらった。
先生の技術と、知識、そしてなによりも「なんとかしてあげたい!」という先生の気持ちの温度差はそれぞれで、ビジネスライクな人だっている。
自分も体の仕組みをよく知って、行く場所と人は選ばないといけないと痛感した。
鍼灸の加藤先生は、知識も経験も豊富で、21歳のとき始めてギックリ腰になって34歳まで、何度も脂汗を流して運ばれお世話になった。
加藤先生には、学校かっ!てくらい東洋医学的な体のことを色々教えてもらった。





これ見て直ぐに「おっ!結構圧迫してるじゃん」と思ったアナタは上級ヘルニア友達。同じく34歳頃。

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そして35歳の時にフミさんと出会い徒歩の旅に出る。
こんな体なのもあって心配されたけど、体自体はかなり強くなった。(ついでに精神面も図太くなった)

カナダでは久しぶりに腰を痛めて歩けなくなり、何人かのフィジオセラピストに診てもらった。
彼らは、私がカナダ徒歩横断中と知って、それは早く歩けるようにならなきゃと、親身になって腕の良い人を紹介してくれた。



日本で散々通院した私的な、日本とカナダの違い。

《日本》
話しやすく、リラックス出来る雰囲気作りをしてくれ、こちらの気持ちや、距離感を察しながら進めてくれる繊細さと丁寧さはやっぱり日本クオリティ?

《カナダ》
自分がどれくらい痛くて、どうして欲しいかを、まずハッキリと伝える。

じゃあ、今日はこんな治療をしてみて、これからこうして行きましょう!どお?
そうだね、それが良いと思う。

そして、いきなりの親友距離感!
敬語とかないし、この親友距離感が楽。


まだ腰痛くて顔引きつる。

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最後に受けた、タトゥーのクールなカナダのフィジオセラピスト。
旅して進みながらだったから、色々な地域や人に治療してもらった。
事情を説明したら、それなら!と紹介してくれた人で、彼はプロフェッショナルだった。

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「君の靴底多分こんな風に減ってるはずだよ」

靴底?、、、、後でみたらドンピシャリな減り方だった。

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足は、バックカントリースキーで転んで捻挫して以来、大きなケガはしていない。
レントゲン写真って美しいと思うのは私だけ?

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まあ体は強くなったけど、問題も残ったままだ。

①背中、肩、首の張り
②ぎこちない歩き方
③呼吸が目一杯吸えないこと

どれも緊急じゃないから、病院へ行くほどでは無いけど、いつも気になっていることだ。

札幌に帰った時に、兄が理学療法士であり、ヨガの先生でもある『ハマ先生』のところに通っていて、何かと言えば
「ハマ先生がね〜凄いんだよ、いや、ハマ先生はこう言ってたもん、、、ハマ先生」とうるさく言うではないか。


「ほんとあの人凄いんだって!お前も一度診てもらったら良いよ、絶対何か発見があるからさ」

実はヨガは、いかにも私みたいな人がしそうなイメージがあって、「いかにもだから」という理由で遠ざけていた分野でもあったから、どうしようかなぁ〜と思いつつ。
歩く総合病院と言われ、人生で自撮り撮影より、レントゲン撮影の方が多く、今まで4度の手術を受けている兄がそんなに熱く語る、ハマ先生のところへ行ってみることにしたのだ。


さて、さて、ハマ先生ってどんな人なんでしょう?
続く。



レントゲン写真なんて、健康診断の時しか撮ったことないわ、という健康な体の人も、MIRのあの音何とかしてくれー緊張するわ、と思ってるヘルトモも、ポチッとね。

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by ayumiaruki | 2019-04-18 23:38 | 旅日記


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