ただ歩いてゆく旅

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2018年 06月 29日

元校長先生ディーンのミニツアー


【カナダを歩いた距離】                 2,446km
【カルガリーから歩いた距離】           819km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage2

Calgary 👣👣 Regina

【Distance in Canada】 2,446㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Regina Saskatchewan Canada

【We are now in】
  Moose Jaw Saskatchewan Canada






「それじゃあツアーに行こう!」
というディーンにくっついて行く。

まずは、家の裏にある巨大トレーラーから。
前に見える緑のトレーラーが、真ん中の種まき機、そして種を入れるタンクを引っ張る。

この種蒔きトレーラーでも、ディーンの農場2,000エーカー(約3Km四方)の種蒔きをするのに10日かかるそうだ。
その時はカルガリーに住んでいる息子さんも手伝いに来てくれる。

種蒔きシーズンは終わったばかりで、今は雨を待っている。
本当ならこの季節はもっと高く育っていなければならないのに、今年は雨が全く降らないそうだ。

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ディーンはいくつかの大学で学んだ後、15年間校長先生をしていたけれど、リタイア後にお父さんがやっていた農場を引き継いだそう。

私達がカナダの農場に興味があると知って、説明を交えて色々見せてくれる、さすが元校長先生。

大きな3つの車体が繋がったこのマシーンは、2人一組で操作したり、オートマティックでも種まきや、農薬散布が出来る。
ディーンも子供の頃から手伝っていたし、ディーンの息子さんも操作は手馴れたもの。
農場は家族が引き継いでいるところが多くて、今から始めようと思っても、空いている土地は無いんだそう。
確かに、こんなに広大な土地なのに使われていないような畑は見たことがない。
大きなトレーラー、機械やサイロも自分の持ち物と言っていたから、日本の農業とは根本的にシステムが違うんだろうか?

タンクの中も見せてくれた。

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運転席からは遠くまで見わたせる。

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さらに大きな納屋には、収穫するためのトラクターが3台。
全て自分の持ち物、リースじゃないのが驚きだ。
修理道具やバイクや他の機械もたくさんあるから保管するだけでも大変そうだ。

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今度はディーンの車に乗って、2,000エーカーの農場を回ってくれた。
毎日見回るそうだけど、ぐるりと回るだけでもなかなか時間がかかる。
このサイロも全てディーンの農場のもの。

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毎日歩きながら見ていたサイロは、どうやって使うのかずっと気になっていた。
この黒いのはキャノーラの種、これがどこの家庭にもある、あの『キャノーラ油』になる。

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黒い皮を剥がすと、しっとりした種が出てくる。これを絞って油にするんだそう。
黒い皮は家畜の餌にするそうだ。

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この大砲みたいなのも、毎日目にしていた。
中はドリルになっていて、それが回ってサイロの中の作物をかき出せる。取り扱いがとても危険なんだそう。

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農場では、キャノーラの他にパスタの原料デュラム粉、豆、レンズ豆、小麦など作っていて、小麦は日本も沢山買っているそうだ。
畑の端。ここからの景色がお気に入りなんだそう。

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帰りは人口70人の小さな集落、マクロリーに寄ってくれた。
私達は素通りしていたから見れて良かった。

こんな小さな集落でもカーリング場がある。
サスカチュワン州は夏暑く、冬は寒いときだとマイナス40度にもなるそうだ。
だから冬になったら、ここに水を張るとすぐに凍る。

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隣はアイスホッケー場、と言っても下は土のままだ。
ディーンは野球が好きだけど、子供の頃からアイスホッケーもしていて、子供の頃はここでプレーしたそうだ。
カナダの家で子供がアイスホッケーしている写真や、昔はやってたとか良く聞くけど、日本で野球やってた、くらいの感覚なんだろうか。

ディーンは小学校からアウトルックの町まで行って学んでいた。大学はカルガリー、エドモントン、サスカチュワンなどでも学んだそうだ。
今まで出会ったファーマーは、みな親の代からファーマーという人ばかりだけど、他の仕事に就いても子供の誰かが、引き継ぐような風習なんだろうか?
質問を英語に変えているうちに、別の話になるから疑問が増えてゆく。

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帰りに集落のバーに寄ることに。
こういう小さな集落でもバーはあったりする。どんなだろうと気になっていながらも、2人ならちょっと入れない。

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ビールをご馳走になってしまった。
今日はガンガン歩くつもりが、マクシンの家でアイスクリーム食べて、ディーンの農場見学して、集落のバーでビールを飲んでいる。
やっぱり何があるか分からないな。

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バーを経営しているお姉さんの、ドンピシャリな雰囲気が良かった。
バーのお姉さんは、やっぱり金髪でタンクトップにカットしたジーンズでなくっちゃ。

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別のファーマーとも一緒に飲んだり。
日焼けとビールで顔真っ赤。

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家に戻ったら、奥さんのベルマが夕食を用意してくれていた。
ベルマは10日前に癌の手術をしたばかりで、今日も病院で放射線を受けて来ていると知った。
頭蓋骨にもまだ大きな穴が開いたままだ。

私達はいつものように自炊でテントで大丈夫と伝えたけど、それならトレーラーで寝たらどうだい?と言うので、そうさせてもらった。

ベルマは、病院から帰った時よりは元気そうで、私達の旅の話と日本に興味があるようだった。
10日前にそんな大きな手術をしたのに、こうして突然の旅人を迎え入れてくれる懐の広さ、お客さん用のスマイルや態度じゃなく、普段のままのベルマの雰囲気がとてもリラックス出来た。

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ディーンとベルマは、以前ここの町で少しの間、野球を教えていた日本人の男性と仲良くなって、ベルマの具合が良ければ今年の秋に長野県に住む彼の家に旅行する予定なんだそう。
私達にも彼のアドレスを教えてくれて、夕方には彼とも電話で話して、こういうカナダの人の気負いのないフレンドリーさは本当に良いなぁと思う。
私達の札幌の住所も渡して、いつか札幌の家にも来て欲しいと伝えた。

夕食はラザニアにアスパラガス、コールスローと、チーズクロワッサン、そして白ワイン。
感激!!

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ラザニアをおかわりして、デザートはサスカチューンベリーのパイ。
今日はどこかで野宿しているはずだったのに、幸せだ〜〜。

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シャワーを浴びて、洗濯もさせてもらって。
前から一度泊まってみたいと思っていたトレーラーで寝る。

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トレーラーと言うより、普通の部屋だ。
1番奥にキングサイズのベッドがあって、手前にトイレとシャワーは別々。

ガスコンロ、冷蔵庫、冷凍庫、レンジもある。
収納場所が沢山あるんだな。

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翌朝は、ファーマーのマグカップにたっぷりコーヒーを淹れてくれて、チーズクロワッサンのカリカリベーコンチーズ挟み。

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「朝7時頃に出発します!」
と宣言していたのに、トレーラーの中でWi-Fiも使えるものだから、ブログの更新もしてたら10時になってしまった。

出発間際にも冷たい水や、あなた達にはエネルギーが必要よと、ゲータレードを渡してくれた2人。
「では行ってきまーーす!」
「ちょっと待った!」

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と、サスカチュワン州カナディアンフットボールチームの帽子をくれた。
「帽子たくさんあるから!」

「いやこれは記念だよ!これを被ってゴーゴーライダー!と言うんだ!!」

「ゴーゴー!!」と言って出発ーーー!!


本当に元気な2人に、日本で会えたら良いなぁ。
ディーン、ベルマ、ありがとう。




バーのお姉さんが、タンクトップにショートのジーンズという妄想は古いと思った人も、ポチッとね。


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by ayumiaruki | 2018-06-29 10:05 | 旅日記 | Comments(4)
2018年 06月 28日

ムースジョーまで200Km!さあ歩くぞ?!


【カナダを歩いた距離】                 2,446km
【カルガリーから歩いた距離】           819km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

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【Distance in Canada】 2,446㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Regina Saskatchewan Canada

【We are now in】
  Moose Jaw Saskatchewan Canada








ご馳走食べて、すっかりくつろいだアウトルックのキャンプ場。

使いやすいバーベキュー台があったら、私達が持っている少ない調味料と鍋とナイフだけでも料理が楽しめるということが分かった。
今は油を持っていないから、せっかくの肉も茹でるばかりだったけど、焼いた肉は別物だ。
肉の焼けた香ばしい匂い、パリッと焦げた鶏肉の皮、スペアリブの肉肉しい味、美味かったなぁ。

キャンプ場から見える夕暮れのサウスサスカチュワン川。

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翌朝アウトルックの町を出て、来た道を少し戻
り、次の目標はムースジョーという町まで200Km。6日で行けるか?

そこまで行けば大型スーパー、マクドナルド何でもあるし、レジャイナまであと2日の距離だ。
目的地が近づくとヤル気になる。
さぁ、ガンガン歩くぞぉーーーーーー!

右手に見える赤い橋を渡って来た。
最近、歩きながら1日一言のフレーズを覚えるようにしている。今日は「I’d love to!」是非!

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アウトルックのガソリンスタンド。
これくらいの規模だとトイレ、売店の他にコインランドリーもたまにある。
ガソリンスタンドのレストランは、暗くてまるで古い社員食堂のようだけど、朝から農作業や工事の仕事をする男達で座る場所がないくらいごった返している。
作業服や安全ベストを着たタフそうな男達は、ドアを開けたらいっせいにこちらを見る。

この田舎独特の雰囲気はBCでは感じた事がない。BCでは田舎の商店でも男性がドアを開けてくれたり、家に行ったら料理はもちろん一通りの家事や子供の面倒を見るのは当たり前の光景だった。
ブログにも『カナダの男性は紳士的だ』と書いた記憶がある。

サスカチュワン州に入ってから男性の雰囲気はずいぶん変わったように思う。
ジェントルマンとは言えないけど、屈強で無骨そうに見えて、よく心配して車から声をかけてくれたり、一度知り合うととても親身になってくれる。

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2時間ほど歩いたところで、一台の車がUターンして声をかけてくれた。
子供がいるのかと思って大丈夫かい?必要な物はない?と心配してくれたのだ。

こうして道路を歩くと、ほぼ毎日誰かが車を止めて声をかけてくれる。
心配してだったり、歩きの旅に興味があって、どこまで?1日どれくらい歩くの?いつから歩いてるの?とか。

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彼の名前はDean (ディーン)。数時間後また戻って来て、冷たい水と、カナダとサスカチュワン州の小さな旗とバッジをくれた。
そして家の住所を書いた紙には『ようこそカナダへ!!』と書いてサインしてある。
10Kmほど先にある彼の家へ寄る約束をして別れた。

もらったカナダの旗と、見えづらいけど反対側にサスカチュワン州の旗も付けた。

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段々とカナダ歩いてる感が出てきた。

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お昼ご飯は、昨日の夜に焼いたソーセージを挟めたパンと、間違って買った高級フィラデルフィアクリームチーズサンド、見た目地味だけどかなり美味い。
ハンバーガーショップやスーパーで少しづつもらって集めたケチャップとマスタードがポイントだ。
そして間違って買ったオレンジジュースをボトルに詰め替えたもの。
短時間で、すごい汗かいたからオレンジジュースが美味しかった。

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程なくしてまた一台の車が止まった。今日はこれで3台目だ。
今度はちょっと年配の女性。

誰かが新聞の取材をしたいようで、急いでいるなら無理しなくてもということだったけど「大丈夫です」と答え、すぐ先にある彼女の家にも立ち寄ることになった。

これは道路じゃなく、彼女の家の敷地内。
どこの農園にも、大体トレーラーがある。

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「昼食を用意するわ」と言ってくれたけど、あいにくついさっき食べたばかりで、紅茶とクッキーを用意してくれていた。

ローカル新聞の取材の人が来るのかと思ったら、彼女自身が新聞のコーナーを受け持っていて、週に何度か記事を書いているそうだ。
歩いていることはディーンから聞いていた、さすが田舎は情報が早い。

学校の先生をしていたマクシンと、80歳になる夫のエリオット。

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取材の最後にアイスクリームは好き?良かったら食べない?と聞かれて待ってましたとばかりに「I’d love to!」(是非!)と元気に応えてるフミさん。

アイスクリームをコーンに入れるだけの仕草でも、2人の長年の仲の良さが伺える。
そういうのは取りつくろえるものじゃなく本人の気づかぬところで不意に現れる。

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庭も見せてくれた。
この奥にはさらに広い芝生があって、ここで孫の結婚式をしたんだそう。

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畑には、家で食べる野菜を育てている。

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エリオットはジョークが好きで、取材中もたくさんジョークを飛ばしてくれるんだけど、サスカチュワン州に入ってから年配男性のアクセントが聞き取りにくい。さらにとっさのジョークは英語が分からないのがつらい。
楽しそうに話してくれるのに、私達の反応がイマイチなのが悪い。

2日前に生まれたばかりのミニポニーを見せてくれたエリオット。彼は15人姉弟の末っ子、昔の農家が子だくさんなのはカナダも一緒だ。

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彼は私達がたまには美味しいものが食べれるようにと20ドルをくれた。
日本では何度かもらったことがあるけど、カナダでお金をもらうとは思ってなかった。
一瞬どうしてよいか止まったけど、これで3,000Km歩いた時にお祝いをしよう!
ありがとうエリオット。

マクシンはジップロックにマフィンやタルトを入れて渡してくれた。
カナダでは、たまにジップロックに食べやすくて高カロリーな食物を入れたものを頂く。
ケアパックと言うんだそう。

色々な縁でこうしてファーマーの家庭に何軒かおじゃましている。家族のことや、農場のことを色々聞けるのは面白い。

どんな記事になるのかな?お二人ともありがとう!

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そこから1時間歩いてディーンの家に到着。
すでに午後3時、ガンガン歩くのは明日からだな。

広い敷地に車庫が2つと地下一階建ての家、そしてやっぱり寝泊まり出来るトレーラーがある。

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ディーンはちょうど外で草刈りをしていた。

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バギーも何台かあって、そしてやっぱりクラシックカーが!
これは1966年の車、フミさんと同じ歳。
後ろで笑っているのは奥さんのベルマ。

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ディーンの家に泊めて頂く事になって、今日の歩きが終った。
ホッと力が抜ける。

「疲れてないかい?よし、それじゃあミニツアーに行こう」

とディーン。
え?ミニツアー?!

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さあ歩くぞ!とアウトルックを出て、まだ23Kmなのに、今日も何だかおもしろい事になってきた。

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15人兄弟と言えば、映画『グッドウィルハンティング』でマットデイモンが、ガールフレンドに10人くらいの兄弟の名前を読み上げるシーンを思い出します。という映画好きな人もポチッとね。
あの映画のロビンウィリアムズは良かったなぁ。

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by ayumiaruki | 2018-06-28 10:50 | 旅日記 | Comments(0)
2018年 06月 22日

カナダ旅で一番贅沢なキャンプ生活


【カナダを歩いた距離】                 2,270km
【カルガリーから歩いた距離】           643km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

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【Distance in Canada】 2,270㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Regina Saskatchewan Canada

【We are now in】
  Macrorie Saskatchewan Canada






Outlook (アウトルック)に行ってみたら、小高い丘の上にあって、そこから遠くを眺められるからアウトルックという名前なのかな。
ずっと平坦だったから、ちょっと地形が小高くなっただけでテンションが上がる。

町の川沿いにあるキャンプ場は、来てみたらテントのみは20ドル!よし2泊しよう。

キャンプ場でゆっくりするなら、まずは快適な空間作りから。
テーブルに水をかけてから、木の枝で鳥の糞やベタベタした食べ残しを擦り取る。

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地面が砂だったから、水をまいて砂埃が舞わないように。

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いつもならフミさんは薪を探しに森へ。
でも今日は、業者の人が近くで古い木を切り倒していたから

「あの丸太少しもらっても良いかなぁ?」
と聞いてみた。

リーダーは他のメンバーに声をかけて、彼らが私達のサイトまで大きな丸太を抱えて運んでくれた。

「この丸太なら何でも焼けるよ〜まだいるかい?」

「うわー凄い!今日は何作ろう?わざわざ持って来てくれてありがとう!あなた達本当に良い人だね」

握手してお互い気持ちよく笑顔会話して。
遠くから皆んなに「サンキューー!!」って叫んで。

ちゃんと仕事をしていても、こういう余裕があるのが良い。
日本の職場ももう少し余裕と言うか、『のりしろ』があったら毎日が違うのに。
日本ならきっとこういう現場を1日にあと10件とかこなさなければならなくて、真面目だからちゃんとそれをこなそうとして、どっかのキャンパーに大きな丸太を抱えて運ぶ余裕がないだろうな。
それとも事前のルールに『決して丸太は人にあげないように』と書いてあるかも。

さて今度はバーベキュー台の掃除。
今までバーベキュー台は使ったことがないけど、今夜は本当に何か焼いてみようかな?

オレンジのTシャツの人達が立派な丸太をくれた。

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3日ぶりのシャワーを浴びて。
テント内も片付けて。

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買い出しーーー!!
サスカチュワン州に入ってから、田舎の店やガソリンスタンド、ホームセンターもco-op(コープ)が多い。

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これで30ドル(2,500円)くらい。
左にあるのはミニスペアリブ(270円)とスープ用の鶏肉(200円)
バーベキュー台使う気満々。

ハム80円とか、パクチー40円とか安売りしていたものばかり買ったからわりとおさえられた。

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早速昼ごはん。

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タオルや寝袋乾して、バナナはぶら下げて、やっと一息だぁ〜〜。
こうして書くと一息つくまでが長い、なんて面倒くさい人なんだと自分でも思った。

木の影でくつろぎながら、なるほどサスカチュワン州の人達が、たくさん木があって素晴らしいキャンプ場と言っていたのが分かる。
皆んなとにかく木がたくさんあってと、木をアピールしてたけど、BC州なら普通だ。
BC州は澄んだ川と森がある、豊かな土地だったんだな。

サスカチュワン州も北へ行ったらたくさん木があるそうだけど。

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キャンプ場の管理者みたいな女性が見回りに来て
「その丸太は生の木で、煙が出るから使っちゃダメよ」
と注意されてしまった。
せっかく業者の人がくれた丸太だったのに!スペアリブはどうなるんだ?業者のリーダーも

「丸太あげちゃダメじゃない!」

と注意されてて、悪いことしちゃった。

キャンプ場の注意書きには
『ここで買った薪以外は使わないように』と書いてあるし仕方ない。
でもお金払って焚き火をするのは邪道だ!

アルバータ州からサスカチュワン州に入るときに
『他の州から皮のついた木は持ち込まないように』
という大きな看板があった。
楡の木に着く病気が広がるのを防ぐためなんだそう。
ちゃんと理由があるんだね。

丸太にがっかりしていたら、これからチェックアウトする隣のキャンパーが
「残った薪だけど使うかい?もう帰るから要らないんだ」
と譲ってくれた。
やったーーーー!!スペアリブに挑戦だ!

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薪はもらっても、どこからか小枝と大きな薪を調達しているフミさん。
焚き火好きだけど、一人でこういう準備をしてる時も凄く楽しそうだ。

そしていつも、枝の太さ別に綺麗に並べてあるのを見ると、好きなんだなぁと思う。

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今日はスペアリブと春雨スープ、そしてサラダ。
ジャネルの家族にアジア料理を食べて欲しくて買った春雨はキャンプ飯にも向いてることが判明した。
渾身の力で割った春雨が飛び散っても気にならないし。

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フミさんは慎重にスペアリブを焼いている。
アルゼンチンでは大きな肉の塊を買ったは良いが失敗して、焼き直しという屈辱があったけど。
なんだか良い匂いがしてきたよ〜これいけるんじゃない??

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おおーーー!!いい具合に焼けてるではないか。
枝の箸がキャンプっぽくてイイね。

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スペアリブうまーーーー!!
普段は野菜中心の生活だけど、時々肉が食べたくなる。
薪で焼いた肉は、程よく赤みも残っていてこれこそが肉!!という味、肉の油も、程よく焦げたところも体全体が求めてる味だった。

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明日は休みだし、スペアリブは美味いし、テントの地面は完璧に平らだし、他に何が必要だと?

キッキングホースのコーヒーと、チョコレートだった!

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翌朝、昨日の丸太使っちゃダメの人が、あなた達いつ出発なの?良かったら薪持って来ましょうか?と言ってくれた!

昨日は日本バリに規則に厳しいとか、受付の女性もオープン10分前から出勤してたから、あの人がうるさいに違いないとか色々言ってごめんなさーい。

右側の人がこのキャンプ場のリーダーだと思う。
ここは全てがちゃんと管理されたキャンプ場、彼女のキッチリした仕事の仕方が現れている。
(薪もらったら褒めてるわけじゃない)

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買うのは邪道だけど、もらうのは良いのか??
良いのだ。
よし、これは今日も何か焼かねば。

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昼はサンドイッチ。
前に一緒にキャンプしたとき、ハルさんが作ってくれた卵サンドイッチが美味しくて、ずーっとまた食べたいと思ってたから作ってみた。
でもあの時の、昼ごはんをワクワクしながら歩いて食べたあの味とは違った。
きっとそういうもんなんだな。
80円のハム野菜サンドと、、、、。

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昼からワインでご機嫌。

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午後はWi-Fiを探しに町へ。
役場で使わせてもらえたけど、役場の閉まる時間が迫ってて、とりあえずの更新。

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夜は鶏肉を焼いてみることにした。
明日出発だから、もちろんゆで卵と、もやし春雨スープ。
春雨美味しい、美味しいと書いてる割に、これ春雨じゃなくビーフンかも知れない、、、、そんな気がする。

今日はマクドナルドから調達してきたお酢とスパイスを入れてベトナム風で。


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結果
スペアリブもかなり美味しかったけど、この鶏肉は空に向かってうまーーーー!!と叫んでしまった。
ここのキャンプ場は人気があるみたいで混んでいるけど、ここのテントのみサイトは私たちしか居ないから、もうほとばしる喜びを抑えきれなかった。
アルコール燃料も減らないし、コーヒーのお湯もバーベキュー台に乗せておけばすぐ出来る。
町は30度の暑さでも、ここだけは木陰で涼しい。
2人とも幸せだ〜〜あーなんて幸せなんだ〜〜と言い続けた。

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多分春雨のスープもしっかりアジアテイストになってて満足。

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そしてキャンプは一日延長。
やったーーーーー!!また買い物へ。

凄い安いの買えた!クリームチーズなんて、普段6ドルとかするのに、1ドル?!
このオレンジジュースだって、5ドルはするのに、1.5ドル?!

お得過ぎ〜〜と、ウキウキで帰って来て、レシートチェックしたら1ドル安くしますのシールだった、、、、。
やっちまった。

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気を取り直して、今日はソーセージを焼いてみよう!
いい具合に焼けたらコロコロ転がり、地面に落ちて行くソーセージ。
なんか私たちのいつもの調子が戻ってきた。

まぁ洗ってまた焼いたら問題なし!

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フィラデルフィア高級クリームチーズを塗ったアボカドトマトサンドが高級な味過ぎる。
もう二度と食べれないだろうから買って良かったか。

何だかんだあっという間のキャンプ場生活、たまには?いやちょいちょいのんびりしてるけど、歩き旅もこんな『のりしろ』があっても良いかなと思う。せっかく2人の旅なんだし。

そしていくら料理がおいしくても、キャンプ場が快適でも2人の仲がギクシャクしていたら楽しくない。
それが何より大事と思った贅沢キャンプ生活だった。

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これを書いた後に、同じ日のフミさんのブログを読んで、ちょっとジーーーンときちゃった。
同じ一日を過ごして、別々にブログを書いている面白さでもある。





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by ayumiaruki | 2018-06-22 23:04 | 旅日記 | Comments(4)
2018年 06月 21日

前回の続き


【カナダを歩いた距離】                 2,246km
【カルガリーから歩いた距離】           619km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage2

Calgary 👣👣 Regina

【Distance in Canada】 2,246㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Regina Saskatchewan Canada

【We are now in】
  Rosetown Saskatchewan Canada







ローズタウンから76km離れたこの町、Outlook (アウトルック)でWi-Fiの使える場所はあまりなくて、役場のを使わせてもらった。
けどもう役場の閉まる時間が迫っていて、前回のブログは中途半端なままで終わってしまった。

という訳で今日は前回からの続き。



ローズタウンを出発して、危険なハイウェイ7から外れた道を歩いたら、突然田舎道を歩いてる感じになった。
車が少なくて景色も同じ平地なんだけど、古い納屋や干し草がまたゆったりした気分になる。
久しぶりに気持ち良く、時間や距離を気にせず写真を撮りながら歩いた。
これだよこれ〜歩きの旅はこうでなくっちゃ。

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お昼ご飯はいつもこんな風景。
日陰が全くないからせめてカートの陰で食べる。
風もなく日差しが痛いときは、カートに傘をさして日陰を作る。

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川らしい川を見たのは、恐竜の街ドラムヘラーが最後。
その代わり、こんな風に淀んだ沼はよくあって、だからなのか蚊が多い。
ハイウェイ沿いを歩いてこんなに蚊に刺されるとは思わなかった。
こんな水を、浄水のタブレットを入れて飲まなくちゃならないような事態にならなきゃいいな。

去年、歩いても歩いも地図では川になっているのに水が手に入らなくて喉がカラカラの時、微かな水の匂いと音で湧き水を見つけたときは嬉しかったなぁ。
あの水は旨かった。

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今日からまた3日ほど野宿だ。だんだん慣れてきたというか思い出して来た。
トレイルは、野宿と言うよりより野営に近くて川の側なら水浴びしてから、川の水でご飯を作り、森で薪を集めてきて焚き火したりして自然の中にいる実感があった。
人は居ないから気楽だけど、熊にはいつも気を使い、夕食は必ずテントから離れた風下で食べた。

ハイウェイ沿いの野宿は、なるべく車から見えない場所で、トイレのできる場所がありそうなところを探すけど、こんな平地で車から見えない場所なんてなかなかない。

夕方4時前、まだちょっと早いし31kmしか歩いてないけど、廃線になった線路下が少し窪みだからそこに張ることにした。

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畑とギリギリの境。
遠くの民家からは丸見えだけど、車からは見えない場所。
日本ならテント場の近くに民家があったら、挨拶しに行って、テント張っても良いか聞いていたけど、カナダはなにせ家までが遠い。

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テント横の畑。
少しずつ緑が見えはじめた。

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今夜の夕食。
お湯を入れるだけのオートミールとマッシュポテトだけど、今日のオートミールはオーガニックのシナモン入り。
日本人はオートミールが口に合わない人が多いけど、私は嫌いじゃない。

量こそ多いけど、朝から歩いてこの夕食って貧相だよなぁ。
だからキャンプ場に着いたときは、スーパーでついつい大量に食材を買ってしまう。

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翌日も歩きやすい天気。
シャベルカーに乗って庭の木に何かくくりつけている女性がいた。
遠くから見たその姿がなんともチャーミング。
「ハロー!」と挨拶したら

「何か必要な物はない?水はあるの?プロテインバーは?」

と即座に返ってきた。

「大丈夫ですよー!!」と答えら

「それじゃあリンゴは?リンゴはどお?」

「あ、リンゴ、、、、」

と、一瞬考えたら女性はすぐに
「ちょっと待ってて〜〜」とシャベルカーから降りて家に入って行った。

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ワーーーオ!!リンゴとプロテインバーだ!
ありがとう。
カナダの人って本当に親切だなぁ、どうしようまた差入れを頂いちゃった。
明日アウトルックの町でキャンプすると話したら、あそこは木が沢山あって凄く良い場所よ!と言ったのはこれで3人目。
この地域の人一押しのキャンプ場みたいだけど、私達が気になるのは料金だ。

ハイウェイを歩くのはトレイルと比べたら面白みに欠けるけど、こうして地元の人との出会いがあるのは嬉しい。
話してみたら、小柄で笑顔で優しそうなやっぱりチャーミングな女性だった。

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さらに歩いて、民家の近くで昼ごはん。
今日のランチはちょっと物足りなかったから、早速リンゴも食べた、甘くて美味しいリンゴだ。
そしてプロテインバーは食べたことのない種類で、バーというより殆ど高級おやつ。美味しかったなぁ〜。

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午後は急激に暑くなって道路は蜃気楼で鏡のようになってる。

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今日もハイウェイ沿いの畑横で野宿。
大きな木があったのは、かなりポイント高い。
草ボウボウの場所だけど、日陰じゃないと暑くてとてもテントの中には居られない。

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テント前の草をむしってから自炊開始。乾燥しているから火事だけは注意しないと。
あと、ダニに噛まれてライム病になるのは1番注意してねとカウチサーフィンのブレイが言っていた。ピンセットを必ず用意して、ダニの取り方も教えてくれたけど、どんなダニなのか、どんな病気なのか調べておかなきゃ。

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今日は汗かいた。
持っている水で少しでも顔と手を洗うとスッキリする。
野宿2日目だからついでに足も拭いておく。
足を清潔にするのは大事。

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夕食は相変らずのオートミールと、クックドゥーのタイ風味パスタ。

今日の距離は36km。
明日はキャンプ場のある町まであと11kmだけだから気分が楽だ。
明日の昼は美味しいもの食べるぞー。

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夕食後、まだ明るい時間に仮眠するのが気持ちいい。
2人とも眠たいタイミングが一緒で、食器を片付けたらそのまま爆睡してしまった。
夕日がテントからよく見える。

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朝5時過ぎに起きて、テントから日の出も見えるという道端なのに贅沢なテント場所。

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めずらしく6時前に出発。
今日のキャンプ場は、30ドル(2,500円)もするらしく、そんな場所で2泊も出来ないから、前日近くまで歩いておいて、当日の午前中にはキャンプ場に着いた方が、同じ30ドルでもお得に休めるかなという作戦。

大きな川も、橋も久しぶりだ。
というか、景色に大きな変化があるのが久しぶりだ。
やっぱり早朝歩くのは気持ちいい。

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人専用道路なのかな?随分立派。

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朝8時前にキャンプ場到着。
はっきり言って完璧で順調だ!完璧で順調がここ1週間ばかし続いている。

そしてこのキャンプ場は、カナダベストキャンプ場、歴代3位には入る快適さだった。
あぁ、こんなにも順調が続いて良いのだろうか。


本当はトレイルとハイウェイを歩く違いを書きたかったけど、それはまた今度にして、次回は私達的ゴージャスなキャンプ場での過ごし方。








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by ayumiaruki | 2018-06-21 05:28 | 旅日記 | Comments(0)
2018年 06月 20日

とある1日


【カナダを歩いた距離】                 2,168km
【カルガリーから歩いた距離】           541km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage2

Calgary 👣👣 Regina

【Distance in Canada】 2,168㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Regina Saskatchewan Canada

【We are now in】
  Outlook Saskatchewan Canada







町の役場?みたいなところでWi-Fiを借りれた。けどあと15分で役場が閉まる。
なので内容を変更して、今日のブログは途中であっけなく終わります。





カルガリーから再スタートして1ヶ月、何となく旅のサイクルがまとまってきた。

昨年だってカナダを歩いてるから、サイクルなんて同じじゃないかと思うかもしれない。
けれど、ブリティッシュコロンビア州のトレイルを歩くのと、サスカチュワン州のハイウェイを歩くのとじゃ、ノルウェイの森と、アタカマ砂漠を歩くくらいサイクルは違う。
あ、これ気分的にの話、どちらも行ったことないし。





ローズタウンのキャンプ場を出発。
後ろ右手に見えるのはトイレとシャワー室。フミさんの後ろが料理をしていた小屋。
ぱっと見はイマイチだけど、カナダのキャンプ場はトイレもシャワー室も清潔だ。

バーバの差入れのおかげで栄養もたっぷり補給したし、2泊にしてブログも更新したし満足だ。

サスカチュワン州は、町で運営しているキャンプ場なら、テントのみ20ドルと、わりと安い。
Wi-Fiはないから、ブログは町まで歩いて行って、図書館、ティムホートン、ハンバーガーショップなど探し更新することが多い。

キャンプ場に1泊だけだと買物、洗濯、料理で終わってしまいブログは更新出来なく、書きたいことがたまり、気がかりだ。

BC(ブリティッシュコロンビア州)だと、だいたいキャンプ場にWi-Fiがあった。

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キャンプ場はだいたい町の外れにある。
夕方も静かだけど、朝はもっと静かなローズタウンの町。

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奥に見えるのが我らの強い味方、ティムホートン。
カナダのコーヒーショップチェーン店で、小さな町だと年配の人の社交場といった感じ、昼から混んでる。
値段もリーズナブルでダークコーヒーの味は悪くない。

この店で何度、ブログ更新と充電、トイレで洗顔のお世話になったことか。

今日も出発前に寄って、昨夜書いておいたブログを更新してから出発だ。
コーヒー代2人で3ドル(250円)

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ウサギが道路を横切る。

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鹿やアンテロープ(レイヨウ)も道路を横切る。
そして時々、はねられた鹿が死んでいる。

歩いていると、独特の臭いがすることがあって、どこかで死んでるなぁと分かる。

BC州のトレイルでは、獣臭がしたらすぐに声を張り上げて人が居ることをアピールしていた。
熊が居た場所は何とも言えない獣臭がして、どんなに疲れていても緊張した。

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今日は20日ぶりに南の方角へ、5kmだけ曲がり、ハイウェイ7から一般道路へ出た。
毎日同じ方角へ進むと、いつも同じ側ばかり陽に当たり、顔も手も足首も、右側だけこんがり黒い。
乾燥しているし、日差しがキツイからトースターの上のパンを想像してしまう。

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私達は知らなかったけど、ハイウェイ7はサスカチュワン州で1番死亡事故が多く、先日も私達が通った場所で女性が無くなった。
ジャネルやバーバがとても心配していた。
トラックの運転手さんがくれた、安全ベストがあって良かった。

5km外れただけだけど、一般道路は歩きやすく静かで同じ1時間でも感じる長さが違う。

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家の前にあった、農機具は売り出し中。

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空が広いなぁ。

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遠くに木が茂っているのは、民家があるから。
でもあそこまで水をもらいに行って、誰も居なかったりするとかなり疲れる。
今日は道路脇に家を見つけたら早めにもらおう。

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この辺りの電信柱は、存在感がある。
何本も続く電信柱。

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午前中4時間歩いたら、昼ごはん休憩。
だいたいこれで20km進む。

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前日夜に茹でておいた野菜と、パテをクルクルして食べてみた。
でもパテはちょっと合わないな。もうやらない!

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前にトランスフォームしてくれた、大型農薬散布車と同じ形のだ。
農薬散布しているところを見れたのは良いけど、遠くまで農薬の匂いがしてくる。
なるべく吸わないように、足早で歩いた。

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あと1ヶ月もしたらこの広大な平地一面、黄色や青に染まるそうだ。
ファーマーは君たち惜しかったなぁとか、花が咲いたら花粉で歩くの大変だぞとか、言うけどどこかで見れたら良いな。

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時間切れ終了ーーーー!!!




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by ayumiaruki | 2018-06-20 07:46 | 旅日記 | Comments(0)
2018年 06月 17日

また違った農場の生活


【カナダを歩いた距離】                 2,168km
【カルガリーから歩いた距離】           541km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage2

Calgary 👣👣 Regina

【Distance in Canada】 2,168㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Regina Saskatchewan Canada

【We are now in】
  Rosetown Saskatchewan Canada







突然、水をもらいに行った私達を家に泊めてくれたのは、農場をリタイアしたばかりのクリスと妻のバーバ。
ドライブした車は90年前のもので、クリスのお父さんが乗っていたものだ。

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2人の畑の広さは、3.2km×3.2kmの正方形。
さっきはその敷地をぐるりとドライブしてくれた。
クリスが時々景気良く鳴らすクラクションの音がおもちゃみたいで、夕暮れの4人のドライブが益々盛り上がる。

家の敷地は、さぁどれくらいだろう?サッカー場の1.5倍くらいだろうか?
キャンプ場のような芝生や、大きな木が生い茂った場所、自分達の食べる野菜の畑、そして大きな倉庫がたくさんある。

その居合いくつかを見せてくれた。
クリスは部品をいじるのか趣味で、古い部品を集めて直し、古いトラクターをコレクションしたり。

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ミニ飛行機械発見!
物静かなクリス、こういうのをいじってる時がきっと楽しい時間なんだろうな。
子供達がプレゼントしてくれたミニ飛行機械もあるから、それを飛ばしてみようというクリス。

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飛行機がどんなに飛んでも自分の敷地というのがまた羨ましい。

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4年前に買ったキャンピングカーの中も見せてくれた。
中は車とは思えない豪華な作りだけど、これはキャンピングカーにしては小さい方なのよと何だか恥ずかしそうだ。

お嬢さんは結婚して、この間初孫が生まれたばかり。今週末に会いに行くのを楽しみにしている。

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息子さんはアウトドアが好きで、カヌーであちこち川を渡り、アウトドア好きのガールフレンドと近々結婚予定。

家も庭もとても整理整頓されて、オーガニック食品を食べて健康に気遣い、夫婦友にとても穏やかで、親切で気取りがない。

こんな理想的なファーマーのリタイア後もあるんだなぁ。

倉庫といっても、しっかりした作りで暖房もある。ほとんど家みたいな大きな倉庫が目的別にいくつかあった。
農機具も変わったものが多くて、聞きたいことが次々と出てくる。
まるで楽しいツアーだった。
疲れているはずなのに、こんな時はちょっとした興奮状態だからそうは感じない。

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夜、ふわふわのベッドに入って信じられない気分のまま目を閉じる。
まさか今日ベッドで寝ることになるとは。
水が無くならなかったらこんなに歩いてないし、あんな時間じゃなかったら、テントを張っても良いか尋ねてない。
それにしてもカナディアンは親切だなぁ。

翌朝はコーヒーを淹れてくれて、オートミールと、ヨーグルトや沢山の種類のシリアル、飲み物に喜ぶ私達。
バーバは、週末にお姉さんの誕生日パーティがあって、今家の中の食材が空っぽなのが申し訳ないわと言うんだけど、そんなのとんでもない。
朝コーヒーが飲めるだけでどれだけ幸せなことか。
昨夜もスープとパンが美味しくて、遠慮なくおかわりしてしまった2人だ。

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私達はシリアル大好き。1種類づつ食べてから最後にミックスシリアル、サイコー。

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目的の町まであと12kmだし、朝も農場の事や日本の津波の事色々と話した。
そして昨日、草刈機に乗せてくれた女性がクリスの同級だったことも分かってまた話しに花がさく。

そして出発。
バーバはサンドイッチを用意してくれて、果物や、シリアルバーも渡してくれた。
「あなた達にはエネルギーが必要よ」と言ってアレもだわ、そうそうこれも体に良いのよと、次々と入れてくれている。
まるで自分の子供が旅に出るみたいに心配してくれて、嬉しいことだ。

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昨日は人が居るか、水がもらえるか、恐る恐る入った敷地。

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ハイウェイから、2人の家の防風林が続いている。

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ハイウェイから見たら、防風林の中に家があるのかちょっと分からないけど、私達がお世話になった家はあの中の広い敷地にある。

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町まで少しだし、ご機嫌で歩いた。
キャンプ場は30ドルだと思っていて、この町を素通りするかとも考えたけど、来てみたら20ドル!
Wi-Fiは無いけど、スーパーとティムホートン(カナダのマクドナルド?)まで2km悪くない!

いや、かなり良い!!凄く良い!!

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バーバが渡してくれた袋を開けたら、なんとなんと!サンドイッチの他にこんなにも沢山の食べ物が!!
私達が美味しい!と気に入っていたグラノラや、塩っぱいのと、甘いスナックは小分けにしてジップロックに入ってる。オーガニックのジュースやオーガニックのシナモンまで。

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早速お昼ご飯で頂く。
キャンプ場でこんなにたくさんの食材に囲まれるなんて幸せだぁ。キンダースレーのウォルマートでもしっかり買出ししてあったから、今日私達が買ったものは牛乳だけだよ。
ありがとう!クリスとバーバ。

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昼食後、早速明日のお昼は何から食べるか会議をしていたら、一台の車が停まった。
何とバーバじゃないの、たった今2人のこと話していたばかりだよ。

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ローズタウンの町に買い物に来たからと、さらに食材を買ってくれたようで
「こんなにしてもらって申し訳ないよ」
という英語が出てこない。

体に良くて栄養のあるヘンプシード(麻の種)やビーツのスープ、あれもこれもと買ったばかりの自分達の食材をトランクから出して分けてくれて「良い旅を!」と言ってすぐに去って行った。

私が一人暮らしをしていた時、よく母親が買い物した帰りに、これも、これもと栄養を考えて、少しづつ分けて置いていってくれたものだ。
買い物袋の食材を探しているバーバを見ていて、そんな母親を思い出した。

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キャーーー食材がカートに収まらないーーー!!
というなんとも贅沢な悩み。
未だかつてない食材宝庫だよーーーおやつもたくさん、種類もたくさん、今日はケチケチしないで食べちゃうぞーーー。

まだまだ、私達にくれようとしたので「バーバ本当に食べ物たくさんあるから大丈夫だよ」と言ったけど「フミさんはチョコレートが好きで」と、ちょっとしか話してないのに覚えてくれてたのかな?
ヘンプシード(麻の種)は初めて食べるから楽しみだ。

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夕方から雷と激しい雨になったから、キャンプ場の小屋で料理開始だ。
今日はキャンプ場に泊まらずに進もうか、とも話してた居たけど、泊まって良かった〜あのまま進んでいたら、今頃雨の中を歩いてたはず。
私達がこんなにも順調だなんてちょっと怖くなるよ。

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早速ビーツとバーリーを煮込んで、サラダもモリモリ食べて、今日も幸せな1日だった。

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ビーツはすぐに使うのはもったいなかったんだけど、瓶に入っていたから今夜の料理になった。

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by ayumiaruki | 2018-06-17 00:00 | 旅日記 | Comments(2)
2018年 06月 16日

今日の夜は、どこで何をしているだろう?


【カナダを歩いた距離】                 2,168km
【カルガリーから歩いた距離】           541km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

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【Distance in Canada】 2168㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
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【We are now in】
Rosetown Saskatchewan Canada








ジャネルの家を出発する前夜は、あやしい空模様。
ジャネルもブレイも雨ならまた明日も泊まって行けば良いと言ってくれるけど、さすがにそろそろ歩がなければ。

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翌朝はまずまずの天気。
ちょうど悪天候の3日を屋根の下で過ごせただけでも嬉しいのに、ブレイやジャネルは何か必要なものはないかと救急セットや、自転車工具を持たせようとしてくれる。断るのが申し訳ないくらい。

「荷物を重く出来ないんだ、でもありがとう」

「そうだったな、でも何か君達の旅の力になれたら嬉しいんだよ」

ブレイは純粋な心を持った人だ。

壊れたものは自分で直し、毎日大量の肉と卵、そしてポテトという定番料理が大好きなのに、日本食に挑戦して、ちょっと参ったなぁって感じ。
でも私達が作った事に、何度も嬉しいよありがとうと言ってくれたっけ。
きっと春雨なんてもう食べる事もないだろうなぁ。

家族皆んな歩くなんて考えられないと言っていた。いつも車で移動して1ヶ月に1度の大量買いだから、野菜はあまり食べずエクササイズもしないけど、生活そのものがアウトドア。

竜巻の夜は停電で水も出なかったけど、誰も慌てていない。
蝋燭の灯りで化粧を直して、また出かけたエイドリアナ。
真っ暗なリビングで1人、ジョーダンは嵐の夜を楽しんでいた。

翌朝も停電は続き、電気会社から次の嵐まで停電が続くと知らされたジャネルは、ずぶ濡れになって早朝から自家発電に切り替える作業をやり遂げた。
ジェネルには普通のカナダファーマーの生活、町の人達との清掃、私にとってはとても興味深かった。

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家の外の景色は毎日違う。

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風が強いけど雨は降らないだろう。
キンダースレーの町を出る。
この辺りの町は、ホームセンター、農機具やトラクター作業服の店が多い。

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昼食はピタパン(正式名分からない)サンド。

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激安だったパン、生春巻の残り具材とソース、卵焼き、ぴり辛のひよこ豆ペーストを塗ったサンドは全く美味しそうに見えないけど、春雨と具がバッチリ合っててめちゃくちゃ美味しかった。
2人で食べるものは大成功するのに、誰かの為に作ると、あれれ??になるのはなんでかね。

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畑に見える黒いタンクはオイル。
左側にオイルを掘っているのが見えて、ゆっくりと動いてる。

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午後から雲が多くなってきた。
天気はニュースウェザーを見てチェックするけど、この辺りでは『5分ごとに変わる予報』と言われてて、ほとんど当たらない。

ジャネルは朝、空を見て言う。
「う〜ん、今日は午後から雨になるわね」
「え?でも晴れてるよ」

そして午後には雨が降る。
ファーマーは毎日この広い広い空を見上げて、かなり正確に天気を当てることが出来るようになるそうだ。


今日は一日中風が強くて、ピッタリの野宿場所を発見出来た。
でもこの小屋は水道の管理をしている公共の建物だろう、ひょっとしたら不審に思って誰か人が来るかも。

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6時前に夕食。
最近テントの中で食べてるのは、この平地地帯を抜けるまでしばらく熊が居ないから。

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レタスがまだ大丈夫だったから、またサンドイッチ。
ジェネルに連れて行ってもらった激安パンの店で、たくさんパンを買ったから。

食後は2人とも歯を磨く元気も無く、トイレも行かず、そのまま寝袋に入ってぐーーーっすり寝てしまった。
歩き旅してると時々、こんなにも深い眠りがあったのかと思えるような眠りに落ちる事がある。
それが2人同じタイミングだったりするのが不思議。

人が来なかったのは良かった。

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昨夜、7時には寝てるのに6時過ぎの起床。
11時間の睡眠後にストレッチ、出発は8時半という野宿とは思えないペース。

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今日も大きな車が通り過ぎて行く。

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そして道は果てしなく続く。
これは果てしないレベル5くらい行ってるなぁ。
こんな風にずっと先が見えると、あの先まで行くのかぁと自分でもあきれる事がある。

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そんな時に、家の敷地の芝刈りをしていた女性が私達を発見!
芝刈り機をすっ飛ばしてこちらに来てくれた。

「ハロー!!」

「あなた達歩いてるの?!何か必要ものはない?水はある?シャワー浴びて行く?」

水とシャワー、昨日は野宿で私達にはなんとも嬉しい2つだけど、まだ午前中で今は水もあり、シャワーより前へ進みたかった。

でも、この芝刈り機気になる〜〜。

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とっても気さくな女性は
「ほら乗ってみなさいよ」と、フミさんが挑戦!
初っ端から飛ばすフミさんを追っかける。

家の敷地だけでもサッカーグラウンドくらいある。このスケールの大きさを知れただけでもカナダに来て良かった。

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さよならを言ってまた歩く。

午後からだんだん暑くなって、風もなくなった。
小さな日陰を見つけて昼ごはん。

ベーグルチーズサンドと、、、、またしつこくサンドイッチ。
少し残しておいたレタスがまだイケそうだったんで。チーズも買ってから1週間ギリギリイケそうだ。

あんなに買ったパンもこれで最後。
あとは、ドライ食品のみだから、水で調理しないと何も食べれない。


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25kmくらい歩いた頃から、そろそろ水をもらおうと小さな集落に寄ったけど、人が誰も居なかった。
水は重いから、午後3時を過ぎたくらいからどこかの家でもらっている。
トレイルを歩いていた時は川で汲んでいたけど、この辺りに川はない。

暑くて水の消費が急に激しくなった。
野宿で自炊する水どころか、飲み水も心細い。
こんな時いつも、水の貴重さを思う。
水って無くなった途端に、やたらと喉が渇くんだよなぁ。

また別の家に寄ってみたけど、留守のようだ。
まずいなあ、、、。

また歩く。歩くしかない。
午前中はポツリポツリとあった民家が、こんなときに限ってパタリと無くなる。


そして道路沿いに倉庫と家発見!車も数台あるぞ。
頼むから誰か家に居て〜〜。

「ハロー!ハローーー!ハローーーーーー!!」

留守だった。
また歩く。
道のずっと先が見える。
家は見当たらない、、、、。

もう35km過ぎた、ここからが正念場、疲れも出てきて喉も渇いて考える。

はぁ、、、、今日は水なしか?こんな事ならパンの1枚でも取っておけば良かった。

お腹空いたなぁ、、、、夕食は人参があったか。
それとも水がもらえるまで歩き続けるかな?あと5km?10km?それから野宿する場所探すのかぁ。

例えば今夜の夜9時、私達どんな場所で過ごし、何をしているだろう?

なんて事を考えながら歩く。

このブログを読んでいる人で、今夜の9時に私達が何をしているかズバリ当てられたら『ただ歩いてゆく旅』ブログ特別優待券を送らせて頂きます。
もれなくカナダ旅に参加して、私の作ったサンドイッチが食べられるかもしれません。

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41km歩いたところで、道路から少し離れた場所にとても綺麗に手入れされた広い広い庭があった。
今までの経験で、とても綺麗に手入れされた庭や家では警戒される傾向にある。

とにかく誰か家に居てくれ〜〜。そして外に水道があったら水を貰いやすいのだけど、、、。

「ハロー!ハローーーー!!ハローーーーーー!!」




ダメか、、、、、、。



「ハーイ!€%°#☆♪〆+<・○*〜〜〜!!」



何言ったか分からなかったけど、ハーイは聞こえた〜人が居る〜水、水、水〜〜〜!!

クリスとバーブは快く笑顔で迎えてくれて、水をくれた。
はぁ〜〜〜ホッとした〜〜〜。


そしてもし出来たら敷地の端に一晩テントを張っても良いか聞いてみた。

答えは、、、、。

「テントじゃなくて、家に泊まったらいいわ」

「えっーーー!?本当に?今日はもう41km歩いて水も無くて※€°<¥☆〆^÷×:*〜〜」

もう何言ってるかしどろもどろなんどけど、ありがとう!ありがとう!!ありがとう!!!

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シャワーを浴びて、洗濯させてもらい、一緒に夕食まで頂いて。

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夜9時。

「さぁ行くわよ、2人とも暖かい服を着て!」

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90年前のクリスのお父さんの車に乗って、2人の広い広い農場をドライブ!

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正解
夜9時2人は、1928年製の車に乗り、カナダの農場で旗を振ってました。

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何が起きるか分からないのが旅なのだ。

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ドライブまでは正解したけど、サンドイッチは丁重にお断りしておきますという、人もポチッとね。


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by ayumiaruki | 2018-06-16 05:27 | 旅日記 | Comments(2)
2018年 06月 12日

カナダの農場でカウチサーフィン


【カナダを歩いた距離】                 2,083km
【カルガリーから歩いた距離】           456km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage2

Calgary 👣👣 Regina

【Distance in Canada】 2,083㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Regina Saskatchewan Canada

【We are now in】
Kindersley Saskatchewan Canada






天気予報によると、今日から嵐になるようだ。
次の町まで3〜4日野宿、ただでさえ強風なのに嵐か、、、。

それでこの町のカウチサーフィンを検索してみた。
カナダでカウチサーフィンを利用するのは山火事のプリンストン以来だ。
リクエストを出したら、それほど大きな町じゃないのに、数件の返事があってちょっと意外。
1度だけカウチサーフィンの受け入れをした事がある女性に連絡してみたら、町から45km離れたところで農場をしているファミリーだった。

毎日、毎日歩いて見ているカナダの広大な農場の暮らしに興味があったから、それは楽しみだ。

辿り着いた家は広い広い農場の中にただ一つあった。

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ホストのジェネルは、町に用事があったからと、私達を迎えに来てくれた。

☆カウチサーフィンとは、インターネットにプロフィールなど登録した人同士が、家に泊めてもらったり、泊めたりするシステム。

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そうこれだ!こんな場所にある家に来て見たかったんだよなーー。
見渡す限りの地平線にある家は、なんだか変わった形をしていて、これまた2人ともワクワクだ。

息子さんのジョーダンが荷物を降ろすのを手伝ってくれる。

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長女のエイドリアナは今日卒業パーティーがあって、帰るのは夜中なんだそう。
遠く離れた、小さな集落にある学校に通っていて、みんな家族みたいなもの。
カウチサーフィンのホスト、ジェネルが卒業生に渡すプレゼントの準備をしていた。

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1番下の息子さんは、サマーキャンプに行っていて、来週まで帰ってこないので私達が部屋を使わせてもらった。
部屋からは、毎晩窓から地平線に夕日が落ちてゆくのが見える。そして玄関からは地平線から朝日が昇ってくるのが見えるのだ。

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ジェネルは3人の子供の母で、会社の安全を守るアドバイザーの会社を起業して、町にオフィスを持っている。
旦那さんのブレイはお父さんから引き継いだ農場をしながら、他にも石油を掘り出す仕事や幾つかの仕事を持っていて、このユニークな家もブレイの手作り。
カナダの男性って、ほんとなんでも作ったり、直したり出来る人多いな。

2人の計画では、2〜3年ここに住みながらお金を貯めて、近くに新しい家を建てる。
それと子供達が自立したら、2人でバイクに乗って旅に出たいそうだ。

マグカップにも『OILERS 』と書いてあるけど、アルバータ州、サスカチュワン州はカナダの石油産地で、農場からも石油が取れ時々ポンプが動いているのが見える。
ブレイのお父さんの農場でも、石油が見つかったそうだ。

「ブリティッシュコロンビア州の人は、サスカチュワン州を平地だから犬が逃げたら3日後も見えるとかジョーダン言うけど、あそこはサスカチュワンでとれた石油を使うばかりよ」
とジェネルがこぼしていた。

ジェネルは、平地で冬はとびきり寒く、夏は暑いこの土地に誇りを持っている。
でもキャンモアの町が好きで、結婚式もそこで挙げたそうだ。
うん、分かるキャンモアは絵葉書みたいな町だった。

広いカナダはその州によってイメージがあるそうだ。
ブリティッシュコロンビアは、リベラルでヒッピー。
ここサスカチュワンや次の州のマニトバは労働者が多くて保守的。
もっと東に行くと、言葉はフランス語に変わり、ちょっと横柄、気取った感じになるそうだ。
横柄なカナディアンなんてイメージ出来ないから、これまた楽しみだ。

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食事は自炊するから気にしないでと、メッセージしてあったけど、お隣さん(と言ってもはるか遠い)が飼ってた豚を解体したのがあるからと、夕食に呼ばれた。
ずっーーっといい匂いがしていたのは、なんと手作りハム!!

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保存料無しの作りたてハムは、売ってるのと味が全然違う。

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背骨周りと、脂ののった美味しそうな場所は犬と猫のご飯になる。
君たちはこんな広い場所で美味しいもの食べれて幸せだなぁ〜〜。

すぐにがっつく猫達。

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ちょっと考えてから食べるワンコ。

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しかしそんなに甘くはなかった。夜には時々、コヨーテが猫を食べに来る。
私達が泊まっていたときも、夜中に外の犬が大騒ぎ、ジェネルが起きて家の中の犬を外に離してやった。
犬はコヨーテをいつまでも追いかけ、猫は安全だと思えるまで決して出てこない。






夕食後、ジェネルは私も卒業パーティーに行かなくちゃならなくてと急いで車で出かけた。
ブレイは帰って来たばかりで食事中なのに仕事の呼び出しがあって、また仕事に出掛けた。

こんな忙しいときに、カウチサーフィンで私達を受け入れてくれるなんて懐が深い。

やっと仕事から帰ってこれたブレイが興奮して私達を呼んでる。
「おいおい、空が凄いことになってるぞ!皿洗いなんかほっといて早く出ておいで!」

私達は一旦家に入ったら、ほとんど家から出ない。まるで普段家の中に入れてもらえない犬のように。

重い腰を上げて外に出る。
いかにも嵐の前触れという空模様だ。

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あれを見てごらん。
遠くで黒い煙がくすぶっている。

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「ブレイ!あれは何?火事?」

「いや違うな、何だろう、あんなの見たことないなぁ」

この土地で生まれ育ったブレイも今まで見たことがないという黒い煙は見る見るうちに大きくなって行く。

「ブレイ!!あれひょっとして、こっちに向かってる?!」

「あれはトルネード(竜巻)だ!間違いない」

と言った数秒後には、ゴォォーーー!!という音とともに辺りの物が舞い上がった!

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「君たち!!中に入るんだ!」

家に駆け込んだ3人は、窓を閉めたり、水道ホースを外したり、犬猫を家に入れたりそれぞれ早いっ!グッジョブだ!!

外はまだ凄い音だけど、ブレイは外に出て縛ったり、畳んだり、冷静にかつ的確に仕事をしてる。

「もう大丈夫だ、外にに出てみなよ」

竜巻の後、ブレイは子供みたいにはしゃいでる。
「見たか?凄いよ!こんなの見たことないよ、くそっ!ジェネルは信じないだろうなぁ、絶対こんなの信じないよ、君たちラッキーだったなぁ」


これが家に私達2人だけなら、たじろいでた。
キャンプ中なら、涙ちょちょ切れてた。
でもブレイと3人なら、Great experience!!
素晴らしい経験だ!!

大自然の中で暮らすこと、ブレイの冷静さと、子供っぽさと、あの空の不気味さ。

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そしてワンコは家の中から決して出るつもりがないようだ。

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翌日は長女、エイドリアナが行っていた卒業パーティーの後片付けをしに出かけた。

みんな昨日の竜巻の話しで盛り上がってる。
手作り感たっぷりのパーティー会場。
親達が集まっての片付けに参加して、なんかこういう地元体験良いなぁ。

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飾りに使っていた、昔の大きな農機具をまた外に運び出すのは、お父さんチーム。
皆さんこういう作業に慣れてるみたい。

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「今日の夕食は、よかったら私達が作りましょうか?」
という事で我らの鉄板メニュー『フミ炒飯』
アルゼンチンの元警察官、フアンの家で作った時は、ちょっと辛いかな?と皆んな直ぐに水を飲んで、あらら?だったけど、今回は米の炊き方がさすがに上手とすごく喜んでくれてホッとした。

翌日出発しようかとも思ったけど、サスカチューンの町に行くから一緒にと誘われて、着いて行くことにした。
行きの車の中で早速コーヒーをこぼし、ズボンを拭いているフミさんの図。

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サスカチューンは、この州で1番大きい町。私達の歩き旅のルートから外れてしまい、行かない事になったから訪ねられて良かった。
ジェネル達がジョーダンと病院に行ってる間に、携帯電話の支払いなどして町を歩いた。

合流してから一緒に行ったパン屋は、普段300円くらいするパンが100円以下のワケあり卸売りみたいな場所で、一気にテンション上がり、ウケてるジェネルとエイドリアナ。

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次は私達も大好きな『リアルカナディアンスーパーストア』というスーパー。
こんな勢揃いで買い物?と思うかも知れないが、この30分後には、カート3つ分の買い物を車に入れるだけでも大仕事だった。
『1ヶ月に一度、大型スーパーで大量に買う』というこちらのスタイルを体験して、結構衝撃だった。

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ジェネルはブレイのオフィスに寄って、後から帰ることになった。
昨夜のコヨーテ騒ぎで夜中に起きていたし、往復6時間の運転で大変だっただろうと、ジェネルが帰るまでに私達で夕食を作ることにした。
生春巻きの皮を使える?と聞かれてたから使ってみよう。
即席で、残り物と家にある調味料で素早くアレンジして作るなんて、私達のレベルを遥かに超えるチャレンジだったけど、私達の家で誰かが料理を作るなんて初めてよ!と喜んでくれた。

何だか彩りと盛り上がりに欠ける、貧相なテーブルだな。
でも「本当に嬉しいわありがとう!」と何度も言われ、苦手な料理でも作って良かったなぁと思ったりした。
ホント、誰かの家で張り切って作ると何故か残念な結果になることが多くて、手際も悪いからどうしようかと迷うんだけど、作り終えたらやって良かったと思う。
そして、いつも料理か得意だったら良いのになぁと思う。

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ジェネルはキャンプ出来そうな場所を下見してくれたり、私達に必要そうな物や、怪我した時にこれ使ってとか、サポートしたい気持ちが伝わって来る。
ブレイはオートバイでカナダを走ったりしてるから、君たちを応援したいんだと言って、自転車にさすオイルこれいいぞ持って行けよ、とかね。
「重いからダメなんだ」って言ったらガッカリするところが何だか可愛い。

エイドリアナは長女らしく、とても頼りになる。

息子のジョーダンは、写真では無愛想に見えるけど、朝起きたら私達用にスクランブルエッグ作ったから食べてとか言ってくれる。

そしてワンコはいつのまにか私達のベッドで寝るようになった。
ワンコの寝顔は可愛いなぁグーグーイビキかいて。

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まぁフミさんの寝顔だって可愛いけど。
こっちもグーグーいってるなぁ。

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なんか似てる、、、、。
イビキも似てる、、、、。

フミさん、もごもご言った。
ワンコも、もごもご言ってる。

うーむ、これでいいのだろうか。

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うちのワンコも、最近夫に似てきました。という奥様も。
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by ayumiaruki | 2018-06-12 16:02 | 旅日記 | Comments(0)
2018年 06月 11日

祝2,000km


【カナダを歩いた距離】                 2,083km
【カルガリーから歩いた距離】           456km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

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【Distance in Canada】 2,083㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
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【We are now in】
Kindersley Saskatchewan Canada





サスカチュワン州に入った日、カナダを歩いた距離が2,000kmになった。

お祝いのパイは、まるで怒りのマグマが噴出したかのように中身が溢れ出し、2人の仲を引き裂くような亀裂が入っている。
どうしたんだ?!また喧嘩でもしたのか?

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さてさて、話はキンダースレーの町に着いたときに戻る。
トラックの運転手さんの粋なはからいで安全ベストをもらい、埃っぽくつまらない工事中の道を歩き続け32kmで町の入口まで来た。
ドラムヘラーの町で見て以来、8日ぶりの信号機。

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2日前に2,000kmは越えたけど、お祝いはキンダースレーの町で買出ししないと始まらない。
2件のスーパーと酒屋に寄って3日分の食料、卵、パン、野菜、牛乳、そしてパイを買ったら荷物満載だ。
外は暑くて買ったばかりの野菜がどんどん温まる、急いでカートのスペースに買い物を詰め込み、、、、入りきらない。
店の入口で人が見ている中、もう一度出して詰め込み直したらきっちりカートに収まりスッキリした。

重くなったからザックは背負って歩く。ここからキャンプ場までの2kmが長く感じる。
これでキャンプ場閉鎖だったらどうすりゃいいの?
ドキドキでたどり着いたキャンプ場はちゃんと営業していた。1泊2,000円と高くて水場も遠いけど、とにかくあって良かった。

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風が強いから近くの小屋の中で夕食の準備だ。
カートからきっちりと収まった買い物を出して見たら、パイは見事に縦に収納され、中身は殆ど箱の中に溢れ出て、袋やテントにまで紫のベリーがへばり付き、肝心のパイは中身のないヒビだらけの残骸になっていた。
とてもお祝いのパイには見えない、CANADA の文字の上にはフミさんが『祝』の文字を書いてくれたようなんだけど、まるで呪いのパイだ。

誰が収納したか?
わたしです!!あの時は収納する事しか頭になくて、パイのことはすっかり忘れてました。
すみませんっ!

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涼しい顔で写真に写ってるけど、私です!
はみ出したベリーはパンに塗って、ワインで乾杯。 
フミさんはなんだかニヤケてて嬉しそうだ。ちぇっ!

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これでカナダも残すところ4,500kmほどか?
ハッハッハ〜気が遠くなるよ〜〜カナダは広いよ〜〜。

青い点がネルソンとキンダースレー。

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私達は、日本の旅の時から1,000kmごとにお祝いをしている。
カナダ1,000kmは去年の8月ネルソンという町で、パンプキンパイと丸ごとチキンで祝ったな。 

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翌日は町の外れにあるウォルマートでまた買い物。
今までウォルマートは避けて来たけど、保存食は格段に安い。
例えばポテトチップス、小さな町のガソリンスタンドで4ドルするのが、ここなら1ドルだ。

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買い物の次はキャンプ場にWi-Fiがないから、マクドナルドで調べものとブログ更新。
なるべくなら使いたくない、ウォルマートとマクドナルドなんだけど便利なんだよな。

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キャンプ場に帰ったらウォルマートで買ったタイヤを交換。

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古いタイヤ。

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洗濯して、料理してたら休養日はすぐに終わってしまう。
牛乳パックは、まな板代わりになるから洗って使いキャンプ場を出る時に捨てる。

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拾ってきた薪で虫除けと、燃料節約を兼ねてストーブで料理。
ストーブでの料理は、暖まるまで時間がかかるけど楽しい。

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四角い箱は、オーブンとしても使えるのかな?
他の人はあまり使わないのか、通りがかりの人がそれ良いねぇ〜〜と言って行く。

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ストーブの上の煮込み野菜もちゃんとグツグツしてきた。

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野菜の煮込みによく入れるのがこれ、バーリー。
麦みたいならものかな?少量を買えてるし、腹持ちが良くて栄養もあるらしい。
キヌアも良いけど、量り売りしている時に買う。

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翌朝は強風。
どうやらこれから嵐が来るようだ。

どうしたものか、ワインでも飲みながら考えよう。

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実は私もケーキに『祝い』と書くつもりが『呪い』になってしまったことがあるという人もポチッとね。



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by ayumiaruki | 2018-06-11 10:16 | 旅日記 | Comments(0)
2018年 06月 09日

だんだん強くなる47歳


【カナダを歩いた距離】                 2,083km
【カルガリーから歩いた距離】           456km
【これまで歩いた総距離数】          6,258km

On the Trek across Canada on foot Stage2

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【Distance in Canada】 2,083㎞
【Total distance 】 6,258㎞

【We are going to 】
Regina Saskatchewan Canada

【We are now in】
Kindersley  Saskatchewan Canada






オーエンのキャンプ場を出発していつものように真っ直ぐな道を進んで行く。

今日も、明日も、1週間先も真っ直ぐ東へ進み、同じ景色がこれから2ヶ月ほど続く。

地元の人が言う、はるばる日本から来て、何でまたこんな何もないところを歩くんだい?
その通り、この何もない真っ直ぐな道をただ歩くことこそが、一度やってみたかったことなのだ。







今日は理想的な歩き日和、肌寒い朝は快晴で。

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暑くなりはじめた頃に雲が出てきた。
これくらいの曇りが一番歩きやすい。

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今は大きな雲の下で涼しいけど、雲から出た途端に暑くなる。
こうして見ると雲がたくさんあるように見えて、実は頭上に大きな雲が1つあるくらい、見上げると果てしなく青空だから不思議だ。
空が広すぎて雲がたくさんあるように見えるのかな?


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ハイウェイ横の草原でランチ。
寝袋の下にひくスリーピングマットは、今まで長いこと、空気を入れて膨らますエアマット使っていたけど、カナダ旅からはこのトレッキングを死ぬほど羨ましがっている兄が勧めたこのマットを使ってみることにした。

こんな薄いマットじゃすぐに潰れるだろうし、カナダは寒いからダメだろうと思いつつ使ってみた。
今じゃこのマット以外はもう考えられない。
毎回の休憩で使えるのもあるし、意外にも暖かくてヘタレない。

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午後3時。
35km歩いて、カナダ3つ目の州に入った。
スタート地点はブリティッシュコロンビア州、ロッキーを超えたところでアルバータ州、そしてここはサスカチュワン州。

最近35kmまでは、さほど疲れずに歩けるようになった。
日本縦断の旅でもカートを使っていたけど、こんなに歩けたことはない。

白髪やシミ、皺は増えたし、散々日焼けした私の手はまるで60歳に見える。
けれど歩きに関しては、47歳の今が絶頂だ。
歩く距離だけじゃなく、歩いた後にテントを張ったり、料理したりするのも辛くなくなった。

人間の体は甘やかすと弱くなり、使えば使うほどに強くなるのかも知れない。
これが50歳になったらパタッと弱るのか、60歳でもふみさんがスープこかした!とかブログに書いて歩いてるのか人生分からないから面白い。

ただ、歩かなくなった途端に体のあちこちが不調になりはじめて、風邪をひきやすくなるのも事実。

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36km歩いて、アルサスクという集落に着いた。
この辺りにキャンプ場があるはずだったのに閉鎖されたのか、古くなったテーブルが放置されボットントイレがあるのみ、水は無い。

近くのガソリンスタンドのおじさんが、キャンプしても良いんじゃない?と言うので、そこでコーヒーを注文して水をもらい、ついでに洗面所で洗顔。
2人とも小心なんで、何か注文しないと洗面所を使うのは悪いなぁと思ってしまう。
キャンプ場は無かったけど、トイレがあるだけ悪くない野宿だった。

ガソリンスタンド


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翌日は暑くて、雲はカケラもない。

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31km歩いた途中の集落で思いがけなく、公園のような場所にベンチを発見。
しかもポンプからは地下水も出る!

まだ歩く予定だったけど、こんなキャンプ場みたいな場所で野宿出来るなんてそう無いことだ。
トイレが無いのが辛いけど、ガソリンスタンドの看板があったから、そこで何か注文してトイレを借りよう。


右に見えるのがポンプ式の地下水道。

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今日は暑かったから、冷たい地下水で足と頭を水洗いしただけで生き返ったようにスッキリした。
テント場に水があるのと無いのとじゃ、快適さが大違いだ。

ちなみにフミさんは、普段からシャンプーも石鹸も使わない。
それを続けたら、お湯で洗うだけの方が体は臭わないし、汗をかいても肌がベタベタしない。

写真で私が不自然な格好なのは、中学生の時に『脊髄側弯症』という背骨がよじれてS字に曲がる病気になって、背骨に15cm程の金属棒を埋め込む手術をしたから背中を丸められない為。
屈んだりすると、とても不自然でロボットみたいな格好になるし、まだ曲がっている背骨が椎間板を圧迫して左足の腿裏と踵の感覚が無い。

最初は歩く時もロボットみたいで、身体中に力が入り、歩き終えたら身体はガチガチだった。
今はせっかく真っ直ぐな道だし、距離を伸ばすことと、正しい姿勢で力まずに歩くよう練習している。
今も歩き終えた後にストレッチすると、グキグキと軋む。
でも、そういう病気だからこそ体を大切にするようになったから、悪いことばかりじゃない。

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それと黒いスケスケメッシュのTシャツが気になるところ。
これこそが、何人もの冒険野郎から勧められたfinetrack (ファイントラック)という日本ブランドのスキンメッシュシャツだ。
こんなピチピチしたダサいの着たくないと言い張っていたけど、装備に全く無頓着なフミさんがコレは良い!!と言うもんだから今年から導入してみたら、汗っかきの私には手放せない物になった。


写真は去年、こんな感じてシャツの下に着る。

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装備と言えば、去年テントを交換してもらったときに日本の会社がプレゼントしてくれた指付きソックス、injinji (インジンジ)の靴下を履いてから靴擦れがなくなったから、同じものを買った。
写真は去年撮ったもので、靴がゴツい。


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その靴。
去年カナダを歩き終わった時に、ゴツい登山靴から、軽登山靴に買い替えた。どちらもメレルの靴だ。
安いし軽いし、ちょっと心配だったけど、ペルーでのトレッキングも、30km以上歩く今も問題無いし通気性が良いから歩きやすい。
ただ、インソールは絶対にスーパーフィート!
私の場合は、靴と同じくらいインソールが大事。

去年買ったばかりのときの靴


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半年、毎日履いた今の靴。

同じ靴もなのに、私のはあまりヘタってない。


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意外と快適な野宿場所だったんで、夕食はちょっと遊んでみた。
お湯を入れて混ぜるだけのマッシュポテトが味なしでイマイチだったんで、マカロニチーズの粉末チーズと、青のり、塩胡椒をマッシュポテトに入れてみたらバッチリ。

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マカロニチーズのパスタにはツナ缶と塩胡椒。
のみ!!
歩いてる時は何食べても美味しいんだけどね。

食後、トイレを借りにガソリンスタンドへ行ったらもう閉鎖されていた。
閉鎖してるなら、看板に書かないでくれー。

集落の外れまでかなり歩いたけど、フミさんは蚊の巣窟みたいな場所でしてしまい、歩いて来た時もまだ無数の蚊に囲まれていた。
多分一気に30箇所くらい刺されたんじゃないだろうか。
肌を出していない背中だけでも15箇所刺されていて辛そうだったのに「あゆみちゃんじゃなくて良かった」としきりに言っていた。

私は歩けるようになったけど、まだまだこんなメンタルは持っていない。

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翌日はキンダースレーという町まで36kmだ。
そこまで行けば、スーパーとマクドナルドと、ウォルマートまであるらしい。
風が強くていつもの帽子が飛ばされ鬱陶しい。日差しも強くて顔に当たると痛い。道路は工事中で埃だらけ。今日は長く感じるなぁ。

ぼぉっと歩いていたら、一台のトラックが私達に何かを落としていった。
拾ってみたら安全ベストだった。

フミさんだけ来ていたから、きっと私用にくれたんだな。
考えたらわたしの服装は真っ黒で目立たない。
カッコいいことしてくれるね、カナディアン!!
車はもう見えなかったけど、2人で思いっきり手をふってみた。
今ある安全ベストも出会ったカナダ男性がくれたものだ。

見た目は怪しいけど安全第一だ。

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by ayumiaruki | 2018-06-09 09:36 | 旅日記 | Comments(4)