ただ歩いてゆく旅

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2010年 10月 14日

ある旅人の一日

【これまで歩いた総距離数】1,952km
【現在地】京都府京都市大原 京都っ子~大原(23km)







♪きょうと~おおはら三千院♪
旅人は京都から大原へ向かったそうな







一週間ぶりに歩く旅人は笠の紐を締めなおし
今日も一日安全にたどり着けるよう気を引き締めました
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けれど、お腹を空かせた旅人にとって商店街は気になるものが
わんさとあるそうじゃ
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いかん、いかん!また気を引き締め、鴨川を歩く旅人
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そこに現れた猿 「よう!ちょっと待ちな!おめーさん、どこ行くつもりじゃ」
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旅人 「あっ!す、すんません、ちょっと大原まで行こうかと思いまして・・・
    あの気づかなくって・・・。」

猿  「あんたまさか俺っちの前を素通りして大原行くってのか?」
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猿  「いい度胸してんじゃねーか?えー?!」
フミ 「すんませんっ!今日のところは勘弁してくだせー」
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猿 「まあ今回は大目に見とくからよー達者でな!旅人」
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旅人は今日も一日なんとか無事に旅を終えたそうな。







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# by ayumiaruki | 2010-10-14 22:29 | Comments(12)
2010年 10月 13日

京都っ子

【これまで歩いた総距離数】1,929km
【現在地】京都府 京都市内 








フミさんと初めて出会ったとき、彼が語る見知らぬ世界の話に夢うつつ。
自然に語るフミさんは、大冒険をしているのに(その当時は大冒険だと思っていた)
気取らなくて、控えめなのに虫も殺せないような善人に見える。
そんな人とお互い自然に好意を持って(テレビでは私が積極的にアタックした事になってたな)
正直私は浮かれてた。

でも当時35歳それなりに苦い思いも経験した私は、いや待て待て早まるなと自分に言い聞かせた。
あんなに色々な国を歩いて旅した人が日本でこの私と恋に落ちて
しかも善人だなんてちょっと話しがウマすぎる!

善人のように見えて実は、とんでもない食わせ物かもしれない
それとも浮かれてるのは私だけで、フミさんは港港に恋人がいるんじゃないだろか
そうだ、あんなに人当たり良さそうに見えて、きっと人には言えないような性癖があるに違いない
などなどなど・・・。
考えればきりがない。

そんな不安(妄想)がすっきり晴れたのは、フミさんの本を読んでから。
「歩き人ふみの徒歩世界旅行・ヨーロッパ南米編」
本の中のフミさんは、私が感じたフミさんそのまんまでやっぱり善人だった。

フミさんは去年の冬、住み込みバイトはせずにオセアニア編の原稿を書いたけれど
完成出来ないまま今年の旅を始めることになって、ずっと気になっていた。
そんなときフミさんの友達が、その原稿を出版関係の人に見てもらう話をまとめてくれて
だったら京都に一週間こもって原稿を完成させようということになった。

歩き旅のベストシーズンに進めないのは歯がゆいし、一週間も宿泊するというのは例外
特別待遇なんだけど、フミさんの本を完成させることには私も大賛成だ。









一週間お世話になったのは、京都にあるホステル「京都っ子」
ここは、お金を節約して重い荷物を背負った長期旅行者(バックパッカー)が、京都では
高い宿代をなかなか払えないという状況を考えて、1泊1,200円という破格のコースがある。
寝袋持参が条件で、もちろんドミトリーだが京都市内でこの価格は利益を度外視した
オーナーの応援の意味合いが強い。
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インターネット・バス・キッチンがあって食器も用意してあるから自炊が出来るのが
うれしいし、なんと言っても朝食の淹れたてコーヒーが美味しかった。
オフシーズンは朝食無料で100%オレンジジュースやトーストがある。
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建物は小さめだけど、とても清潔だ。
利用者は外国人がほとんどで、私たちの居る間はドイツ・フランス・台湾・
イタリア・イスラエルなどなどの人が泊まっていた。
みなこういうところに泊まりなれた人なのか社交的でマナーもよかったな。
私が一番お気に入りだったのは、屋上スペース。
京都の街が一望できて椅子とテーブルがあって洗濯物もすぐ乾く。
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フミさんが原稿を書いている間、私は京都の街を歩き回った。
旅をしているときは、トイレとお風呂以外ほとんど二人一緒に行動する生活だから
一人で歩くのは新鮮で、秋の京都がまた良かったなあ。
フミさんも煮詰まるとちょっと歩く。そうするといいアイディアが浮かぶようだ。
屋上へ向かう階段。
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# by ayumiaruki | 2010-10-13 10:57 | Comments(10)
2010年 10月 02日

ボーダー

【これまで歩いた総距離数】1,929km
【現在地】京都府 京都市 









京都市内では流石にテントを張れる場所がないので、友人のたっちゃんに教えてもらった
ライダーハウス「ボーダー」に泊めてもらうことにした。

ここは、サラリーマンをしていた息子さんが、家業の米屋を継ぐことを条件に
裏の離れを利用してはじめたところ。
バイクと矢沢栄吉が大好きな息子さんは、時間があれば日本中どこへでもツーリングし
なかでも北海道が大好きで、ライダーハウスにもよく泊まっていたそうだ。

それをヒントにはじめたライダーハウス。
けれど息子さんは4年前癌で亡くなってしまった。生きていたら38歳。

米屋のおじさんはショックでライダーハウスもそれっきりたたんでしまったけれど
息子さんのバイクを今でも乗ってくれているライダー仲間からの熱望でまた始めた。

そんな思いのこもったライダーハウス「ボーダー」は、本来ライダーとチャリダーのみだけど
今回は日本徒歩縦断中の私たちも利用させてもらった。

素泊まりで一人1,000円
京都の真ん中でこんなありがたいことはない。
大切に利用してゆきたいところだ。









米屋さんの壁に小さい看板「ボーダー」の文字
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看板は小さいけど裏のスペースは広い
バイクを停められるように庭だったところをアスファルトで固めたそうだ
外に台所とトイレもあって自炊も出来る
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部屋は広くて、なんとなく懐かしい雰囲気
この他に女性用の部屋と、濡れた荷物も置けるようにしてある部屋もあって
ライダーには嬉しい心配りだ
久しぶりの歩きでへばっている人がいる
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子供ってこういう狭い場所が好きなんだよなあ
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壁には日本各地のライダーハウス情報や、息子さんの写真、北海道ではおなじみ
「ほくれん」の給油所でくれる旗が飾ってあったりと思い出の詰まった部屋だ。
おじさんは米屋をしながら、こちらの切り盛りもしていてとても急がしそうだ。
体を大事にして欲しい。
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ボーダーの由来はもちろんこの漫画
今までの旅でも何度かこの漫画の話題が出ていたしせっかくだからここで
読みたかったんだけど、読むのも遅い私は3巻までしか読めなかった。
フミさんが一番好きな漫画なんだそうだ。
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天気のいい日に、少し観光もした
真新しいマンションの隣に、古い店が残ってたりして
やっぱり街歩きが面白い
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嵐山へ行ったら宝厳院の前で、こんな羅漢像に出会った。
これは、宝厳院の呼び掛けで阪神大震災で妻を亡くした人や、孫の成長を思う祖父などが
それぞれ思いを託して石仏を寄付したものだ
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# by ayumiaruki | 2010-10-02 21:01 | Comments(26)
2010年 09月 27日

京都へ

【これまで歩いた総距離数】1,929km
【現在地】京都府 京田辺市木津川沿い(11km)~八幡市 桂川中洲(17km)~京都市 京都っ子(24km)
 









朝食を食べ、荷造りをして、パッキング
とりやまさんの家の前で3人揃って記念撮影。
最後にお礼と別れの挨拶をして・・・。
一緒に過ごした時間が長くなればなるほど、この時間はいつも落ち着かない。
また会いましょうと握手して歩いてゆく。
「いってきま~す」


そして・・・・。
あ~~~~三脚忘れた~~~!!
懲りない二人だ。
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紀伊半島から琵琶湖の西側を抜けるには、どうしても大阪と京都の間を
通らなければならず、この辺りは都市で交通量も多いからどうしようか
地図を睨みながら考えた。
木津川沿いに細く点線で書いてある自転車動を見つけてこれだ!
遠回りだけどひたすら自転車道を歩くルートに決定。
信号もないし意外とどんどん進むのだ。
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ピッタリとしたおそろいのユニホームでキメたサイクリストも多いけど
運動不足解消風のおじさん、買い物帰り風のおばさんなんかも沢山いて
ほのぼのした休日
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7月に和歌山の白浜近くを歩いているときに自転車で会いに来てくれたGyonさんは
次回会うときはタキシードで来てくれると約束したのだが、本当にタキシードで突然現われた!

涼しい顔をしているGyonさんだが、私達がテント張りそうな場所にめぼしをつけてからは
キョロキョロと辺りを見回し慎重に自転車を漕いできた。
ついにテントを発見してからこっそり木陰で着替えての登場だ。
さすが関西人は違うなあ。
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Gyonさんは自転車を押して1日一緒に歩いてくれた
さすがにタキシードは脱いじゃったけど。
秋の空で気持ちよかった
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時々時代劇にも登場する流橋(ながればし)
もともと流れてもいいような作りになっている
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フミさんのミクシーに登録してくれている、清火(さやか)さんも会いに来てくれて
自転車道で出会う。
Gyonさんがお昼をご馳走してくれて、ランチバイキングを食べた
手作りのおかずにデザート、ちらし寿司やパスタもあってこれがまた美味しくって
私もフミさんもずーっと食べ続ける。
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隣の温泉がその日半額で一人200円
清火さんと別れて3人は温泉へ
さっぱりして気持ちよく歩いていてふと気づいた
ソーラー充電器がない!
温泉でフミさんのカートの上にとりあえず置いた記憶があるんだけど
それを聞いたGyonさんはすぐに自転車で温泉へ走ってくれた。

戻ってきたGyonさん、ソーラー充電器、地図、タオルを抱えて
「進まない訳だ・・・」
はっはっは。







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この日はGyonさんに教えてもらった宇治川の中洲にテントを張って
翌日も自転車道を歩く

昨日は京都市内に到着して情けないことに二人とも筋肉痛だ。
フミさんは筋肉痛じゃなくて腿が張ってるだけだと言い張っている。








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# by ayumiaruki | 2010-09-27 15:43 | Comments(16)
2010年 09月 24日

生まれ変わったカート


【これまで歩いた総距離数】1,877km
【現在地】奈良県 北生駒 








秋の宴での数日間、中西さんはじめ、つわもの達の話には驚かされたけど
私達のやらかしたことにも我ながら驚く。

<移動編>
秋の宴の日にちを勘違いしていることに駅で気づき、私たちだけ1日早く到着してしまう
(まきちゃん連絡すると早く着いても大丈夫と言ってくれ一安心)

<買い物編>
まきちゃんの自転車を借りて二人で買出しに行き、鍵も持っていないのに自転車ロックを掛けてしまった。
慌ててまきちゃんに電話すると、鍵は持っていないからいつも掛けないというではないか。
しょんぼりして買い物荷物と自転車後輪を代わる代わる抱えて家に向かう。
でも大丈夫、家に帰れば自転車旅の達人が勢ぞろいしてる、こんなトラブルは
お茶の子さいさいだろうと楽観的な我ら。
けど、達人はえーっ?!ママチャリ?と声をそろえる。だよなあママチャリでアンデス越えしないよなあ。
あれこれと試した結果アキくんが針金でロックを外してくれた。

<料理編>
鶏肉料理の際に、まきちゃんの圧力鍋の取っ手をもいでしまう。


<〆編>
やれやれと、とりやまさんの家に到着後、まきちゃんからのメール
DVDプレイヤーと、ボディータオルを忘れてるよ~
やれやれ、大切な水ボトルも忘れてきたようだ。
まきちゃん、宴のみなさんこんな二人でごめんね~。











とりやまさんの家に帰ってくると、とりやまさんがちょっと相談したいことがあってと工場へ向かう。
私達が琵琶湖で飲み食いしている間、更にカートを改良してくれていたのだ。
荷物を積む都合上相談してから手を加えたほうが良いだろうと考え、その部分だけ
残しておいてくれた。
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私のカートはもともとゴルフバック用のカートで、重い荷物を積んで何千キロも押して歩くようには
作られていないから、ところどころにガタがきていた。
先日のテレビ「エチカの鏡」では放送されなかったけど、泊めてもらったおじさんの家に
夜遅く到着してしまったのは、あの日移動中にカートが溝に落ちて真っ二つに折れてしまったからなのだ。

とりやまさんは私達のカートを一度すべて分解し、構造を調べ、歪んでいる部分
負担のかかる部分、弱い箇所を修理強化してくれた。
折れたポールの両横にスチールを溶接し、ポールを補強しつつ、ザックが落ちないようにもなった。
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スチールが錆びないように黒くスプレーまでしてくれる。
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負担のかかる前輪部分の横もスチールで強化
カートのハンドルも低すぎて押しにくかったのを分解して、高くしてくれた。
これは構造上無理だと諦めていたのに、ええーーっ!こんな方法で?
まさに「とりやまマジック」だ。
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日に何度も足を止めてザックをずれを直したり、前輪の曲がりのせいで
いつも左へ曲がって進みイライラしたり、しゃがみこんでパッキングしていたのが
なくなる嬉しさ、快適さは、日常生活で言えば汚れた服を手洗いしていた家に
洗濯機が来たくらいのものだろうか。
生まれ変わったカートで歩けるのは新車を買ってもらったくらいの喜びだろうか。
本当は私達が琵琶湖に行っている間に改良して驚かせたかったと
話してくれたとりやまさん。
その気持ちが伝わって胸が熱くなってしまった。
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フミさんのカートも負担のかかるポールに斜めに溶接したスチールで補強してくれた
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翌日はとりやまさんの相棒、黒ラブのビリー達と散歩へ出かける
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ビリー以外のわんこは、水場で大はしゃぎ
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ビリーは、マイペースでなんとも良い味をだしてる犬
吠えたりしないし、ビールを飲むし、大根一本食べたりする
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今夜はとりやまさんと、Woo Koo BAR?のobi2さんの家に
お邪魔させてもらった。
obi2さんは料理上手でお酒も大好き。
揚げ物、炒め物、酢の物、卵料理から煮物から次々と美味しい料理を
作ってくれながらも、飲んで、話して、子供の世話もしながら、とりやまさんとの
掛け合いも息ぴったりで楽しい夜だった。
さあ明日からまた歩くぞー。







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# by ayumiaruki | 2010-09-24 04:05 | Comments(14)