ただ歩いてゆく旅

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2019年 05月 13日 ( 1 )


2019年 05月 13日

タックと、キョウコさんの愛情



【カナダを歩いた距離】     4,081k
【これまで歩いた総距離数】  10,071km

On the Trek across Canada on foot Stage3

Calgary 👣👣 Thunder Bay (到着済)


【Distance ]   4,081㎞
【Total distance 】        10,071㎞

【I am now in】
Sapporo Hokkaido Japan 

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世界一周ブログなのに、カナダに10日程居ただけで帰国・・・。
なのに現在1位ーーー!!皆さんポチッとありがとう。





サンダーベイから100㎞ほどの町、ニピゴンに住む、タックとキョウコさんの家に着いて
真っ先に目に飛び込んできたのは

『お帰りなさい💛フミさん、あゆみさん』

と窓に描かれた大きな文字。

待っていてくれたんだなあ~
去年この町で偶然出会った私達に、ここまでしてくれるキョウコさんの愛情の深さに
嬉しさと懐かしさがこみ上げる。

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家に入ると、お粥さんの朝食を用意してくれていた。

お2人の家では、食事の前に必ずお祈りをする。
そして感謝の言葉も。

フミとアユミに、こうして再会出来たことに感謝します。
あゆみの歯が歯が早く治りますように
フミが一人でも、無事に歩いて旅がで出来ますように
日本に居る、フミの家族、あゆみの家族が健康で健やかに過ごせますように。

そして朝は皆で元気に
「ハッピーニューデイーー!!」と言って、コーヒーカップで乾杯する。

朝から、暖かく幸せな気持ちにならないハズがない!

歯が痛くて日本に帰る?
いいじゃないの、二人に会えたんだしって、気持ちになってしまう。


キョウコさんの用意してくれる朝食は、朝からうっとり~~。
この日は(本物)メープルシロップたっぷりの、カナダ流朝食。
でも普通のカナダの家庭は、朝はシリアルとコーヒーだけ、こんなゴージャスじゃない。

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お二人に出会ったのは、去年の秋

雨の中、この町に着いてテントを張ったはいいけど、強風と雨と寒さで耐え切れず図書館に逃げ込み
暖をとっていたら、図書館で働いていた女性、スミに
「歩いてる?こんな寒い中で大変じゃないの、家に来て夕飯を食べて、暖まっていきなさい」
と声を掛けられたのがきっかけだ。

『クイーンを聴きながら仕事する図書館の女性』


暖かいスミの家で夕食を頂き、この町にも日本人の女性が住んでいるから、会いに行こうという話になり
連れて行ってくれたのが、キョウコさんとタックの家だ。


お二人との出会いのきっかけを作ってくれた、スミと家族も今回会いに来てくれた。
半年ぶり。
私の隣がスミのお母さん、スミ、そしてスミの娘。

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スミの一言がきっかけとなり、私達は翌日から出会ったばかりのタックとキョウコさんの好意に甘え
一週間以上も、家に泊めてもらうことになった。
本当の家族のように過ごさせてもらい、信じられないほどお世話になり、お弁当を作ってもらい
二人の家を出発して歩き出したのに、寒すぎて数日で迎えに来てもらった。
そしてまた泊めてもらい、荷物まで預かってもらって、サンダーベイの空港まで送ってもらって日本に帰った・・・。

お二人の好意に甘え過ぎた、という後悔もあって、会いたいけど・・・会いずらい気持ちもあった。
今でも、最後は寒かろうが、雪だろうが歩くべきだったと思っている。

お2人はそんなこと気にしなくていいのに、と言ってくれるのだけど
そんな気持ちを察してくれたのかなあ、、、、お二人の暖かい歓迎がとても嬉しかった。

『カナダで「およげ!たい焼きくん」』

『今度はソーセージを作ろう!』

『厳しくも、楽しい野宿』

『タックとキョウコさんの家で再びご馳走の日々』

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タックは私達が来たらパンを焼くと言ってくれていた。
裾がジャマでしょ?とまくってあげてるキョウコさん。してもらいながらも、タックは上がり過ぎた袖を後で直してた(笑)
そんな何気ない日常に、いつも愛が溢れてる。

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フミさんも、ちょっとお手伝い。
去年は一緒に、ソーセージを作ったり、たい焼きを作ったりしたけれど、今回は私の歯を心配して
とにかくゆっくり休んでと気遣ってくれる。

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でも、抗生物質が効いているのか、私の歯も日に日に痛みが和らい来た。
2日間、料理はもちろん、茶碗洗いも何もしていないから何かしたくて仕方ない。

キョウコさんと、元気なフミさんがお土産の徳島ラーメンを作ることになった。

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丁度、出来上がったタイミングでお客さんが来て、私達を紹介してくれたり、そしたらその友達は、去年歩いている私達を見たよ!
という話になり、出来上がりから15分放置された、徳島ラーメン。
でも、お2人はイライラしたり、焦ったりせず「伸びちゃったわね~ははは~~でも美味しいわね~~」と笑いに変える。

2人にとっては何気ない日常でも、一緒に過ごした私にとっては、人生の大切なことは?という問いかけをされたようで
この冬もよく、お2人ならどうするかな?と考えたりした。

実は、それもあっての『フミさんを怒らない』だったりする。

具だくさんのお稲荷さんは、キョウコさんの手作り。去年もお弁当にと、出発前日にたくさん作ってくれた懐かしい味。

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で、ラーメン出来上がりのタイミングで来たお友達は『Smeits』という、この季節しか湖で捕れない子魚をたくさんくれた。
この魚の話は去年聞いていたから、食べれるなんて嬉しい。
大きな網ですくうと、ごっさり捕れるそうで、昔から貴重な保存食としても捕られていたそうだ。

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カナダの人は、このまま素揚げで食べるようだけど、カナダで生まれ育ったタックのご両親は、沖縄生まれで
カナダに移住した方だ。
だから昔から、ちゃんと内蔵を取って、かまぼこを作ったりしていたそうだ。

タックも毎年、内蔵と頭は取って保存しているけど、大変な作業だから今回は良いわと、気を遣ってくれるキョウコさん。
イヤイヤ、私達もやりたいし、せっかくだからみんなでしようっ!ということに。

フミさんにエプロンしてくれるキョウコさん。
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4人で音楽聞きながら、タックの絶妙なジョークに大笑いしながらの、こんなひと時が楽しい。
去年もこうして、アッという間に時が過ぎたなあ。

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やってみて分かった。
これはカナディアンは絶対にしない作業だわ(笑)
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ハサミで、頭とお腹を切る人、内臓を取る人のチームに分かれて下処理終了。

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「ほら、あなた達もういいから、休んで!休んで」とキョウコさん
私達が休んでいる間に、塩水で洗って、こんなにちゃんと分けてあった。流石!
このまま冷凍。

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残りはフライ。

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実はこの夜、去年ディナーに招待してくれた中国人ご夫婦、シェリーとサムが来ることになっていて
キョウコさんは、さらにその準備も。
コロッケはこの日の為に、前から作ってくれてあった。私達が来るまでも色々してくれてて、ありがたいことだ。

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いやあ・・・美味しかった。そして色々な意味で楽しかった。

救急病院で働いていたサムは失業したばかり。
奥さんのシェリーとは今、少し意見の合わないところもあるようで、途中から二人が口論のようになったりもしたけど
多分口論じゃなくそれが、二人の意見のやり取りなのかな。

サムは、こんな小さな町で失業した自分がどう思われてるか考えると、人前には出たくない、君はそんな気持ちを分かってないと言う。
シェリーは、何であなたはもっとポジティブに考えないの!私はあなたと違って強いと言う。

そんな激しいやり取りに、風邪気味でもあったタックが「ちょっと・・・シャワー浴びてくるかな」と言って席を立った。

私達が、そんな心の優しい、そしてマイペースなタックらしい行動をクスクス笑っていると、キョウコさんが
「日本なら、お客さん来てるのにシャワーなんて浴びたら、怒られるわね~」
と笑って、タックを見守る母のような温かさだった。

気持ちをストレートに出す、サムとシェリーも、それはそれでいいじゃないと思えるし。

お互いの愛と思いやりに溢れた、タックとキョウコさんを目の前で見て、また考えるものがあった。

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失業したのに、子供と一緒に、他のお母さんと公園で遊んで来い?
俺にはプライドをズタズタにされた、サムの気持ちが痛いほど分かるというご主人も

そんな時くらい、私に一人の時間を作ってくれても良いでしょう?
というシェリーの気持ちが何で分からないわけ?とイラつく奥様も

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世界最長の『トランスカナダトレイル』を基本に、夫婦でカナダを横断しています。


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by ayumiaruki | 2019-05-13 15:36 | 旅日記 | Comments(0)