ただ歩いてゆく旅

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2018年 10月 10日 ( 1 )


2018年 10月 10日

寒さが辛くなってきた

【カナダを歩いた距離】                   4,081km
【カルガリーから歩いた距離】           2,454km
【これまで歩いた総距離数】            6,258km
私のカナダの距離は上記からマイナス     268km

On the Trek across Canada on foot Stage2

Calgary 👣👣 Thunder Bay (到着済)


【Distance in Canada】 4,081㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Marathon Ontario Canada

【We are now in】
Terrace Ba Ontario Canada



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【14Km】
ニピゴンのキョウコさん、タックの家を出発して3日目。

先住民居住区に住んでいる夫婦の家に、テントを張らせてもらっていた。
今日はもう出発出来ないかと思ったけど、午後から止んだから、少しでも歩いておくことにした。

「なかなか出発出来なくてすみません」
と、家の人に一言伝えに言ったら

「明日でも、明後日でも、いつでも良いさ、気にするな」
と言って、好きなだけ持っていきなさいと、水ボトルの束を置いていってくれた。
一見ぶっきらぼうな感じだけど、やっぱり親切だ。

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歩き始めは、降ったり止んだり。
しばらくしたら空も明るくなって、スペリオル湖がどかーんと現れた。
ここは歩いてて気持ち良かったなぁ。

大きいスペリオル湖だけど、私達の歩いている辺りは、突き出た半島が邪魔して、なかなか、どかーんとは見えなかったのだ。

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「いやぁ〜晴れて良かったね」と言った3分後には、また雨が降るという相変わらずの天気。
しかもアラレ混じりだ。

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空も半分は青空で、半分は真っ暗。なんとも奇妙な具合だ。
この季節、家や車から外を見る分には紅葉も美しく、食べ物も美味しくて良いけれど、歩くにはやっかいだ。
濡れた服や寝袋が、ジメジメしたまま、ずっと乾かないのも気にくわない。
夏なら、夕方の6時に干したシャツもすぐ乾いたのに。

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地図にあったキャンプ場は、もうシーズンオフで閉まっているかと思ったら開いてて大喜び。
ワォ!温かいシャワーが浴びれる〜と、キャンプ場に駆けつけたら、料金は37ドル(3,500円)でシャワーどころかトイレもボットン便所。

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それなら野宿の方がよっぽど良い。
ハイウェイから少し入った旧道でキャンプすることにした。

スペリオル湖がすこし見えてる。
熊が出そうな雰囲気なんで、すぐに焚き火をして、ティムホートンの紙コップでインスタントラーメン。

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この紙コップは、2週間前ニピゴンに着いた時から、ティムホートンで余分に貰ったのをづっと持っていたのだ。
紙コップを使うと、洗い物が減って水も節約出来て、使い終わったコップは燃やせて、ゴミにもならない。
じゃまくさいから捨てようかと思いつつ、2週間も持ってて良かった。

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いつもなら簡単に火が付いて、放っておいたらずっと燃え続けるのに、ここ数日続いた雨で、しっかりと水を吸い込んだ木は、なかなか燃えてくれず、すぐに消えてしまう。
そして雨で濡れた靴も、なかなか乾いてくれない。

そしてこんな寒い季節は、熱いお湯を入れるだけのインスタントコーヒーが良い。
救急隊員に貰った保温マグが、いつまでもコーヒーを温かいままにしてくれる。
この温かい飲み物が、どれだけ私達を元気づけてくれるか分かってもらえるだろうか?

何もかもがすぐに冷たくなるこの季節、外にいる時間が長ければ長いほど、冷えた体は回復しにくくなり、芯まで冷えるともうテントに入って寝袋に包まろうが、腕立てしようが嫌な寒気が寝るまで続く。
優先するのは外での調理や食事に時間をかけないことだ。

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【27Km】
4日目の朝は寒かった。
この4日間ずっと全ての服を着込んだままで、寝るときも腕を組んで丸く小さく縮こまり、寒いと自然に体が力んでしまう。
そんな少しの繰り返しで、体が硬くなってきているのを感じる。

昼ご飯は、ガソリンスタンド外のベンチで、スキムミルクを水で溶かしてグラノラ。
この冷たさが夏だったらなぁ、グラノラの中に入ってるドライクランベリーがカチコチで、石みたいだ。

ベンチは水浸しだったから、立ったままで食べたけど、濡れてなくてもベンチに座る気にはなれない。
歩いてる時は寒さを感じないし、坂道でカートを押したら汗ばむくらいなのに、止まった途端の寒さが半端ない。

左後ろに見えるベンチ横で食べた。

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とにかく急いでお腹に詰め込み、寒さに耐え切れずトイレの洗面台でお湯を出し、手を温める。
これは一息入れた方が良さそうだ。
となりのドーナツ屋に入って、コーヒー1杯を分け合う。
10分だけ、、、いや15分だけ、、、30分、、、。
はぁ〜寒くない、久しぶりに寒くない場所で椅子に座ったら、もうお尻が椅子から離れようとしない。

そんな私達が歩いていたのを見たというおじさんが、20ドル渡して去って行った。
こうして20ドル頂くのは、これで何度目だろう。

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まだまだのんびりしたいところだったけど、今日はどうしても次の町にたどり着きたい。
意を決して店を出た。
ペルーのトレッキングの時に、インディヘナのおばちゃんから買った帽子が活躍してる。
怪しい格好なのは知ってるけど、どうでもいい。歩いてる時なんて、どうせ誰も見てないし。

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見られてた、、、。

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しかもずっと遠くから。
左奥に小さく私達が歩いているのが見える。

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背後からも見ているのか?
車の中から写しているようだけど、誰なんだ?

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怪しいサングラスの女性は、私達が来る前からベストポジションに陣取り構えていた。

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さっきのガソリンスタンドで声をかけてくれた、別の男性の奥さんだった。
ご夫婦はこの近くの滝を見に行く途中で、私達の写真を撮って渡してあげようと、ずっと待っていてくれたそうだ。
その帰りも動画や写真を40枚ほど撮って私達にくれた。

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実は、2人が歩いている遠くからの写真や動画はほとんどないからこれは貴重で、旅をしている本人じゃないと気づかないことだ。
2人は何か困ったことがあったら電話しなさいと、番号をくれて。

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熊よけのホイッスルもくれた。
これなら、マグカップでカンカン鳴らすよりずっと楽だ。

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よしっ!
町まであと少し、というところで、今度はフミさんの歯の詰め物が取れた。

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オゥノーーー!またかよ〜〜。

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フミさんの歯の詰め物外れは、これで4回目。
最初は、BC州でステーキを食べてる時
次は、ペルーのアマゾンでポテトチップス
次は、オンタリオ州でチョコレート
そして今回は、グミを食べてる時。

食べてるモノがバラエティーだな。



テラスベイという町に着いた。
今日は早めに到着して、少しゆっくりしたかったけど、もうすぐ5時。
なかなか思うようには進まない。
町にキャンプ場は無いようで、仕方なく学校の裏で、ハイウェイと町役場の真ん前という、最もテント場に適さないところにテントを張った。
場所的には落ち着かないけど、ここに熊は来ないだろう。

役場のトイレを借りて、水をもらう。
一応役場の人にもテントを張っていいか聞いたら、それは構わないけど、この間町中を熊がうろついていたから食べ物に注意してね、信じられないでしょ?でも写真もあるのよ、とのこと。

こんな場所をうろつくのか、、、。

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夕食はオートミールと、キョウコさんにもらった、イワシ缶の梅味、そして味噌汁。
ずっとどんよりした空だったけど、夕方から天気が回復して青い空が見えた。少し元気になる。

でも問題は明後日から。
この町を出ると次の町が目標のマラソンだ。3日間かかるのだけど、明後日から2日間雨が続くのだ。
天気が変わることを期待して、今日はとりあえず寝る。

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翌朝は、テントを撤収して近くのガソリンスタンドへ。
寒い朝だった。
体に溜まった疲労を感じた。
ガソリンスタンド内には、椅子とテーブルがあってWi-Fiもあるから、コーヒーを注文して、これからどうするか会議。

やはり、明後日からは雨が続くようだ。
出発して2日間雨の中で、野宿するか。
キャンプ場はないけど、この町にとどまるべきか。

とりあえず、ご飯を食べよう。
ガソリンスタンドの外のベンチで、キョウコさんが作ってくれた、ちらし寿司に海苔をかけて頂く。
こんな場所でも、ちらし寿司が食べれるなんて幸せだ。
調理しなくても食べれるものは貴重だから、最後の最後に取っておいたのだ。
たくさん食べ物を持たせてくれたから、ここ数日は買い物もせずに済んで、とても助かった。

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外に居たのは15分ほどなのに、体がどんどん冷える。
もう限界だ図書館へ移動しよう。
って時に、バイクに乗ってる時に私達を見たという男性がやって来て、早口弾丸トークが止まらない。
一生懸命話してくれるが、早口で2人ともほとんど聞き取れていない、、、そしてこの寒さの中ではこれ以上立ち話に耐えられない。
私はガソリンスタンドのトイレに逃げ込んで、温まってから外に出たら、なんと彼はまだ話していた。

そして今度は写真を撮ろうということになり、、、。
「俺カメラとって来るから、ちょっとここで待っててくれ」
「おっかしいなぁ、、、フラッシュが付かないよ」
「フラッシュ無いとやっぱり暗いよな、よし今度はこっちに移動して写そう」

長いっ!長いよ〜〜。
正直、早く図書館へ行って温まりたかった。でも出会った人との時間はなるべく大事にしたいので、彼の写真が納得するまで待つことにした。

そして彼は最後に「これで朝食でも」と20ドル置いて行った。
正直、意外だった。

彼とお別れして、さあ図書館だ!
というときにまたやって来た彼。
今度はガソリンスタンドでグレイハウンドのバスを調べた方が良いと言い始めて、ネットで調べるから大丈夫という意見は聞き入られず、またガソリンスタンドへ入り、弾丸トークが始まってしまった。
一部始終を見ていたスタンドのお姉さんは、優しく対応して彼も納得し、今度こそお別れした。

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そんなこんなでもう9時過ぎ。
さてさて、これからどうしたものか。




話の止まらない人、いるよねぇ〜〜。
私は興味のない話でも、ちゃんと聞きます!という気の長い人も。
私はお互いの為に、バッサリ切り捨てます!という竹を割ったような人も。
聞いているフリして頷きながら、実は今夜の夕食の献立を考えてます!というしっかり者の人も。
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by ayumiaruki | 2018-10-10 04:13 | 旅日記 | Comments(4)